私が死んで
匂い高くくさって
あるいは焼かれて
熔けて
あるいは
瞬間の火に蒸発して
骨も残さず雲散霧消して
全部脱いだら
私は炭素になる予定
私たちは
だいたい酸素と炭素 ...
ここに居た
ここに居ない存在は今
どこに居るのか
ここに居た
ここに居ない存在は今
どこにも居ないのか
いいえ
ここに居た存在は確かに
ここに居たの。
無人駅のホームの待合室に並べら ...
皮ジャン男のやっすいダンディズムを横目に
紙ナプキンのミサイルを作る朝
ディスプレイの中では砲撃音がさざめき渡り
手足をバタつかせた蟹たちが逃げ惑う
川底に赤い砂煙が巻き上がると
ファーウェ ...
20150726
■
編集
朝。パンツがないので洗濯機を回してからオクラを切り刻み小さな器に移し醤油を四滴振り軽くこねこねしてからごはんにかけて食べた。後ろで茹でていたササミをざるにあけ ...
あのそらはつながっている
やだ
よぼよぼらっこで検索し
古いほうから読んでいく
こうやって
ひとのなまえを
書いていくと
会わなくてもいいひとになってく感じがする
自分がちょっ ...
がぱぱ。
ひがしかに中学校。
山田和美 37歳。
ほげほげ。
山田和美さん読みましたか?
遠くから応援してます。
では、また。
気っ風のいい姉御肌のイルカは
年の離れた姉さんのようだった
今は
本当だとしても
いつかは
嘘になるかも知れない
想いを言葉に替えて
愛を口にするわ
だから愛は
体で確かめた ...
いつも
いつも
そうだった
結局
誰かの
せいにして
誰かを
悪者にして
そうして
無かった事にした
その出来事の何処に
自分が存在したのか
自問することも
...
僕は昔、営業マンをやっていた。今は、よく出かけていた海を思い出す。どこかに行った帰り道に走った、コンビニの脇から海辺へ続いていた道を思い出す。砂に埋れかけている防風林を横目にして、浅くアクセルを踏んで ...
夜あるく
桜の木の下つなぐ手に
困る優しい横顔が好き
恋したら
天使になれると聴いていた
大人になんかなりたくなかった
あたたかい
恋の調べがこの部 ...
ちりちりと
夜風が弾ける
肌の面
肉から解離し
タマシイの
涼やか響く
原音が
辺りに木霊し
光っている
脳髄はとろり
蕩けるよう
夜風にうっとり
流れ出す
彼方此方を巡 ...
お待ちのお客様は一人ずつ
降車していった
忘れ物を置いていった
あると知りながら
要らなかったから
裁かれるのを待つ座席で
お登りになっていく次次の人が
わたくしの袖をひらりとかすめ ...
クールラントとラゴスの兵隊は、合して八万。
魔導がいくら優れていたとしても、
十二万の兵力に押し切られては、ひとたまりもない。
アウゼル・ローガンテは苦悩していた。
「クールラントは、いず ...
アウゼル・ローガンテは、クールラントからの密命を、
元老院議会の議題にかけた。
軍国ラゴスは、その印象に反して民主的な国家だったのである。
発言はすべての者に許されていた。
「それは、クー ...
だれかのためにすることが
自分のためにならない
そんなかなしいことはない
自分のためにする
それがだれかのために
なってくれたらうれしくて
歩いてるだけでいつまでも新しくある
そんな ...
日本への避難のおさそい
ありがとうございます
でも今回は残念ながら
遠慮させて頂きます
というのは
日本の人たちにとって
ウクライナの惨劇は
他人事のように
見えるでしょう ...
古いものには
必ず歴史がある
古い服
古い車
古い家┅┅
必ず時間をかけた歴史がある
古いから
価値がなくなるわけではない
「鋭敏な人は
死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか、この3つのものしかない」
と漱石先生はおっしゃています
(「行人より」)
満開の桜を見ると
僕は毎年不安が目を覚ます
進級不安、進学不安、就職不安、転勤不安、昇任不安┅┅
眠っていたさまざまな不安が目を覚ます
花が落ちて緑の葉っぱが生いしげる頃になると
不安もまた ...
僕は目で見ていたのだ
ぼんやりと思っていた 目に
テレビ番組の目の夜の記憶を
目の奥に映しだされた 月曜日の 景色を
焼かれたエビのような目で
ずっと本棚に入っている 借りてきたまま ...
夕食のときに誤って
傷つけた口の中が傷む
悪態が脳裏で曲芸飛行を繰り広げる夜
ラタンの椅子の上で一対の飛蝗が
遺伝子を残そうと試みている
呪縛から解き放たれた
そんなものになりたか ...
