登山は
いつでもどこでも
一歩、一歩だ
あんなに高い頂上まで登れるだろうか
と思っても
一歩、一歩あるいていけば
頂上に着くから不思議だ
登山は
どんなに苦しくても自分の足で
一歩、 ...
食パンマンみたいな
頭をした北の豚まんが
猛り狂ったように
ミサイルを撃ちまくっているが
ひょっとしたら
花火と間違えているんじゃないか
という気がしてきた
フジファブリックの歌を
バ ...
漆黒の
闇に浮き立つ
開いた聖書
燭台に燃える
蝋燭の炎、揺れ
繋がらない世界の
剥き出しの相貌、
切迫する
静けさの響き、
辿り着けない城、
界は奥まり広がり
わずかな手掛 ...
逢っても逢わなくても
どっちでもいいときに
それでも逢ってしまうのが
恋愛依存性。
心には鉄の扉が閉まっている、
だれにもみせない牢獄である。
...
世界を 祝福する
そんな 言葉を 持ってない
人生の 楽しさを 詠(うた)う
そんな 言葉を 持ってない
昨日までは 人生や世界の
悲しさや 寂しさや ...
手にて もつ たしかな ものは 何もない
「私」は 不安と 不思議さに
手を 広げ
握ったり 伸ばしたり ...
病んでる 過去に さよなら 書くには
どんな ペンが いいのだろう
どんな いろの インクが いいのだろう
わたしは 今日も 窓辺で 考える
今日は いい日に したいと ...
白髪が
人差し指に
引っ掛かり
もつれる時、
深い森は唸りをあげ
不安定な内面を抉る、
汗ばむ手のひら
崩れる砕氷
青い天空は相変わらずに
その豊かな乳房を揺らし
通り ...
ザイム真理教の信者たちが
ゾウゼイ、ゾウゼイと
亡国の為の
呪いの呪文をはく
若者たちは貧しいために
子供を成すことができない
自衛官たちは大国に囲まれて
いつ攻められるか分からないとい ...
あたりいちめん
黒曜石の闇
静寂
ひんやりとした闇を
全身で感受しながら
踊りはじめる
身体ひとつ
黒曜石の闇の中
踊っている自分の
手先足先さえ見えず
けれどその身体 ...
聴きたくて、耳をすましてみたけれど
雫の音さえ無音の
雨の日。
犬バスに
昨日乗ったと告げた日に
それはチガウと、ゆうなよ、泣くよ?
天空の島をみあげて真実 ...
初冬の寒々とした
だだっ広い体育館にシートをしいて
その上に無造作に置かれた
約1.5トンもの遺留品たち
靴が256足衣類が258着
バッグが124点電子製品が156点
その他 ...
十月二十四日 火曜
天氣 曇
起床 六時〇分
就床 十時三七分
朝礼運動場
ラヂオ体操
校長先生より
一・マスゲ|ム大會の事について
課外に愛國行進曲の練習を致しました
夜は警戒 ...
ここにいて ぼくは
きみを待つだろう
dejavu
dejavu
きみはやってくるだろ ...
昔、アメリカ・インディアンの長老が
お天気のいい日に
「今日は死ぬのにちょうどいい日だ」
と言って、一日中、村の中を、ぶらぶら
歩き回っていたそうです。
別に、自死をしようと思ったわ ...
今日の夜中 私は 世界が
変わってしまうのではないかと おびえた
何のことはない 私は 徹夜で 書きものをし
私の 壊れかけた パソコンが
さらに 状況が ひどくなり ...
腐った野菜たちをゴミ箱に棄てるときに
ちょっと躊躇した
そしてこうも考えた
この怒りで湯を沸かし
茹でて食べてやろうかと
でも仕方がない
野菜たちは腐った
醜い自分を憎ん ...
朝の光、溢れ
青の天空、雲一つ無く
血流、脈打ち
わたしが居る
踏み切りを渡る銀輪の輝き、
若者たちの声のさざめき、
赤子はベビーカーの中に寝入り、
杖つく老人の覚束ない足取り、
...
それから
わたしたちは
小さな書物になりました
耳を閉じて
陽の当たらない書庫に
丁寧に並べられて
呼ばれない名前を付けられ
秋が去るのを知りません
鳥たちは渡っていったのか
薔薇の ...
この九月に母が亡くなった。二〇〇四年に妹が自死し、二〇一一年に父が病死しているので、五〇年以上ずっと独身のままの僕は、これで家族をすべて失って本格的に一人になったことになる。母は妹が亡くなった直後か ...
あたたかい
夜は心がさみしくて
くりぃむぱんを食べたがってる
パンをみる
バターを早く買わなけりゃ
毎朝食卓でだけ想い出す
最高の
安全性をうたうなら ...
