母が亡くなってから4ヶ月
病気が分かってからの8ヶ月は母の死の不安と
重たい影のさす実家帰りと
フォロワーを減らさないためのSNSとの両立
昔叔父が急逝したときに
夫を亡くした叔母が
...
ゆきが おちてくる
海がひろく
不思議な 音をたてていた
灰いろの山と 横たわると
風にも 鳥にも 色いろあると分かる
やさしくしたい けれど
今のぼくには できない
ゆ ...
雪崩れ落ちる未知、
揺れ動く音像、
誰も知らない
誰か知らないか?
野性の風が吹き荒れ
夜闇が濃密に深まり
離れた梢は既に裸木、
舞い上がる葉っぱ
宙空に、ひたすら
宙空 ...
雪が溶けて春が来る頃に浮かぶ
口を噤んだ無垢の棘を重ねた
片羽を雑草で包んで置いた
サイレンをレコーダーに繋いで
逆巻きで転がせたらいい
たわいないみちの片隅で声を落とした
何事もなく ...
いい人そうだったので
昔は応援していましたが
今では身体中に刺青をいれて
完全に堅気の人ではなくなって
しまったので嫌いです
クリスチアーノ・ロナウドの方が
キレイな身体をしているので
...
輝く白雲の峰、
光の横溢
青い青い天空、
石の苦痛
はらはら降る
じんじん滲む
病んだ肉体から、
解き放たれる心
どこまでもどこまでも
青い青い広がりに
脈打つ心臓 ...
壊れた室外機に腰を掛けて
春が来るのを待ってる
いくつも季節は過ぎていくのに
春だけがまだな気がする
私は雲ではないけれど
春が来たら食べたいものを思い浮かべ
その食べ物に
う ...
サーカスが過ぎ去った後で、俺の網膜に刻まれた鮮やかな灯りの記憶、操り人形の、唯一糸のいうことをきかない、閉じて固まった指先の―指し示す空虚、薄れてゆく黄昏の中に目まぐるしいばかりの、消化出来ない過 ...
1.義眼
夜明けは午前7:00をまわり
すでに傷を負ったひかりの窓辺で
いつまでも腐らない
義母のはやとうり
2.かいふく
腹のなかで
白湯がわいている
はちみ ...
晴れたら、寂しい日
溢れて溢れて、水
遠い海で、海月が死んだ
海月、一個体分の水分量が
この星に加わって、溢れるから、雨
水になる
水に包まれて暮らすということは
この春に入居したア ...
祖母の家はルピナスだった
そして今
母の庭にはハナニラが咲き誇っている
手応えのない薄い葉を握りしめ
外来の雑草の顔立ちの良さに
草刈りの手を ふ ...
たそがれの空にひときわ明るく
かがやく星を子どもたちは指さして
あれは ウルトラの星
後ろすがたが
まるで祈りを献げるかのよう
ちがうよ。あ ...
ジャミラの故郷は地球
のフランスはパリから汽車で三時間
五十歳にして
日々の生活に老け込んでしまった母と
婚礼を間近にひかえた ひとりきりの妹
湖 ...
○「他人事」
自分の身は
自分で守らないといけないのだけど
病気も事故も
自分の身に起きるまでは
他人事だ!
○「挑戦」
挑戦する機会は与えられている
僕が望めば
今年は初日の出 ...
夜の夜中に散る花は
氷のような冷たさで
涙のように儚くて
子猫のように鳴いていた
ちいさな川に落ちたとき
あっ、
とかすかに声をあげ
そしてそのまま沈むとき
...
この石がどれだけの歳月を過ごしてきたのか誰も知らない
私がどれだけの歳月を過ごしてきたのか
誰も知らないのと同じく――
誰も知らないままで時は流れて後方に追いやられ
私は体験を繰り返して石は記 ...
子供の見る世界は
活発な栗鼠のように目まぐるしくて
全てが産まれたての星星のように瑞瑞しい
けれど
その月日の流れる公転の速度は
その身体のなかにある地軸の回転は
じつは樹木の成長のように ...
ずんずんずん、
歪む脳髄かかえ
夜が更けゆく
横たわる、
私は巨大な恒星を視る
光の鼓動、
闇の胎動、
悪は善と成り
善は悪と成る
光と闇、善と悪
ひとつの均衡 安らぎ ...
ベランダに椅子を出して
登録を削除する わたしは
暗闇に見つめられて
もう何年も目にしなかったような
みじかい 朝で
あなたの頬の中
時々 何かがつぶれる音を立てた
そんな時も人 ...
十八の終わりの頃はホ|ムレスみたいに橋の下で寝ていた
ゆれる 梢があって
旋回する 翼があって
時に 空を見ていると
無性に 突き立てたくなる
動けるものを
動けなくするため
叫びたくなる 裂けるほど
ちぎられた 雲があって
焦が ...