池袋地下のフリースペースの管球ラジオ
誰もあおばさんを再生できないけれども
土屋怜ちゃんのおまけでついていった僕だけれど
あおばさんはとても優しくて言葉少ない説得力で
求心力のない僕を ...
裸足で
冷たさを感じて
磨かれた床の上に
横たわりたくなる
衝動を抑え
素足で
熱を覚えた
水を含んだ砂の中に
埋もれてしまう
夢に溺れて
微動だにせず
もはやまばたきさえ忘れ
...
{ルビ奪衣婆=だつえば}に手を振って
自分の手の指が
すっきり全部折れているのを
確認し
ゆったり歩きはじめれば
蛆這い回る
糞と血とはらわたの汚泥が
優しく足をなめる
ただい ...
room
おばけのいない部屋で
ただ古くなっていく手紙
埃が不在をあらわしてはいるが
ひょっとしたらそれは
私から君が
朽ちて無くなるまでのオールド・スリープ
letter
...
軽やかに
憂鬱に
雨降りのなかを
舞いながら
虐殺の街へ
至る
情報は不断に
操作され
犠牲者の数だけ
浮遊する
この世界という
荒涼とした廃墟
戦禍は絶え間なく
欲望は欲望 ...
不透明な昼下がりの中心で火炙りだ。
それは、歯痒さゆえ剃り落とした大雨の日、寝室の川の水。
満月の傾き、
制御不能のグランドピアノが液状化したもの、
...
土曜日の予定聞かれて何もない友達三人と急遽ドライブ
川の水綺麗になって魚増えあるべき姿街は潤う
気分良く二時間コースの道歩く自然のパワー元気の源
しまなみの良い場所良い店探す旅自転車 ...
二〇一九年十三月一日 「断章」
おまえの幸福はここにあるのだろうか、
(リルケ『レース』Ⅰ、高安国世訳)
単純な答えなどない。
(アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』第二部・14 ...
プロパガンダとは
特定の思想や行動などへと
人々を誘導する行為だが
ロシアには
このプロパガンダをあやつる
世界一の魔法使いがいるようだ
プロパガンダのなかでも
もっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あしたのソネット
佐々宝砂
自由詩
1
22/4/6 20:09
不在のゆくえ
こしごえ
自由詩
2*
22/4/6 16:01
仰向けの蟹
自由美学
自由詩
1
22/4/6 14:51
6年前
nemaru
自由詩
0
22/4/6 12:44
2016年2月19日(金)
〃
自由詩
0
22/4/6 12:41
ががぱ
うんち
自由詩
1
22/4/6 12:37
イルカの思い出
板谷みきょう
自由詩
1*
22/4/6 11:39
あの男が死んだら
〃
自由詩
0
22/4/6 10:49
海と営業車
番田
散文(批評...
1
22/4/6 1:02
戦う恋
秋葉竹
自由詩
1
22/4/5 23:18
夜風とたましい
ひだかたけし
自由詩
6
22/4/5 19:26
石
這 いずる
自由詩
0
22/4/5 18:28
ラゴス・クールラント連合(四)
朧月夜
自由詩
1*
22/4/5 18:24
ラゴス・クールラント連合(三)
〃
自由詩
1*
22/4/5 18:24
予感
soft_m...
自由詩
1
22/4/5 15:37
ウクライナから日本の人たちへ
st
自由詩
2
22/4/5 11:19
古いもの
ホカチャン
自由詩
1*
22/4/5 10:11
鈍感のすすめ
〃
自由詩
1*
22/4/5 9:16
桜不安
〃
自由詩
1*
22/4/5 9:09
心のウクライナ
番田
自由詩
0
22/4/5 0:50
すべてが所詮は呪縛という名の遊戯であるのなら
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
22/4/5 0:13
あおばさんへ
マークアーモ...
自由詩
4
22/4/4 23:48
からまって
坂本瞳子
自由詩
1*
22/4/4 22:50
どっかの一丁目にて
佐々宝砂
自由詩
4
22/4/4 20:07
rainy
あすくれかお...
自由詩
8
22/4/4 19:54
虐殺の街
ひだかたけし
自由詩
5
22/4/4 19:26
みずのいろ
あらい
自由詩
0
22/4/4 19:04
自然
夏川ゆう
短歌
1
22/4/4 18:17
詩の日めくり 二〇一九年十三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
12*
22/4/4 16:02
ロシアの世界一の魔法使い
st
自由詩
1
22/4/4 10:44
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
加筆訂正:
アルカイック・モノローグ
/
ただのみきや
[22/4/5 8:49]
修正
3.9sec.