... 黒になりきれない夜は
まばらな黒雲をまとう
きっと空もさみしいんだ

真っ暗じゃないからって
君は黒い服で
考え事して歩くから
僕は心配でたまらない

どんな一日だっていいじゃない
...
悪魔を呼び出すことにした中学生のメグミとマサエ


メ「 こうやって、魔方陣を描いてっと 」

マ「 ホントに良いの? 悪魔なんて呼び出しちゃって 」

メ「 大丈夫、だいじ ...
くしゅ、って
どこかの
紅茶ポットが

できましたって
ささやくように

あるいは
きょうみしんしん猫が
もふもふのねこじゃらし
鼻のあたまをからかわれ

くしゅ、って
かお ...
... 筆先で
なぞるキャンパス

透明な
絵の具が踊る

白いキャンパスの隅に
淡くて滲んだ人影

目元から溢れ出る
透明な絵の具で

絶えず
絶えず

ひたすらに
色を重ね ...
共感出来ていた詩に違和感を覚え始めたのは
いつ頃だったか忘れてしまったが
しとしとと降り続ける雨の季節だった

500円で買ったビニールの傘を差しながら
待ち受け画面を見ると
ふと、切なく ...
人を好きになったことがない、と言ったら
せつないねー、と貴方は笑った
もうすぐ夏なのに風は冷たいし、と続けた

もしこのまま一緒に歩いて居たら
私は何を言ってしまうか分からなかったから
も ...
 ある朝、私(わたくし)は
 暗く濡れたアスファルトの坂道を
 一人ゆっくりとのぼっていました

 両側にはブロック塀
 その向こうには常盤木の枝密やかに揺れて
 飛び立つ朝の姿が
 澄 ...
  深夜のマクドナルドで
  僕はつい、
  百語めでつまづいてしまう
  別れとかこの先とか
  そんなテンプレートの途中
  僕はつい
  踵返して逃げようとしてる
  おまえは ...
 紫陽花を食べながら

 あなたを待つ午後

 雨はまだあがらない

 太陽はもう沈まない
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ...
涙なみだ花のつぼみを押し抱きながれるままの失語の春の


ほしいまま虚空をすべる鳥にこそつばさに適う言葉も持たず


指さきを染める苺のいじらしさキスするほどのかわいい夢を


見残 ...
情報のタネローン

part1はこちら
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=217908


このスレッドのテーマは詩と散文を作る手段全般につ ...
だれも愛さない
みんな愛してる
これって同じこと

選ばないから
選ばれない

大事に差をつけて
守られたがるけど
ずるいだけかもしれない

でもやっぱり
私だけって言葉にすが ...
あなたの知っているあなたと
わたしの知っているあなたは
ちがうかもしれない

わたしの知っているわたしと
あなたの知っているわたしは
ちがうかもしれない

あなたとわたしの体温の差
...
彼女の首にそえられた腕枕には、肘から向こう側が無かった
目隠しをしている
寝息を立てている
肘から向こうの虚空について夢を見る
僕はその虚空に取り残されて、シングルベッドを俯瞰する

とこ ...
新宿にはどんな文化があり、渋谷にどんな文化があるのかと考え出したらキリがない。私たちはこのミニチュアのような街の中でどんな人生を流れていくのだろうかと思う。多くの人に、それを選ぶ権利はないのだと思 ... 窓を開けてみると
音速に乗って
私の部屋に運ばれる
ソプラノリコーダーの{ルビ音=ね}

真っ直ぐでもなく
なだらかでもなく
S字やクランクを走行してる
教習車みたいな音色

先生 ...
以前僕はキスゲであり、すすきであり、また、砂粒であり、星粒であった。故に孤独であり、暗闇からも愛された。

病魔に襲われてからというもの、僕はすっかりその全てではなくなった。
孤独でないがために ...
{画像=110609020839.jpg}

誰もが想いを求めて立ち止る時
人は静かに息を継ぎ
少しく肩を落として振り返る

回りの木々は色彩を落とし
静かにあなたの瞳を見守るだろう
...
感じることができます。
夜汽車に揺られながらも、心の昂揚を抑えきれないあなたを。
心の師に会える喜びを。
あなたの純粋で綺麗な魂を。

感じることのできる僕は幸せです。
時に切なくやりきれ ...
目を瞑ってごらん。
そして両の瞼の上に静かに手を置いて。
そこに、あの時の青く澄んだ空や、鮮やかな森の緑、自分にとって感じの良い情景が浮かぶなら、あなたはまだ大丈夫。
焦らずに、そしてゆっくりと ...

