タバコも
甘いソイ・ラテも
氷入りのコーラも
あるのに
何故か、心は晴れない
今日は嫌なことから片付けよう
ご飯、食べたくなかったら
食べなければいい
コーラ、飲みたくないなら
飲ま ...
昔、新卒で入った会社のことを、時々思い出すことがある。研修のため、倉庫でcという男といつも品出しをしていたことを。千葉県の柏にあった倉庫で、良く晴れた日には、時々、林の中を遠くに歩いていったものだった ...
ときの過ぎゆく速さを
だれに
訊ねれば、いい?
嘘ついてんだろッ!
ってくらい
今もう秋になってる
優しくて、暖かい人もいた。
私の最愛の。
うそみたい。
...
漫然と
漠然と
左側が痛むので
大丈夫?
なんてとりとめのない問いを飛ばす
パブロはそこで待っている
ディエゴと向かい合って
ホセがやって来るのを
フランシスコは鏡を見つめ
デ・パウラはコーヒーをすすり
ホアンは角砂糖をかじり
ネポムセーノはタバコをくわえ
チプ ...
汗が滴る
額を伝う
首筋を伝う
背中を伝う
汗が滴る
暑さを覚える
日差しが照りつける
気が遠くなる
汗が滴る
影を見つめる
夕焼けを眺める
一番星を見つける
汗がおさまった
開かずの間とは、既に中身を失った空間のことをいう。
脱出成功した私の前のドアの向こうにもはや過去は存在しない。
あの人は少なからず蜂蜜のように私の心に残っていて、
私は時々それをこそげて舐めてい ...
価値という無形のものを追いながらこんなに形が増えてしまった
風の旋律
青が立つ
駆けた約束
果てしなく
目眩覚えた
無地の花
想いが魅せた
朝露が
そっと花びら
染めた空
自然と共に
歩む日々
見上げた意識
堕ちる意思
...
明日なんかもうなくなってもうた後の
最後の郵便局へ
俺は行ってきた
それでも速達で送る小包を
預けて帰ってきたんやった
もう朝起きんでもよくて
今日夜寝んでもええとなると
不眠症なん ...
帽子の似合う
あの子のように
騒がしさを操る
子供たちのように
誰かを怖がる少年は
ただ夢の中にある
全てを持つ少女に惚れていて
憧れと賛美を所持し
行方を求めていた
あの時のことは ...
今 私の中に
祈りにも似た感情がある
光有れと叫んだ時
光は此処にあった
青空にも届けよ
我が祈り
天空を越え
宇宙にまでも届けよ
出来る事なら
君と和解の為の旅がしたい
なるべく遠く
ずっと遠くへ
あの時謝れなかった事
あの時言えなかった事を
誤魔化さずにちゃんと話して
今から新しい関係の友達として
人生を生きて ...
いちまいのやわらかな和紙だったね
わたしたち
淡い夕空に星の 輝くような
やぶられて
ふわふわの 端っこが
互いに 手を差し伸べても
又 一枚になれることは
わたしたち
ないのだね
...
ときおり
訪れる
叫びの衝動
だけど
そいつを
信じてしまったら
たぶん
終わりの始まりだろう
暖かいとも
冷たいとも
言いがたい
どっちつかずの夜
寝床の中で
...
ちょっとした工夫で
大変だったシェーバーの手入れが
驚くほど楽になった
使っているのは
PHILIPSのシェーバーで
小さな円形の刃が3つのタイプ
剃ったひげクズが
すぐ ...
僕は昔バスで湘南まで足繁く通っていたものだった。夏の駅前にたむろする女の子たちの姿を目にすることが、僕は毎年の楽しみだった。そうであるとはいえ、コロナで昨今は、でも、そんな姿も見かけられなくなってはい ...
有限の言葉無限に広がり
鍵穴から漏れ出す何かを見て見ぬふり
諦めて歩けば砂利が増え
サル程度の反省でもしているつもり
また税率上げられ禁酒禁煙
等量のインクで書かれた二と十を異ならしめている、これが意味
犬が吠えている
熱する陽射し
蟻たちが隊列を組む
したたる汗
動かない空気
ぼうと
天を仰ぎ見る
眩めく視界
どよめく一日
過ぎゆく時の間に間に
救われない思いを浮かべる
...
