ハハ チチ
✰
ここで)ソラヲミヨ ここに) ...
ああ、みえる
銀線、無数の半透明
見える、視える
降りしきる雨、
ああ みえる
*
静まりゆく肉に
心は落ち着き
委ね預ける時、
進行の裂け目が
垂直に開く
なに ...
コップを
ひっくり返したような
暗闇に
黒い薔薇の花が
浮かんでいる
大切なものを
落としたから
爪先で触れた
夜の温度に
君を足して
探しに行く
棘に包まれた言葉は
...
「そうなのです。わたしも、エランドル様にそのことを言いました。
ですが、彼はさらに高いものを目指しているようです。
世界の再編です……」そう言うヨランの言葉は、震えていた。
彼が素人ながらに ...
「分かった。その魔法石は、わたしが預かろう。
しかし、ヨラン。お前はリグナロスとも通じていたのか?」
「盗賊の情報網を軽く見てはいけません、エインスベル様。
あなたの傭兵団の長、エイミノア様 ...
そして、エインスベルの牢獄の鍵が開けられた。
エインスベルは、左手首をさすりながら、牢を出る。
エインスベルは、牢獄で自らの身を傷つけていたのである。
それは、自らが生きているということを確かめ ...
沈黙の朝に静かに蟹沈む
句読点たちを河原で集めてる
得体の知れない液体への期待
世迷い言 予言名言謎めいて
寂しさを大事にしまう雨の指
缶コーヒーを飲み干す時だけ
星を見る
冒険の切れ端がポケットの中で
ガサガサとうるせえよ
死んだものはこんな風に振る舞っちゃいけないんだ
もしかして殴られたことなかったか?
同情し ...
おおきな フォントの 文字で 詩を書こう
ちいさな 病んだ 細かい 言葉は
眠たいだけだ
おおきな フォントの 文字で
すこしの 言葉で
ちいさな 言葉を 塗り ...
ある意味すべてが予定どおり(on course)
*
時にAIを
はじまりはいつもAI
それが気まぐれでも
ただ青く澄み切った
空を見つめている
母を思うと
いつもおだやかな顔が浮かんでくる
黙々と大地を耕し種をまき作物を育て
三人の子どもを育てた
どんなに親父が口荒く言おうとも
大地のように耐えた
冬寒く夏暑いこの地で
貧しいな ...
なぜ いきるって
いわれても
しぬのは こわいし
いたいだろうし
よろこびは すくないけど
それでも
すこしは
たのしいこ ...
僕は親父が大の苦手だった
農業一途の働き者だったが
説明しない人だった
子どもの頃仕事中によく怒鳴られたが
そのわけを説明しない人だった
怒鳴られたわけがわからなかったので
いつも僕は不安 ...
甘い糸
手繰り寄せて
あなたの
唇に
行きつくよ
普段は
敏腕な あなたが
恋愛には
無頓着で来た
意味わかってたよ
意味わかってるよ
実は
こわがり
用心深 ...
死者の霊が
家族を訪ねてくるという
秋の終わりの
ハロウィン祭り
死者の魂に
気づかれないようにと
子供たちは
悪魔や魔女やお化けに仮装する
そんな仮装で
ごまかした ...
あの日観たチキンジョ|ジのマ|シ|とヒロトは今も僕の指針だ
...
熱、肉に貫入し
顔面、割れ
激痛、破裂する
立ち上がる声、ビート、歌
この独りに、
たゆたいながら
やさしくうねり
こまやかに
ふる、震え、フル、降る
流れ落ち ...
裂けめ
豊かな人たちが
膨らむ泡みたいに
いずれ消えさるという
真心を疑い
問いを費やし
夕ぐれに貼れたラジエーター
舞ってるのかい君は
煙膜につつまれた雪片
見晴らし ...
歩いていた
夕暮れが近づいて
橋がおち
しずんで
タクシーを止めるのが
下手だったから
君の街まで
歩いて行こう
デパートのマネキンが
指差す方を
何となく信じたい
抱えた花束が
似合う場所を探して
記念写真を撮りたい
...
「ヨランよ、アイソニアの騎士よ、どうしてここへ?」
「ここまでの衛兵は、全て騎士さまが倒しました。しかし帰りは……」
「何だと? 良くやったな、ヨラン。そしてアイソニアの騎士……。
ここにいる ...
