この町に置いてきた
一つの恋
今なら偶然だって分かる
物語の世界に生まれてたら
それは運命で
何度だって死ねたのに
別れを切り出して
取り消そうとして断られた赤い橋
卒 ...
吸い込まれる
遠い汽笛
戯れる子供達の影
娘は出かけたきり帰ってこない
壊れたら
水底深く沈むしかない
たましいの強さを信じて
人生の終わりに
輝くものはあるか
内面深く沈潜して ...
かつて
とある、
街に
浮かぶ
球体
の
中に
佇む
景色
に、
確実な、時間の
流れが、様式を
紋様に、開封に
、コカ・コーラと
印刷された便箋に
手を繋ごうとした ...
あの青い森のなかで、鳥達は囁き、
微かな木漏れ日がさしこむ時、
ふいに蝶が風に揺られ
木々から滴る水は
ぽたぽたと地面に円を描いていた。
水槽の中の海月のように、
ゆらゆらと揺れ ...
よりよい幽霊になりたくて
悪い橋を何度も渡り
金色の蟻たちを埋葬してきた
完璧な駅
にわか雨の神
遠くから聞こえる近眼
ハレルヤ、ハレルヤ、
零がどんどん溢れ出す
無限大まで少し足りな ...
鬼太郎が
そこにホントにいるのなら
隠れんぼでもしたい境内
焦げついた
苦い恋でも恋は恋
ちゃんと綺麗に終わらせてみる
卒業と
終わりの意味がわからずに
...
盗賊ヨランとエイミノアは、地下室からの狭い抜け穴を辿っていく。
二人とも、這いずりながら四つん這いの姿勢である。
「おい、盗賊、これが本当に出口へと通じるのであろうな?」
「もし、この穴が単なる ...
「もっと詳しく話せ。お前は、その他にここでどんなものを見つけた?」
エイミノアが明らかに焦った表情をして、言う。
盗賊ヨランは、ただ漫然とここに捕らわれていたわけではなかったのだ。
(なんたる不 ...
一石ていどなら
こんなに世間を
騒がせなかっただろうが
一弾となると
これほどまでに
波紋が広がるのかと
正直驚いている
最初は
ちょっと狂った男のやった
よくある事 ...
彼は目を瞑り眠ってばかり
メディスンは身体の中で溶け出している
写真は表情を映し出すことはない
言葉は膜に覆われて卵のように落ちる
呼吸は幾分長く、しかし音は聞こえないようだ
ラジオから音楽 ...
ガラス製の 液体
できたひかりを 流浪の民と
読む
わたしが、
ありふれ すすける果実を
芝居、と呼ぶならば
雪だるまに捧げる ピアノからの、シ
残留した 満開のアバカン ...
掴めそうに濃い影
昨日の残骸の
花火を拾う
お前たちだけが残って
火をつけた奴らは
消えてしまったのね
川に足をつける
彼女が対岸を指さす
先週あそこで中学生の女の子が溺れて死 ...
冷え切って
毒づいて
虹のかかる遥かな空を
大きく両腕を広げ渡っていく
君が悪いわけじゃない
僕が間違ったわけじゃない
ただ人々が佇立する
ただ独り独りひざまづく
神妙に、繰り返し繰り ...
今日晴れと思っていたが雨だった空が泣くほど嫌な出来事
真新しい畳みは何処か別物で部屋に馴染めば家族の一員
かき氷食べて頭が痛くなる夏に味わう痛みの一つ
よく冷えた麦茶を飲んで夏を消す ...
空ろな胸に
空気を吸いこんで
空を思う
私もどの道
空へ行く
恥ずかしい
ことはない
私というのは
ちっぽけで
上等
何かあっても
何かがあるだけ
その ...
わたしたちは
温かい言葉をよく知っている
居場所、安全、安心、つながり、絆
それらを持って
とにかく全速力で走る
走っているつもり、かもしれないが
カラカラ、カラカラ
ハムスターのご ...
夜蜘蛛は一晩経つと朝蜘蛛に
こっそり生まれ変わってた
死なずとも生まれ変われる事を
こっそり僕に教えてくれた
○「好日」
体調がよくて
天気がよくて
女房の機嫌がよければ
今日も好日なり
○「化粧」
あんなに長い時間
自分の顔が観れるものだと思う
○「コロナ感染急拡大」
こうなったら ...
ただいまの返事がないまま18年
お早うもおめでとうもスルーして
今日をやっと迎えるのだが
ぼくに何を語るものがあるだろうか
もう年金暮らしのひぐらしが
やっと返事をする
人間の営為 ...
ためこんでためこんだ
洗濯ものが山となり
その重圧が
たまらずに
このクソ暑い
夏の最中に
意を決して
洗濯してみたら
まぁ
よく汚れが落ちること
それに
や ...