眠りについた赤子の
涙一筋
大人の期待と
赤子の不安
(先立つ不孝をお許しください)
一筋の涙が辿った
走馬灯よりも短い
私の生涯でした
大人の欺瞞と
赤子の正直
...
ハハ チチ
✰
ここで)ソラヲミヨ ここに) ...
ああ、みえる
銀線、無数の半透明
見える、視える
降りしきる雨、
ああ みえる
*
静まりゆく肉に
心は落ち着き
委ね預ける時、
進行の裂け目が
垂直に開く
なに ...
コップを
ひっくり返したような
暗闇に
黒い薔薇の花が
浮かんでいる
大切なものを
落としたから
爪先で触れた
夜の温度に
君を足して
探しに行く
棘に包まれた言葉は
...
沈黙の朝に静かに蟹沈む
句読点たちを河原で集めてる
得体の知れない液体への期待
世迷い言 予言名言謎めいて
寂しさを大事にしまう雨の指
缶コーヒーを飲み干す時だけ
星を見る
冒険の切れ端がポケットの中で
ガサガサとうるせえよ
死んだものはこんな風に振る舞っちゃいけないんだ
もしかして殴られたことなかったか?
同情し ...
おおきな フォントの 文字で 詩を書こう
ちいさな 病んだ 細かい 言葉は
眠たいだけだ
おおきな フォントの 文字で
すこしの 言葉で
ちいさな 言葉を 塗り ...
ある意味すべてが予定どおり(on course)
*
時にAIを
はじまりはいつもAI
それが気まぐれでも
ただ青く澄み切った
空を見つめている
母を思うと
いつもおだやかな顔が浮かんでくる
黙々と大地を耕し種をまき作物を育て
三人の子どもを育てた
どんなに親父が口荒く言おうとも
大地のように耐えた
冬寒く夏暑いこの地で
貧しいな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一歩、一歩
zenyam...
自由詩
1*
22/11/3 20:20
食パンマンか豚まんかハッキリしろ
花形新次
自由詩
2
22/11/3 20:06
プロセス
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/3 19:57
世界を綺麗と云いきるくちびる
秋葉竹
自由詩
1
22/11/3 18:10
世界の楽しさ 人生の嬉しさを 詠(うた)おう
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/3 16:38
きょうの いまの この世界よ!「私」は 世界に 忘れられたの ...
〃
自由詩
2
22/11/3 16:35
なんにも もう こだわるまい
〃
自由詩
1+
22/11/3 14:23
沈黙の森
ひだかたけし
自由詩
4
22/11/3 11:59
「今日の日本国」
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/11/3 11:54
踊るひとの/ための連祷
塔野夏子
自由詩
4*
22/11/3 11:27
逢いたくて、逢いたくて。
秋葉竹
自由詩
0
22/11/3 7:09
1.5トンの遺留品
st
自由詩
2
22/11/3 5:45
女學生日記 三十七
TAT
散文(批評...
0
22/11/2 19:17
Deja Vu
湯 煙
自由詩
4*
22/11/2 18:02
アメリカ・インディアン(ネイティヴ・アメリカン)の長老の話 ...
ダンテ カフ...
自由詩
2
22/11/2 16:13
ああ よかった 世界は 変わって いなかった!
〃
自由詩
0
22/11/2 12:29
野菜たちは腐った
奥畑 梨奈枝
自由詩
2
22/11/2 12:12
朝の鼓動
ひだかたけし
自由詩
6
22/11/2 10:37
ノート/十一月
ちぇりこ。
自由詩
9
22/11/2 9:25
残された怠惰
岡部淳太郎
散文(批評...
4*
22/11/2 5:10
みんな、スキヤキ
秋葉竹
自由詩
1
22/11/1 21:59
涙
TwoRiv...
自由詩
9*
22/11/1 20:34
星
湯 煙
自由詩
2*
22/11/1 20:15
烈開
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/1 19:40
夜の底
ミナト 螢
自由詩
2
22/11/1 18:58
丸い雨
水宮うみ
川柳
4*
22/11/1 14:02
虫籠はいつも秩序だった
竜門勇気
自由詩
1*
22/11/1 13:13
おおきな フォントの 文字で
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/1 12:12
ある意味すべてが予定どおり(on course)
足立らどみ
自由詩
1
22/11/1 11:45
母が歩いた道
zenyam...
自由詩
3*
22/11/1 9:34
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
加筆訂正:
元号の星より
/
本田憲嵩
[22/11/2 21:38]
加筆。
投身万華鏡
/
ただのみきや
[22/11/1 15:14]
誤字修正。
4.23sec.