なんと
一国の国民の
ほとんどすべてが
まるで
集団催眠にかかったように
その嘘たちに
戦争が終わるまで
ダマされ続けていたという
第二次世界大戦中に見られた
日本軍 ...
色のもっている
正面とっぱ!つ
朝
包帯の瘤を割って這い出ると
少しの針を飲み
すぐにまたもぐってしまう
辺り一面
色とりどりの悲惨が飛び散る
ビビット、パステル、ネオン、
どろどろにしめったマーブル模様の枕が
ぬる ...
それと知らずにいたほうが幸せだった
そんなこと知りたくなかった
そんなこと言って
知りたがりのくせに
行ったり来たりする気持ちの間で
どっちつかずに揺れ動く
世の中には知らなくていいことだ ...
憂鬱な地平線を目指し
私たちは恐怖から手を繋ぐ
此処には居ない誰かのために
遠く響き渡る砲弾の陰で
如何に完全に消えるかを考え
冷え冷えと目醒めていく
居着く場所は何処にも無い
ただ ...
温かい紅茶を好み飲んでいる心静かに香り楽しむ
狭い道歩いて行けばカフェテラス古いながらも何処か新しい
喫茶店にコーヒーの香り染みついて黒ずんだポスター剥がれそう
アメフトの素早い動き ...
地球中を走れるキャンピングカーが欲しいな
砂漠でも海の底でもねそしてデートしようよ
束縛のない辞書は誰もが持っているんだ
独特の語彙の辞書なんだけれどもね
僕はきみを心でうけとめている ...
このまま静かに朽ちてゆきたいのだけれど
猫と僕と彼女は静止画のまま風化してゆく
アッピア街道の松のように或いは
ゴダールの気狂いピエロのように
いつか正気の世界に生まれ変わりたいものだ ...
こぼれおちていった色たちを
奮いたたせることができますか
やわらかなうす水色が
風をふくんで
ゆっくりと 空いっぱいにひろがれば
あの ぶきみな瞳も
きえるはずです
...
あおばさんのラジオは未だ聞こえている
管球の図体のでかい奴だが昭和遺産の風格がある
あおばさんの電波はいまもアキバから世界に発信される
優れた詩人は理工系で詩は何気ないものであると
快 ...
春はみじかくて、すぐ終わってしまう。恋人の背に物語が咲いて育っている。知らないまちの空はどことなく高くて、咲きはじめたばら、パンの匂い、錆、信号機、そういうものに救いを求める。
あたらしい部屋は ...
結界を作り出すためには、大量の魔法素子を必要とする。
それゆえに、大抵の結界は時間とともに消失してしまうのである。
アイソニアの騎士は、苦戦しながらも、
魔獣メゾポンテの二本の首を切り落とした。 ...
「さて、そろそろ頃合いだな」フランキスは呟いた。
風の結界のなかでは、風の神に関連した魔法しか使うことができない。
フランキスは、周りのアースランテ兵をあらかた倒していた。
そして、その剣につい ...
そのころ、アースランテの包囲陣の一隅が破られていた。
「活路は開けたぞ!」ラジーク・ユーゲルが叫ぶ。
そして、赤旗が掲げられた。これは勝利の合図である。
ファシル・グーゼンとノベル・ハイスは、そ ...
大事な物や大切な者全て亡くすのには意味がある?はぁ?お前何様一発殴らせろの根性で生きている。いつか出会える日が来た時は一発殴らせてもらおうと思う。意味のない事は無いけどさ。それでも神様を殴りたいんだよ ...
一日が日傘に落ちていく季節
今見てる景色が夢のなかにある
一度だけちゃんと笑った大掃除
四次元の方向へだけ移動する
明星を妙な少女は見送った
夜を起こ ...
二〇二〇年二月一日 「女子高校生」
もう何年もまえのことだけれど、電車のなかで見た光景が忘れられない。目の不自由な男のひとが杖をもって入ってこられたときのことだ。制服を着たひとりの女子高校 ...
ベランダに外用の椅子を置いたのだ。椅子は、イケアで買ったものだった。東向きの部屋のひとときの幸福を、その、赤い椅子で確かに感じたのだ。その日は部屋の中にいるには日当たりのよすぎた日だった。僕は曇り ...
星が近い
ボラの跳ね音
正しかろ
春は日傘の先で拡張する
出会いと別れを
幾年月も栽培された寒さや
温かさで感じる襖の奥に
常闇の重量を伴う、
密やかなるレトリックのいきものたち
例えれば桜前線あるいは雪解け水
...
ここらへんはわたしのテリトリーだ
編集
1002
ニキまりこはなぜぜんぜんうらやましくないのか?
わすれたか
ここらへんはわたしのテリトリーだ
選べた季節を明け渡したら残りの時間は殺 ...
