私を包んで
私を忘れないで
強い個性と指導力 で
同情から始まる愛。
とても幸せです。美しい日々
爽やかな性格
おしゃれ だけども ちょっと変人
貪欲・空想
...
眠くなって
土の毛布を被り
静かに横たわるきみの
物言わぬ墓石の前で
祈りを捧げる
すっかり春が過ぎてしまって
もう暑いくらいで
着ていたシャツの袖を捲り上げて
それでも額にに ...
詩人の心は寛大だ 月が欠けても
怒りも見せず 歌って笑ってる
詩人の心は寛大だ 馬鹿が張り裂け
山が突き出し 尻を振って歩く牛のように
詩人の心は寛大だ しぼんだ ...
1.社会
職場に社会があり
学校に社会がある
家庭に
託児所に
公園に社会がある
{引用= 夕餉の時間
うつろなサイレンとともに
社会の ...
変わっちまった。
変わっちまった。
一秒前の俺はどこだ。
一年前の俺はどこだ。
変わっちまった。
変えちまった。
あの頃の俺はどこだ。
あの頃の君はどこだ。
...
何だったのか
18時27分は書き換えられた
何をおもった
わたしは何かおもったはずなのに
まるでわからない
(何か、何か、何かをしてやりたいのに)
何かが足りないんだ
(何かは足りて ...
波を 見た
遠くに 白い飛沫
水着が ほどける
その瞬間を待っていた
路地裏で
イカの串焼きを 買った
浮き輪の 子供と
君にそびえる 山脈と
あなたに渡した数枚の写真
たまには眺めているのでしょうか
あなたが映った景色の中に私を見つけてくれていますか
あなたがくれた吸う前の煙草
吸わずに今も残っています
...
まばたきは要らない。
君の時間は動き続けるから
僕の時間を先回りにして
シャッターを切り
コンマ何秒のコマ割りで
有限の記憶一枚一枚に
焦げすぎないように焼き付ける。
...
自分の名前が銘打たれた
思い出のアルバムをめくる。
生まれたての時からしばらくは
記憶がどっか行ってる。
記憶前の写真は囲まれ
色んな思い出話が咲いていく。
中心にいれるはずの自分は
置 ...
にっぽんをさがしに
おおきなまちにやってきた
おなじふるさとから
おなじくにをさがしに
このまちへ
じぶんをさがしに
あるひとは
まちのひとになり
あるひとは
ま ...
森までの距離を
歩幅で数えていくうちに
迷う
湖水に漂う
伏した息
生きて
曲がる枝
崩れそうで
救われそうで
手 ...
エプロンの隙間から落ちた
桃の まだ小さな実
天気の良いうちに選った
たくさんの粒のうちの
枝から 切り離したひとつ
玄関にあがりこむと
ころころん コンクリートに転がった
桃の ...
するとあいつがあのときと
なんのかわりもない
○○○○○の○○○だと
やっぱり
出だしはただ、淡々と読み
それといった、感情は
湧きあがらない
しかし、物語が進むに連れて
自分が登場人物ではないかと
錯覚を起こす
あるいは、物語の登場人物と
...
一、
君はすでにその時、落としていたんだよ、君の、愛ってやつを。店員は私の顔を覗き込んで、少しいらいらして言った。私と店員はごみ箱に落とした万年筆を、閉店後に探さなければならなかった。私の愛 ...
夜の浴槽で湯の流れる音。
ざーざー ざーざー
ドアを開ける。
じゃばじゃばじゃば
ソーダ味のアイス棒を食べ終わった私は、
風呂場でじゃばじゃばと、叫んでいる蛇口の息の根を止める。
...
背中に熱を感じた
知らない部屋にいるとわかった
扇風機が窓の外を向いて
換気の役割を果たしている
カーテンは重いピンク色をしていて
窓のない壁の一面に海と空が描かれている
私は自分を思 ...
今年初めての茄子が採れたので
お義父さんが好きだった
茄子味噌炒めを作ってみました
だけど、いつまでも残っています
冷蔵庫には
茄子一本分の茄子味噌炒めが
ぽつん、と
美味しくな ...
まただ、
瞳がすでに記憶している風景の、光の加減と影の伸び方。
上から重ねてぴったりと線と線が重なるみたいに同じ、私が私の半分を置いている場所。
流れていく。喧騒のさなかを私はす ...
