逃れることのできない
煩わしさなど
忘れてしまえばいい
ほんの束の間でも
忘れたふりをする
それだけでもいい
そうでもしなければ
やっていけないから
愛想笑いまでは
しなくていいから ...
ベランダで
白い朝陽に起こされて
眩しい目をして眠い白猫


白猫の
声が僕の夢のなか
温かい手で撫でようとする


石よりも
硬い愛とか言わないで
もっと上手に愛を捧 ...
便りを紐解いて 過去に接続する。静かなる鎮守の杜を呼び起こし、また 揺り動かすのか
プラグは錆びて映写機は廻らないのに、駆け下りるは揺り籠の唄。土壁の建物に光の旅人と識る
座り込んだ私は 満開の桜 ...
おっさんが猫語で話す聖夜かな どよめく夜に
意識持つ
春風ちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ...
平穏無事に日曜終わりそう麦茶のむ

妻とふたり遊んで帰って横になる

一日一善くりごとの今日は成せなかった

簡単なことでいい語っておくれ春の夜風

簡単なことがいい語っておくれ春 ...
失う
ということは
失うということを
得るということだ
だから生きられる私




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
なるほど、ロシア君の蛮行は許されない
どう見る、やはりコロナ禍に端を発する
乱心と見るべきだろう

そこでチャイナ君、ここへ
ウィルスを漏らしたことで謝って
故意か過失かは問いません、さぁ ...
〈ピー〉のなにがわかる?
〈ピー〉のなにを知っている?
〈ピー〉を聞いただけで耳を塞ぐ きみは
〈ピー〉だ
〈ピー〉を書いたひとは 何十年も
〈ピー〉のなかで
〈ピー〉にひっぱり回され
...
心の底の廃墟を抱え
ひかりのどけき春日を行く
風はやわらか気は緩み
若芽はピンクに色づいて
永遠に続く平穏が
戦車の木霊を消すかのよう

春が来た、春が来た
恐怖の心の廃墟には
戦車 ...
プーチンが
ウクライナに侵攻し
核兵器の使用までほのめかす事態に

ある人は
彼は人が変わった
とか

ある人は
彼は精神状態がおかしくなった
とか

いろいろ
言い始めてい ...
じぶんの人生
こそがものがたりだ
けさも一杯の
コーヒー
はじまり

 
原発への大津波は
「想定外」でした
原発へのミサイル攻撃も
「想定外」です
北にロシア
南に中国
西に北朝鮮
東は太平洋
日本は逃げ場のない国だ
そして住んでいる国民は
高齢者と柔な若者たち
ウクライナ人のような気概はない
 
体ちいさくなる夢より目覚めた

砂糖の足りないアイスコーヒー摂る

爽やかな朝のベランダでなに見ている

今日も小さな旅に出る

漫画雑誌枕に朝寝する

寒さもここちよいほど ...
北風で飛んで行った夢が
宛名もないのに舞い込んで来る

柔らかくなった空気みたいに
両腕の中で泳がせて

諦めたことを
思い出しながら

春の隣で
制服を脱いでも
心は青く

...
濡れた手で
床に落ちている髪の毛をつまみ
ゴミ箱にシュート

奇跡が起きた
髪の毛は手から離れ
JUST IN

最初から
8割あきらめていたのに
ペンギンの
夢をみながら濡れている
頰と枕に朝、気がついた



雨音が
安心させてくれている
今夜は嫌じゃない、眠ること


「恋に落ちた
君がバカなんだよ」と言 ...
朝寝坊して路傍の草となっている

戦争は悪い夢の残滓よりもたち悪く

換気の、開け放した窓のちかく書いている


財布を整理する、財布は私だ

お腹が空いた、薬缶が鳴ります

...
朝日がまた砂時計をひっくり返す。お茶碗に盛られた白ごはん、味噌汁、鯖の塩焼き、目玉焼きにサラダ。こんな朝ご飯は脅しだ。ひどく脅迫的だ。
 駅のホームにベンチがあって、サラリーマンが二人座っている。一 ...
{引用=フランス白粉}
エッフェル塔みたいに立っている
女の股を風がくぐり抜けた
いつも意図せずやって来る
自分の中の誰かが世界を刷新する





{引用=神の時計}
人は一個 ...
生きているということは死に近づくということ
しかし
死に近づくということはそれまでの分を
生きられる
ということだ。ありがとう

