山際篝ゆく暮照の中で
導かれるままに歩を進めた
街外れのトンネルを抜けて
三叉路の行き先など迷う筈無く
誰の為でもなく光を浴びる
いつの間にか頬を涙が伝う
何も ...
不安定が鼓動を刻む、
冷え切る肉が曝される、
狂いそうになり
静まり返り
狂いそうになり
白壁を凝視し
りんかくを失うわたし
実感が離れていく存在
冷えるねぇ
今夜は ...
正義が投げ棄てられ
世界がそれを嘲笑したとき
そのとき初めて神さまは
悲しいお顔をなさるのでしょうか?
至上主義、
の人々はみな必ず正しいものを
それぞれの胸に抱えこみ
...
空しいか?
悲しいか?
解らないか?
何故生きて来た?
解らないか?
生きてるか?
嬉しいか?
幸せか?
解らないか?
...
愛について 深く 書く 勇気は ない
しかし いつも 少しくらいは 愛のある
場所で 生きて きた
愛のない 場所では 生きられない
しかし 恋 ...
暖かな 陽射しは
何を 意味する
春が来ることは
何を 意味する
暖かい 春の日に
あなたと わたしが
いることは
何を 意味する
世界が 今日も 動いていて
飢えや 貧困が
ある ...
白い途をとおって
月の光は
やって来る
ぽっかり
内部から浮かぶ
ように
ひょっこり
内部から立ち上がる
ように
しんとして、しんとして
染み渡り浸透する
肉を掻き分けて ...
○「家庭菜園」
秋の陽光に
緑の野菜が輝いている
毎日何回も野菜の育ち具合を見に行く
○「極楽日」
天気のいい日に
登山して
温泉に入って
ビールを飲む
これが僕の極楽日
...
層なす雲が
冷気とともに
やって来る
空の青み、
ぽっかり
空け
うっとりゆっくり
歩を進める
わたしの
透明な足を
掬っていく
宙に浮かぶように
宙を彷徨うように
...
今宵、だれと
どこへゆくのかを考える
嘘みたいに
車で走ってる高速道路で聴こえる
秋の虫たちの歌声
高速を走ってる
車の中まで聴こえて来るって、
なんかそれって
音 ...
深夜、国道に落ちていた
焼きついた《絶望》を海に向かって投げた
海には少し怖いくらいの
重く暗い波の音しか
していなかった
ポチャン、
って
聴こえるかと ...
あきらめるなよ、男だろとの言葉が目に飛び込み
何かと思ったら育毛剤の広告だった
そのあとに
あきらめてしまえば、癒しようのない不幸も和らぐ
との古代ローマの詩人、ホラティウスの言葉が
僕 ...
看守たちの血が迸る。ヨランは、顔を青ざめさせた。
リグナロスもまた、剣で監守たちに斬ってかかっている。
(わたしだけが、逃げるわけには……)ヨランは心のうちで思った。
しかし、看守たち向けて、エ ...
数人の男たちの駆け足の音が、聞こえてきた。
看守たちが目を覚ましたのである。
「そこな女、そこで何をしている!」勇ましい声が響いた。
リーリンディア監獄の監守たちの声である。
エインスベル ...
一つの答えの予兆だった。この世界は、クーラスに支配されてはならない。
もちろん、エランドルによってもだ。
エインスベルは、この世界を支配する者の存在を許さない。
人とは、自由であり、己が道を己で ...
きょうのわたしはしにました
あしたのわたしもしぬでしょう
でもまたうまれてきてしまうでしょう
そのようにし いきてきた
たんたんと
こころのおきばしょをさがすために
いきてきたわけじゃないのに
あいらくも
たんたたんとやられちゃ
もうなにもかも
あぁ
そんなことのために
ことばが ...
横顔しか知らなくても
一言しか話せなくても
遠近法で
恋の輪郭を描くのです
笑ったり
怒ったり
誘ったり
作ったり
相手がいるから
上手になるのです
もっと近くで
...
たくさんだね 地図
古びた町でひろがり測る
今朝も迷路 団地の配置図
いつか眠いまま 勾配でいられなくなる
朽木の根元で春にさらわれ
溶けた子どもらが
きゃあきゃあ流れてく
たま ...
「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる」カール・ユング
厳然と老いと病と死のリアル
病み疲れ独りになり響く光
象徴を思考しながら湧く感情
すべて在りこの世界の内ただ全 ...
