雲の棚引く峰の間に
薄く光る紫苑の色彩は
遠くに歴史を追いやって
何かを得ようとした時代を照らして
風が稲穂の波を作って
杪夏の香りを運ぶ
また何かを見失おうと ...
文書に秘蔵する気炎など、
契った小山に盛り付けた。
偉いことなのでした
なくなりかけたものでした
豪いことなのでした
なくなりかけたことでした
かなしいだけの ...
ギラギラした太陽みたいなアイツは
なぜか憎めなかった
タバコは吸うし
ツバは吐くし
悪態つく上に
言葉も汚い
薄汚れたシャツに
皺だらけの半ズボン
サンダルにサングラス
かっこよさの ...
夏の後ろ背を
蹴り落としたように
唐突にやって来たこの秋日、
あなたはあの長い坂道を
予告もなく遠く
落ちていった
あなたはあの坂道が好きだった
よく途中まで下っては
そこにある岩 ...
まだ青い実が教えてくれた
もうすぐ冬が来るんだってね
知ってるよそんなこと
そう言って返すけれど
それでも語る口は止まらない
まだ遠い先の話
それでも青い実には、明日の話
そして ...
なんだか急に秋が来た
なんだかほんとうの秋が来た
透き通った涼風が
曇り空のもと街を吹き抜ける
久々着た長袖シャツ
朝から重い俺のこころ
午前中具合が良い間は
なるべく外を歩くよう
...
テロメアが
脱皮だという
エセ詩人
一回限りの
変化も出来ず
いろいろあったようで、そうでもなかったような、そんな数年が続いていた。なんとはなしに、脳の中に霧が立ち込めているのではないかと思うくらい、心底何かを思考する気にはなれないのだ。
川村は山小屋を営 ...
僕は時々、詩を書こうとする。しかし、それはたやすくはないということを、でも、僕は知る。高校の頃、そして、ノートに詩を書いていたことがあったことを思い出している、今では捨ててしまったノートには、そこ ...
ひと山いくらのりんごから
いちばん赤いのをみがいて
光らせて持ち帰る
夕暮れに
朝焼けに
割れるような喪失を持ちながら
生活のすみずみを拭き上げる
その割れが
ひとかけ ...
指先を彩る
ネイルアート
指先で彩る
メールアート
きつくて辛くて
滅入るアート
疲れ切って
寝入るアート
明日輝くには
悔いるアート
枯れた美しさ
老いるアート
自称詩人は
宇宙とか星とかが
大好きなので
じっと夜空を見上げていたら
台風の残り香のような
強風に吹き飛ばされた
スナック「銀河」の看板に
頭を強打され
そのまま即死で
大好きな
...
九月十二日 火曜
天氣 晴
起床 五時三〇分
就床 八時二七分
朝礼の時 校長先生奥田先生より「今日から薙刀を習ふ」事についてお話がありました
お晝休みに通學靴と運動靴とを持つて運 ...
波打ち際で戯れる子供たち
一時を美しく花開く少女たち
燃え上がり離れていく男女は独り
レンブラントの母の像
老いた女の静かな炎
老いた女の確かな実在
私の顔に
浮き始めた染みの点 ...
翌朝のウンコに混じる榎茸
コロナ禍でマスクによって隠される伸び放題のおばさんの髭
パンストを突き出て伸びるおばさんの脛毛の濃さに心奪われ
ひとつ
までのみちの
私達の針は
玻璃は
梁は
鋭く隊列を汲み
酌みだし
あいだを
深くながく
とおし
おもいきずの
くいあらし ...
あなたは
私はあなたのもの
と 言った
華やかな動き
夏の花の笑顔
豊かな体
私は それなのに
恐れていた
こんなに鮮やかさは
私にはいつまでも
とどまらないと
華や ...
さっきから
雨が降ったり止んだり
強風が吹いたり止んだり
台風の渦が東京に接近する
私は痛む両眼を指先で押さえる
この静謐な心を壊さぬよう
私は痛む両眼をそっと
クール宅急便 ...
教授、先生、博士に師匠
全部君の名前だよ
僕は教え子
出来の悪い生徒
好きとか嫌いとかよりも
教えたがりの君は胡散臭い猛獣使い
教授、先生、博士に師匠
サラマンダー僕をさらってゆけ
良 ...
