なぜこんなにも
ひつようのないものが
そぎおとされて

ひつようなものだけが
せかいをこうちく
してしまうのだろう

なぜこんなにも
ひつようのないものが
なきさけび
...
あのやろうが
きにいらないのさ

つなみからにげた
カモメたちが

はねがある
というそれだけで

たいへんだ
たいへんだなんて
なきながら

なみにのまれる
...
きつねがお嫁に行った後の







雨上がりのボンネット














ワイパーでいっぺ ...
ひゃくえんしょっぷで
いのちをかう
ひゃくえんですくえる
いのちがあるとしんじて

きみのみせはたかい
だからひゃくえんしょっぷで
いのちをかう
きみのいのちはたかすぎるか ...
欠けたままでいいよと

教えてくれる本もあるけど

空腹は

食べないと埋まらないね
女教師 と 女学生

『 遠足前日 』
 

* : * : * : * : *


先生:ってことでね、おうちに帰るまでが遠足です。 なにか質問がある人ー

生徒:はーい!  ...
石原都知事が圧勝と聞いた時

愕然とした

東日本大震災の原因が

日本人の我欲のせいだなんて言う

馬鹿者を支持する馬鹿者が

投票した者の中で大部分を占めるということ

そ ...
希求する
鼓動
呼吸

何を望んでいる。
何が欲しい。
誰とどう、生きていきたい。

希求する
こだま
ことだま

希求する

うつつ

希求する
確かな
明日を ...
雨音にかき消されて
声が届かない
思いの半分も
伝えられない
それでも
きみは
苛立ちもせず
静かに
雨が止むのを
待っている

「心が透けて見えたらね」

そんなの
きみ ...
ただ一度だけ生まれて
背伸びして開けるこの世界の窓に
あなたが見えた

わたしがまだわたしだけであった頃
それは始まりで、終着で、永遠だった

知ったのはずっと後になってからだけど
...
  きいてね。
  きいたこと、あってもね。
  うるさいだろうけど、ね。
  ねぇ、きいてね。



  きいてね。
  その耳たぶでね。
  もっと奥のほう、
  まごころ ...
お前にかける言葉を私は忘れた
その肩の向こうに続く飛行機雲を見た時に
こんなに高い空の下では
自分が何か過ちを犯している気がしてならない
だから今日は嘘を話そう
明日の天気みたいに嘘の話を
...
ずっとのぼっていた
ゆるやかな坂道だった
笑ってはいたが 少しづつ息は苦しかった

歩みはとめなかった
押されているようでとまらなかった
胸はなぜかほんの少しどきどきしていた

薄いベ ...
うまれたときから もっている
だれでも みんなもっている
おおきなたま になるたねを
きみの ちいさなてのなかに
そっとにぎって あたためる

ほんとうに ちいさなこのたまは
すこしずつ ...
 
 
リンカーン・ヘアのきみが
動物園に忘れ物をして
糸電話で通信している
ノルウェーの森
パジャマに縫いつけられた
イカの一夜干しを
かじりながら
 
地元の英雄に
さい銭を ...
自由なあなたに飛びつきたくて
あの樹のように大空へ手を伸ばした
足がふわっと軽くなり風に乗れたけれど
走れなくなったわたしはあなたを怨んだ


あなたの耳は私のほうをむいていない
わたし ...
Surely beautifully shining and
Never caught in your hand
Tears are sinking in my heart

Tomorr ...
言葉はいつも
聞き流された そして
それは 意味を持つ瞬間から きっと
全てかき消された


私は夢を見る
だけど毎日見るような風景などない
何かを捕えた
目に見えた 錯覚のよう ...
さよならスカーレット エイ・ケイ・エイいつかの独白
クレヨンで塗りつぶした画用紙をいくら引っ掻いても
月が転がり落ちることはない
ヘッドエイク
みえないものはみえない

