晴れている

ぽかんぽかんと
晴れている

飛行機雲が伸びていく
遥かな航跡が光っている

沈黙に世界は覆われて
青い青い沈黙に

今世界は覆われて

わたしにできることはな ...
アイソニアの騎士も、エインスベルも、
アジェスの森の戦いでは、脇役の一人にすぎなかった。
主役は正魔導士たちと、前線にいる兵士たちだった。
それにしても、この戦いは激しい。

エインスベルは ...
アジェスの森での戦いが始まってから、一週間が経った。
今、残っている兵士たちの数は、アースランテ軍が五万九千人。
ラゴス・クールラント連合軍が四万五千人だった。
「これでは消耗戦にしかならない」 ...
ラゴスとアースランテの初戦は、一昼夜にも及んだ。
もちろん、ワイジェの丘の戦いを加えれば、二戦目である。
兵士たちは疲れ切っていた。というのは、
双方の魔導士たちが召喚獣を大量に召喚していたから ...
○「諸刃の剣」
ふだん何気なく使っている言葉だが
言葉で人を殺すこともできる
言葉で人を生かすこともできる

○「今」
年寄りは
今を楽しむしかない
明日はわからぬ身なれば

○「 ...
何もない画面に向かって
キーボードの文字を打つ
指先だけからおれが生まれる
生まれ変わる、何度でも いつでも
海に沈めたグラスの中の水
青空に掲げて陽に透かして見る
輝いた 
揺れて輝く ...
たそがれよいときこころも濡れる

あおぞらゆく春みあげて歩く

うたをうたって笑うあなたの

しあわせいろのみらいが視える

この街いっぱいおれんじそまった

空からき ...
あおはるの紙飛行機が飛ぶ海辺、はるかにイルカと人魚がお遊戯


風も舞う、街が守ってくれるのは砂漠の白砂に埋もれた歌声


死ぬのなら死ぬまでに二度夢をみて一度はかならず失う純血
...
X線

囀り

翡翠
季節を食べ終えて妖精は床下に眠る

たてものの屋上から見える木
その枝の集まりにはカラスが眠る
昼間、子供たちに小石を投げつけられたのだ
ときおりの短い夢にぶるっと身震いしながら眠る ...
 ドク・ワトソン(Doc Watson)は、アメリカン・フォークやマウンテン・ミュージック、そしてヒルビリーやブルーグラスの流れを受けたカントリー音楽のみならず、広くアメリカン・ミュージックの世界では ... ものごとを
裏から
或いは斜めから見る
それは俗にいう
「ひねくれた見方」で
良くないことのように思える
しかし、この嘘と建前で
塗り固められて
真実に少しも近づけない現在では
一万 ...
知恵が足りない線路上の進み具合は怖いと云う、

立ち止まってこたえを、
その黄金律、そっと顔を上げる。

地道に取り片づける生理現象は、
泥を固めているのか。
撫で摩る、と刺青の、風のよ ...
四月二十一日 金曜
天氣 雨
起床 五時二〇分
就床 十時三七分

此の頃はお兄様が早くお起きになるので自然に早く起きてしまふ
習字は一頁をお清書致しました
放課後は階段のお掃除を ...
言いたかったこと
言えなかったこと

音を持つ前に
雨に戻して
あなたの頬を
優しく歩きたい

そっと拭う仕草で
嫌われても
透明な傷跡に
責任を持ちたくて

もうとっくに
...
抜けるような
美しさが
花開き
時が経過する
微かに
彼女の息遣い
ふるまわれる
原色の舞い
高揚し
忘却して
上昇する
下降する
もう一つの朝
もう一つの夜
もう一つの可 ...
遠くからでも
桜だと分かるぐらい
よく目立つ

窓から見える街並み
桜が春の良い所教えてくれる

風に運ばれてくる薫り
今に染み込み華やかにする

桜が多い地区
魅力的な街に
...
何回でも
繰り返し言います。
今日も無事に
私は一日を
終えられた
と手を合わし目をつむり
ありがとうさま
と。何かを忘れても

あの人が居なくなってからも
いえ むしろ
あの人 ...
降り続いていた雨が止み
今日は薄日が射している
おまけにうっすらあったかい
おれは胸いっぱいの共感に
包まれ街に入っていく

