朝に目覚めて
濡れ光るアスファルト、
無数の影、映し
傘、さしたり ささなかったり
遠く近い山並み、蒼く連なり
冷たい風吹くなか
人、忙しい営みに生き
人、愛し愛され裏切り裏 ...
対話型の人工知能チャットGPTで
「会津を舞台にした恋愛ドラマを作って」と
入力したら即座に文字が流れ出てドラマ現れた
タイトル「雪の舞う会津で恋が咲く」
第一話 主人公の綾瀬結衣は、都会 ...
神の可視化
行為としてではなく内なる皮膚の芽吹きとして
肺呼吸を強制された魚だった
光の泡がはじけていた
見晴らしのよい死者たちの丘で
まとう心象もなく声はすぐに散ってしまう
...
この世に生まれ落ちた瞬間から
長生きレースの号砲が鳴る
けれどもこのレースの勝者が
必ずしも幸せだとは限らない
平なところに
和して
平和
いいところも
悪いところも
あって平
悪いところ 引かなくていい
いいところ 足して 足して 足して
だれも 足さなくても
僕は 足す
ひととひとへ、繋ぐ糸は剥がれていきます
たくさんに撚り合わされたものも、どうせ必ず滅びるものです
ほら小難しい顔で/畏まってはどう致しましたか
決してもむず痒くはありませんか
い ...
目の前を黄色や白のちょうちょが
ひらひら飛んでいる
弱肉強食の自然界の中で
無防備にひらひら飛んでいる
亀のようなかたい甲羅も持たず
蝮のような強い毒も持たず
鷹のような鋭い爪も持たず ...
高原で野営する
鋭い冷気に
脚を震わせる
焚き火台で
爆ぜた火の粉が
ひとつ ふたつと
空へと昇り
風に流れて消えていく
魂のようだった
僕は思い出す
毀たれた幼獣の宝物や
...
三月二十五日 月曜
天氣 晴
起床 五時三〇分
就床 十一時二〇分
朝八時に學校へ行つて二十戔づつお金を集めました
そしたら太田方面汽車通學団の人達が「私達は七十五戔づつ集めて十 ...
湖に浸したあなたの肢が
いつかの母親と同じ色になるとき
水鳥は穏やかな声で鎮魂歌を歌う
水面のさざめきは最期の指先
朝日の差し込む、もう動かない台所
その食卓に
並べられた写真はも ...
ひらかれる
わたしの意識
ひろびろひろびろ
かぎりなく異界の感触
内から内底から湧くように
霊性帯び現れる在るもの在るもの
まどろみの
覚醒のさなか
わたしは実に平静だ
...
君と出会って
一秒の間に
星を溶かすほど
熱くなった
この指で
約束したんだ
誰も信じなくても
震えた命は
ひとつじゃないから
もっと先まで
信じていたい
僕等は同じよう ...
主旋律だけ辿り響かせ
垂直に時 輪切りにし
断面に 瞬間、開ける
この瞬間の輪輪輪輪
連なり眩暈して、
時 新たに生成され
星一つ見えない濃密な夜空の時に
叫んでみても何一つ ...
もんじゃ焼きは
食べたことがない
お好み焼きと云えば
当然
『普通の』
お好み焼き。
キャベツ山盛りの
モダン焼きでもないのに
うっすいお好み焼きっぽいのに
焼きそば ...
外国人が多く出入りする地下鉄烏丸御池近くのビジネスホテルの一室で浴槽に湯を張る
浴槽の縁近くにある排水溝に湯が流れ込み始め、
おれは縁を越えて浴室の床に湯があふれないように慎重に身を沈めていく
...
会社の敷地内にある
貯水池
アシかマコモか
つんつんと緑、日ごと明るさ増して
今朝も彼は来ている
渋い濃度ある黄金色の水面で
伸びてきた若草は
彼の青灰色した全 ...
桜や空を綺麗だなと見ているうちに
忘れてしまったという
何か用事があるといって
父は出かけたのだが
記憶がなくなるというのは
もしかすると幸せなことかもしれない
世の中のやらなけれ ...
<懐に、> 《なまぐさい余ナァ》――《めまい》
骨組みの折れた (なんぼんか) 扇子 虹色の
風を嗅いだような 気がするだけの 夢見ながら
――――――斜めに授けた ...
ああって叫びながらたつ屋上の自殺
少女ひとり しゃべるなにか
重さでひしゃげる重みはダイレクトに重み
赤いラメペンで切断したい手足
鏡は百均で買いました 白いやつ
さして可愛くないから戦う国 ...
