自分のおさないころ、
「おまんじゅう」のつつみと言えば、
「経木」であったのです。
それはいえいえ、「かしわ」だって、
「さしみ」だってなんだって、
つつんでいたのです。
あの ...
つやつやの犬はコンビニの手前の曲がり角にいる。もちろん曲がり角に建っている家で飼われている、という意味だ。朝はカーテンの隙間から外を覗っていたりする。50代くらいの男性に連れられて散歩する姿も ...
朝陽の照り返し、
アスファルト道は銀の黄金の輝き
人は行く、
今日の命の営みに
無常の中に永遠を掴み
人は生く、ひとはいく
限りあるもの
温かい食事
テレビ見てないで食事に集中
限りあるもの
愛情 これには意義あり
限りなく愛し合うカップルあります
限りあるもの
...
線路沿いの路肩に這う茂みは朝顔らしき
蔓と葉に花を二輪つけていた
花は控えめでいて澄んだ紫陽花色
歩み寄る私の指先に
四枚羽の片側二枚つままれて
運ばれてきたトンボ
...
今日も今日とて
夜はふけゆく
寒い寒いと言うなかれ
寒さが増してゆく
眠いような
眠くないような
腹が空いているような
腹が空いてはいないような
いまから映像作品を見ても
寝落ちして ...
巨大な鳥の白い胸と足が見えた一瞬だった
幻の富士山トンネルが掘られている
南西斜面は陥没
土砂崩れで山頂までが崩落した
山はもう不二と表現される元の形を
とどめない
...
やわらかな毛布にくるまり
天井に響くヘリコプターの爆音
次第に遠退いて行くのを聴いていた
ずる休みした日に、
学校にたまぁに
どうしようもなく行きたくなくなって
畳の小部屋 ...
川の字や璧をいだかむ罪人は寝相よろしゅうキの字となりぬ
超訳
妻と子と寝ていた男は妻子に黙って大金を掴む野心はあるが
根が真面目なので朝起きたら身動きが取れなくなっていたよ
液晶のなか目覚めたように
数字が淡く点滅する 淡くて少し掠れていて
なぞる 指がつめたい
わたしはまたほどけようとする
全部がいちぶ いちぶは全部のごとく移ろい
そうか海は個と全の明 ...
荒涼とした原野 広がる
灼熱の太陽の降下、
大河に崩落する氷河の轟音、
旅人は進む 遥か遠い地へ
花咲く丘には柔らかな陽射し、
終わりなき時流に降り注ぐ小糠雨、
巨大な漆黒 ...
自称詩書いているだけで
働いていないので
お金ないんですぅ
このままだと
飢え死にしてしまうんですぅ
お願いです
いくらでも良いので
カンパお願いしますぅ
──そこに花形登場!
「あ ...
これも運命
天の自由だ
と
真昼の幽霊は言った。
天気雨きららきらら
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
危な気で 振り返り見たベビーカー
パパ急ぎ行く雪道の朝
昭和3年生まれの伯母さんが
72歳の長男の持病を心配している
親はいくつになっても親なんだろう
伯母さんは
一人暮らしの知恵を身につけている
今は寒いのでお風呂は昼間入る
入るときには玄関 ...
今宵も夜ふかし
もう止まらない
止められない
そんなにも吐き出したい想いがあるのか
一体何がどうしたってゆうんだ
叫んでご覧よおもいのたけを
一生懸命聞いてはやらないけどさ
言いたいこと ...
リリィなんて
そんな名前
男なんだか
女なんだか
そんなことさえ
分かりにくい
男だって
女だって
そんなんどっちだっていいって
それくらいにしか思ってないくせに
百合の花のような ...
心が踊らない
気が乗らない理由が
見つけられない
ただ不機嫌なだけなのだろうか
まるで他人のことのように
自分の気持ちが向いている方向が
皆目分からず
それでも前に進まなければならないも ...
天使をクビになった、神様をぶん殴って、
そして地上に落とされた、
悲しみに暮れながら、
ゴミ捨て場で拾ったバイオリン、
ギターのようにかき鳴らしながら歌う。
悲鳴を集めてガソリンに変える ...
身体はいつしかカサカサに乾き、指先から紐が解けるように崩れ落ちていった、それは一瞬のことだった、それが死というものだなんて思えないくらい簡単な、あっけない結末だった、そのせいかどうかは知らないが、 ...