彼女を携帯の電話帳から見つけて      
通話ボタンをタッチする。         
コール音が鳴り出す。           
鳴り続ける。               
と 機械的 ...
ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
ミサイルほどのペンを片手に
と歌う

キーボードで打つ
明朝体より
紙の上で躍る文字

走り書きの痕跡を
つまづきながら
歩いて見る

言葉は ...
果てでは
混ざりあう灰色が
涎を垂らしている

むらがる夜の下では
性器をひるがえす少女

果てでは
結ばれたはずの日々も
きっときれいにほどけている

見なかった夢を見るこ ...
五センチの 
距離は遠くに
ある想い
みえるひとって
苦しくはないのかな

あらゆる人の悲しみ
あらゆる人の痛み
すべて 引き受けてしまうのに


みえるひとの痛みは
どこへ行くのだろう

月のない夜に紛れて
そっ ...
しかくがあります。
しかくのなかに、ちいさなまる。

まるのうごきは、ふきそくです。
しかくはちっとも、うごきません。

まるはしかくにぶつかりますが

ただ、はじかれてしまうだけ。
...
ねえ そこから月がみえる?
どんな場所でだってみえる月は
汚れてなんかいないよね
あなたうなずいているよね

ねえ そこからあたしみえる?
うん って そう うん って言ってよ
それは嘘 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ユタTAT短歌2*11/6/9 21:58
僕は君を想う朧月自由詩211/6/9 21:50
悪魔召還の儀式北大路京介自由詩17*11/6/9 21:47
くっくどぅーどぅるどぅuminek...自由詩8*11/6/9 21:45
金鍍金TAT自由詩1*11/6/9 21:34
りり自由詩0*11/6/9 20:25
いつからか。鳴海自由詩1*11/6/9 18:44
夜道自由詩1*11/6/9 18:36
宣告夜雨自由詩411/6/9 18:27
僕はつい草野春心自由詩3*11/6/9 17:11
fiction投稿者自由詩311/6/9 15:47
趣歴表アラガイs自由詩10*11/6/9 15:28
失語の春石瀬琳々短歌8*11/6/9 13:44
詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part2過去ログ倉庫11/6/9 12:00
特別になりたい朧月自由詩111/6/9 8:54
日紫由自由詩111/6/9 7:57
洗練された人間関係についてしゅう自由詩011/6/9 3:07
マクドナルドの壁際で番田 自由詩111/6/9 2:35
私の部屋に運ばれる音色subaru...自由詩6*11/6/9 2:27
煩悶 ヒヤシンス自由詩2*11/6/9 2:21
立ち止る影 / 人生の痛みこそbeebee自由詩11*11/6/9 2:07
清らかなる魂ヒヤシンス自由詩2*11/6/9 1:41
心が乱れるときに。自由詩1*11/6/9 1:19
場面場面電灯虫自由詩7*11/6/9 0:54
白紙をステージにシホ.N自由詩4*11/6/9 0:20
果てでははるな自由詩611/6/8 23:59
センチメートル鳴海俳句1*11/6/8 23:43
みえるひと伊織自由詩8*11/6/8 23:04
単純構造M.N.自由詩211/6/8 22:56
月の下であいたい朧月自由詩211/6/8 22:15

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加筆訂正:
私の部屋に運ばれる音色/subaru★[11/6/9 2:33]
アルトリコーダー⇒ソプラノリコーダーに修正しました。スミマセンでした。
4.9sec.