今日は僕の誕生日だ
僕はかなり以前から
自分の年には違和感を感じてきた
近頃その違和感がひどくなってきている
僕はいつの間に
こんなに年を取ったのだろうと思う
「誕生日おめでとう!」
と ...
なんでばあちゃんの家に行くと
あんなに心やすらぐのか不思議だった
手放しで安心できる場所だった
長男が生まれてすぐ死んだ後
次に生まれた僕も病弱だった
「今度は死なせるものか」
とばあちゃ ...
来なよ
家、片付いてないけれど
これから片付けるよ
半年前に燃えちゃった家だけど
お茶、用意するよ
ガスと水道止まってるんだった
大丈夫、井戸水汲むし
火をおこすのは得意です
...
忘れていた言葉である
もう何年も発したことがない
巨大ダムの決壊のような
一大事でも起こらないと
あの場面で
言葉が詰まってしまうのはなぜ
プライドと ...
更新される混沌の時に
今、新たに生きて
ジャイアントコーン、
噛み砕き
味わい
歪む脳髄に耐えながら
溢れる言葉、
掬い拾い集め
無 波打つ響き
耳 澄ます この ...
なんだか無性に
文字が書きたくなってしまった
こんな夜更けだけれど
こんなに寒いのだけれど
もう結構晩いじかんなのだけれど
それでもしょうがないじゃないか
だって文字が書きたくなってしまっ ...
揺れる三角
貫入する線
ねりあげくずれ
のびゆくむげん
色のひびきに
うらがえり
懐かし
すきとおる
揺れる三角
陥入する線
私は知らない
未知の意味
増殖する ...
細い角があった
磨かれたひろい螺旋
立つ者の額にも尖る
薄い翼があった
連続する空間への
感情の無理解を愧じる
持ちあがった身が
鳥の群れとなり羽ばたく
指をおった乾いた窓が
...
僕等はまた
出会えるかな
遠ざけた日を
何度も悔やんで
君のことを
悪者にしていた
許されなくても
きっと誰よりも
信じてしまう
罪の重さで
君の物語は
読めなくなっ ...
軽くて暖かそうなコートを一枚着て歩くひとを羨ましく見ながら、厚ぼったい、そのくせ風の通るような洋服をなんまいも重ねてぎゅっと縮んで歩いてます。
二十日間も雨が降らないで、ぱりぱりと乾くような空気 ...
30歳に見えないっ(キャッ
ほぅ、じゃ何歳に見えたんだい
40に見えたか、老け顔か
更年期、かくのごとし
性獣や49歳妻子持ち、24歳女と不倫
意外とめちゃくちゃにできて ...
過ぎる日々
追うのは安し
跳ねウサギ
捉えきれない
愉しさの中
和歌
夢さりて うつつ来なまし みづかがみ
かたちみほてふ しろき水仙
夢から覚めて、現実に来てしまったのだろう、
白い水仙が、水鏡の容姿に見惚れているという。
漆黒に青銅の響き、在り
ぽっかり開いた穴、広がり
忘却される在ることの去来
ワダチ確かに途上に刻まれ
不断に崩れ落ちる祈念の海
私たち、常に途上の人
叩き漂いエンジン吹かし
憑依 ...
言葉って難しい
使う状況やその人の立場で
同じ言葉でも意味は変わってくる
誰も自分も傷つかず
重さや軽さもなく
優しさや恐れもなく
責任や後悔もなく
過去や未来もないような
そんな ...
愛は信なり
どこまでも信じることなり
たとえ裏切られても裏切られても
信じることなり
美しきがゆえに
善きがゆえに
ではなく
醜くても
悪くても
信じることなり
また
愛は無償な ...
冬の太陽は 孤独だ
冷え澄み渡る蒼天に
ただ一点、燃え盛る
雪 降り積もる北の国から
届いた手紙
毛筆で書かれた文字は黒々、
その実在感に
しばし目を見張り 私は
ゆっくり立ち上が ...
空がおわる
その日きみと鳥になり
おわった空をわたる
海がおわる
その日きみと貝になり
おわった海をすう
嘘がないことば
或いは
研ぎすまされた嘘か
...
流れる 大白雲
ゆっくりのっそり
奇異なこと
動きそのもの
意志を観る
消えてしまう
流れ白雲、忽然と
ひっそりひろがる
青空に 地球廻る
音すら 聴こえ
空、あかね
日 ...