日の出直前の東の空に影で黒い雲が
風で千切られて流されて ...
目の前でぼくが首を吊ろうとしている
おれは勝手にしろと吐き捨てる
禁煙はやったことがない
おれはおれの弱さを知っているからだ
言葉には
一人称しか存在しない
二人称や三人称は
一人称が存 ...
ウクライナへの侵攻で
明らかになったのは

プーチンが
いつのまにか
独裁者となっており

もう誰も
とめることができなくなった

という事実だ

しかしプーチンよ
覚悟する ...
暖かく低い波
流木剣で遊ぶ子供たち

遠目に見守り
漁網を直す女

男は壇ノ浦の底

磯蟹を両掌で隠し
波打ち際に逃がす末娘

酸の海
黒雲の空
放射線の風

4メー ...
時間つぶしの可能性が こらえ 堪え予て
泣き出すような夜風にゆるく
石を蹴る。
転落するように簡単に 迎う闇に対して、
水音が填まるような 泡沫の声が残鏡に等しく

わたしをうつす
月の ...
君が大事にしてたカメラ
僕はずっと腹を立ててた
ファインダーを覗く姿が
だれかよそのやつに
夢中になってるみたいにみえたから

僕だってみたものを
君に伝えられる
カメラよりずっと ...
体中いたくてしょうがなかった
しゃべっているといくらか気が紛れた
ぼくの憂鬱はどこにもいかず
ベッドのうえでひまをつぶしてる

ひるまに眠るような仕事をしてる
よなかはずっと走りまわっ ...
職場で打合せや集会の最後に
「ご安全に!」と
安全意識を高める唱和が
義務付けられたのは皮肉だ

打合せで頭に来たら
にらみつけて「ご安全に!」
気をつけろよという意味だ

もしもが ...
共通語の
音楽は
阿吽の呼吸の
彼のポエム
生先の庭
花は咲く
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そこにいるのならば坂本瞳子自由詩2*22/3/13 22:49
白猫と僕の夜秋葉竹自由詩222/3/13 22:06
褪色あらい自由詩222/3/13 21:59
おっさん水宮うみ俳句1*22/3/13 19:47
どよめく夜にひだかたけし自由詩822/3/13 19:27
自由律俳句 2022.03.13(日) 夕べ田中恭平俳句3*22/3/13 18:40
※五行歌「失う」こしごえ自由詩2*22/3/13 16:26
私説・経過報告りゅうさん自由詩222/3/13 14:42
放送禁止用語天寧自由詩222/3/13 14:07
春の街(ホームシック・エイリアン・続き)ひだかたけし自由詩822/3/13 13:14
独裁者の恐怖st自由詩322/3/13 11:57
五行歌 2022.03.13(日)田中恭平自由詩122/3/13 9:37
想定外ホカチャン自由詩0*22/3/13 9:32
日本の防衛自由詩0*22/3/13 9:27
自由律俳句 2022.03.13(日)田中恭平俳句122/3/13 7:43
春の余白ミナト 螢自由詩022/3/13 6:18
JUST IN木葉 揺自由詩022/3/13 0:34
ペンギンの夢秋葉竹自由詩222/3/12 19:50
自由律俳句 2022.03.12(土)田中恭平俳句222/3/12 17:54
可愛い女の子たち幽霊散文(批評...322/3/12 17:17
熟れた瓜ことばに固い貝ことばただのみきや自由詩4*22/3/12 15:57
生きるということはこしごえ自由詩3*22/3/12 15:26
出口のないトンネルには入口がないゼッケン自由詩222/3/12 15:22
独裁者の末路st自由詩222/3/12 13:51
使節mizuno...自由詩122/3/12 13:44
朝の隅あらい自由詩022/3/12 13:22
中身は別物竜門勇気自由詩2*22/3/12 12:52
豆電球と友だちになる自由詩1*22/3/12 12:42
ご安全に!イオン自由詩022/3/12 11:58
花は咲く足立らどみ短歌422/3/12 7:05

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加筆訂正:
熟れた瓜ことばに固い貝ことば/ただのみきや[22/3/13 13:59]
修正
熟れた瓜ことばに固い貝ことば/ただのみきや[22/3/13 11:07]
修正
3.85sec.