だれが落としたんだろう
道のまん中に ど〜んと立って
いきかう車を
にらみつけている。
すり傷の鼻が
もち主を捜索しているのだ。
朝陽がさすころ その生首は
テーブルのうえで ごろん ...
白熱灯から
あなたの温度が
海辺沿いに
電線を辿る
白い烏が
両手を広げて
私の足下を
途端に断ち切る
昨日の夢で
その人に何かをしてしまって
ベッドサイドに立ち ...
部屋の外で泣いてはいけない
部屋の内で泣くべきだ
部屋の外で泣いたら奴らが
誰かのために泣いていると高を括るだろう
部屋の外で泣いてはいけない
部屋の内で泣くべきだ
君は自分自身を想っ ...
三時草の おばちゃん とは
三時草を 私にくれた人のことだ
三時草は おひさまが三時の高さにあるときだけ咲く
だから さんじそう
三時草の花が
三時草に咲くためには
三時草 ...
夕暮れに咲く花は
さみしさに強い花
人が通っても
車が通っても
知らん顔
なのにこどもがぐちゃっとにぎったら
思い出になっちゃった
大きな欅の木のしたで
乾いた蚯蚓が八の字を描いて死んでいる
無から生まれた宇宙の話しを聴きながら
きみはもう死んでしまったから
こんな話しはおもしろくないかもしれないけど
きみに残さ ...
110527
それで
お父様はいつお帰りですか?
夏には必ず帰りますと返事をしたら
その頃またお電話差し上げますと切れた
どこの誰だか分からない
...
110527
さいごがどじ
ごじだつじの
さんじがまつ
うなばらこえ
みたままのえ
どじるこじる
てわたされた
てばたのきじ
ゆうきのもと
か ...
ママあたしはよくわからない
生きることもごはんを食べることもひとを愛することもひとに愛されることも
ものを大事にすることも手に入れるということも失うということも
夏があって冬があって春には花 ...
君が持つ
花を盗もう
私に似合う
豪奢な花を
襟足にあしらった
いくひかりもの色の中から
ほんの一筋
この茶けた爪で引き抜いたところで
君は
君は 気付くまい
...
風の便りに聞きました
君が結婚したと
私の中に
甘酸っぱい思い出が
次々に思い出されます
あれから幾年月
もう私も子供ではいられません
君の夢が
君の愛が
ちゃんと終わるように
...
ここは題名のみで成立する詩を極めるスレ。一行詩は禁止です(「題名だけの詩」と「一行詩」の違いも考えさせられるスレ)。
一見して「詩」の題名らしくある必要は勿論ないので、論文の題名風でもよし、小説の題 ...
今日そこで私が見ていたものは何だろう
時は忘れるということの中をいつも渦巻いているような気がした
距離だけが、あった。
遠すぎる街の中を、
ぼんやりと、歩き続けていたということだけが
何か花のよ ...
強い風にベランダの洗濯物たちが揺れて
下着やハンカチがくるくる回りながら踊っている
もうお昼になるというのに
布団でぐずぐずしたまま
そのありふれた光景をガラス越しに眺めている
...
悔しさを葬りましょう
妬みを葬りましょう
痛みを葬りましょう
虚ろを葬りましょう
焼香しましょう
昇降機に乗せましょう
乗り切れます乗り切れます
ブザーは鳴りません あっ ...
{引用=
眩さを手放すように
広がる
女とも男ともない
曖昧な
なめらかな皮膚に似た
花弁が
湿度の高い夜を抱いて
此処で居ますから
それだけで
報われますから
苦しまないでくだ ...
浅い眠りからの生還
午前3時
薄ら湿っている体と
浮遊する意識
ここは、どこ
見慣れた天井を捉えた目が
ここは自分の部屋だと告げる
目覚めたら
そこは不思議 ...
純愛する?
する。しない。しません。
シャネルの真っ赤なルージュは、純愛と口をすべらせた(真顔で)
つやつやの誘惑の中に
少女は立って(コンタクト)
その口はもう一生治さないつも ...
坂を下りて
生まれてはじめてお豆腐屋さんで
お豆腐を買った
八百屋さんでお野菜を買った
母から渡されたメモを見ながら
順番を少し間違えたなと
父が言った
だって上から順番に回るん ...
家から駅までは、坂道と緑の多い住宅街。
バラがキレイに咲いた庭がある。
ゴム底の靴は、足音がしない。
駅まで、たくさんの人が追い越していった。
東京の街。
君と手をつないで歩く ...
飲食店の研修二日目 今日で君に会えるのは最後
休み時間に何度か喋って 仲良くなったその流れで
連絡先を渡そうと メモにアドレス書いたのに
最後まで渡せなかった 宙ぶらりんの紙切れ
僕の恋愛 ...