恋に落ちる
わたしが落ちる
瞳が
胸が
たましいが落ちる
小石のように
みずうみに落ちる
透きとおっている
水草もゆれる
...
夕暮れがばら撒く痛みも
些細な光がもたらす明日も
孤独の身では掬いきれない
一人ぼっちの私の上では
何もかもが多すぎる
抱えきれないそれらを
隣で分けて支えるために
人は生き ...
乾いた草が舌の上を這い
取り出せずに残ったものが
息を潜めてうずくまる
理解している
彼らはやがてそこで死ぬ
指先にこの身体を切り開くちからがあったなら
腐敗を免れたかもしれな ...
砂漠の真ん中で
公衆電話が鳴り続けている
そんな気がして目が覚める
妻の寝顔がぼんやりと見える
雨が窓を濡らす音が聞こえる
今夜はきっと砂漠でも
雨が降っていることだろう
...
灯ったら
と思ったら
なんでかな
すぐ消えた
ここでお別れ
夕方五時の鐘
最後にひとつ
一番星をプレゼント
たいしたことなくてごめんね
できることがすくなくても
いつも
...
あたらしくなったすべて
ここで
はじまっていく
いまは
いまだから
とりあえず
わすれよう
めのまえに
ひろがる
こうけいが
すべてなら
どうだい
むかっていくあした
...
Hanako
ゴム草履を履いて和菓子のおみやげ
Françoise
紙袋に悲しみをふくらませてぱん
胃袋にセメントを詰め貧富の差
赤い少女よ
君はいまでも
雲ひとつない
空を見ているの
赤い少女よ
いつになったら
君はそこから
駈け出して行くの
君の赤い靴は
雨も知らずに
綺麗な ...
同じ距離を相乗りするだけ
毎日ではなく週に二、三度
それでもあなたの隣に居たい気がして
何も言えず 何も出来ず
同じ車両の違うスペースの
あなたが見えない角度に
何気なく座ってみる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お花畑での初恋
マロニエ
自由詩
2
11/6/25 13:36
祈りの在り処
寒雪
自由詩
3
11/6/25 13:17
りりり
八男(はちお...
自由詩
1
11/6/25 11:06
思想シーソー
草野春心
自由詩
7
11/6/25 10:18
跳躍。
狠志
自由詩
1
11/6/25 3:38
「何」か
c
自由詩
1*
11/6/25 3:00
クリーム色の木の前で
番田
自由詩
0
11/6/25 2:34
同じ景色
猫のひたい撫...
自由詩
1
11/6/25 1:40
シャッター
電灯虫
自由詩
2*
11/6/25 0:39
アルバム巡り
〃
自由詩
3*
11/6/25 0:35
日本
小川 葉
自由詩
5
11/6/24 23:31
白い森
madyaw...
自由詩
3*
11/6/24 23:04
不熟
砂木
自由詩
5*
11/6/24 23:04
ビシソワーズ
6
自由詩
1
11/6/24 23:03
小説を読んでいると
Skauka...
散文(批評...
0+*
11/6/24 21:20
レシートと店員
長押 新
自由詩
4*
11/6/24 20:34
お湯のおと。
山岸美香
自由詩
0
11/6/24 20:31
transfer
mizuno...
自由詩
0+
11/6/24 20:31
茄子味噌炒め
小原あき
自由詩
12*
11/6/24 18:57
ある一瞬について
ゆえ
自由詩
3*
11/6/24 18:33
みずうみ
草野春心
自由詩
4
11/6/24 18:32
ふたりで
ゆえ
自由詩
0*
11/6/24 18:22
残滓
〃
自由詩
3*
11/6/24 18:21
コール
たもつ
自由詩
3
11/6/24 18:09
エクリチュールの星
ゆうと
自由詩
3
11/6/24 17:32
シロツメクサ
〃
自由詩
3
11/6/24 17:08
deux filles
m.qyi
俳句
1
11/6/24 16:17
百子湾路で
〃
俳句
2
11/6/24 15:21
赤い少女
花形新次
自由詩
2*
11/6/24 14:39
電車
真坂木
自由詩
4*
11/6/24 12:15
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
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3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
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3458
3459
3460
3461
3462
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3465
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3467
3468
3469
3470
3471
3472
7.08sec.