追悼3.11
漂流しながら助けを待つ
なんて地獄があったとな
トルコ人には今の地獄が
ウクライナには戦禍の火
アメリカ人には9.11
誰も近しい地獄を記憶
近視眼的言われても
...
壮麗な科学技術の夜明けまえ
ボクとあなたが苺の関係だったということ
そのことが不可解な生き方に付加価値を付けてボクの証明につながり
つなぎ合わせのリボンを引きちぎる獣たちの姿を予見し ...
瀉血に対する憧れは
その響きと
書くには難しそうな漢字と
血の生臭い鮮やかさが
感じられるからであろうか
一昔前の浪漫さえも感じられ
心のもっと奥の方から
じわじわと地味に沸き立つよ ...
あんまりな寒さの中
夜空に舞い散る雪が
そうではなくて
桜の花びらだった
もう春がきたのかと
思うことは叶わぬほどに冷たく
このかじかんだ手を
どうにかしたいくらいだ
頬に吹き ...
私は泉、私は湧出口
ふかいふかい不甲斐ない井戸
見たこともない、観ているじゃないか
雪のなか舞っていた孔雀
弾け開く桜の花芽となる
人、それぞれ泉
人、湧出口そのもの
...
寂しさと
同居しているから
楽しいことが
分からない
僕だけは
理由がなくても
空っぽなまま
バスに乗る
揺れて
気持ち悪くなって
いつもの場所で
降りたことを
悔 ...
それが トゥルーカラー といわれても
雲画像って ぶきみです
そこが レアール なわけですが
自分の 抹消では
ナチュラルに 鳥肌が 立ちます
飛べる はずもありませ ...
まばゆい時間の 小刻みにゆれる青さ
珊瑚礁を覗かせて萌える 艶やかな森の木々
哀しみも知らず どこまでも陽気にうかぶ島々
歓びにあふれる光
しろい砂浜と椰子の木と影
涼しげな風、
美しい女 ...
仕事する とか
人の役に立つ とか
なんもなく
生きる ひとつ
それ以外は
なんもなく
生きる ひとつ
ただただひとつ
そのひとつに
無限の光
崩れずにいたものをゆっくり持ち上げる
溶けきる前であなたは速度を増すので
急いで噛みくだく
氷の手ざわりはこういう風
わたしは砂場で縮んだ
縮む夜の砂漠の拡がり
横臥したまま口づさむ
...
君の部屋に行く
今日は僕が料理を作る
夕闇に近づく土曜日
マンションの7階
夜景が色濃くなっていく
酒を飲みながら
止まらなくなる会話
酒が進んで
ほろ酔い加減が心地良い
...
僕は砂漠を歩いた。足跡が一つもない純白の砂漠だった。
僕は汚れていた。汚れていると思えば思うほどに僕は汚れていた。
綺麗な少女が立っていた。少女は微笑して腕を広げた。
僕は脅迫的に少女を抱きしめ ...
ほこり
砂粒
いとくず
羽毛
ライ麦パンのかけら
消しゴムのかす
書き損じた紙くず
こぼしたミルクの薄い被膜
三日月の形の爪
開くことなく死んだシンビジウムの黄色の蕾
裁縫の針の銀 ...
赤土
きいろから
赤に変わった
今だけど
次は必ず
青になるから
確信の
今から先は
淡い空
*
メモが残ってました。
付け詩にしようとしてい ...
もうすぐ新しい春と夏が来るね
もうすぐだよ
嬉しいね
亀さんに言いました
春と夏が来れば
亀さんは元気で自由になります
僕はもっとです
手袋をなくすな
こちらへは戻ってこれなくなるぞ
あんまりに不注意がすぎる
手袋を脱ぎ捨ててしまうだなんて
外した手袋はちゃんと
ポケットの中へ入れておくもんだ
覚えておきたまえよ
それく ...
ぱたり すとんと
死者、生者
落ちる 昇る
交わる
分かれ 離れ
すとん ぱたりと
雨降りの日に
少学校まで迎えに来た
母親、置き去りに
おまえはびしょ濡れ
...
混沌と矛盾の蒼い山並み
格子模様の双曲線
詰め込まれた円と正方形
火のなか踊る子供たち
燃えながら躍る子供達
火のなか踊る子供たち
氷柱が束になり押し寄せ
理解を超えた遥 ...
頁をひらくと
耳鳴りがするので
そこに並んでいる言葉たちは
音を失くしてしまう
不定形の窓から
私がこぼれる
こぼれたのは
まだ私である
もう私ではない
ゆらめき ...
