しと しと しと
ざぁざぁざぁ
イッテシマッタネ
イッテシマイマシタ
しん しん しん
ざぁざぁざぁ
アシハミエタヨネ
アシハミエマシタネ
夏空来て
梅雨のお葬式、遠去かり
...
人との別れが突然
やってくる
一応喧嘩とかではなく
多分もう会わないのだろうなと
何となく分かったり
そうした少しの切なさには
もう心動かされないと思っていた
子供向けの作品 ...
8月6日や8月9日と一緒だという
他国から見たらそういう存在だったんだろうか
今他国ごとのように見ているこの光景は
自分のことがわからないように
自国のことはわからない
わかっているのは ...
猫の半纏に ねじり鉢巻き、ふんどし姿
クロネコの屈強な男たちは威勢が良い
大きな俵をなんなく積み上げていく
月給が現物支給となってひさしい
円の代わりにコメが貨幣価値となっ ...
職場での問題やら
他色々と
出口が見つからず
地団駄を踏む心持ち
状況がすぐ見えず厄介である
自分を少し見失っているよう
これはいかぬと思い
久方ぶりにお茶を ...
言葉を任意の性質の飲料の器であってそれ自体はニュートラルであると考えるとき、日常会話は好き好きに飲み交わす宴会、数学は何も注がずに器自体を精緻に並べる骨董マニアの自己満足的営みないし器自体を塑像する工 ...
《最も{ルビ穢=けが}れた山の頂において おれは神をも殺す》
この脳は霧に侵された
この脳は血に潰された
この脳は胞に乱された
汚辱のこれの液が{ルビ睫毛=まつげ}をつたい{ルビ硝子=ガラス} ...
遠くからの雨が
仰向けで倒れたままの僕たちの瞼にも恵まれ
封じた楕円に触れてもいい頃合いだと知らせる
呼び鈴が鳴らされたが
出ていけない
、 ない……が湿った封筒を差し出し
黒い口を開 ...
たまいれ
たまいれ
はい
たまいれ
たまいれ
たまいれ
はいって言えよ
すみません はい
たまいれ
たまいれ
はい はい
はいは1回でいい
すみません はい
はい
俺が ...
○「物価高」
政治家は
まずお米を買うところから
はじめないといけない
○「物まね」
物まねの時代はもう終わった!
新しい発想力の時代だ
○「大きな違い」
学校時代の問題は
...
◇ サブタイトルー同じ文字、同じ言語を使っていてもー
君という世界に、僕という世界が、話しかけると
僕という世界には君という世界が、話しかけてくる
僕という世界が、君とい ...
私の背中には翼が生えている
それは私以外は誰にも見えない 見せない 気づかせない
隠したそれは 白い羽根を震わせ
朝露に濡れた木々の隙間を縫って 花びらの表面を撫でて
寝ぼけ眼 ...
行方不明の動物を飼う
止まない雨の一部になる
美味しいラムネを教えたとき
初めて知った下の名前
朝、余分にリードを離してみる
降られるまでもなく風に乗るルーティン
過多、糖分は肩を回して作 ...
別に人生に期待している訳じゃない。
好きなことに打ち込む何かもない。
とにかくただ生きているだけ。
大きな夢を持っている訳じゃない。
分が悪いのはいつも同じ。
素晴らしい才能もない。
ーだ ...
悪いことが起こっても
誰かが悪さをしても
時間が経てば結局は忘れてしまう
頭の片隅
どこか心の奥底には残っているはずなのに
その時その場所で起こった事件に悪態ついて
また新たな事件 ...
ちょっとした言動にも青筋立てて怒り出す
本人以上に他人に礼節を重んじる
自分の意に反すれば騒ぎ立て
特定班だと個人情報を拡散する
正義の矛先を他人に向け
自分は何も間違っていない
善いこと ...
こころは死のうとして
からだは生きようとする
ちぐはぐだ
と
ふってわいた言葉を
書いてみる
夜毎の夢に開け入る現、
ほら 一昼夜おいて昨夜の更に
鮮明に浮き立ち
私の思考生命の今に響き刻み込まれ
日々この世の側 遠くとほい此の感触、
残響し続ける大宇宙 詩想し続ける小宇 ...
正しい人は
正しいことを正しいといい
間違っていることを
間違っているという
本当の友は
傾いたバランスをなおしてくれる
想定を超えてまっすぐ
まっすぐ続く水平線
海、あの頃
僕らは ...
地獄でドーナツ食べよう
夏祭りの囃子で
爆竹もって、突っ立ってたから
今からドーナツをたべいこう
穴ばっかりあいて
不完全で、
しかし何故こんなにドーナツは
人気なんだろう ...
