五十四歳で友人女性が亡くなった
新型コロナの影響で
家族葬で済ませ香典も郵送した
最期の別れをしたいから
四十九日を迎える前に
もう一度会いたいと思っていたら
昨晩夢枕に立った
バス ...
わかります? わかりませんよテレビ音
フォロワーの奪い合いだよ、さもなくば……
アフリカの諺遠しサバンナは
僕、ベジ子。なので一人で行きますわ
神として生くより人とし死なんとす ...
燃える 眠りのなかで
すうすうと 静かに
ひかっている あなたの
寝息をかぞえて
数えて 数えて
その数の
ひとつ ひとつが
ことりと胸に収まるたび
酸素が 血をゆく
心 ...
お月様、たまにペーパードライバー
キャリアハイなんだ 火の粉を浴びてくれ
O脚が修正液でもなおせない
道に落ちてるお金にメスを
セレモニー中に睫毛が落ちる音
ミシュランの ...
肌色の肌が
疼くこんな夜は
月の光が輝く
いつもにはない
強さに喉の奥の方が
疼くこんな夜は
雄叫びの一つも
あげたくなるのを
抑えようと必死になって
四つん這いになって
のたうち ...
先ず、花鳥風月から
離れなさい
そんなもん
今の日本では紛いもんの
張りぼてです
張りぼてで癒された気になっているのは
単なる逃避です
逃げるのを止めなさい
クソみたいな
自分を ...
サイコロで行方不明になった空
森のなかピアノを鳴らす遭難者
感情はリズムにのって消えていく
回りながらいい言い回しで回想する
がむしゃらに夢を追いかけるのも
少ししんどくなってきた
夢を諦めたわけじゃないけど
ここらでちょっと一休みするのも
いいかもしれない
必須アミノ酸の不足を
インスタ ...
今日は
グリストラップ清掃の日だ
つまりは排水溝清掃の日だ
すなわちドブ掃除の日だ
蓋を開ければ地獄の窯もかくやだ
うぐぉ 何色というのだこれは
ぐはぁ 何臭というのだこ ...
温かく柔らかい人形ならば愛してしまえるような仕様か
転ぶのを恐れて
歩き出さない赤ん坊が
膝を擦りむいた
初めて声をあげずに泣いたのは
きっとその時だった
私が死のうとした理由をたどって
行きついた先の自分
我慢さえあれば
...
まだ何もないわたりどり
唇が走って道路をこぐ
壊れてもいないのに
豚には嗅げなかった線
それを今年はよくばる
雨と立ちながら
もう任せた梯子の六者
金が全てとお前は鳴くが
銭を呉れろとあの娘も啼くが
...
白い死神の背ビレに切り裂かれた
ふかいふかい空の底から
ぽろぽろと
こぼれおちてきたものの正体を
ぼくは
知っている。
それは
まき散らかされる
おびただしい数の安売りの愛だ。
...
街中にびょうきが付いてるみたいだし僕らは誰にも触れちゃいけない
別々のテレビにむかって別々のゲームをしてるねみんながみんな
ポストから溢れるチラシの花びらがただ眩しくて祝福ごっこ
...
雲一つない秋晴れの
きれいな青空が広がっている
だけど青空は
なぜか寂しそうだ
ついさっきまで浮かんでいた
白く高く輝く
美しい雲たちが
あっという間に
風に吹かれて
...
どこかで夕暮れの虫が鳴いている
ある駐輪場にはいくつもの自転車が放置されている
打ち捨てられた自転車のカゴには蔓が絡みついている
ハンドルの接合部、ネジ、チェーンには赤褐色の錆が目立つ
忘 ...
機会 変化 不定形 その次は
待っていてどうにかできる筈ないが座る
本当に着地点はあるのか心配しながら飛び降りる
東に是あれば西に否ある電波障害の日
その次って結構自 ...
人間の皮をかぶった人間が皮を脱ごうとして消え失せた
香る。見える。
金木犀と遠く突き抜けるような空
何年経とうが鼻の奥に、目蓋の裏にあるのだから
泣くほどのことでもない。
「思い出す」と書くには頻繁すぎるほど
些細なことが引き金になって
...
せまい壁と壁のあいだを行き来するボール、失速しながら遠のいていく。
そのようにして日々が行く、茂った葉も黄色く力尽きる。
もう二度と会わないと決めた人には簡単に遭遇してしまうのに、続けようとも ...