街では陽気なコーラスが
もうひっきりなしに響いていて
老婆 ...
召喚獣同士を招いた戦いは、ラゴス、アースランテ、
ともに激烈だった。この争いで戦死したのは、
双方ともに約千数百。もし、軍団の一部にでも穴を開けられれば、
各個撃破の危機もはらんだような状況だっ ...
大抵のドラゴンは多数の精霊の加護を受けている。
しかし、召喚されたドラゴンに関しては別だった。
召喚されたドラゴンは、通常の半分ほどの属性しか持っていない。
その属性には、召喚者の属性が色濃く反 ...
一方のアースランテでも、ワイバーンたちが無双の活躍していた。
ワイバーンの背丈は一マルテほど。つまり、人の倍ほどの高さがある。
ワイバーンたちは、高速で飛来して兵士たちの喉元を引き裂く、
鎧ごと ...
とうとう世界を飲み干しつくし
おもてと裏がひっくり返った
夜の真ん中渇きにあえいで
おのれの尾っぽに喰らいつく
うわばみ
うわばみ
おまえのからだは門になった
無限につながる扉になった
...
 三時四〇分に目覚め、家業宅へ移動中、雨は降っていなかった。四時半に表に出ると霧雨よりも少し大きめの粒の雨が降っていた。散歩を課していた。雨のため、歩くのをやめるという選択肢もあったが、いくぶん濡れる ... 夜に、心が、透けた。

僕らはいつだって泳ぐ魚のように、
自由に青い空間を跳ね回るんだって、
べつに日々の暮らしを守るなかで、
そんな風でいることがあたりまえだと思っていたよ。

...
sayy joy
recall
ijyoui
私がいなくなったなら
私が高く評価している
ものごとも
私と一緒に失くなってしまいそうだから
私はいなくなることが出来ない

しかし、本当は
そんなことはないのだ
私以外の誰かが
き ...
揺れ動く
脳髄が
夜通し降る雨に
暗鬱と
たましいを濡らし
いくら
手を伸ばしても
あなたには届かない

雨は夜通し降り続け
魂の隙間を埋めていく
もどかしい思いがもつれ
あな ...
せまい街の隙間を歩き
気持とはなれたまま生活をする
花を摘み
名を刻み
いくつか忘れながら

君が
こともなげに「過去」と言う
そのなかでまだ生きている
やがて、両の目をつぶされたドラゴンたちは怒り狂った。
そして、闇雲にあたりの森を焼き払っていく。
「これは、危険な状況だな」黒色槍兵団の団長ユディアスは、
軍団長であるカイザー・ネルに向かって言 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ひだかたけし自由詩4*22/4/23 13:30
アジェスの森の戦い(十二)朧月夜自由詩1*22/4/23 12:09
アジェスの森の戦い(十一)自由詩1*22/4/23 12:08
アジェスの森の戦い(十)自由詩1*22/4/23 12:07
独り言4.23ホカチャン自由詩1*22/4/23 11:11
落とし物ゼッケン自由詩122/4/23 10:30
たそがれおれんじ秋葉竹自由詩122/4/23 8:54
砂漠の白砂に埋もれた歌声短歌222/4/23 7:53
令和4年4月23日(土)みじんこ自由詩022/4/23 5:47
星の観察自由詩13*22/4/23 5:10
DEEP RIVER BLUES壮佑散文(批評...4*22/4/22 21:22
斜めから裏から花形新次自由詩122/4/22 20:49
ターミナルあらい自由詩122/4/22 20:18
女學生日記 十TAT散文(批評...122/4/22 20:15
RAINミナト 螢自由詩322/4/22 19:17
ひとり(改訂)ひだかたけし自由詩7*22/4/22 19:13
桜が満開夏川ゆう自由詩222/4/22 18:14
何かを忘れてもこしごえ自由詩1*22/4/22 16:50
雨上がりの街角ひだかたけし自由詩5*22/4/22 12:20
アジェスの森の戦い(九)朧月夜自由詩1*22/4/22 12:00
アジェスの森の戦い(八)自由詩1*22/4/22 11:59
アジェスの森の戦い(七)自由詩1*22/4/22 11:59
うわばみと星座売り凪目自由詩122/4/22 10:29
残雪の朝に降る霧雨に似た雨山人散文(批評...2*22/4/22 7:32
透ける月光秋葉竹自由詩222/4/21 23:16
seisinIN0RI自由詩022/4/21 22:05
ミシェル・フーコー花形新次自由詩022/4/21 20:47
And It Rained All Nightひだかたけし自由詩422/4/21 20:19
過去はるな自由詩522/4/21 16:34
アジェスの森の戦い(六)朧月夜自由詩1*22/4/21 11:31

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