自称詩投稿サイトは
実は闇サイトで
生活に困窮した自称詩人が
ここで仲間を集い
犯罪集団を結成し
活動しているとの情報を得た
その手口は
高級住宅街の一軒家に数人で
押し入り
住民の ...
ほこりひとつほどの穴が
語り始めたという樹木
転がるがそれより痛む
青いリボンに触れる時
手書きの不吉の使者が来る
銀光が告げる時刻
ためた鏡を洗う王
変わる ...
{ルビ蜩=ひぐらし}の歌う
夕暮方に
西の空は 蒼く透けて
予感が
宙に解ける
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ラッシュアワーを過ぎて車輌には
まばらな乗客
停車したその駅では誰も席を立たない
低い土手が迫る人影ないホーム
竹の混ざった雑木が金網で仕切られていて
絶え間無し 葉を落とし ...
野を駆けていく
冷たい狂気が
天空に貼り付く太陽に向かって叫ぶ
白く凍てついた舌を揺らめかせ
壮大な世界を予感して、直観の次元に触れて
極彩色のパノラマがひらけ
高らかな笑い声 ...
○「取り逃がした言葉」
取り逃がした言葉は
自分が一番表現したかった詩だったような気がする
えーと?えーと?
一度取り逃がした言葉は
もう取り戻せない
○「時間が流れている」
地球上 ...
ある場合、何かを
恐れることは
大事です。
大切な何かを
守るためには
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
そして今日もまた
寒空が拡がる
いや
大空に寒さが拡がると
そうゆうほうが正確かもしれない
灰色が
黒くもなく
白くもなく
濃紺に近いコバルトでもなく
暁の明るさを伴わず
哀しみを ...
信じること、
力を与えられ
識ること、
自由になり
人、世界に開けていく
薄い赤、濃い赤の上
遥か三角揺れている
絵筆の動き響き渡り
肉の刻印、魂の力動
感触し感受する
名 ...
教室のカーテンに
隠れた放課後
チャイムの音の間から
君の歌が聴こえた
小さいけど
傷だらけで
それは優しい
裏声の中に
住んでみたかった
何か言えば良いのに
何も ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ラップ以前
ナンモナイデ...
自由詩
3*
23/1/26 14:15
つやつやの犬のこと
はるな
散文(批評...
3
23/1/26 12:29
この朝に
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/26 11:27
限りあるもの
佐白光
自由詩
0
23/1/26 8:51
街とんぼ
リリー
自由詩
4*
23/1/26 8:26
さてさてと
坂本瞳子
自由詩
0
23/1/25 23:56
大事件
リリー
自由詩
2*
23/1/25 21:55
えいえん
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/25 20:58
懐璧
足立らどみ
短歌
1
23/1/25 19:56
冬眠
タオル
自由詩
3*
23/1/25 19:27
城郭
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/25 18:31
過去最強クラスのカンパ
花形新次
自由詩
1
23/1/25 18:11
※五行歌「天の自由だ」
こしごえ
自由詩
5*
23/1/25 14:25
大寒
リリー
短歌
1*
23/1/25 12:47
ひとり暮らしの伯母さん
zenyam...
自由詩
2*
23/1/25 9:11
ふけゆく夜に想いを馳せて
坂本瞳子
自由詩
0
23/1/24 23:21
リリィ
〃
自由詩
0
23/1/24 23:15
いまここ
〃
自由詩
0
23/1/24 23:10
産声サブスクリプション
ツチヤタカユ...
自由詩
1
23/1/24 22:42
ある日、なにもかも塵のように
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/1/24 22:02
自称詩投稿闇サイト
花形新次
自由詩
0
23/1/24 21:25
夜の変化
soft_m...
自由詩
1
23/1/24 18:51
※五行歌「蜩の歌う」
こしごえ
自由詩
5*
23/1/24 16:56
曇天
リリー
自由詩
7*
23/1/24 16:17
狂気の舌(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/24 11:41
独り言1.24
zenyam...
自由詩
0
23/1/24 11:20
※五行歌「守るためには」
こしごえ
自由詩
1*
23/1/24 10:30
こないだの空は
坂本瞳子
自由詩
1*
23/1/23 22:56
五行歌・夜想、訥々と
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/23 20:59
be there
ミナト 螢
自由詩
1
23/1/23 19:47
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
3.61sec.