おまえがなけりゃ ああこんなにも哀しい日々
ぽっかりと穴のあいた虚しさよ
おまえがなけりゃ人生は こんなにも
ゆたかになるはずがなかったのさ
歓びの朝も 愉しい午後も
夜には星のささや ...
おそるべし妖怪!
おおとがせせりは夢交わしで知らない誰かの夢を君の夢を取り替えてしまうんだ
爪長師の辻説法を聞いていると人より爪が伸びやすくなるぞ!一晩に7センチも伸びてしまうこともあるとか
...
想う ということは
一銭にもならないという
想う ということ
ただそれだけでいいという
想う だけじゃ
想っている だけじゃ
不安だという少年は
来る日も来る日も屋上で
想う が降 ...
・・・・・・ああ、母ちゃん?ごめんね今いい?今ね、今、浜鬘の二丁目よ。六十兵を下ったとこ。道に迷ってしもうてうろうろしよったらこんなとこでてしもうた。
へえでこっから川向こうの咎戸の方へいかにゃ ...
赤薔薇の 散華重ねる 涙雨
雨蛙 読経は要らぬ 世話と知れ
不如帰 鳴くは遠くに 聞いてこそ
徒花に なるを待てるか 鬼灯花
よの明に 消えてなくなれ 蛍の火
他人に
嘘はつかない
もったいなくて
せせらぐ闇の絡まる音を 寝転びながら聴いていた
耳たぶを床にくっつけて
爪っ先で悪心を蹴っとばし
かかとで抑鬱を押しのけて
扉のすきまに吸い込まれてゆく
耳の中身が水深1000キロメ ...
これから先も
これまでも
私たち
出会ってたかも
しれないし
出会ったりする
かもしれないね
それは本当に
おっきなこと
だけど同時に
ちっさなこと
なにかは変わり
な ...
ブルーの大きな背中は
人々の中でぽつりと
丁寧にナイフを入れるような
甘美な眼差しで
ひとりひとりを刺し殺した
ジークハイル
「「目つきが生まれつき悪いもの ...
つんぼになった君の耳に
僕は優しく唄を語りかける
僕たちの周りにいる人々は
みんな一斉に虜になるのに
君は素知らぬ顔で本をめくる
試しに今開かれているページの文を
唄に乗せて歌ってみる ...
頑張りすぎてないか?
背広の内ポケットから懐中時計を取り出す
時計の風防が赤く点滅してるぜ
無理をしていないか?
ポーチから出したコンパクトで顔を見つめる
真っ赤なルージュだけが ...
君は何を見ていたのだろう?
過ぎゆく季節の中で、
君の歌が聞こえた気がした。
三角定規を透かした空に
110609
日が経つと
降り積もった雪も堅くなる
かじかんだ手でスコップを掴み
腰を伸ばし
柔らかそうなところに
突き立てた
音もな ...
日本を信じてるひと
日本に呆れてるひと
日本を殺したいひと
怒りと希望は渦になって起爆剤がないためにウロウロと
そしてテレビはポップに伝えます
当たり前に雨は降り暑くなり寒くなる
...
わが身を仰向けて
土のうえ 横たえば
わたしもいつしか
星のかけら
ふたつの井戸は
涙の水をたたえ
不格好な洞穴も
そよ風を盛られた
ほほえましい噐
幾万年の時が過ぎても
...
金がないのに、
女を呼ぶ。
仕事が、あまりにも、
立場上、沈んでしまっていて、
ぼくは、
性格なのか、
やはり、
優秀ではないのか、
なにも、
サラリーマンとしての処世や、
策を弄 ...
安っぽいラジオから
哀しげなファドが流れて
甘ったるい洋酒が手元にあれば
アイムサティスファイド
おじさんだから、
このファドに抱かれて
この時に留まる。
もしかしたら ...
ほしのふん(か)をおさえているのだ
革命前夜の午前二時
公園のベンチの上を疾走する機関車はガラスの少女の欲望
アルコールの花咲く脳髄は夏の星座を華麗に強奪する
ベッドの上で汚物にまみれた世界を虐殺せよ
美しすぎる自分に恋してしまった
ねぇナルシス、あなたは誰のもの?
隣に居ても 抱き合っていても
あなたはあなた自身を愛してる
美しいナルシス、あなたを否定しないわ
唯、これだけは赦して
...
