今、決めたんだ。
くしゃくしゃ考えて
つもり積もった思いがある。
深い地底の奥底から
突然地上にでてきたようだ。
お日様の力も借りた。
何もかも、決めたんだ ...
ふと触れる
右手の温もり
冷めてゆく
俺は今日も理由も目的も展望も持たない野良犬だった
のようだったと書かないのは比喩でないからだ
一生懸命ローソンの駐車場で数十分かけて書いた詩は
肉球でたどたどしく ...
トラックひとつで
このまちにやってきた
そうじきがいるかいらないかで
ちちとははで
もめていた
ははがないて
そうじきは
とどけられた
あのそうじきが
いまは ...
「扇状地の地層が出ました!」土木技師が言う
「へっ?」
「いいですか、そのオタマジャクシのような目をおっぴろげて
向こうの山をよーく見なさい。谷の出口があるでしょう
あそこから溢れた水と砂 ...
今日はお祭りだ
ワッショイワッショイ
ピーヒャラ
トントコ
心も浮き
興奮する
なにか
いい気持ち
時間はゆがみ
異質な感情
疑問が解ける
心がつながる。
花火がき ...
シンデレラ
トンデレラ
シンデイラ
ツンデレだ
カボチャの馬車に
乗って
クリスタルのヒール
履いて
手をとり
噴水に案内する
アトラスは
柱を支えていた。
ドイツ語で
石段を数える
男の子
かわいい
カエデの薫る風
洗濯物は乾き
インクは倒れ
一面真っ黒になる
おべっかつかう
母親
なにもしない
父親
薔薇紫のたそがれに染まる街
六月
ずっとひとり透明な気持ちで過ごしてきたけど
誰かを待ってるような気にさせられる
むかし好きだったうたをうたいながら
誰かを待ってるような ...
拭われた水滴
頬が赤い
水玉の吹きだまり
感染する温度
抑揚の無い
淡々とした温度
冷たさの一歩手前
温もりの失われる時
塊は
いつの間にか
融けている
高鳴りは
いつ ...
前に人から聞いた接客の話
コンビニに行く客は店員に無関心を求めるのだという
だからやたら愛想のいい人よりも
少し無愛想な人を雇う方がいいそうだ
(コンビニバイトの面接で愛想がないと落とされた彼 ...
かれしがいるおんなに
だいすきですと
いって
どうするのか
わかれないのに
たこのさしみ
を
さかなに
じんじゃーえーるを
のんで
高速道路を使って君に会いに行く
制限速度を少しだけオーバーしているこの気持ち
会いたいと思ったら直ぐに会いに行く
お金を払って少しでも一緒にいられる時間を買う
...
{画像=110417071821.jpg}
光りのない浜辺を一人で歩いていた
打ち寄せる波は果てしなく
足下は脆くも流れて行く砂の水際だった
遠くの町の灯りが水面に
煌めきを残し ...
見透かされるわ
欲望を
潜在意識に
秘めてある
自分のための
ためだけの
秘かな遊びを
開いたら
そっとフタして
閉ざしましょ
いつか誰かが
気づくまで
そっと寝かせ ...
日曜日、
くさかんむりの広がる野原で
ピクニックをする
あなたは適当なところに
持ってきたもんがまえを敷いて
ここに座りましょうという
おべんとうよ、と
...
洗濯物を畳む
隣では母が洗濯機を畳んでいる
自分で洗濯物も畳めないほど
すっかり老いてしまった
母は工具等を手にしながら
ここはどうするの
と時々聞いてくる
面倒くさくて ...
女の子がさみしがるのは
しかたない
身体の真ん中に
おおきな空洞があるし
男の子が暴れん坊なのは
しかたない
身体の真ん中に
収まりきらない剣があるし
ふたりが組み合うのは ...
いち、にの、最初の詩人は、最初の主観で書いていたらしく、それは例えば、
「透明できれいなコップが、清潔そうで私は好きです。」
書くことは、つかんだ糸をはなさないように手繰りよせながら、森の中 ...
手を伸ばしても届かない
何万光年も離れた星
手を伸ばせばすぐに届く
ベッドの横の小さなスタンド
必要なのはあかり
光じゃなくあかり
手元が見えればそれでいい
一人きりでス ...
暑いね って言ったり
寒いね って言ったり
気候のことだけじゃない
私が言いたいこと
うれしいよ
さみしいよ
そんな素直な気持ちを込めていたりする
こつんと
頭ぶっつけるみたい ...
マルクス主義では
歴史の発展とともに
人間も進歩することになっているけれど
人間は進歩などしないと
今の日本の政治が証明している
権力を持ち続けようとする者が
やることは
政 ...