エインスベルは壁を見つめながら、沈黙していた。
先ほどから、リグナロスがエインスベルのもとを訪ねてきていた。
「エインスベル様。助けはたしかに参ります。それまで、
どうかご辛抱なさいますように ...
「ところでヨラン。今は何月の何日だ?」と、アイソニアの騎士。
「俺たちは、ハーレスケイドで長い時間を過ごした。
エインスベルはもう処刑されているのではないか?」
「心配はございません。今は、リ ...
極めて具体的な意味で関係ないから軽く死ぬ
「ぼくたちは今日もずっとこれからもしあわせでした。」はいはい
いいね!をクリックして
きみたちはつぶやく
もっとふかい闇をください
いつまで ...
柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。
感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全然わかんなくていい。
俯瞰する自分自身のイメージを何回もシ ...
天空の青は相変わらず、
腰を折った老婆が歩む
杖つきながら這いずるように
一歩一歩の肉の意志、
ママチャリを押す母の手が子を包む
地に足を付け刻まれる時、
天空の青は相変わらず ...
貴族と武士とあなたとわたし
原則は
ゆつくりリズム
なかに韻
ときどきうまく
まとまれば吉
問題は
良心の音
ハモネプし
君の根でなく
みんなのおとね
無意識は
今 ...
あいさつを しない おじさんが 公園のラジオ体操に くる
わたしより としうえの はずだが
歳より 若く みえる
ふとって いる せいだろうか
この お ...
時間と空間は相対的
アインシュタインは
相対性理論に 気付く前に
時間と空間の相対性に気付いていたはず
実感として 解っていたはずだ
微分積分も 相対的だ
...
○「独り言」
今年もあと二月になってしまつた!
誠に歳月人を待たずだ
○「認知症」
名前が出てこない
昨日出てきた名前が
もう出てこない
認知症がかなり進んでいるようだ
○「偽 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
星
湯 煙
自由詩
2*
22/11/1 20:15
烈開
ひだかたけし
自由詩
4
22/11/1 19:40
夜の底
ミナト 螢
自由詩
2
22/11/1 18:58
虹の魔法石(五)
大町綾音
自由詩
1*
22/11/1 18:22
虹の魔法石(四)
〃
自由詩
1*
22/11/1 18:21
虹の魔法石(三)
〃
自由詩
1*
22/11/1 18:20
丸い雨
水宮うみ
川柳
5*
22/11/1 14:02
虫籠はいつも秩序だった
竜門勇気
自由詩
2*
22/11/1 13:13
おおきな フォントの 文字で
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/1 12:12
ある意味すべてが予定どおり(on course)
足立らどみ
自由詩
1
22/11/1 11:45
母が歩いた道
zenyam...
自由詩
4*
22/11/1 9:34
かがみに うつる め は かなしい
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/1 9:02
親父に捧げる詩(うた)
zenyam...
自由詩
1*
22/11/1 8:55
甘い糸
ルルカ
自由詩
2
22/11/1 5:54
ハロウィンの惨劇
st
自由詩
3
22/11/1 3:10
無題
TAT
短歌
0
22/10/31 21:41
ヒート
ひだかたけし
自由詩
3
22/10/31 20:05
裂けめ
soft_m...
自由詩
1
22/10/31 19:31
p u d
湯 煙
自由詩
1*
22/10/31 19:26
君の街まで
ミナト 螢
自由詩
1
22/10/31 19:14
虹の魔法石(二)
大町綾音
自由詩
1*
22/10/31 17:10
虹の魔法石(一)
〃
自由詩
1*
22/10/31 17:10
アースレジェへの帰還(九)
〃
自由詩
1*
22/10/31 17:09
ぬかるみ
モマリサ公
自由詩
1
22/10/31 11:45
絶望していろバーカ 3分バージョン
〃
自由詩
3
22/10/31 11:36
朝の路
ひだかたけし
自由詩
2
22/10/31 10:57
貴族と武士とあなたとわたし
足立らどみ
自由詩
2*
22/10/31 8:25
あいさつを しない おじさん
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/10/31 8:15
時間と空間は相対的、自我も相対的 「私」は相対的な時間の ...
〃
自由詩
0
22/10/31 8:11
独り言10.31
zenyam...
自由詩
1*
22/10/31 7:04
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
加筆訂正:
投身万華鏡
/
ただのみきや
[22/11/1 15:14]
誤字修正。
3.73sec.