なにも ない
ただ しずかさだけ
在る、
醜さも美しさもひっくるめ
遠く凍り付き近く熱を帯び
老いた人をみた
諦め切るように
美しい人をみた
輝き出るように
街通りに ...
確かに
悪いことやっても
フィリピンに逃げたら
何とかなりそうな
気がする
そんなんじゃダメだぞ!
マニー・パッキャオ!
軽薄な笑顔で職場をやり過ごし 無表情な休日で英気を養う
何も変えたくないけど 変わらない努力もしない
維持ではなく放ったらかしを愛し だからルンバら使えない
SNSは世界を明るくするため ...
わかれの歌が、近づいて わたしの口に
入ろうと するも留守です。
きた甲斐もなく 歌、引きかえそうとして
北風にうたれました。来たばっかりに。
ライラックの花が くちびるにながれて ...
ねぇ あなた
私、まだ元気にやってます
しんどい時に 吐き出すような何かを投稿した私に
元気な言葉をくれたあなた
粋にいこうぜ!と
でもね、そんな一行に私は感激していた
ちょっ ...
○「悩みのもと」
登山は己の弱さを知らしめる
坐禅もそうである
結局悩みのもとは
己にあるのである
己の弱さにあるのである
○「悩み」
何を悩んでいるかで
己がわかる
ほんとに贅 ...
お前は詩を読んだことがあるか、あるいは書いたことがあるか?自分を自分たらしてめているものについて、衝動的に言葉をぶちまけたことがあるだろうか、身体の中心から、お前自身を引き摺り出そうと試みたことが…言 ...
一月二十八日 日曜
天氣 雪
起床 六時三〇分
就床 十時〇分
朝起きたら雪が四十糎位降つてゐた
晝前勉强した
晝から電話をかけて驛へお問合せになつても解らないのでスタンドで待つて ...
夜は
好きという、
人は
嫌いだな。
いつも同じ。
夜は、
太陽が
無いじゃないか?
みあげると
たとえば真っ白な清潔ぶった
満月なんか
あってもね ...
夜は
好きだな
生まれ育った田舎町の
みあげると
こぼれ落ちそうに瞬いている
満天の星たちの
清らな想い出とか
とある大きな街の
猥雑で
酔っ払いでいっぱいの
たむ ...
少年Aについて
その良心は浮世を漂うが/そのものではない
/野花には未熟も裏はないけど
/渡り鳥に行方を撒かせる
/ミチに茂らせているやさぐれや
/彼方の山 ...
夥しい情報のなかで
恋人の鱗を逆撫でる
もうなにも伝えることはない
もうなにも受け取らない
深く 痛く 刻んだのに
夜の度忘れて泳ぎ出す
夜闇に沈もうとする
この白壁の小部屋に
忍び込む肢体 柔らか
球形の乳房、貫く直線
撓り揺れる音響の激化
わたしは知らない、
窓辺に匂い立つ深紅の薔薇
夜闇に浸されゆく
この白 ...
わたしは曇ったガラス窓
指先で書く文字の向こう
許容できない現実が冬の仮面をつける
ひとつの痛点が真空を真中から押し潰す
円く膨らむ響きの肢体 震えの侵食を
包む衣としてまなざしは海
...
いつも言葉は先に途切れる
それは相応しい形をまだ見つけられないからではない
まるで全てを知らなかった時代に戻る
私たちは思い出す
始まりはいつも懐かしいものだと
私は確信する
いつ ...
カップ麺に熱湯注いで待つあなたの
お耳を拝借できますのなら
こそっと お話してみたい
京都駅から地下鉄に乗り四条駅で降りて
阪急電車に乗り換えます
地下鉄の改札を出た駅構内に ...
白いコートに
光が入り込む
旅人みたいに
春を感じながら
このくらい
薄い生地なら
心も透けるのか
隠し切れない想いを
ポケットから
取り出して
南風に
触れてし ...
地方では
運転免許証がなくては
高齢者が生きていけないと言うが
運転免許証がなくて
高齢者が死んだという報道はない
だけど
運転免許証を持った高齢者が
事故を起こしてしまい
もう生 ...
真っ直ぐ進む
時間の陥没、
力動 垂直に
裂け目入れ
一瞬のマバタキ、永遠の開示
すべて、掴み取られ
時間は瞬間の延長
響き放つ形象の乱舞
広々と、ひろがりのびゆき
...
やーい、おまえの父ちゃん
自称詩人なんだってな!
えーっ、まさかウソだろ!
自称詩人って、あの自称詩人か?
そうだよ、こいつの父ちゃん自称詩人なんだよ!
イヤだーっ、だから何だか臭いのねー
...