いつか珈琲を飲みな ...
     人間は
       金ではないよ
          心だよ


    {引用=もちろん地位や名誉、容姿、能力、学力、
         健康、体力でも無い。}
『その木は邪魔だから切り落とすの』と
インテリぶった女が斧を振る
総ては解決済み

『雑誌は如何ですか?』と
差し出す薄汚れた手を
インテリぶった男が振り払う
総ては解決済み

いら ...
水の国に生まれ
綺麗な水を飲んだ
からだ
が穏やかに波打つ

朝のプールに浸されている
エンソサラシの個性

思考
思考は本を読まない

水を飲む
綺麗な水
今日
はじめて ...
ふらりと君が帰ってきて
玄関に鞄を投げ出し
いつもの無表情で居間に入ってきたら
一体どうしようか

あんがい自然に
おかえりーなんて声かけて
当たり前のような顔をして迎えるかも知れな ...
正しくはないとしりながら、あの背中にもう一度触れなければ詩を詠むことができない気持ちがする。脂肪の薄い、汗ばんだ背中。皮膚の内側にとじこめられた熱、その裏側にある動物みたいな匂い。
数えるほどし ...
不安って食べられるかな
自分の不安を自分で
やっつけたい

足元がすーすー寒いから
ふかふかの靴下みたいな言葉でうめる

平気なふりして
笑ってみるの
口角にーっと上げてみる

...
身長が





高いが故に









...
... 君を言葉で表すなんて
もう僕には
出来ない

すでに
君は詩そのもの
ネックレスは
詩集の栞
香水は
ブックカバー

僕は何度もページをめくる
潤いの瞳と唇
柔らかな人差し指 ...
ああよのなかのひとは
こんなにはやく
いえにかえるのですね

まだあかるいみちを
ふりかえることもなく
ひとにもまれて

ゆうげをすませても
まだはちじ
なにもすること ...
窓辺に立って凶事を
待っていたのは
太陽の
あるいは
鉄の男ばかりではなく
このネオンライトと
泡の時代の男もだが

それは所詮他人事で
自身はいつも
曖昧なイメージのなか
どっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
コンポジション小川 葉自由詩4*11/5/18 22:09
逃げたカモメ自由詩0+11/5/18 21:30
レインボーTAT自由詩4*11/5/18 21:21
100円ショップ小川 葉自由詩1*11/5/18 21:20
飢餓syuon自由詩111/5/18 21:11
バナナは おやつに入りますか?北大路京介自由詩14*11/5/18 21:07
東京都民の頭の中はどうなっているんだよジム・プリマ...自由詩2*11/5/18 20:13
『バッテリーⅥ』はなもとあお自由詩511/5/18 19:51
Sound of rain・・・man花形新次自由詩5*11/5/18 18:11
mizuno...自由詩411/5/18 17:35
ね。草野春心自由詩17*11/5/18 17:32
三丁目南バラ公園テシノ自由詩111/5/18 14:24
朝の気配朧月自由詩211/5/18 12:30
子守歌……とある蛙自由詩11*11/5/18 11:06
仮眠たもつ自由詩211/5/18 8:17
去年の恋nick自由詩1*11/5/18 3:19
birds自由詩1*11/5/18 3:08
不確かな日番田 自由詩011/5/18 2:47
スカーレット船田 仰自由詩211/5/18 2:34
心だよペポパンプ川柳3*11/5/18 1:56
根株subaru...自由詩6*11/5/18 1:20
新、と らしさ塩崎みあき自由詩6*11/5/18 0:47
あの世からシャドウ ウ...自由詩4+11/5/18 0:03
背中はるな散文(批評...111/5/17 23:49
肌寒いよるには朧月自由詩311/5/17 22:58
Turkey in the StrawTAT短歌011/5/17 21:30
地下鉄東西線御陵駅の夜自由詩2*11/5/17 21:16
花言葉乱太郎自由詩13*11/5/17 21:13
ラッシュアワー小川 葉自由詩111/5/17 20:47
ネオンライトと泡花形新次自由詩1*11/5/17 20:14

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