バックアップは鳩にとる
編集
1007
まどろみ終わるとボクらの時代
若林山里西加奈子
301時間番組してほしい
男二人
実際はバイタリティのエクスキュースを
換算せんければなら ...
ブルとディブ
編集
「当たり障りのない方面に持っていく」か「特定されない状態で自由に書く」かのバランスを自然にとるのが嫌で、単純に律儀にやったところで不利だし、疲れてマイナスやボロ ...
心が動かなくなってしまった
写真も言葉もどれも同じ
自分がわざわざ用意しなくても
検索すれば
いくらでもある
ひりついた心を癒してくれた詩を
読み返してももう何も感じない
手触りやに ...
四月十七日 月曜
天氣 晴
起床 五時五二分
就床 十一時三〇分
二限の理科と六限の英語がかはりました
作文は花といふ題で書きました
家に歸つたら兄さんと私だけ殘して「山下し」に ...
◯シーモア ムーン◯
昨晩は満月だった
現代社会忙しい と
詫びやさびや風流は
忘却のかなたへ
さくらの花びらは天の川を通って月に着きました
そしていつしかわたしたちが月となり ...
声すれど口は見えず
雪は積もり日が廻り
外道が軒に湧いて出る
外道は言った
踊れのよだれは甘かった
よう育ったと褒めいよ
舌先が踊る
形而下の植栽
河原でみた汚濁を
薬缶で煮 ...
{引用=鳥たちよ}
ヒヨドリが鳴いた
喉を裂くような声で
天のどこかを引っ掻いた
それでも皺ひとつ寄らず
風の布は青くたゆたい
樹々の新芽を愛撫するが
ささやき返す葉はまだない
公 ...
ファシル・グーゼンとノベル・ハイスは苦戦を強いられていた。
とくに、召喚された五体のワイバーンが厄介だった。
アースランテはこの二年の間に、魔導にも力を入れてきたのである。
ワイバーンたちは、一 ...
ラジーク・ユーゲルは言った、「エインスベルよ、あまり深入りするな」
「御意。アースランテの騎士にはメゾポンテの相手をさせるつもりです」
「メゾポンテか、この周辺の魔法素子が薄くならないと良いが」
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恐怖の嘘ウィルス
st
自由詩
6
22/4/19 6:14
しゃくなげ
IN0RI
自由詩
0
22/4/19 1:35
レム
凪目
自由詩
1*
22/4/19 0:04
知る
坂本瞳子
自由詩
2*
22/4/18 22:53
KID A
ひだかたけし
自由詩
4
22/4/18 19:59
喫茶店
夏川ゆう
短歌
1
22/4/18 18:29
プーチンの暗殺者の明るい手紙
マークアーモ...
自由詩
4
22/4/18 17:27
猫って
〃
自由詩
4
22/4/18 17:01
夏のはじまりのヌード
草野大悟2
自由詩
4
22/4/18 11:12
あおばさんのラジオ
マークアーモ...
自由詩
4
22/4/18 10:39
メモ
はるな
散文(批評...
5*
22/4/18 10:23
ワイジェの丘の戦い(十)
朧月夜
自由詩
1*
22/4/18 9:00
ワイジェの丘の戦い(九)
〃
自由詩
1*
22/4/18 8:59
ワイジェの丘の戦い(八)
〃
自由詩
1*
22/4/18 8:58
神様を殴りたい
武下愛
自由詩
1*
22/4/18 8:45
起きた星
水宮うみ
川柳
3*
22/4/18 8:31
詩の日めくり 二〇二〇年二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
12*
22/4/18 1:58
日差しと思い出
番田
散文(批評...
1
22/4/18 0:33
退職に願い
民二郎
俳句
0
22/4/17 22:28
スプリング・エフェメラル
あらい
自由詩
0
22/4/17 22:20
ここらへんはわたしのテリトリーだ
nemaru
自由詩
0
22/4/17 22:06
バックアップは鳩にとる
〃
自由詩
0
22/4/17 21:59
ブルとディブ
〃
自由詩
0
22/4/17 21:50
草臥
木屋 亞万
自由詩
0*
22/4/17 21:50
女學生日記 八
TAT
散文(批評...
0
22/4/17 19:09
田中修子さんの作品、置手紙への返詩として その2
足立らどみ
自由詩
2*
22/4/17 15:01
毒のつもり
竜門勇気
自由詩
2*
22/4/17 14:50
不憫な子 そう呼ばれたかった大人たち
ただのみきや
自由詩
5*
22/4/17 12:29
ワイジェの丘の戦い(七)
朧月夜
自由詩
1*
22/4/17 8:47
ワイジェの丘の戦い(六)
〃
自由詩
1*
22/4/17 8:46
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
加筆訂正:
田中修子さんの作品、置手紙への返詩として その2
/
足立らどみ
[22/4/18 0:51]
タイトルが入っていなかった
3.98sec.