べつに詩でもないんですけどね。
『惚れたら負け、惚れさせたら勝ち』
っていう真実とおぼしき言葉をむかし読んだことがあって
作者は、故 橋本治さんだったとうっすらと記憶してるけど。
...
吸って
もっと吸って
やわらかくして
揉んでやわらかくして
来て
こっちに来て
クーリッシュみたいに溶けて
飲み込むだけ
みんな真っ白になって
クーリッシュみたいに溶けて
飲み ...
ありふれた表現のなかに
ひとりで住んでいた
古紙のあたたかさに沈む
からだは文字になった
ペン先が 宙を書いている
濡れた宇宙が 呼吸する
それが滴って 喉に咲く
明日が爆ぜる
...
絶望の中に希望を
希望の中に絶望を
見出す君は
とても残酷な人
喜びの中に悲しみを
悲しみの中に喜びを
あぶり出す君は
とても罪深い人
孤独感をさらに深め
孤独の幸せを
感 ...
1,ホームレスクワランティー
ケソンシイティに降る雨は
ベェルレーヌの
巷に降る雨に等し
昨日、ケソンシイティの動物検疫所をおとづれた
そこはなんと6畳ほどの汚い待合室があり
ホー ...
悪い人より良い人
良い人より悪い人が
ほとんどの僕らに
どんな罪悪も
当たり前だろうか
どんな喜びも
相応しくないだろうか
駆けずり回って
時間を集めて
落ち込む前に
駆け ...
自分は性格があまり良くないのは
自覚していたが
最近それで落ち込む事が増えていた
そんな中
自分より性格が悪い人を
現実やネットで見つけた時
少し安心したりする
(現代詩フォーラムではな ...
鯛そうめん郷土料理の昼餉かな
冷汁の味噌と魚は地元産
地消地産えひめ米買ふ梅雨さ中
{ルビ小=ち}さき{ルビ枝=え}に長茄子の花{ルビ濃=こ}むらさき
食卓に箸置きを添える
といってもそれは箸置きとして売っていたものではなく
両端をねじられたキャンディ型のフォルムの
ベネチアンガラスの小さな置物で
ずっと前に
ベネチアの運河に架かった
橋 ...
電車に乗ると
二つ先に海岸駅という名の駅がある
海岸駅、と言っても
降りてから海までは男の人でも
歩いて三十分以上かかる
近くまでたどり着いても
海岸線に沿って細長く続く
フェン ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
去来・来
ひだかたけし
自由詩
7
25/6/26 19:18
別れ
sonano
自由詩
1
25/6/26 19:08
Bombing
海
自由詩
6
25/6/26 18:43
俵
月乃 猫
自由詩
4*
25/6/26 15:46
茶を点てる
花野誉
自由詩
14*
25/6/26 15:15
言葉に関する断片
森 真察人
散文(批評...
2
25/6/26 13:28
祈祷歌
〃
自由詩
1
25/6/26 13:24
楕円
ふるる
自由詩
9*
25/6/26 11:20
たまいれ作業
林 理仁
自由詩
3
25/6/26 11:09
独り言6.26
zenyam...
自由詩
2*
25/6/26 6:40
平凡なうた
ハァモニィベ...
自由詩
2*
25/6/26 1:36
実験
愛心
自由詩
2
25/6/26 0:11
ミエナイ
饂飩(うどん...
自由詩
1
25/6/25 23:48
望むもの
栗栖真理亜
自由詩
3*
25/6/25 22:08
無責任有機化合物
〃
自由詩
2
25/6/25 22:06
礼節のパペット
〃
自由詩
1
25/6/25 22:03
めも
うし
自由詩
1
25/6/25 21:25
詩想、夜夢の現
ひだかたけし
自由詩
7*
25/6/25 20:40
プラトン
おまる
自由詩
4*
25/6/25 20:37
地獄でドーナツ食べよう
亀まる
自由詩
1*
25/6/25 19:55
ワハハ
秋葉竹
自由詩
1
25/6/25 19:54
クーリッシュみたいに
海
自由詩
8*
25/6/25 19:27
アズール
みぎめ ひだ...
自由詩
3
25/6/25 18:34
詩は残酷だ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/6/25 15:46
ケソンシイティに降る雨は
水恋鳥魚夫
自由詩
2
25/6/25 14:01
落下と下水道
sonano
自由詩
1
25/6/25 12:48
性格良くないけども思ったより悪くはなかった
〃
散文(批評...
0
25/6/25 12:08
わが町を愛す
けいこ
俳句
6*
25/6/25 11:06
箸置き
そらの珊瑚
自由詩
9*
25/6/25 10:42
海岸駅
たもつ
自由詩
5*
25/6/25 7:40
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
加筆訂正:
箸置き
/
そらの珊瑚
[25/6/25 13:38]
加筆修正しました
0.25sec.