○「朝立」
勃起している!
勃起している!
今朝はグッと天へ向かって
勇ましく直立している!
若い頃さんざん悩ましたものが
今は喜びとなっている
○「お天気様」
お天気様にはだれも ...
私は調和をもたらしに来たのではない
争いをもたらしに来たのだ
帰ってくれ、と
無理からぬことだった
{ルビ永遠=とわ}とは十和
十和色のハーモニィのことぞ
和すのはいいですねぇ ...
ぼくらは迷い子のように
ただ、佇んで
ゴダールの映画みたいに
長い長い言葉を
視線だけで話した
熱のない炎で
炙られるような
時だけが過ぎてゆき
やがて
思いは痺れてしまった
...
離婚して
ゴメンとかってゆわれても
別にええよて
...
良い緊張感を感じてる
悪いとか良いとか
あるんだろうか
自分のなかでどこか
線が引かれているのかもしれない
それだけのことなのかもしれない
要するにワクワクしてるみたいだ
良い結果につな ...
夜の軌道を涙がはしる
星のひかりを水面にうけて
まるで転がるひとつのビー玉
回転速度は地球とおなじ
うわずる瞳が坂に消え
まっさかさまの流れ星
ふるえる日輪、始発駅
手をふる窓辺に白 ...
惑星ソリラスから
地球に送られて来る信号に
我々の魂は深いところで
拘束されている
しかし、肉体の有効期限を
知らされてしまった今
我々はその束縛から解放され
残された時間を
人類への ...
雷の轟く道をただ逃げる
病院の鉄条網よ蝉時雨
ハイレグのはみ毛気になる夏の海
蝉時雨待合室で手首切る
先の尖った靴で
星を踏めたら
砂時計が
永遠に終わらない
そんな夜
少しだけ
誰かの愛を
長く感じている
最終回のドラマみたいに
抱き合うために
生まれたエピソードが
...
毎日真面目に
髭を剃るのが面倒だったので
生えて来ないほうがいいのにと
思っていたらある日
髭が伸びなくなっていた
しばらくして
髪も伸びていないことに気が付き
髪が一本落ちる度に恐怖を ...
突き抜けていく、突き抜けていく
独りの個の限定された
知覚を感情を世界観を
声 響き渡る、声 突破する
混沌とした音響のなかを
この世界という音響のなかを
私という存在に真っ直ぐ突 ...
約束に約5分遅れる
シロップロックアップサイドで会う
こめかみ
みだりに髪
かみしめる一言
会いたかった……
すうーっと楽になる午後だ
この緑色したミントの束で叩けば
色んな音がし ...
言い聞かせてしまえ、生命の蒸発
娘がひらかれるときに、
背景を止めだてる、増便と決壊
杉の上表をとりどり成長させる、
幸福を裁く医者のふと、
しかしながら個人の、水辺の、小指から
なつ ...
北園克衛は1930年代にあらわれた一群の若い女性詩人たちの中から特に数名の名を挙げて次のように述べています。
{引用=「先日西脇順三郎氏を訪ねたとき、偶然左川ちか氏の話が出て、西脇氏は左川 ...
輝かない星だってある
目のまえにひっそりと咲いて
人の悲しみの数だけ
憎しみが残って土になる
空はいつまでも落ちないという
憧れにも似た不変の愛憎を飲みほしたい
...
夕立に傘を忘れてブラ透ける
脇汗の臭い気にせず京急線
脇の下青い剃り跡夏の川
あなたが引き止めたかった星
色と輪郭だけ残って空になる
空っぽの果物
横断歩道は虹の影
朝の月を見ている顔が
あざやかな夢を描いた
玄関に遺失された小さな靴はその都度捨てられては発見され、ありとあらゆる名前で命名されている。靴の平面はいつでも同じ体温と同じ表情を持っていて、豆粒みたいなまなざしで地面の消毒を繰り返す。混 ...
することもないので
地面に種を蒔く
それは私自身だ
私を地球に埋めてしまって
発芽を待つ
やがて芽が出て茎が伸び
五月の陽射しに葉を広げたり
九月の雨にうたれたり
そして実がなる
ぶ ...
オナニーで汗ばむ身体宵の口
アロハシャツ覗く刺青「世界平和」
夏念仏じじいの頭斧刺さる
デリヘル嬢上に乗せつつ夏念仏
自称詩人が
また、勢力を拡大し始めている
危機的な状況が
すぐそこまで迫っている
これまで自称詩人殲滅のために
あらゆる手段を講じて来たが
結局どれも上手く行かなかった
敵はゴキブリと一 ...
