隣家の灯り、
赤々点いて
車列は街道に、
長々伸び
ピエタの画像*、
あまりに重く
俺はひたすら、
横になる
燃える心臓
喰われる脳髄
憂鬱な心、逆巻く時
どれもこれも言葉遊 ...
こないだの誕生日
仕事帰りに
父と遅い夕ご飯を「ファミリーレストラン」で一緒に食べた
「もう駄目だと思ったら自殺するよ元気なうちに」
とかいうので
「遺族が面倒なので自然死にしてほ ...
鉄の雛鳥が川を分ける
岩の生きものが川を進む
彩雲が谷に落ちてゆく
雨の骨の門がひらかれる
どこまでも深く深く
突き刺さる雨音の上を
踏みながら飛びながら
歩 ...
地図を描こうとすると
夜は止まる
胸も水も
苦しくなる
鏡に映る
さかさまではないもの
最初から最初から
さかさまなもの
夜の皮をつかんで伸ばし
夜で ...
窓を全開にして
風を受けて走っているときだけ
俺は生きていると感じるんだ
この感覚
誰も俺から奪えやしない
俺は走るために生まれて来たんだ
天国のハニー
見ていてくれ
97年の ...
おまえはだれだ。変わったやつかもしれない。変なやつかもしれない。
馬鹿かもしれない。阿保かもしれない。
犬かもしれない。猫かもしれない。
ねずみかもしれない。
しかし、虎ではないだろう。
...
一度だけ口に合わない焼きそばに出逢い何とか全部食した
雷が夜中中鳴り恐かった飼い猫たちは私にくっつく
空揚げの揚げる音聞き美味しそう外はカリッと中はジューシー
外人の作った肉じゃが頂 ...
ぼくにしてみればそれはとても上手く行っているように思えたし、彼女にしてもそう考えていると感じていた。でも、こうして突然ぼくの前から消えたということはきっと、ぼくの方になにか問題があったのだ。そこに ...
近所の人たちに迷惑をかけている
ある漫画で
人に迷惑をかけても
どれだけ許してもらえるか
それが大切な人生の要だ
といったような
趣旨の台詞があったけど
誰かに許してもらって
生きてい ...
当然の ように みんな マスクをつけている
随分 なれて きたが
最近 やはり
これは 異様だと 思うようになった
みんな 骸骨のようだ
病に 震え ...
二〇二二年七月一日 「バスカヴィル家の宇宙犬」
海外SF傑作選『クレージー・ユーモア』5作目は、ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンの「バスカヴィル家の宇宙犬」地球人の真似をする ...
教えてくれよ
それが答えならば
僕はどこへ
もう歩けないよ
勘弁してくれよ
間違えたなら
そのままで
積み上げて
いつか崩れて塵となる
僕のかいた絵は
いつか消された
落 ...
あたし
今
怒っている時
ポエムが
でている
駐車場 は
「俺たち今セックスしています」
かのようで一杯
きみは「デリヘルで来たわけではない」
とこころで唱えて車をおりる
...
この冷夜、
肉の激痛発作に
垂直の時間帯は破壊され
雨雨雨雨、降り降り降り
開いた聖書、白く縁取られ
漆黒の闇に浮き上がる
在るもの在るもの、
すべて濃密に
問いを発散し
...
ウルトラセブンさんへ
ザイムクレクレ星人に操られている
怪獣、キシダノドン、キンシュクノドン、シンジユウサウルス
みんなスペシウム光線でやっつけてください
ザイムクレクレ星人は ...
ひとはかくことでしか、解消されないものがある、じぶんはじぶんいがいにはなれないんだ、じぶんはじぶんでしかないだ、じぶんをさがしたってじぶんいがいになれるわけじゃないか、じぶんをさがしたってじぶんいがい ...
発 三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい
脇 朝の鴉で目が覚めるそんな生き方してみたい
セフレの先にある死の不安なんか打ち消し生きたいな
鏡をみてよダメオヤジ、ヨレヨレの背広 ...
いつものようにスカしっ屁
つきたい嘘じゃないけれど
ついている自分が恥ずかしい
だからと言って真実の
音出しっ屁をしたならば
マナー違反で恥ずかしい
溢れる涙をこらえるように
今も誰かが ...
J・D・サリンジャーの事を考えると泣きそうになる
ホールデン・コールフィールドの事を考えると哭きそうになる
スティーブン・チョボスキーの事を
チャーリーの ...
それでも私は
詩を
書いていく
できる限り
命をこめて
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
健常人にも
病人にも
詩の好きな人は
たくさんいて
私の友だちは
今日も
片手間に
詩とおつきあいして
1日を終える
生命のために
変わり映えのしない
気づいてからも ...