誰にも内緒でしたためたダイアリー 僕だけの秘密
想像したことが現実になるように願いを込めた
今 この目に映る景色を閉じ込めたい
心が動かす記憶のカメラで
素敵な思い出独り占 ...
久しぶりにお墓参りをした
もうすこしで梅雨入りするねと
母が幼なじみの住職と話してた
飛び石を踏んで池の方に歩くと嘘みたいに
静かで涼しくて、
夏の気配がした
家に帰っておばあちゃんに ...
時計の針が進む音が僕の気持ちを急かしてくれることはない
街を行き交う人の群れの足音は、たとえ急いでいるのだとしても僕を焦らすことは不可能だ
あのサラリーマンが、どんなにイラついて、どうしようもない ...
ノブを捻りそのまま引いて ドアを開ける。
部屋の構成要素となっている 木の板が
傷の程度や 見て感じる古めかしさから
建物の築年数を 想像する。
建物に人は住んで居なさそう。
けど 脈を打ち ...
実は生活のリズムを作ってる。
その時間以外は すべてこの時のためにあると言ったら
過言だと思うけど。
スポンジに洗剤をつけて お湯に一回通した後
柄の部分をもって 前みたいに 手を切ら ...
ぼくのお口から出たものは
チクチクしててわるいかお
わたしのお口から出たものは
足がはやくてわるいかお
風にのったり
より道したり
もっとチクチクわるいかお!
...
見ること超えて
見える闇
聞くこと超えて
聞こえる沈黙
見えないものを
見る眼をもとう
聞こえぬものを
聞きとる耳を
不具は決して
不幸ではない
未熟はきっと
未来に ...
{引用=
生物屋の彼女の口癖は『早く地球滅びないかなー』だったりする。冗談ではなく本気だから困るのだ。え、なにそれ、君はぼくすらも滅びればいいと思っていたりするの?だなんて聞けない、なぜなら予想され ...
落とし物と忘れ物
どちらなら
諦められるのか
どちらも
気づかないうちになくなって
何処かも分からないところに
まだあるかもしれない
もうないか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メロン
草野大悟
自由詩
2*
11/5/27 21:56
雨/夢
黒乃 桜
自由詩
1
11/5/27 21:28
泣く
yamada...
自由詩
0
11/5/27 19:19
昼夜を問わず
るるりら
自由詩
13*
11/5/27 18:56
夕暮れの花
朧月
自由詩
1
11/5/27 18:27
十一次元の詩人たちへ
たま
自由詩
17*
11/5/27 18:21
便りがないのはよい便り
あおば
自由詩
5*
11/5/27 18:19
倒立
〃
自由詩
1*
11/5/27 17:42
空
はるな
自由詩
5
11/5/27 17:08
花おんな
フユナ
自由詩
2*
11/5/27 16:22
無題
渡辺亘
自由詩
1
11/5/27 15:40
題名だけのスレ11
過去ログ倉庫
11/5/27 15:10
なくしたプライド
番田
携帯写真+...
0
11/5/27 14:02
引きこもりの窓から
シャドウ ウ...
自由詩
2
11/5/27 11:00
葬りましょう
subaru...
自由詩
8*
11/5/27 6:12
あさがお
高梁サトル
自由詩
7
11/5/27 6:02
二度寝。
るい
自由詩
2
11/5/27 4:16
好色浪漫少女
c
自由詩
1*
11/5/27 3:32
give me everything
mizuno...
自由詩
1
11/5/27 1:30
歩く
アマメ庵
自由詩
3
11/5/27 1:29
バイトの研修に来ていたJKに連絡先を渡そうとして渡せなかった ...
SEKAI ...
自由詩
3*
11/5/27 1:21
ポーズ
1486 1...
自由詩
0
11/5/27 1:03
I will love you
mizuno...
自由詩
1
11/5/27 0:55
終わり1分前の情景
赤澤るろる
自由詩
0
11/5/27 0:40
お訪ね
電灯虫
自由詩
4*
11/5/27 0:16
あわあわ
〃
自由詩
2*
11/5/27 0:14
チクチクさん
赤澤るろる
自由詩
0
11/5/26 23:27
ペンを持って
シホ.N
自由詩
1
11/5/26 23:18
生物屋の彼女
士狼(銀)
自由詩
2+*
11/5/26 22:58
無くした
一酸化炭素
自由詩
0
11/5/26 22:31
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
3492
3493
3494
3495
3496
3497
3498
3499
3500
3501
3502
3503
加筆訂正:
葬りましょう
/
subaru★
[11/5/27 6:40]
綻ぶ腫瘍⇒蝕む腫瘍に修正しましたm(_ _)m
5.69sec.