幻の虹をみた夜、
好きすぎた昔を求めた
ほろ酔いの君の瞳は
幻の虹をみた夜、
叶わないよこしまな夢を
叶えたいとだれに祈ればいいのか
それさえも忘れてしまったという
びし ...
クリムゾンて
クリーム色じゃないんだ
赤なんだよ
紅色とは違う
また別の濃い色なんだ
濃いんだけれど
明るいんだ
ブライトなんだよ
それでもって青も少し入ってるんだ
カレーの隠し味に ...
白紙と名付けた毛布に包まり
むき出しの耳を塞ぐ
手のひらは押し当てたはしから粒子になり
あなたがたを取り込む、あなたがたは実際細かな粒子で
一粒一粒が性格を持っている
限りない煩悩
限りな ...
僕たちは
綺麗なものが
似合うように
努力をするけれど
その眩しさより
弱った光の中で
同じくらい
傷付けたら
指輪なんていらない
この身体ごと
転がって
語り始める
...
深く落ちていく
独りのたましいが棲む処へ
切迫する恐怖に立ち向かい
遥かな声の木霊に安堵して
どよめくその先を目指していく
わたしはもうなにもいらなかった
貴女の在り処さえ確かめられれ ...
桜の開花宣言が出ても
満開になるにはもう少しかかる
日に日にピンクが増えて
その魅力を徐々に発揮し始める
桜が気になって何度も見てしまう
桜をたくさん植えて
観光地化させる地区もあ ...
湖の蒼さがあなたの個性に反射する
羨望の眼差しは
自らの心にポッカリと空いた隙間に
セメントを流し込む
「答えはまだ無い」
荒れた呼吸の中
社会に固執する義務が漂う
やがて君が歩む際 ...
幸福は私の中にあると
そう考えた時
私は感動した
私は幸福と共にあり
それを伝えて
周りの人も幸福にしたい
人生には波もあろう
嵐も。
しかしそれを乗り越えてこそ
幸福は私の中にある ...
遠い記憶への贈り物は
世界の見える景色を透明に塗り替える
瞬間は瞬間との出会いを祝福し
ありのままの僕等はただ歩みを繰り返す
支配された感情の危うさに飲み込まれないように
カラッポになっ ...
春なのに
華麗な花たちのいろどりも
もえいづる若葉の輝きも
どこを探しても見つからない
春を喜び
さえずり回る
かわいい小鳥たちの姿もなく
春の喜び
春の楽しみが
...
俺は今
戦禍を最小限にくいとどめているんだっ
そういうと僕は
湯船につかり
晩酌の用意を
僕が飲むことと
君が病むことの間に
何らかの相関が
あるだろうか
ある
惚れた男の ...
朝8時の虎ノ門ニュースで解説していたが、忽然と消えた卵の行方を捜している母親が、自分は世界と捩れた関係にあるということが理解できないのは、母親には卵の抱いている密かな悪意が認知できないからだ。母親とい ...
喉の中が少し痒い
じれったい
口から手を入れても届きはしない
首を掻いても治まらない
痒さがじんわりと増していく
どうにもならないからなんとかしたい
手を握りしめてみる
なんともならない ...
朝焼けに
まだ消えてないうすい月
小さな花の
香りがしたよ
いつまでも片恋なのは切なくて
好きを飾って
リボンにします
バカヤロォと
酔って泣いちゃう春の夜
もっとい ...
ハッジズがラーディガンと盟約を交わしたという情報は、
二か月遅れで各国にも届いた。
「なんと。アースランテはこの世の破壊を望んでいるのか?」
「ライランテを、魔物の闊歩する土地にするつもりか…… ...
アースランテがラゴスとの戦いに敗れてから、
二年余りの時が経った。アースランテは、
それ以来、急激に軍拡の道に突き走っていった。
アースランテは、ファシブルとラゴス、
二国の敵国をかかえて ...
自称詩を書くこと
それは立ち小便
をすることに
似ている
とても恥ずかしいことだが
その解放感から来る快感は
何事にも代えがたい
とても可愛いあの娘に
見られたりしたら
絶頂 ...
元世界ヘビー級チャンピオンが
市長をやっているところは
やっぱり強いんじゃないかと
思ったんだよなあ
プーチンも
そこんとこ
よく考えなくちゃ
黒人相手にめっちゃ
ボコボコにしてたんだ ...
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越え
海に向かって歩いていた
薫る潮騒、うねる波
何処までも続く浜辺に座し
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む
遠く船が落ちていき ...
○「4月」
明日から4月が始まる
新しい出会いが待ってる
いつまでも桜に酔っている暇はない
しゃんとして明日から起きよう
*「転勤 借りてきた猫も二、三日」
*「転勤 昇進したのに手取りは ...