変わらない友情で
君に尽くそう
変わらない真実を
君に語ろう
哀しみの時も
苦しみの時も
喜びの時も
友よ
君の側にいよう
変わらない友情を君に捧ぐ
船に乗る
あなたの影、
月の光に運ばれて
白々と
伸びる途、開ける未知
流動し、輪郭形造る光彩に
非物質の神聖 響きわたる
船に乗る
あなたの影、
月の光に運 ...
秋の日の 朝の 陽射しは 眩しい
私は いつものように 並木道を歩いている
世界が きらきら 光っている
眩しくて 眩しくて 目を細めて 歩く
...
夜明け前の 夜の並木道は 倫理的な道だ
夜の静けさのなかで 樹々は眠っている
星々は 満天の 空に 輝いている
小鳥も眠っている
樹々も 小鳥も 静かで
...
赤い実が ひとつ
落ちて落ちて おっこった
黄色い実が ひとつ
落ちて落ちて おっこった
赤い実が ひとつ
はじけてはじけて ...
引っ越しはないけれど
引っ越ししたらどんな感じだろう
地元を離れたくない
転勤のない職場
無意識に選んだのかも
実家を離れ独り暮らし
そうは言っても実家まで車で五分
友達もた ...
君のことを聴いて
彼は男哭きに哭いていたんだぜ
自分より弱い立場の人に
どのような態度をとるかで
その人の人間性って出るよな
哭いてもいいんだぜ
ひかり、ヒカリ、光、
溢れ
木々の葉群れは紅に
輝き
移り変わる世界を
見つめる眼、
碧天に溶け
帰来する透明な
この意識に、
秋、黄金となり降って来る
眠りたくない夜毎
闘うように飲み続け
目覚めたくない朝
眠らない夢を見続けて
死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい
幻か現実か
そんなことは問題ではない
あるのは ...
テントウムシ、いのちの星、
尽きることが、もうすでに約束された、
きまぐれな、
昼さがり、
あたたかく、けれども冬にちかい、
秋の太陽が微笑んでいる、
そのえくぼから産み落とされた、
く ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
取り戻すこと
静
自由詩
2
22/11/6 1:24
音楽
ひだかたけし
自由詩
4
22/11/5 21:04
あえて神殺しの汚名を受けて
秋葉竹
自由詩
1
22/11/5 19:36
疑問?ー人生? 馬鹿なことです。
ダンテ カフ...
自由詩
2
22/11/5 17:55
愛を 失ったら 生きて行けない
〃
自由詩
0
22/11/5 17:47
世界
〃
自由詩
0
22/11/5 17:38
月の光2
ひだかたけし
自由詩
5*
22/11/5 17:37
独り言11.5
zenyam...
自由詩
0*
22/11/5 15:14
冷たい朝
ひだかたけし
自由詩
6*
22/11/5 10:48
いつか、いつか、しあわせに。
秋葉竹
自由詩
0+
22/11/5 8:52
彼女へ
〃
自由詩
0
22/11/5 8:50
対機説法
りゅうさん
自由詩
4
22/11/5 7:45
脱出(二)
大町綾音
自由詩
0
22/11/5 7:35
脱出(一)
〃
自由詩
0
22/11/5 7:34
虹の魔法石(十二)
〃
自由詩
0
22/11/5 7:33
そのようにし
凍湖(とおこ...
自由詩
3
22/11/4 21:50
かがりぬい
AB(なかほ...
自由詩
6
22/11/4 19:42
片恋
ミナト 螢
自由詩
1
22/11/4 19:38
ずめん
soft_m...
自由詩
1
22/11/4 19:28
独り人とこの世界
ひだかたけし
俳句
2
22/11/4 18:54
友よ
渡辺亘
自由詩
1
22/11/4 17:21
月の光
ひだかたけし
自由詩
4
22/11/4 17:18
日本と言う国の いまここで
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/4 16:56
世界と私の始まり
〃
自由詩
1
22/11/4 16:53
赤い実がひとつ
〃
自由詩
0
22/11/4 15:42
地元愛
夏川ゆう
自由詩
2
22/11/4 12:40
哭いても
渡辺亘
自由詩
1
22/11/4 11:48
降る秋
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/4 11:26
交差する点
シホ.N
自由詩
1
22/11/4 0:03
いのちの星より
本田憲嵩
自由詩
6
22/11/3 23:12
398
399
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412
413
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435
436
437
438
3.59sec.