新学期もだいぶ昔の話になった
はにかんだ太陽の
頬の赤さで温まった公園で
突き抜ける青さをどこまでも
視線で追いかけるぼくの
穏やかでない心を
春の風が忙しく通り抜けていく
...
泰雲抑揚広がりて 紺敷砂子のまばら星 跳ねて君をば恋しかる 我が狭胸に 明かれ夜文の丁沈香 明日人となりの消ゆるとも 歯牙燃ゆ革命 微塵も臆さず 君待つや樟葉のまどろび屋 夢ならでそが手再び包まん
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もし解放されたいというなら、
(←写真クリックで ...
白昼夢
タイムマシーン
すれちがう黒い瞼の女の子
甘い匂いが私を
真っ暗な冬の夕方の
安全ピンだらけのマフラーへ
押し返す
私は何もかわってない。
光の壁の向こうに手を伸ばすと、音の河が流れている。手をつけると波紋が広がりあるいは渦が巻く。私が床に寝そべってこれを書いているときにそのことばは私と光の壁の向こうで音になっていて、その壁のさきで、園の ...
ねぇ、貴方は私の吐いた嘘を見破れますか?
答えはきっと見破れ無い。
だって貴方は自分の事だけでも手一杯だから。
だからきっと無理。
でもね本当は気が付いて欲しかった ...
言葉が
紡ぎだせない夜は
海に抱かれ
眠ろう
想いが
定まらない夜は
漆黒の闇におぼれ
ただただ漂おう
絞り出す必要はない
定める必要もない
美しく輝く星空を映 ...
きっと 自分を失っては
生きていけないのかもしれない
遠い街並みを 私は 見ていた
流れる風の中で
いくつもの呼吸音を時の中に重ねながら
河原の上に続く 遠く細長い道を
私は ...
今日も私が想うあの人は
山手線に揺られて帰路につく。
定刻23時
今から帰る。
夕飯は何にしよう。
今日は疲れた。
なんて呟いて、今日もきっと揺れている。
物持ちが良い私が想うあ ...
軽快に始まり告げるコルネット 目覚めた朝に心(しん)貫いて
夕霧を纏ってさ迷う森の中 大樹のファゴット 出口はこっちと
廃校に忘れ去られてさめざめと ヴィオラは嘆く 停止した未来に
...
奇跡が起きるなんて思ってないし
僕は君を愛さないし
何かが変わることにも期待してないよ
ゆれるよ
ゆれるよ
奇跡の入ったグラスの中で
溺れる君の心臓が
ほんの少しだけ嘘を吐いた
...
氷がとける
オレンジの海
マドラーに触れる
青い手つき
そこに月が沈むんだろうか
マークでいるのは疲れたと言って
からんと鳴る背徳の共鳴
しょうもないきっかけ
LEDの下品な光をグ ...
トテツもなくマジメであることは
トテツもなく不マジメであることの成立条件であると心得て
トテツもなくマジメな時代を生きている
不マジメ人間にとって
最後の審判とは
皆でドッと笑いころげる ...
早朝に濁る法廷
誰も聴いてはいない
無為のことなど
三分の一になったポケットには
ハンカチもティッシュも入らない
入るのは 指の第二関節まで
ポケットはすべて
修繕に使われた
三十年以上
同じ服を着るというの ...
あらゆるものは過去へ戻り
今へ戻り くりかえす
たかが神
たかが死
まがいもの まがいもの
言葉より先へは 戻れない
...
こちら地球 きこえますか
月がとても美しいです どうぞ
こちらガイア きこえます
月がとても恋しいです どうぞ
日本と呼ばれていた辺りに船を止め
現在 周辺を巡視中です
まだ ...
君が今 どんな気持ちでいるのか 判りたいなんて言わない
君が今 どんな気持ちでいるのか 知りたいなんて言わない
僕の気持ちを君は分からないように
君の気持ちなんて僕には分からない ...
なんでもない休日の
中間点からおよそ50歩ほど
家に近づいたあたりで
やっぱり雨は降り出した
ありきたりの舗道を
無邪気に塗り潰していく雨粒
いつだって間が悪い僕は
もちろん傘な ...
なにが問題だったのか思い出せないが
風車だけが回っている
からからと音を立てて
空の曇りと
鈍い緑の平原
汚れた漆喰の家と
どこかを見ている巨大な男の横顔
からからからと
音を立てて
...
雨の歌がきこえる
空から放たれ
大地に落ちて
響く、歌たち
この星の、この世界の
この国の、この街で
ぼくたちがいま
確かに踏みしめる土のうえ、
なきがらを見送り
あたらしく生ま ...