もっと 歳をとって
認知症になったら
にこにこ笑って
ぽかんと一日中静かに
座っている おじいさんになりたい
疑り深い 夜叉や
怨念がましい 般若には
な ...
旧い映画を観て
思い出す
昔の 悲しみ
大画面の なかでは
むかしの 美女が 踊る
私が 観ていたのは ミュージカル
美しい 女性が 織りなす 夢の 数々
...
しあわせのかたちをみつけたら
はるになるだろう
かなしいあきは
おわって
しものふるふゆになるだろう
ゆきがふるだろう
さむいだろう
それでもひとははたら ...
○「生きがいを求めて」
自治会長とか民生委員とか
やる人がいなくて困っている
年を取っても
何か
「人のため世のために」
やれることがあれば
やるべきである
それが
生きがいになるは ...
本を読め
本はいいぞ
学びがある
と言われると
読みたくなくなる
マンガを読むな
たわいもないぞ
バカになる
と言われると
読みたくなる
スマホなら
何はなくとも
見て ...
1
それは、ちょうどぼくと入れ替わりで、定年をむかえて辞めていったおっさんがどこかの河原で拾ってきたものなのか。
トラックのフロアにあったそれは、ドアを開けるたびにあまりにもころりん ...
{引用=空白葬}
空白を肥やそうか
みかんを剥くみたいに
あの赤裸々な寡黙
仰け反って天を食む
ことばの幼虫
インクのように膨らんでゆく影
化石は顔を残せないから
ハンマーで殴っても
...
いままで亡くなったひとびとの
すべての墓に供えるには
花が足りない
そのことをかなしむこともできないほど
墓標は増えつづけている
忘れられた
記されなかった
記憶のなかに
わた ...
結婚10年目、いろいろと、限界を感じています。
妻がカマキリに見えます。
ちくしょう、喰われてたまるか!と、
ちょっと抜けてるところが救いで、今日はデタラメ言って、
遊んできた。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花を飾る
ひだかたけし
自由詩
4
22/11/21 20:54
自殺をがんばる人たち
モマリサ公
自由詩
2
22/11/21 20:23
水の地をすぎて Ⅳ
木立 悟
自由詩
2
22/11/21 19:52
水の地をすぎて Ⅲ
〃
自由詩
1
22/11/21 19:50
地獄のハイウェイ
花形新次
自由詩
0
22/11/21 18:50
おまえはだれだ
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/21 14:50
肉じゃが
夏川ゆう
短歌
1
22/11/21 14:41
はじめから手遅れ
ホロウ・シカ...
散文(批評...
2*
22/11/21 14:40
「誰かに許してもらって 生きている」
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/11/21 13:43
みんな マスクをつけている
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/21 12:49
詩の日めくり 二〇二二年七月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
22/11/21 0:12
塵
暗合
自由詩
2
22/11/20 23:28
モリマサ、君がポエムやめないわけは ショートバージョン
モマリサ公
自由詩
1
22/11/20 21:08
問う冷夜
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/20 20:59
「続続続ウルトラセブン」
ジム・プリマ...
自由詩
0
22/11/20 19:56
ひとりごと
青色銀河団
自由詩
2
22/11/20 19:14
三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい/勝手にひとり連詩
足立らどみ
自由詩
1
22/11/20 18:54
涙のスカしっ屁
イオン
自由詩
0
22/11/20 16:49
黄葉か紅葉か
TAT
自由詩
3*
22/11/20 14:56
※五行歌「それでも」
こしごえ
自由詩
1*
22/11/20 14:37
私の友だち
足立らどみ
自由詩
3
22/11/20 12:47
認知症になったら
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/20 10:47
私は あの頃の 悲しみに 敬意を 表する
〃
自由詩
1
22/11/20 10:39
わたしはゆめをみる
〃
自由詩
0
22/11/20 10:28
独り言11.20
zenyam...
自由詩
1*
22/11/20 6:38
逆張り
りゅうさん
自由詩
2
22/11/20 5:31
石ころの星々より
本田憲嵩
自由詩
2
22/11/20 0:47
歓喜の歌から逃げだして
ただのみきや
自由詩
6*
22/11/19 23:36
いままで亡くなったひとびとの すべての墓に供えるには 花が足 ...
凍湖
自由詩
8
22/11/19 21:21
すずめの戸締りリライト
はだいろ
自由詩
1
22/11/19 20:42
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
加筆訂正:
歓喜の歌から逃げだして
/
ただのみきや
[22/11/21 11:38]
修正
石ころの星々より
/
本田憲嵩
[22/11/20 23:32]
冒頭、若干修正。
3.2sec.