二〇二一年四月一日 「時のいたみ」
ロマンティック時間SF傑作選『時の娘』の5作目は、バート・k・ファイラーの「時のいたみ」10年の歳月をかけて時間旅行したのだが、それがあまり役に立たなか ...
幸福とは笑顔のことで
夏休みの子供にあって
土日の大人にないもの
幸福とは未来のことで
無計画にあって
心配にないもの
幸福とは夢中のことで
このセミにあって
わたしにないもの ...
遠く奥まる意識が
貴女に近接する
計り知れない高みから
雨は降り続け
柔らかく思考を包み込む愛
天空で舞い散る花火
音楽は鳴り続け
束の間の永遠に身を任せる
送った手紙 ...
流行の作用が強い幽囚の錆びたスマイルを
ボイル仕込の平行四辺形の紙切れいちまいに浸す
足の向くまま気の向くままに しかし思うように動かない
雪を掻くようなバカンスを投げつけ見下げ果てる
...
入道雲へ
独り言
過去も
未来も
今ではない
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
灼熱の中に立ちながら
ここまでの道程を思う
陽炎の中でさ迷いながら
呼吸をしていることに気づく
年月の寄辺に佇みながら
喪われた心を思う
歳月の波打ち際にさらさ ...
窓の外は夏
見つからないのだそうだ
あの日、Aの身体を貫いた
一発の銃弾が、どうしても
Aの体の中にもなかったのそうだ
本当に、隅々まで、探したの?
Aの体の中に入って
奥の ...
「博士、ついに完成しました
これが掃除機を掃除する掃除機です」
「そうか、できたか
冷蔵庫を冷やす冷蔵庫も大変だったが
これは、かなり難航したな
便利なものの不便を解消することが
...
自分の焼死体を引きずって歩く
照り返しは閃く刃物
陰影は深くすべてを潜ませて
輪郭の途切れから染み出して来る
夜の水の囁きに指をあてながら
ひとつの響きが起こる前の静けさ
ひとつの響き ...
透明すぎて何も見えなくなった視界を
侵蝕する夏
振り向いては駄目と云った
爛れ落ちてゆく意識で
最後に何を感じたの
ああ {ルビ懶=ものう}い
純粋ごっこの残滓に
濁った火をつけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
unrestrained 朝
mizuno...
自由詩
2
22/8/2 20:42
その瞬間まで
ひだかたけし
自由詩
7
22/8/2 19:12
空白「音」
ryinx
自由詩
2*
22/8/2 17:12
無題
〃
自由詩
2*
22/8/2 16:55
大嘘
やまうちあつ...
自由詩
3
22/8/2 10:54
青空にひとすじの煙
秋葉竹
自由詩
1
22/8/2 8:01
閃光と跳躍と(一)
白/黒
自由詩
1*
22/8/2 7:50
地下室のヨラン(六)
〃
自由詩
1*
22/8/2 7:49
一弾を投じて名を上げた男
st
自由詩
2
22/8/2 6:52
既視
nia
自由詩
0
22/8/1 22:52
すがれる
あらい
自由詩
1
22/8/1 20:44
帰省
mizuno...
自由詩
3
22/8/1 20:23
ヌード(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
22/8/1 18:12
麦茶
夏川ゆう
短歌
4
22/8/1 18:00
※五行歌 三首「私の命が尽きるまで」
こしごえ
自由詩
0*
22/8/1 15:19
支援者
うめバア
自由詩
1
22/8/1 15:17
こっそり
クーヘン
自由詩
6*
22/8/1 15:14
独り言8.1
zenyam...
自由詩
2*
22/8/1 10:00
駱駝のうた
マークアーモ...
自由詩
2
22/8/1 6:45
夏は洗濯の好機
st
自由詩
3
22/8/1 4:11
詩の日めくり 二〇二一年四月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
22/8/1 0:47
七月末の幸福論
TwoRiv...
自由詩
6*
22/7/31 19:10
世界のなかへ
ひだかたけし
自由詩
3
22/7/31 18:02
まどのそと ほしをひろう
あらい
自由詩
0
22/7/31 17:22
※五行歌「今ではない」
こしごえ
自由詩
1*
22/7/31 16:49
真夏の陰で
静
自由詩
0
22/7/31 15:35
猛暑 UからYへ
うめバア
自由詩
1
22/7/31 14:42
冷やせる電子レンジ
イオン
自由詩
3*
22/7/31 13:49
ことばに映っているのは誰の顔か
ただのみきや
自由詩
4*
22/7/31 11:47
衝動の夏
塔野夏子
自由詩
6*
22/7/31 11:30
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
加筆訂正:
ことばに映っているのは誰の顔か
/
ただのみきや
[22/7/31 16:24]
誤字など修正
4.47sec.