2022年9月20日
野分立つ
中学生日記
見たあとで
我は風の子
今、
舞いあがれ
ワンパクにタンパク質が爆誕す
フワフワでふかふかな深緑色
欠片だけ 影は空っぽだったから
目を閉じる度に世界を忘れてる
足裏が蚊に刺されててめちゃ痒い
...
ぼんやりとした将来の不安のために
死んでしまうなんて
僕なんて具体的な不安しかないのに
生きています
父母がいなくなったら
自活力のない僕はどうすれば
情けないこと言ってないで ...
昔僕はタイに出かけた。LCCでひとっ飛びして、夜のドンムアン空港のそばの道を歩いていた。良く、空港の周囲は治安が悪いと言われるが、たしかにコンビニの前には野良犬がたむろしていたりと不穏な雰囲気はあ ...
放熱の先にあるものは静寂ではなく、更なる放熱だった、そのことを知った時俺の心中には、喜びと悲しみが同時に訪れた、おそらくそれが生きてる限り延々と続いていくものなのだと瞬間的に悟ったからだった、昂ぶ ...
終活の夜は
むなしくて長い
こんなに味気ないものはない
現役時代のような
達成感も安堵感も心地よい疲労感もない
いつものように夕飯を食って焼酎を飲んで寝るだけである
ワイフとの弾む会話もな ...
ねえ、おじさん
おじさんは何で
良い年して
うだつも上がらないのに
自称詩人なんかやってるの?
なんか決まりきった
天とか星とか風とか
花とか海とか光とか
愛とか命とか希望とか
夢と ...
花から花へ
飛び廻る蝶のように
わたしのたましいは
かろやかに
破壊と暴力を孕みながら
次々と新たな時を
点火していく
*
震える両手に溢れるもの
痛む両眼を支えるもの
...
おばさん
おばさん
教えてよ、おばさん
どうしておばさんになると
おじさんみたいな顔になるの?
口の回りが
青くなったり
鼻の穴が黒くなったり
眉毛が濃くなったりするの?
おばさん、 ...
良い意味で
もうどーでもいいよ
と思う時がある
何もかもが
大事だから
不幸中の幸いで
命は
助かった
魂という
命が
誰も知らない
私の涙を
私だけは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
彼の在処に
静
自由詩
0
22/9/21 23:09
累(るい)
あらい
自由詩
0
22/9/21 21:24
真夏のアイツ
坂本瞳子
自由詩
0
22/9/21 20:02
闇の奥
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/21 18:55
柿
妻咲邦香
自由詩
1
22/9/21 11:58
なんでもない朝
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/21 10:27
脱皮
足立らどみ
短歌
1
22/9/21 7:31
スズメバチ(SS私小説)
山人
散文(批評...
1*
22/9/21 7:14
水色のノート
番田
散文(批評...
0
22/9/21 1:09
りんご
はるな
自由詩
4
22/9/20 23:29
見入るアート
イオン
自由詩
0
22/9/20 21:36
星になった自称詩人
花形新次
自由詩
2
22/9/20 21:33
女學生日記 三十二
TAT
散文(批評...
0
22/9/20 20:07
音楽と君
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/20 19:12
梅竹せつ子「自称俳句集8」
花形新次
俳句
0
22/9/20 18:48
松たけし「自称短歌集1」
〃
短歌
0
22/9/20 18:17
まで
あらい
自由詩
1
22/9/20 16:58
幻
Giovan...
自由詩
4
22/9/20 13:59
戦う必要はない、ただ光を眼差し
ひだかたけし
自由詩
4
22/9/20 12:21
サラマンダー
妻咲邦香
自由詩
2
22/9/20 9:09
2022年9月20日
足立らどみ
短歌
1
22/9/20 7:53
かななかな からかなか
水宮うみ
川柳
3*
22/9/20 6:14
引きとめたし
りゅうさん
自由詩
2
22/9/20 3:43
タイの初日
番田
散文(批評...
2
22/9/20 1:28
振り返ればそれは真直ぐな道
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
22/9/19 22:23
終活の夜
zenyam...
自由詩
0*
22/9/19 21:13
教えてよ、おじさん
花形新次
自由詩
1
22/9/19 21:08
讃歌
ひだかたけし
自由詩
2*
22/9/19 18:46
教えてよ、おばさん
花形新次
自由詩
0
22/9/19 18:12
※五行歌 三首「闇の光へ告げる」
こしごえ
自由詩
3*
22/9/19 16:55
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
3.83sec.