ここは此岸で
それからどうした?
自分に問いかける
今日はいい天気で
台風が来ている
それから。。
泡沫なんて言葉を思い出す
雲がちぎ ...
桜が散ると
瞳からコンタクトが
外れるように
涙が溢れる
思い出したり
切なくなったり
今は言葉を
忘れても
花びらの裏と表が
同じメロディを
歌うように
その眼 ...
軽やかに
紡ぐ
内から
沸き上がる
思考の糸は
生まれたての
子供のように
普遍の宇宙を
舞いながら
世界の響きを
掴み取る
沈み込む望みの無さは
苦痛の肉体と共に
忍耐 ...
駄菓子屋に行って
よく買っていた
すぐ溶けて無くなる
一瞬の美味しさ
味わう暇はないくらい
たくさん食べると
すぐに飽きてしまう
たまに食べると
より美味しく感じる
大人 ...
地球が一廻りして朝が来た
雨降りの朝、風が吹く
疼痛は収まり、意識はクリア
道行く人は目的を持ち
僕は温かな喜びに包まれ
今在ることを抱擁する
いつ崩れるともしれないこの覚醒に
ゆっ ...
うわははは、
死ね、ってきみがいうから笑っちゃったよ、
どうしてくれるの。
夜がふけてる、ガラスに
滲む 赤青緑 が わたしの喉をながれて
火傷みたいに 通り過ぎてく グラスに
もう一杯ち ...
線を
縦に引き裂き
現れた
言葉には
置き換えられないはずの
僕たちの住む場所を
空白とか
地球とか
現世とか
手を合わせて
祈りとか
生きるのが辛いというのも
経済的に辛いというのもある
これについては好景気を望むばかりだ
思惟的に辛いというのもある
これについてはBe a rock star (?)
大体、僕は経済的 ...
心が疼く
夏も終わる
風は秋の色に染まる
空はなにも語らずただ晴れわたり
抑えられないさみしい青い静けさで
海を見降ろしてくれている
そういえばこの夏の真 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
独り言9.4
zenyam...
自由詩
3*
22/9/4 8:51
永遠とは
りゅうさん
自由詩
1
22/9/4 5:12
幕ぎれ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
22/9/4 2:31
片親讃歌
TAT
短歌
2*
22/9/3 23:56
緊張してる
坂本瞳子
自由詩
0
22/9/3 22:45
かにのみこそのかみ
菊西 夕座
自由詩
1*
22/9/3 22:27
宇宙時間との対話
花形新次
自由詩
0
22/9/3 20:22
梅竹せつ子「自称俳句集3」
〃
俳句
0
22/9/3 19:42
旅人の靴
ミナト 螢
自由詩
1*
22/9/3 19:22
髭真面目
イオン
自由詩
0*
22/9/3 19:03
声
ひだかたけし
自由詩
3*
22/9/3 18:53
シロップロックアップサイド
ふるる
自由詩
2*
22/9/3 18:30
それかあらぬか
あらい
自由詩
0
22/9/3 18:24
流れるごとく書けよ、女詩人
藤原 実
散文(批評...
1*
22/9/3 15:58
秋の夜長に一献かたむけ
秋葉竹
自由詩
0
22/9/3 15:29
梅竹せつ子「自称俳句集2」
花形新次
俳句
0
22/9/3 15:08
朝色
水宮うみ
自由詩
2*
22/9/3 12:45
海へ
葉leaf
自由詩
1
22/9/3 8:46
私の実
やまうちあつ...
自由詩
2
22/9/3 8:14
梅竹せつ子「自称俳句集1」
花形新次
俳句
0
22/9/3 8:14
血の噴水
〃
自由詩
0
22/9/3 7:59
めも
うし
自由詩
1
22/9/2 21:42
春巡り
ミナト 螢
自由詩
0
22/9/2 20:18
とうめいに すみわたる
ひだかたけし
自由詩
2*
22/9/2 18:24
ラムネ菓子
夏川ゆう
自由詩
1
22/9/2 18:00
覚醒の朝
ひだかたけし
自由詩
4*
22/9/2 9:53
寂しいとかじゃなくてさぁ
よるもと
自由詩
0
22/9/2 9:14
()印
足立らどみ
自由詩
1
22/9/2 7:55
一をつけよ
りゅうさん
自由詩
1
22/9/2 4:01
夏の終わりのメロディーを聴きながら
秋葉竹
自由詩
0
22/9/1 22:49
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
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505
506
507
508
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530
531
9.52sec.