...
黒になりきれない夜は
まばらな黒雲をまとう
きっと空もさみしいんだ
真っ暗じゃないからって
君は黒い服で
考え事して歩くから
僕は心配でたまらない
どんな一日だっていいじゃない
...
悪魔を呼び出すことにした中学生のメグミとマサエ
メ「 こうやって、魔方陣を描いてっと 」
マ「 ホントに良いの? 悪魔なんて呼び出しちゃって 」
メ「 大丈夫、だいじ ...
くしゅ、って
どこかの
紅茶ポットが
できましたって
ささやくように
あるいは
きょうみしんしん猫が
もふもふのねこじゃらし
鼻のあたまをからかわれ
くしゅ、って
かお ...
...
筆先で
なぞるキャンパス
透明な
絵の具が踊る
白いキャンパスの隅に
淡くて滲んだ人影
目元から溢れ出る
透明な絵の具で
絶えず
絶えず
ひたすらに
色を重ね ...
共感出来ていた詩に違和感を覚え始めたのは
いつ頃だったか忘れてしまったが
しとしとと降り続ける雨の季節だった
500円で買ったビニールの傘を差しながら
待ち受け画面を見ると
ふと、切なく ...
人を好きになったことがない、と言ったら
せつないねー、と貴方は笑った
もうすぐ夏なのに風は冷たいし、と続けた
もしこのまま一緒に歩いて居たら
私は何を言ってしまうか分からなかったから
も ...
ある朝、私(わたくし)は
暗く濡れたアスファルトの坂道を
一人ゆっくりとのぼっていました
両側にはブロック塀
その向こうには常盤木の枝密やかに揺れて
飛び立つ朝の姿が
澄 ...
深夜のマクドナルドで
僕はつい、
百語めでつまづいてしまう
別れとかこの先とか
そんなテンプレートの途中
僕はつい
踵返して逃げようとしてる
おまえは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
珈琲讃歌
とろりす
自由詩
5
11/6/10 13:54
妖怪と街灯
竜門勇気
散文(批評...
0
11/6/10 11:58
少年と雲
朧月
自由詩
4
11/6/10 10:09
穩野間(のんのげん)から底山(のやま)町へ
竜門勇気
散文(批評...
1*
11/6/10 9:49
故人なき弔い
相差 遠波
俳句
3*
11/6/10 9:27
価値
日紫由
自由詩
3
11/6/10 8:13
空白から象形を独白する
北街かな
自由詩
4
11/6/10 5:03
原始
結川菜青
自由詩
4
11/6/10 3:46
ヒットラーと食らう、ショコラ
c
自由詩
2
11/6/10 3:42
唄声、そして白い指
なかがわひろ...
自由詩
2
11/6/10 2:47
いつでも風は あなたに靡く
subaru...
自由詩
6*
11/6/10 2:41
六月のフレーズ
番田
自由詩
1
11/6/10 2:25
おとなのえこのくに
あおば
自由詩
5*
11/6/10 1:15
ニホン、ニッポン
カチキ
自由詩
4
11/6/10 0:32
星のかけら
佐倉 潮
自由詩
1
11/6/10 0:19
頭でっかちな女
はだいろ
自由詩
2
11/6/9 23:45
このファドに抱かれて
御笠川マコト
自由詩
5
11/6/9 23:10
ふん
阿ト理恵
携帯写真+...
5*
11/6/9 23:06
無題
ぎよ
自由詩
1
11/6/9 22:52
ナルシスの悲劇
れもん
自由詩
3
11/6/9 22:00
ユタ
TAT
短歌
2*
11/6/9 21:58
僕は君を想う
朧月
自由詩
2
11/6/9 21:50
悪魔召還の儀式
北大路京介
自由詩
17*
11/6/9 21:47
くっくどぅーどぅるどぅ
uminek...
自由詩
8*
11/6/9 21:45
金鍍金
TAT
自由詩
1*
11/6/9 21:34
絵
りり
自由詩
0*
11/6/9 20:25
いつからか。
鳴海
自由詩
1*
11/6/9 18:44
夜道
〃
自由詩
1*
11/6/9 18:36
宣告
夜雨
自由詩
4
11/6/9 18:27
僕はつい
草野春心
自由詩
3*
11/6/9 17:11
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
4.86sec.