今日はどのお部屋をお使いになりますか?
さぁ お好きな鍵をお持ちください
氷山のお部屋で 心を鎮めてください
木漏れ日のお部屋で 心から微笑んでください
情熱のお部屋で 夢を ...
明け方の境界線の一歩向こう
刈られていく夜の茂みに紛れて
朝はすぐそこまで来ている
私は息を潜めて眠る狩人
獲物の吐息を敏感に察知して
眉間に弾を撃ち込むのだ
勝ち取った朝を祝い
歓喜の ...
ひとりエッチを
しすぎた部屋は
いつも栗の花の
匂いがするわ
部屋の掃除を
されるときに
使用済みティシュで
ばれてしまうから
終わった後は
残さないで
トイレに流すわ
アレがす ...
止まっていた
ヤバいと感じたら体が動かなくなり始める
なにやら哀しみがやってきたらしいです
わだかまるばかりの卑しい心根はすてましょう
前があるならそっちへ
愛があるならそれなりに
...
枯れたので、
私の臭いのダストボックスに捨てる。
ゆうぐれ、抱きしめられ
水槽のみなもとみなそこのはざま
男と女が居る。
慣れた時間に倦みはじめた
指で促していく。
(こえを、すこしだす ...
色々な会社を転々としてきた。私のいられる場所などないのかもしれない。会社をやめるたび、私は楽しい気分になれたものだ。そうしては日の光の当たる川沿いの道を歩いた。私は、一人になりたかったのかもしれな ...
信じ続ければ夢は必ず叶うよ諦めないで
翼を広げて空へ飛び立とう舞い落ちる桜の木の下で
転んだって大丈夫さ再び立ち上がろう
道はどこまでも真っ直ぐ続いている
さぁ走りだそう明日に向かって ...
いと白き芍薬
ほの暗き庭園の
井戸の片へに咲きたるは
自死の佳人の佇むか
幾重もの 薄き花弁の匂やかに
滲む花蜜のぬらぬらと なまめかし
目を凝らすだに その薄衣の紅き縁
血の如し
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
決めたんだ
M.N.
自由詩
1
11/6/6 1:21
失
鳴海
俳句
3*
11/6/6 0:27
ガラスの城
TAT
自由詩
4*
11/6/6 0:26
帰去来
小川 葉
自由詩
2
11/6/5 22:44
家を建てる場所
西天 龍
自由詩
2
11/6/5 22:25
ディストーション
ペポパンプ
自由詩
2*
11/6/5 20:30
灰の娘
〃
自由詩
2*
11/6/5 20:30
フンダート
〃
自由詩
3*
11/6/5 20:30
六月の魔法に抱かれて
塔野夏子
自由詩
2*
11/6/5 20:18
温度
Oz
自由詩
1
11/6/5 20:05
ロボット店員
村上 和
自由詩
7
11/6/5 19:42
過重グミ
6
自由詩
2
11/6/5 19:26
高速道路
1486 1...
自由詩
1
11/6/5 19:19
5月の夜の浜辺で
beebee
自由詩
15
11/6/5 19:01
夢
佐和
自由詩
4
11/6/5 17:22
くさかんむりの広がる野原で
草野春心
自由詩
26+*
11/6/5 17:03
ずっと、畳む
たもつ
自由詩
8*
11/6/5 16:41
鞘
はるな
自由詩
3
11/6/5 16:12
最初の詩人
ああああ
自由詩
2*
11/6/5 13:18
あかり
1486 1...
自由詩
0
11/6/5 12:45
影踏み
朧月
自由詩
2
11/6/5 12:39
JAPAN NOW
眠り羊
自由詩
0
11/6/5 10:44
予約の要らないホテル
subaru...
自由詩
8*
11/6/5 9:37
朝
寝坊ぎぶあっ...
自由詩
5*
11/6/5 8:27
すくない
花形新次
自由詩
1*
11/6/5 6:38
夜のコンサート
梅昆布茶
自由詩
1
11/6/5 4:37
枯れる
とろり
自由詩
8
11/6/5 3:10
水面に跳ねたコイ
番田
自由詩
0
11/6/5 2:17
駄文
1486 1...
自由詩
1+
11/6/5 1:15
芍薬
salco
自由詩
5*
11/6/5 1:11
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
3492
加筆訂正:
流域(good morning)
/
しもつき七
[11/6/5 19:48]
横書き表示に変更
繋げる想像
/
電灯虫
[11/6/5 12:12]
誤字を修正しました。
4.98sec.