いのると
いきるは
似ている
とどくとか
とどかないとか
そういうことで
なく
しあわせでも
ふしあわせでも
ないものが
心にあたる
ことがある
夢すぎて うつつ来なまし ゆうすいの
言かけらしてふ しろきすいせん
百名山の開聞岳に登った
行く途中池田湖畔の菜の花畑で
開聞岳をバックに写真を撮った
何枚も何枚も撮った
福岡から来ていた親子四人づれの写真も
頼まれてシャッターを押した
この親子とは
開 ...
○「自分を信じる」
自分を信じることができなければ
他人を信じることもできない
○「若者たちよ」
若者たちよ
もうよそうじゃないか
横並び意識は
簾のような前髪
成人式の振り袖姿
...
もういらない
そんな歌も、言葉も、もうほしくない
私は自分を知っているはずなのに
どうして?
ただ
穏やかに眠りたいだけなのに
人差し指にささむけができた
少し当たるだけで痛 ...
甲子園 白球追いかけ 近代化
ビル建ち並び 浜風吹かず
エアポンプから、水と空気がないまぜに砕かれ、一粒一粒の静寂に溶けていく音が聞こえる。遠くに暗闇の気配がある。僕の手の届く、このせまい暗闇とはたぶん質量が違うのだろう。持ち重りのする、ゆるい輪郭 ...
冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ
水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲
あなたは消える蝶々を私にくれた
...
神さま、教えてください
人間失格感想文
むげんのみらい
ひとのことしか
かけなくなった
*
夏
ドライブの帰り道
甲子園地方大会に
ブラリと立ち寄り(何処かと何処かと ...
鉄格子の月
糸に吊られた黒い繭
揺れる輪郭
鬼と子どもたちの遊び声
炎の山脈
人間の魂の悲鳴
罪人はあいつらの方だ
黒い繭が頬笑む
人差し指を噛む
血の味
父親 ...
砂が白い
音を立てていた
波の影で
震える仔犬が
静かに遠ざかっていた
あれは 何
人の 喊声
おさない指が
乾いた
甲羅を叩く
何もない空 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
年齢
zenyam...
自由詩
1*
23/1/13 10:12
ばあちゃんの家
〃
自由詩
0
23/1/13 9:49
ぺんぺん草
◇レキ
自由詩
2*
23/1/13 3:33
ごめんなさい
佐白光
自由詩
1*
23/1/13 0:40
夜想9
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/12 23:22
文字を書きたい
坂本瞳子
自由詩
1*
23/1/12 22:46
むのことば
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/12 19:52
ある画
soft_m...
自由詩
2
23/1/12 19:49
いつか
ミナト 螢
自由詩
0
23/1/12 17:20
メモ
はるな
散文(批評...
3
23/1/12 15:50
不惑から遠く
りゅうさん
自由詩
3*
23/1/12 6:55
飛うさぎ
佐白光
短歌
0
23/1/11 23:48
和歌 練習中
為作
伝統定型各...
0
23/1/11 21:34
途上の人
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/11 20:06
無重の言葉
リィ
自由詩
0
23/1/11 12:31
愛の復興
zenyam...
自由詩
0*
23/1/11 6:51
燃える、燃える
ひだかたけし
自由詩
3*
23/1/10 20:46
檻人
soft_m...
自由詩
3
23/1/10 20:35
五行歌、推移
ひだかたけし
自由詩
3
23/1/10 18:32
心あたり
やまうちあつ...
自由詩
1*
23/1/10 17:51
和歌 練習中
為作
伝統定型各...
0
23/1/10 17:24
鰻温泉
zenyam...
自由詩
0*
23/1/10 14:46
独り言1.10
〃
自由詩
0*
23/1/10 6:24
もういらない
初代ドリンク...
自由詩
0
23/1/10 0:20
野球川柳
為作
川柳
0
23/1/9 23:21
湖と瓦礫
ねことら
自由詩
0
23/1/9 22:14
ふゆあかり
mizuno...
自由詩
7
23/1/9 21:45
神さま、教えてください
足立らどみ
自由詩
2*
23/1/9 21:42
inferno
mizuno...
自由詩
0
23/1/9 21:20
洲(しま)
soft_m...
自由詩
0
23/1/9 19:22
440
441
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472
473
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475
476
477
478
479
480
3.3sec.