喉のずっとずっと奥から声がきこえる
とてもたのしそうな叫び声に 紙がビリビリに破かれる音がまじって水びだしになったわたしの部屋は金魚が死んでいる
蛇口をひねる
吐きけがでてくる
なにも ...
人生には嘘と秘密が沢山ある
でも必ずしもそれは悪いものばかりではなく
愛する人々が信じる、『本当』 を 実現する為に・・・
(空行)
何の変哲もない週末に
空が頷きながら行列を成して ...
赤く開いた傷口に
橙の光をなすりつけ合って
黄ばんだ言葉を交わしながらも
緑葉であり続けようとした僕達は
...
はっきりしろ
雲をみているのか
{ルビ理由=わけ}をみているのか
おい
はっきりしろ
おれをみているのか
肋骨をはぎ
{ルビ呼吸=いき}をみて ...
滅びるなら滅びよう
今年も淫らな夏がやってくる
何故生きている
何故?
生きることは
儚い悲しみだ
喜びとないまぜになった悲しみだ
怖いんだ
生きているから怖いんだ
仕切りのない野放 ...
答えって一つなのかなぁ
答えは一つしかないのかなぁ
それって ホント探したの?
ホントにホント??
百人に問いて 九十九人が不正解
千人に問いて 九百九十九人が不正解
一億人に問い ...
喫茶店で店主と話をしている
窓の外で 緑が風に揺れている
店主との話の中で しばし つまずきそうなことも
あるが それは言葉のことだけで
何かが一体になりつつあ ...
退屈な黄 雨の日水玉 おめかしピンク 乙女心と躍るペディキュア
待ってないって素振りで 待ち合わせまであと5分 桃色チークにときめき重ねて
黒板にこっそり名前を書いてみた 指先震えるチョー ...
食虫植物ズというノイズバンドでいつも弦の足りていないギターに傷を付けたり付けられたりしていた彼女が今日のライブ中に死んだ。おれは隣で彼女が書いた「子宮なんかいらない」という歌を叫びながらベースアンプ ...
誰がいちばんめにキスを
しただとか
誰々が付き合って5日で
セックスをしただとか
そんな話が大好きな女子高生たち
毎日毎日がご苦労様でした ...
夜空を聴診する
U・F・O
テキサスの広大な田園が
宇宙のカルテ
+
住所不定の人工衛星
ポップアップトースターみたいな
不思議なかたち
通信する明日の ...
点、で描いた集合には
意識を委ねざるをえない、火災現場の
人間が集合して燃えた挙句の肉のかたまりのごとくに
神経が摩耗し過ぎて
どこにも回路が繋がらない
約束されたはずの眠りは ...
{画像=110612024826.jpg}
日焼けに火照った肌が大理石を求める
君の肌えを求める
つやつやした冷ややかさがぼくを貶める
こころが求めている君の冷たい瞳を凝視めながら
ズブ ...
泥の水しぶきが見えた
遠くで 鴨が日差しと戯れていた
私は持っていたはずの金を無くし
憧れていた 遠い故郷の アメリカへの思いを馳せるばかりだ
今日することは もう 無くした
こ ...
押入れの年月を乱しつつ
奥からあの頃がつまった
プラスチックな衣装ケースを取り出す。
サイドの留めを外し
外気に飛び出た空気を嗅ぐ。
服の折り重なりに手を入れて探り
小さくたたまれた私だっ ...
...
ただいま。
とは言わずに
疲れた。
と言って玄関を開けると
五年ぶりの父は
風呂にでも入れ、と言った。
ただいま。
とは言わずに
なんだお前か。
と言って五年ぶりの兄は
新聞を ...
...
夜中に突然空腹が訪れたからって
何もつけてない食パンをそのまま
もさもさ
温かいスープとか
ミルクの入った珈琲とか
作ってくれるお嫁さんが欲しい
よし、
この流れで
お嫁に ...
あじさいの大きな葉っぱの上
2匹のかたつむりは
雨の中、風に揺れていました
葉っぱから眺めるあじさいは
小さいかたつむり達にとって
巨きな巨きな花でした
かたつむりの目 ...
10日前に言いあった
苦手な上司と声をかけあい
皆で円滑に
お年寄の入浴介助が出来た日
各々は言葉のボールを
互いに投げあい
各々はそれぞれに必要な
お年寄に手を差しの ...
