...
ふたりは密着している。お互いの鼓動が伝わりそうなほどに密着している。あいにく外では雨が降っていて、そんな微かな音は聞こえない。だからふたりはくっつきあっていることに気付いていない。どちらか一方は低体温 ...
夜を剥くまた夜が出てまた剥いて五十六億七千万剥く
霧を霧煙を煙に打ち付けて鏡に沈む磔刑を見る
青空が堕ちて積もりたる谷間には幼い子らが正座し ...
指先を動かせば
共に動く。
指先十本で
繋がる糸。
受け継いでからの
この物理的な絆が私の頼り。
ランドセルを担いで一緒に歩いた。
小石をよけるには
片足を上げて
歩を進ま ...
あの日あなたは
この世からこぼれてしまって
涙が止まらないのはなぜだろう
瞳があって
涙腺があって
涙がこぼれて
そのことと悲しみにどんな関係があるんだろう
愛
あの夜
寒い ...
低気圧の接近、
する唇から
漏れる苦い言葉
水へと沈み
二度と浮上しない深海の
珍しい魚になる
従兄は輪転機を回し
僕らの指紋を
大量印刷している
これでも昔はお医者さんだったんだよ ...
スライドする「時」にも
リボルブする「空」にも
おかまいなく アベニューの
しらはえに欣喜乱舞する 子雀たち
それは
(余命を知ってか知らずか)
血の意図を発露するに真剣な
...
泣きながら
走る
泣きながら
追いかける
泣きながら
勉強する
泣きながら
唄う
泣きながら
読む
泣きながら
寝る
すべては
貴方の存在を想ってから
泣きながら
...
自然と
入ってくる
心地よさ
あなたは
いつも
私の中に入ってきて
夢や
哀しみや
怒りや
喜びや
多くの
多くの
そう
数えきれない程の
私の
感情を
...
渦えがき夏猫とける真昼かな
活版のよごれたる指ふく若葉
一瞬の獣の夜に鳴る火薬
野から野へ指から指へ夜宮かな
無理矢理を ...
無視される自由詩やめて短歌かな
だらだらと安心できる短歌かな
右目みて左目を見ず短歌かな
長すぎてどこが「短」だか短歌かな
...
目標を持ち
自分は何をしたいか?
何をすべきか?
何が必要で、
何は不要か?
真を求め
無駄を減らす
TVは金持ちの
洗脳である。
放送局の株は
全て金持ちのものだ。
自 ...
ブレーキのない
車
走る事しか
能がない
カーブは
スピードを出し
目隠しで
ナビ当てに走る
命はいらない
車が止まるときは
死んだ時
スリルの満点
フラッシュのように
断片的に動く
カクカクぎこちなく
破壊的に動く
スネアドラム片手に
行進のソロ
カクカク行進する
人生のソロ
シンセドラムは
とどろく!
ギターは
唸 ...
人々は自分に怯えている
なら、生まれない方が良かったのだ
人生を捨て去る時、人は
きっとニヤついた表情をしている
君が大切な物を失うまいと守っている時には
人々は君を大切な物を持って ...
オイラだったら
一発目をかける
かけて
汚して
それでまた興奮して
二発目に挑む
誰かを呼びたい
誰かを呼びたいけれど
銭がなかったら自慰
DVDを見てシミュレーション
今日も決め ...
おまえがなけりゃ ああこんなにも哀しい日々
ぽっかりと穴のあいた虚しさよ
おまえがなけりゃ人生は こんなにも
ゆたかになるはずがなかったのさ
歓びの朝も 愉しい午後も
夜には星のささや ...
おそるべし妖怪!
おおとがせせりは夢交わしで知らない誰かの夢を君の夢を取り替えてしまうんだ
爪長師の辻説法を聞いていると人より爪が伸びやすくなるぞ!一晩に7センチも伸びてしまうこともあるとか
...
想う ということは
一銭にもならないという
想う ということ
ただそれだけでいいという
想う だけじゃ
想っている だけじゃ
不安だという少年は
来る日も来る日も屋上で
想う が降 ...
・・・・・・ああ、母ちゃん?ごめんね今いい?今ね、今、浜鬘の二丁目よ。六十兵を下ったとこ。道に迷ってしもうてうろうろしよったらこんなとこでてしもうた。
へえでこっから川向こうの咎戸の方へいかにゃ ...