その日
僕の存在は失われていた
川は何もなかったかのように流れ
まわりの人々は息をし、笑い
変哲もないことを話していた
できるものなら僕は
思考さえ失われた
本能だけの野鳥になりたか ...
地球が終わりの日
外ではモンシロチョウが飛んでいた
私の中ではすべてが終わり
平穏な終焉が訪れようとしていたのだ
何時如何なる場面でも脆く落下しそうな形態で
モンシロチョウは飛んでいた
...
SNS上の詩人たちを
熊手でがーっとさらう
角度をかえて
熊手でがーっとさらう
大阪に集める
すてきなイベント?
ん?私は用意してないよ
ただ寂しいから呼んだだけ
詩の話をするの? ...
その泣き声に驚いて、振り返ると
君はその夜も眠りながら泣いていた
生きることが辛い正しさが
瞳のはしから耐えきれず
冷たい透明な水になって
ひとすじツーって流れてしまったんだ ...
マンションの窓から
駅前通りの
信号機が見える
たった一人
自分だけが見ている
世界で
それが何だか
とても不安にさせる
────午前2時43分
やっと1台
小型トラッ ...
あなたの心音を探す
なにもない
街角を歩く
地面に耳をつける
昼間拾ったパンを食べて
夜はベンチで眠る
起こされた気がして
目を開けると
伝書鳩が私の腹を均してる
寝床にする ...
文字を書く唯一無二の無数の手
回転と逆回転は巡り会う
夜に存在した灯りが温かい
球面の全部逆さにして眠る
緩やかな風が吹くようだ
穏やかな陽射しが降るようだ
わたしは微かに震えている
遠い記憶の化石のように
何も此処から始まらない
永遠に時間は止まっている
宙空に太陽が輝いて
優しい無関 ...
ゴミ収集車が走り去るにおいを青空に運び去る春風 ボウ 遠のく作業員たちの掛け声
電線の雀たちが放つビーム
桜が咲いたね
ハロー ユース
/
遊びたりない わけない
風に育てられた髪 ...
悪いことがあっても
悪いことも
こころの糧にすればいい
物は考えようです
闇に光るこの魂
「気楽に行こうよ」
と自分に言い
青空の下で
見上げると
光る風
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嘘をついてもいい夜
秋葉竹
自由詩
1
22/4/2 0:16
クリムゾン
坂本瞳子
自由詩
0*
22/4/1 20:13
万華鏡
凪目
自由詩
1
22/4/1 19:44
メビウス
ミナト 螢
自由詩
1
22/4/1 19:34
All I Need
ひだかたけし
自由詩
5
22/4/1 18:21
開花宣言
夏川ゆう
自由詩
2
22/4/1 18:12
湖
鷲田
自由詩
0
22/4/1 15:10
自体顕照
渡辺亘
自由詩
0
22/4/1 15:08
溜息
鷲田
自由詩
1
22/4/1 14:50
春のない街
st
自由詩
2
22/4/1 7:08
粗品
りゅうさん
自由詩
1
22/4/1 6:52
母はフェニックス
壮佑
自由詩
5*
22/3/31 23:33
奥の痒み
坂本瞳子
自由詩
0*
22/3/31 22:23
眠れない夜に君をみていた
秋葉竹
自由詩
1
22/3/31 22:04
アースランテの軍拡(二)
朧月夜
自由詩
1*
22/3/31 20:15
アースランテの軍拡(一)
〃
自由詩
1*
22/3/31 20:14
後ろから前から
花形新次
自由詩
0
22/3/31 19:57
クリチコ
〃
自由詩
0
22/3/31 19:31
永遠
ひだかたけし
自由詩
4*
22/3/31 19:17
独り言3.31
ホカチャン
自由詩
1*
22/3/31 15:57
できるものなら僕は
山人
自由詩
3*
22/3/31 6:06
モンシロチョウ
〃
自由詩
3*
22/3/31 3:49
熊手で
木葉 揺
自由詩
2*
22/3/31 1:39
月のてらす君の泣き声
秋葉竹
自由詩
1
22/3/30 20:54
浅い眠り
花形新次
自由詩
3
22/3/30 20:51
eternal elastic band
mizuno...
自由詩
5
22/3/30 20:15
羊の可換群
水宮うみ
川柳
3*
22/3/30 19:43
静止画
ひだかたけし
自由詩
4
22/3/30 17:41
ユース
末下りょう
自由詩
4*
22/3/30 17:26
※五行歌 三首「ありがとうを深く」
こしごえ
自由詩
1*
22/3/30 16:16
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
3.83sec.