○「悪い夢」
仕事をやめてから十年もたつのに
今だに仕事で苦労している夢をみる
一番みるのは
文書などの提出に追われている夢である
現役中はそうとうなストレスにさらされていた
と改めて思う ...
冷たすぎない 水の入った硝子の花びん
丸くしぼんで頭を垂れた
二本のガーベラが生けられる
それは夏の日、
駐輪場の傍道に
ビニール包装されたまま
三百円の値札を付けた 落 ...
いつまでも富士と河津のさくらかな
https://twitter.com/efauc9ius2wagx1/status/1633465421247680513?s=61&t=6ttAfxWf ...
そこに落ちているその鍵を
拾っていいんだろうか
拾ってどうするんだろうか
持ち主はきっと見つからない
交番に届けたら
返って面倒くさくないだろうか
このオモチャみたいな鍵を
...
高いビルの角っこを見た
空と角っこの境目
とたんに僕は空高くにいってしまった
すごくいい
空はどんな空でもいい
零れ落ちるように
溢れ零れるように
うつくしい
おぼろ月の
天空に輝く
この夜陰、
今日の努め 顧みて
要らない言葉と要る言葉
選り分け 心平静に保ち
我 在り ...
今朝は風の音で起きた
国道のガードレールが雨で洗われている
桃色の傘をまわしてビル街を歩く
汚れたこころも洗顔したいけど
小指を ...
どんな
みにくい夢だって。
どんな
つめたい愛だって。
それを
すべて
受け入れるわ。
生きても、生きても、
たぶん、生きてるだけだから。
生き残って ...
みちくさ図鑑みたいなものを見ていたら
ハコベのページに興味を覚えた
農家さんが嫌がる雑草ではあるが
春の七草のひとつにも数えられている
丸い葉に二裂した五枚の花弁を持つ ...
返してほしいと 思わない
色は移るもの
傾いて立てば
月は ひかりを増すだろう
誰もいない水色の駅
からっぽな身体で
囀るピアノ
微睡むマリンバ
貰われた車輪 ...
旅みたいなばしょだった
あの時のどうにもならなさったらなかったな
いつ死んでも全然おかしくなかったし
いつ生まれなくても小さな怠惰にすぎなかった
うねうねとうねる波止場で
わたしは貝類を惨殺 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠近両用レンズ
りゅうさん
自由詩
3*
23/3/11 7:35
雲母の究明
アラガイs
自由詩
20*
23/3/11 1:40
憧れの瀉血
坂本瞳子
自由詩
6*
23/3/11 0:20
まだ見ぬ春は
〃
自由詩
2*
23/3/10 23:51
SOUL ・NEVER GET OLD
ひだかたけし
自由詩
3*
23/3/10 21:39
その先へ
ミナト 螢
自由詩
3
23/3/10 20:21
雲画像
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/3/10 20:17
私の名は、スタヴローギン! (2023年改訂版)
atsuch...
自由詩
3+*
23/3/10 19:13
ひとつ
日朗歩野
自由詩
0
23/3/10 18:47
ガン・ズー
soft_m...
自由詩
2
23/3/10 12:24
酒に酔う
夏川ゆう
自由詩
2
23/3/10 11:12
狂人
幽霊
自由詩
1
23/3/10 9:11
あさのゆか
そらの珊瑚
自由詩
12*
23/3/10 8:44
赤土
足立らどみ
自由詩
2
23/3/10 7:00
もうすぐ
日朗歩野
自由詩
1
23/3/9 23:57
手袋
坂本瞳子
自由詩
1*
23/3/9 23:34
待機、想い出
ひだかたけし
自由詩
2
23/3/9 21:34
葛藤
〃
自由詩
2*
23/3/9 17:38
擬似飛行
塔野夏子
自由詩
2*
23/3/9 12:02
独り言3.9
zenyam...
自由詩
3*
23/3/9 10:43
切り花
リリー
自由詩
7*
23/3/9 5:10
とわ
足立らどみ
俳句
2*
23/3/8 23:28
鍵
坂本瞳子
自由詩
2*
23/3/8 23:18
瞬間移動
日朗歩野
自由詩
2
23/3/8 22:49
夜想33
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/8 22:31
自由律俳句 2023/03/08
秋葉竹
俳句
2
23/3/8 22:15
云わねー言葉
〃
自由詩
1
23/3/8 21:42
コハコベ
八重もぐら
自由詩
2*
23/3/8 21:22
返さない空
soft_m...
自由詩
0
23/3/8 18:33
モリントの空
モリマサ公
自由詩
1
23/3/8 17:58
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
加筆訂正:
あさのゆか
/
そらの珊瑚
[23/3/11 5:01]
少し加筆しました。
3.55sec.