古本の千切れた表紙の裏側に
ぴったりセロハンテープを、貼った。
最近、昔の差し歯が浮いて
すました顔で、隙間に舌をあてていた。
渡る世間を歩いていれば
どうしても出会ってし ...
顔の右が緑で
顔の左が赤い
それからリズミックで
跳ねるように歌ってる
カリビヨンっていう
カリビヨン? 特に知りたくもないんだが
それから
そうしているうちに
歌はどんどん続いていく ...
この年のオールカマーは、昨年のクラシックを賑わせた3強の2角が久々に直接対決するということで、大いに盛り上がった。
片やビワハヤヒデ、前年の菊花賞馬。抜群の成長力で春の3戦を全勝し、春天皇賞でライバ ...
「いただきます。」
そういいながら私は箸を突き立て
食卓にのぼった魚の目の中をじっと見る。
魚はもちろん死んでいて、魚の目には
私がはっきり映っている。
果たして私は
私の中 ...
空腹で目覚めたあなたはラッキー
一週間の脂質、蛋白質がたっぷり溶けた
洗濯機にあるだけパンチュ投げ込んで
南南東に進路を取れ
七時の揺れでグレタ・ガルボのフレームが
吸殻の上に倒されたけどお ...
売れ筋の人生論の本にある
「30代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「20代でやっておくべきこと」がある
「20代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「10代でやっておく ...
真ん中まで跡形もなく
染みこんで侵してしまった
唾液が汗が空想の体液が
見えなくなってしまうまで
ひどくキレイに
ひどくさっぱりと
怪我をしてしまいそうだ
真ん中まで跡形もな ...
水槽をぶん殴る女の子
届きもしない 白百合の揺籃
録音された声が漂う館内
あの子の死んだ声帯
―――わたしの髪は鉛のように重い
――どうかどうか泣かないでいて
―いまから眠る/共犯者で ...
ねえ
理由なんて
なくても良いこともあることを
君に伝えたいんだ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うすぐらい朝
usoni
自由詩
4*
11/6/12 10:48
地球を包み込む、大気の話
狩心
自由詩
1
11/6/12 10:39
虹
nonya
自由詩
18*
11/6/12 9:05
かんかく
草野春心
自由詩
4
11/6/12 8:33
緩慢な二〇一一年の六月
within
自由詩
3*
11/6/12 6:12
答えは一つじゃない
subaru...
自由詩
6*
11/6/12 5:05
土曜の午後の
八男(はちお...
自由詩
1
11/6/12 4:22
ラズベリウム中毒
否々
短歌
4
11/6/12 4:13
木魚屋
魚屋スイソ
自由詩
9*
11/6/12 3:48
天の邪鬼
サワメ
自由詩
1
11/6/12 3:26
星に願いを
かいぶつ
自由詩
4
11/6/12 2:55
いきもの、が、騒ぐから
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
11/6/12 2:51
薔薇 / 陽の当たる暗闇で
beebee
自由詩
12
11/6/12 2:45
dvdを返した日
番田
自由詩
2
11/6/12 2:13
夜の夏
電灯虫
自由詩
11*
11/6/12 1:20
或る朝目覚めると、ゴキブリはグレゴール・ザムザに成っていた。
TAT
自由詩
3*
11/6/12 1:04
家族
かいぶつ
自由詩
10+
11/6/12 1:01
とあるプロ
TAT
短歌
0*
11/6/12 0:49
i want you
鳴海
自由詩
2*
11/6/12 0:32
梅雨の花見
服部 剛
自由詩
3
11/6/11 23:59
労働ノ涙
〃
自由詩
3
11/6/11 23:55
夢の文房具屋
〃
自由詩
1
11/6/11 23:43
右が緑で
オイタル
自由詩
2*
11/6/11 23:42
「名」馬列伝(21) トミシノポルンガ
角田寿星
散文(批評...
1
11/6/11 23:41
いただきます、ごちそうさま物語。
吉澤 未来
自由詩
2
11/6/11 23:28
今日の運勢
salco
自由詩
6*
11/6/11 23:22
影踏み遊び
yumeky...
自由詩
6*
11/6/11 23:14
きれいさっぱり
竜門勇気
自由詩
1
11/6/11 23:12
夏の水葬館
ayano
自由詩
8
11/6/11 22:32
繋ぐ
瑠音
携帯写真+...
3
11/6/11 22:15
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
5.26sec.