聞こえなくても 揺れは
しずかに からだを
くすぐる
鈴の数だけ 徳をつみ
旅してきた といううわさ
お前 りりん
音に連れられ
クロスワードで
世界を助け
ファッションシ ...
月夜の晩に犬を連れて散歩に出た。
境川という神奈川と東京都の県境に流れる川の畔を歩く。
橋のたもとまで来ると何やら小さな生き物が何匹も橋の隅をぞろぞろ
動いている。アメリカザリガニだ。向こう岸に ...
小さな啄木鳥が
枝のむこうに
隠れて鳴いている
霜に白く
苔に覆われた墓石の上に
戯れる小栗鼠
韜晦する記憶のメレンゲ
青い雫
仄かに紅く冷たく
かじかんだ耳たぶに
触る
...
布団の中で
縛り付けられたように眠る
右も左も
空いているのに
真ん中が好きだ
甘えるのが苦手だから
逃げるのが嫌いだから
シーツの中心に
皺を寄せて
文字だとか
書い ...
次々と
完膚無きまで
叩き潰し
肉の断片まで踏み潰し
俺を裏切った人間ども、
無へと掻き消す
夢見した、血塗れ
悪夢、一晩延々
充満する憎悪と憤怒
右の拳だけで
殴り続け
両 ...
死なないでと言われた命
ここにある。
死なないでと言ってくれた
あなたの気持ちは
天より高い
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
もう一度だけ
手紙を渡す機会があるなら
ひかりあれ、と書くだろう
そんな資格も
余裕もないけど
だからこそ
とは言えないか
闇あるところに光が
なんていう噂ではないか
...
低い天井に音楽が響く
裸の天使の鳥籠のよう
ひりひり見開く傷口
冷凍肉のかたまりに
ガラス金属プラスチック
カラフルな鋲をボウルいっぱい
焦点を拒む視線
ただ瞳の中にゆれる灯が
焦 ...
そこに朝陽がさすころに
とても醜いできごとを
かき消したいと
希うのだ
わずかに残った悲しみを
それでもスプーンでかき混ぜて
苦いけれども我慢して
そーっと舌に
の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢に出てこないで
秋田の米はう...
自由詩
2
22/12/18 20:55
雪が落ちてくる
soft_m...
自由詩
8*
22/12/18 20:35
更けゆくこの夜に
ひだかたけし
自由詩
3*
22/12/18 20:25
alarm or snooze
あらい
自由詩
1
22/12/18 20:20
メッシ
花形新次
自由詩
0
22/12/18 17:23
肉塊と空、魂と天
ひだかたけし
自由詩
3*
22/12/18 17:20
春待ち
たもつ
自由詩
7
22/12/18 17:07
自由形のパレード
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/12/18 15:09
静物
平井容子
自由詩
3
22/12/18 14:16
深海で暮らす
ちぇりこ。
自由詩
6*
22/12/18 11:51
ペガッサ星人(ウルトラセブン)
角田寿星
自由詩
2
22/12/18 10:40
テレスドン(ウルトラマン)
〃
自由詩
2*
22/12/18 10:39
ジャミラ(ウルトラマン)
〃
自由詩
2*
22/12/18 10:36
独り言12.18
zenyam...
自由詩
0*
22/12/18 7:08
夜の夜中に散る花は
秋葉竹
自由詩
0
22/12/18 6:15
石の歳月
岡部淳太郎
自由詩
5
22/12/18 0:23
栗鼠の惑星より
本田憲嵩
自由詩
7
22/12/17 23:53
夜更けの安らぎ
ひだかたけし
自由詩
3
22/12/17 22:54
ひかり
soft_m...
自由詩
2
22/12/17 21:32
十八の
TAT
短歌
0
22/12/17 20:37
そら
soft_m...
自由詩
2
22/12/17 20:32
母の手あそび
〃
自由詩
1
22/12/17 20:25
月夜の晩に
shura
散文(批評...
1
22/12/17 20:12
冬のレモン
〃
自由詩
4
22/12/17 20:04
シングルベッド
ミナト 螢
自由詩
0
22/12/17 17:57
邪悪なるもの
ひだかたけし
自由詩
3*
22/12/17 17:46
※五行歌「死なないで」※改稿版
こしごえ
自由詩
3*
22/12/17 16:05
ひかりの手紙
やまうちあつ...
自由詩
1
22/12/17 15:00
すべてはじめから
ただのみきや
自由詩
2*
22/12/17 14:23
夢のうた
秋葉竹
自由詩
0
22/12/17 13:54
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
3.26sec.