赤薔薇の 散華重ねる 涙雨
雨蛙 読経は要らぬ 世話と知れ
不如帰 鳴くは遠くに 聞いてこそ
徒花に なるを待てるか 鬼灯花
よの明に 消えてなくなれ 蛍の火
他人に
嘘はつかない
もったいなくて
せせらぐ闇の絡まる音を 寝転びながら聴いていた
耳たぶを床にくっつけて
爪っ先で悪心を蹴っとばし
かかとで抑鬱を押しのけて
扉のすきまに吸い込まれてゆく
耳の中身が水深1000キロメ ...
これから先も
これまでも
私たち
出会ってたかも
しれないし
出会ったりする
かもしれないね
それは本当に
おっきなこと
だけど同時に
ちっさなこと
なにかは変わり
な ...
ブルーの大きな背中は
人々の中でぽつりと
丁寧にナイフを入れるような
甘美な眼差しで
ひとりひとりを刺し殺した
ジークハイル
「「目つきが生まれつき悪いもの ...
つんぼになった君の耳に
僕は優しく唄を語りかける
僕たちの周りにいる人々は
みんな一斉に虜になるのに
君は素知らぬ顔で本をめくる
試しに今開かれているページの文を
唄に乗せて歌ってみる ...
頑張りすぎてないか?
背広の内ポケットから懐中時計を取り出す
時計の風防が赤く点滅してるぜ
無理をしていないか?
ポーチから出したコンパクトで顔を見つめる
真っ赤なルージュだけが ...
君は何を見ていたのだろう?
過ぎゆく季節の中で、
君の歌が聞こえた気がした。
三角定規を透かした空に
110609
日が経つと
降り積もった雪も堅くなる
かじかんだ手でスコップを掴み
腰を伸ばし
柔らかそうなところに
突き立てた
音もな ...
日本を信じてるひと
日本に呆れてるひと
日本を殺したいひと
怒りと希望は渦になって起爆剤がないためにウロウロと
そしてテレビはポップに伝えます
当たり前に雨は降り暑くなり寒くなる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
阿呆言うとったら/忌んでもた
TAT
短歌
1*
11/6/10 22:30
共依存
マフラーマン
自由詩
2*
11/6/10 22:25
ノート(茫日某月)
木立 悟
短歌
1
11/6/10 22:23
私たち
電灯虫
自由詩
6*
11/6/10 22:22
永遠
真山義一郎
自由詩
16
11/6/10 22:02
幸せの輪転機
たもつ
自由詩
1
11/6/10 21:40
眼のない猫(九)
信天翁
自由詩
1
11/6/10 21:11
シリウスをやきつけて
佐和
自由詩
1
11/6/10 20:38
声
りり
自由詩
1*
11/6/10 20:25
ノート(穂先)
木立 悟
俳句
1
11/6/10 19:53
たんたん
〃
川柳
2
11/6/10 19:51
とっておこう
ペポパンプ
自由詩
2*
11/6/10 19:48
暴走
〃
自由詩
2*
11/6/10 19:11
Are you ready?
〃
自由詩
3*
11/6/10 19:05
泣け!
yamada...
自由詩
0
11/6/10 18:37
銭がなかったら自慰
花形新次
自由詩
0
11/6/10 15:35
珈琲讃歌
とろりす
自由詩
5
11/6/10 13:54
妖怪と街灯
竜門勇気
散文(批評...
0
11/6/10 11:58
少年と雲
朧月
自由詩
4
11/6/10 10:09
穩野間(のんのげん)から底山(のやま)町へ
竜門勇気
散文(批評...
1*
11/6/10 9:49
故人なき弔い
相差 遠波
俳句
3*
11/6/10 9:27
価値
日紫由
自由詩
3
11/6/10 8:13
空白から象形を独白する
北街かな
自由詩
4
11/6/10 5:03
原始
佐和
自由詩
4
11/6/10 3:46
ヒットラーと食らう、ショコラ
c
自由詩
2
11/6/10 3:42
唄声、そして白い指
なかがわひろ...
自由詩
2
11/6/10 2:47
いつでも風は あなたに靡く
subaru...
自由詩
6*
11/6/10 2:41
六月のフレーズ
番田
自由詩
1
11/6/10 2:25
おとなのえこのくに
あおば
自由詩
5*
11/6/10 1:15
ニホン、ニッポン
カチキ
自由詩
4
11/6/10 0:32
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
5.44sec.