昔ステージで歌ったことのある歌に出て来る女の子の名前が何だったのか思い出せなくて海に溺れて助けを呼んでいる夢を想像して好きだった人の顔を忘れようとしている悲しいでしょそんな歌なのよ悲しいでしょ悲しいで ...
花を生けずに
花瓶に水をはる
絵を入れずに
額ぶちを吊る
そうして
北向きの六畳間の窓を開け
風だけを 入れる
雪光る 比良の山稜と
湖の流波に
...
あけた白から 空を還せ
赤と分けて
てのひらが 帆船
とじたりひらいたり
的のよに
切りとれ
穴に落とせ 嫌がらせるな
星は
連射しろ 隙間なく
カメラを不許 ...
谷を降ると 邑があり
邑の奥には 娘がおり
鳥に囲まれ 竿を矯めていた
旗を嘗めるのは 炎
少年を 馬に 飼わせていた
閉じこめられたんじゃない
自分から 入った ...
足が言うことを聞かない
聖地に赴くはずが
とある浜辺に着いてしまった
あの日
地面は大きく揺れて
その日
夜空は異様に瞬いていた
おそらく
人がたくさん流されたからだ
そ ...
○「地方荒廃」
地方破れて山河あり
住民年老いて鳥獣生き盛ん
米価は下がる一方
石油、肥料農薬代等は上がる一方
高齢者の迫田まで借りてくれて米を作っている農夫は
嘆く
「あと五年した ...
夏が終わりそうな頃
あなたと行った
海の側にあるリゾートホテル
今は寒い冬真っ只中だけど
思い出せば少しだけ暖かさ感じる
何故今
思い出したのだろう
自分でもわからない
楽 ...
ぱらぱらと
はらはらと
剥げ落ちていく
すべての意味が
あさひ、あさひ
まぶしく あびて
その熱、
ひたひた
感じながら
剥き身の私 今、此処に生きて
波を見ていた
波だと思った
黒い人影
波でしかない
その人は
波になろうとしていた
波になりたかったのか
ずっとそうだったのか
わからないけど
その人は消えた
波になった
だから ...
いつだって手元が狂うと
落としてしまう
君の人生だったり
ぼくの・・
きれいに晴れた日も
水の足りない葉っぱには
残酷だ
ぼくの中にはない
誰かへの愛情も
身体の中には
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜想15
ひだかたけし
自由詩
3
23/2/5 21:52
ルフィとその仲間たち
花形新次
自由詩
0
23/2/5 20:47
ツイッターには書けません
短角牛
自由詩
2*
23/2/5 16:28
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い
菊西 夕座
自由詩
2*
23/2/5 16:10
あるコメントをくれたあなたへ
短角牛
自由詩
1*
23/2/5 13:35
独り言2.5
zenyam...
自由詩
4*
23/2/5 12:13
ブラッド・メイクス・ボイス
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/2/4 23:25
女學生日記 五十三
TAT
散文(批評...
0
23/2/4 22:05
太陽
秋葉竹
自由詩
1
23/2/4 21:50
夜
〃
自由詩
4
23/2/4 21:48
déraciné
あらい
自由詩
0
23/2/4 20:41
忘れる
はるな
自由詩
0
23/2/4 20:10
力動
ひだかたけし
自由詩
3*
23/2/4 19:01
逃避ではなく殺害
ただのみきや
自由詩
5*
23/2/4 16:11
はじまりの言葉
妻咲邦香
自由詩
2
23/2/4 13:27
ある幻影
リリー
自由詩
9*
23/2/4 11:56
トレンチコートの詩
ミナト 螢
自由詩
2*
23/2/4 11:12
運転免許証で老人死去
イオン
自由詩
1*
23/2/4 10:49
ポップ5
ひだかたけし
自由詩
5
23/2/3 19:05
いじめ
花形新次
自由詩
0
23/2/3 19:02
ドレミ
妻咲邦香
自由詩
2
23/2/3 18:49
モノローグ
リリー
自由詩
3*
23/2/3 16:58
ニンゲン
soft_m...
自由詩
0
23/2/3 16:36
逆瀬の子
〃
自由詩
1
23/2/3 16:28
かよう
やまうちあつ...
自由詩
1
23/2/3 14:53
独り言2.3
zenyam...
自由詩
1*
23/2/3 12:30
思い出の夏
夏川ゆう
自由詩
4
23/2/3 11:29
朝陽
ひだかたけし
自由詩
3
23/2/3 9:28
波
妻咲邦香
自由詩
1
23/2/3 0:56
それは変えられないアルゴリズム
秋田の米はう...
自由詩
0
23/2/2 23:30
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
加筆訂正:
「罪と罰」その読書感想から
/
ただのみきや
[23/2/5 6:26]
誤字修正
逃避ではなく殺害
/
ただのみきや
[23/2/4 20:10]
おぼろんさんに指摘をいただき誤字を修正
3.68sec.