八朔が食べたい
いまは季節じゃない
けれどそう思ってしまった
こうなるともう
居ても立ってもいられず
ただただ八朔が食べたい
近所のスーパーにも
コンビニにもデパートにも売ってない
遠 ...
青だ
眩暈するような青空が
地震の翌日に広がって
雄大な弧を描き
流れていくいわし雲
金木犀の大木が
あまやかな匂いを散布して
のどかな秋の日を彩ります
街の機械工場の昼飯時
サ ...
近所のじいちゃんのお葬式があった
自治会長から受付を頼まれたので
引き受けた
ところが故人の親戚で兄弟みたいにしていたじいちゃんの姿が
見えない
おかしいなあ?どうしたんだろう?
と思って ...
スーパーから貰ってきた氷を入れた
砂糖入りのアイスコーヒーを飲みながら
これからの未来について思いを馳せる
日本の食料不足の問題が
深刻な状態にならないことを強く願いながら
食品の値段が上が ...
仕事を終え
帰宅した父は
酒とテレビと新聞で
眠りました
引っ越しの際には
3階への踊り場から
下りていきました
車の運転席に戻ると
静かに ...
嘆く人の呟き
呟きのなかの
きみはきみの
多様を生きる
その眩しさの
一つ眼を閉じ
指に照らすは
その人の見る
行ったことも、きっと行くこともない都会の駅は
そのことばで
ジャックとやらをされたのだという
〈今日の仕事は、楽しみですか。〉
はい、わたしの揚げているこのコロッケが
今 ...
夜の空気
夜の雰囲気
夜の独特な世界
窮屈に感じない静寂
寧ろ開放感に浸れる
不思議な夜
独りでも寂しくない
想像力が豊かになる
テレビはつけていない
つけると気が散って ...
戴帽式だった。
みんなが楽しそうに浮かれているなかで、
1人この時間を呪っていた。
時間か過ぎることは知っている
それなのに嫌な時間というのは、逃げ場がないだけに、
永遠に続くかのように感じ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゴーストメール
イオン
自由詩
2*
21/10/10 11:23
いのちだいじに
りゅうさん
川柳
3
21/10/10 6:26
眠り
はるな
自由詩
3
21/10/10 1:24
Mr.VTR
暮田真名
川柳
0
21/10/10 0:28
ヌードな夜
坂本瞳子
自由詩
1
21/10/9 22:32
若い自称詩人へ、あなたたちがダメな理由
花形新次
自由詩
2+
21/10/9 21:33
転がってった
水宮うみ
川柳
2*
21/10/9 21:15
ため息をつく
ジム・プリマ...
自由詩
4*
21/10/9 20:59
見上げれば空に
平瀬たかのり
自由詩
0
21/10/9 20:55
_
いる
短歌
0
21/10/9 20:01
一歩
TwoRiv...
自由詩
6*
21/10/9 18:23
猿すわん
moote
自由詩
1
21/10/9 17:01
ZIPANG或いはザナドゥ(上都)
TAT
自由詩
4*
21/10/9 15:07
毒
草野大悟2
自由詩
8
21/10/9 11:02
オトナノクニ
しろいろ
短歌
4
21/10/9 10:10
僕は青空君は雲
st
自由詩
3
21/10/9 9:06
駐輪場・幼稚園
中村春彦
自由詩
2
21/10/9 2:13
自由律俳句「食べられる退屈」(123)
遊羽
俳句
0
21/10/9 0:32
_
いる
短歌
0
21/10/8 23:18
秋の。
印あかり
自由詩
12*
21/10/8 22:56
メモ
はるな
散文(批評...
2
21/10/8 22:40
八朔食べたい
坂本瞳子
自由詩
3
21/10/8 22:36
地震の翌日に
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/8 22:20
晩節
ホカチャン
自由詩
1*
21/10/8 21:56
ほんの一時の快感に酔う秋の夜
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/8 21:28
父のこと
津煙保存
自由詩
2*
21/10/8 20:54
人の光
〃
自由詩
5*
21/10/8 20:29
コロッケ譚
平瀬たかのり
自由詩
4*
21/10/8 19:54
不思議な夜
夏川ゆう
自由詩
3
21/10/8 18:21
戴帽式
杏っ子
自由詩
2
21/10/8 12:52
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
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510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
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526
527
528
529
530
531
4.53sec.