寄せる波、返す波
うねり唸り、
瞬間 瞬間が生成し
時間 瞬間より成り
只、瞬間の持続のみ 在り。
- l'impromptu
平地男
谷男
池男
箱男
橋男
藪男
屋根男
椅子男
...
哀しみの大地は驟雨に濡れ
ぽっかり空いた穴を晒して
いずれすべてが終わり
いずれすべてが始まり
刻まれる時に僕らは抗いながら
ただ奥まり静かに見守っている
裂け開く瞬間という恩 ...
地方破れて荒れ田畑残る
住民年老いて鳥獣生き盛ん
米価下落し石油肥料等高騰する
大型機械に不向きな迫田まで借りて
米づくりに励んでいる農夫は嘆く
「あと五年したら俺も八十!
地域は荒放 ...
雨露が木漏れ日に焼く夢は、泣きはらした金魚鉢に
気まぐれな短針を見せ、白い腕は褪色を止め
しっかりした骨格で成年を待つうちに折り重なり
いろが付いてすっかり 変身してしまいま ...
道端に落ちていた白いスニーカーは薄汚れていて紐がほどけていた
しかも右の足の方だけで左は見当たらなくって踵の部分が潰れていた
犬がどこかでこの靴を咥えて来てここに置いて行ってしまったのだろうか
...
他人をバカにする人はバカだろうしカッコワルイ
本当にかしこい人は他人の悪口は言わないだろう。
バカにするのは、
他人に対しても家族に対しても自分に対してもできるだけ
止めた方が良いだろう。
...
寄せ来る哀しみ噛み締め
天空と大地の律動と呼応、
耳 澄ませ
五感さえ確かに在るなら
次の次元に突き抜けて
思考、感情、意志 制御し
更なる次元に突き抜け
伝達の
言語の
壁となり迫る
この春の夜、
向かい家の橙の灯り
暖かな光放ち 心和らげ
言語溶かす、言語溶ける
円形の円やかな
喉仏、震わせ
改め放つ
言葉、
魂 篭 ...
音の鳴る部屋で春猫着席す
誰も知らない部屋からの春の歌
パルティータに託す春一つ屋根の下
春
うすくのびてゆく
ぼくたちを惑わせる
白い道
やさしげに
解き放つ
未来は
いつだって
まぶしくて
みえない
きみの影さえも
忘れたくないな
忘れてしまうから
輪 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
記憶の奥
ひだかたけし
自由詩
4
23/4/2 16:52
チャットGPTで卒業
イオン
自由詩
2*
23/4/2 16:28
少年癖
ただのみきや
自由詩
3*
23/4/2 14:45
Signal Gun
HAL
自由詩
1*
23/4/2 14:14
平和のために
日朗歩野
自由詩
1
23/4/2 13:25
幽隠偶感
あらい
自由詩
0
23/4/2 9:14
ちょうちょ
zenyam...
自由詩
1*
23/4/2 7:44
Adieu
Giovan...
自由詩
7*
23/4/2 0:19
女學生日記 六十一
TAT
散文(批評...
1
23/4/2 0:01
記憶は決して温まることは無い
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/4/1 21:57
夜想38
ひだかたけし
自由詩
5
23/4/1 20:58
メゾンスペシャル
ミナト 螢
自由詩
2*
23/4/1 17:13
瞬間
ひだかたけし
自由詩
2
23/4/1 16:26
『もんじゃ焼き』を責めないで
秋葉竹
自由詩
1
23/4/1 13:50
定刻
ゼッケン
自由詩
3*
23/4/1 13:03
青鷺
リリー
自由詩
6*
23/4/1 10:50
介護
佐野ごんた
自由詩
9*
23/4/1 9:42
闇雲縷々
あらい
自由詩
0
23/4/1 8:38
少女ひとり
よるもと
自由詩
4+*
23/3/31 22:10
時間
ひだかたけし
自由詩
5*
23/3/31 21:03
S.S.A.W.
墨晶
自由詩
4*
23/3/31 20:51
時と恩寵
ひだかたけし
自由詩
2*
23/3/31 16:57
地方荒廃
zenyam...
自由詩
2*
23/3/31 6:59
手足ない鱗状のほそく
あらい
自由詩
3*
23/3/31 0:15
束の間のスニーカー
坂本瞳子
自由詩
0
23/3/30 23:01
複雑です
こしごえ
自由詩
2+*
23/3/30 22:16
次元
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/30 22:00
言葉
〃
自由詩
5*
23/3/30 19:51
パルティータ
るー
俳句
3
23/3/30 18:34
春の霞
ゆうと
自由詩
1
23/3/30 17:50
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449
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458
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460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
8.81sec.