この雨が
あの町からきたものだと信じたいわたしは
ただむせかえる白さのなかにいます
微笑むそれに似た
レンズ越しで息を吐き出しながら
なにも見つめたりしないでいましょう
調 ...
高熱で溶けたアスファルトをのた打って泳ぐ一匹の亡霊
髪はなく眼球は薄く霞みおそらくはなにも見えてはいない
肉はなく皮は骨格に張り付き伸ばす腕に力はなく
声もなく心もなくだけどそ ...
今年もストラップを贈る
君の名前は
とても良い名前だと思うんだ
・*・*・*・
大きな翼
広げた君の姿が見える
背負うことになる責任も義務も
君には
君がひとりの人間であるという証 ...
青空ほどの巨大なレモンの上で愛が偽装される
午前二時の女よ
君の美しく透きとおった心臓でカッコウが啼く
雨が降る
雨落ちる
暗い空から
水落ちる
見ず聞こえる
見ずに聞く
言葉の嵐
こころの声
越えてゆく
越える山
からだ使って
山のぼる
病んでいる
悩んでいる ...
年賀状だけのやり取りが十九年
余震が続く四月にイレギュラーで
安否を尋ねる手紙をもらってから
毎日メールで話すようになった
なんて
私もババアになったもんだよね
文脈には生活の蓄積を窺わせ ...
大きな古い蛇
屋根裏から
台所に落ちた
そのまま外に
スルリと這い出
道端の用水路へ
右へ左へ
身を捩りながら
流れて行った
蛇の消えた家は
長く持たない
赤い張り紙 ...
雨が滴り落ちる
ルシファーが叫んでいる
悶え苦しんで
タナトス
雨が滴り落ちる
神は見殺しにするだろう
無はない
ガブリエルは決して伝えないだろう
雨が滴り ...
言葉たち
罪ない言葉たちも
降る雨に似て
時に罪色になる
心模様
荒れて唇が
ふるえて打たれて
雨が薬になる
どんな音?
どんな夢?
雨がみせる景色も人それぞれ
悲し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
過ぎる季節
寒雪
自由詩
3
11/5/29 7:53
出征
関口 ベティ
自由詩
0
11/5/29 5:36
(←写真クリックで拡大)/ 無防備なあなたへ
beebee
散文(批評...
11*
11/5/29 4:16
甘い匂い
小鳥
自由詩
2
11/5/29 4:02
寝る前に
渡邉建志
散文(批評...
2
11/5/29 3:54
嘘を吐く理由
雪乃
自由詩
1
11/5/29 3:41
海
りり
自由詩
1*
11/5/29 2:37
いつかどこかで
番田
自由詩
0
11/5/29 2:19
遠郷-Tokyo-
相羽 柚希
自由詩
1*
11/5/29 2:18
交響曲第1番 「シニカルパレード」〜気狂いのための〜
否々
短歌
0
11/5/29 2:01
硝子の街で
智鶴
自由詩
2
11/5/29 1:53
コクテール
アオゾラ誤爆
自由詩
2
11/5/29 1:32
不マジメ人間
シャドウ ウ...
自由詩
2
11/5/29 1:13
ノート(48Y.5・26)
木立 悟
自由詩
3
11/5/29 1:11
ノート(48Y.5・22)
〃
自由詩
3
11/5/29 1:11
ノート(48Y.5・18)
〃
自由詩
2
11/5/29 1:09
こちら地球
Seia
自由詩
4
11/5/29 1:03
気持ち
1486 1...
自由詩
1
11/5/29 0:40
雨 雨 フレフレ
nonya
自由詩
13*
11/5/29 0:02
停止した内部
アキヨシ
自由詩
2
11/5/28 23:46
雨の歌がきこえる
あまね
自由詩
7
11/5/28 23:18
白濁
あぐり
自由詩
3
11/5/28 22:45
クロール
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/5/28 22:39
Birthday for
瑠音
携帯写真+...
0
11/5/28 21:22
無題
ぎよ
自由詩
4
11/5/28 20:40
雨あるがまま
シホ.N
自由詩
3
11/5/28 19:52
友人
salco
自由詩
4*
11/5/28 19:24
蛇の消えた家
和田カマリ
自由詩
3*
11/5/28 18:41
凝結
風音
自由詩
1
11/5/28 17:56
雨の頬
朧月
自由詩
1
11/5/28 17:45
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
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3479
3480
3481
3482
3483
3484
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3487
3488
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3490
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3500
3501
6.23sec.