だれに泣き言をいえばいいの?
気がつけば、そういうことをいう相手が
いなくなっていた
たったの一人も、だ。
うそみたい。
この夏になって気づくなんて。
今まで、 ...
宵の口に、自分の弱さを詫びる
馬鹿でも少しは酔えるということを紐解いた装飾で
少しだけ天を仰いだのが
この贅沢な陽だまりに老いて笑壺ということになる
ぉお、これこそが郷里だ
乙女は腐 ...
石地蔵と夏
ゆうだち
金木犀のこぼれる石畳
空に続いてゆく秋
ちゅーはい飲みながら豆を摘んでおもった
僕をつまんでくれたきみを摘んだ僕
面倒臭いは疲れた時の魔法の言葉
湧き水の勢い圧倒する
雨樋詰まって野分来る
歳取るごとにつまづく
昔の感情には同調しかねる
僕は昔、中目黒からの帰り道を、土屋という名の男と歩いていた。上司に連れられて行ったバーからの帰り、交通手段はなく、タクシーに乗る金もなく、五反田までの一本道を必死で歩いて二人で事務所にまで僕は戻ってい ...
否みがたい実体として標識の支柱が並んでいる道の脇
つぶやく
となりの人が
つぶやく
靴が脱げた
いや
脱げかかっている
右足だけ
白いスニーカー
薄汚れている
このまま脱いでしまおうか
立ち止まって
立ち直って
履き直そうか
左はなんともないのに
右だけ脱げ ...
一日が
沈む
美しすぎる
ぱすてる
暴力のない家庭で育った子どもたちは幸福だが、おそらく今も昔も世界中の子どもたちが厳しすぎる躾けや暴力の犠牲になってきたのだと思う。そういう心に傷を負った大人たちが、この世界に光を、あるいは闇をもたらそ ...
日付順文書リスト
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日付
煤けた部屋で一人、唇を噛みしめる
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/8 12:46
Cといた会社
番田
散文(批評...
2
21/10/8 1:39
ただ、過ぎゆく時の速さを
秋葉竹
自由詩
1
21/10/7 23:47
めも
うし
自由詩
0
21/10/7 23:03
ピカソに寄せて
坂本瞳子
自由詩
1
21/10/7 22:45
汗
〃
自由詩
1
21/10/7 22:35
開かずの間と蜂蜜と
杏っ子
自由詩
1
21/10/7 21:05
_
いる
短歌
0
21/10/7 19:22
遺
櫻花 葵
自由詩
1
21/10/7 18:45
明日なんかなくなってしまった
奥畑 梨奈枝
自由詩
3
21/10/7 18:28
無念の夜更け
moote
自由詩
1
21/10/7 17:11
無題
渡辺亘
自由詩
0
21/10/7 16:15
和解
〃
自由詩
0
21/10/7 15:25
北へ
田中修子
自由詩
5
21/10/7 11:13
ありがとう、おやすみ
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
21/10/7 9:40
楽になったシェーバーの手入れ
st
自由詩
3
21/10/7 6:35
夏のどこかで
番田
散文(批評...
2
21/10/7 1:32
自由律俳句「食べられる退屈」(122)
遊羽
俳句
0
21/10/7 0:07
_
いる
短歌
1
21/10/6 23:46
熱射
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/6 20:20
こぼすな、涙
秋葉竹
自由詩
1
21/10/6 20:17
可視化風声
あらい
自由詩
0
21/10/6 19:32
ゆうだち
梅昆布茶
自由詩
11
21/10/6 9:13
自由律俳句「食べられる退屈」(121)
遊羽
俳句
0
21/10/6 4:09
夜の山手通りを
番田
散文(批評...
1
21/10/6 1:50
_
いる
短歌
0
21/10/5 23:14
ついーと
津煙保存
自由詩
1*
21/10/5 22:43
剥き出しにしたい踵
坂本瞳子
自由詩
3
21/10/5 22:23
いんすた
津煙保存
自由詩
2*
21/10/5 22:05
修羅の星
atsuch...
自由詩
3*
21/10/5 20:13
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3.94sec.