験担ぎしても当たらぬ宝くじ 強がりしかいない国
君と僕もまた例外でなく

弱さなんて
いつのまにか鍛えられる
そうでなければ
前をむくこともできやしないから

だいじょうぶ
そういうことでしかゆるされない
君 ...
三回転
スクリーンの、瞳の、まばたきの、
スピードで
骨をたたんだ少年は
一日を綴じては転がる
貧血症の落ちるのに似て
ぐらーん、ぐりーん、ぐろーん、

硝煙を吸い込み
鈍重に肥え膨 ...
揺れながら45分を駆ける

何気ない景色 草の匂い 排気音

何でもないそれぞれを
思い出せるように記憶する毎日

行き着く先に特別なものはないけれど

揺れながら45分を駆ける
...
雨に濡れた…

男のくせに…
大泣きしてた…
僕には恵みの雨…

この涙を…
無かった事に…
してくれるかな…

明日は晴れだし…
思いっきり…
笑ってみせるから。
朝が来ないのなら
僕はいつまでも
ぼんやりと
東の空を眺めている

朝が来ないのなら
一杯のコーヒーは
きみの前で
もう一杯のコーヒーは
向かい側で
ただ冷えるのを
じっと待って ...
  喋ると
  ひとつ減ってしまう
  幸せなものは謙虚に黙っている
  空の青さも
  木々の深みも



  動かすと
  その分だけこぼれてゆく
  私のなかの蝉は
...
甘やかして

甘やかされて

二人


傷に唇よせて

溢れる愛を吸う


欲しいままに吸いつづけ

いつかは身を食う


見えた白に

光だと笑い ...
歩道には雨が降っている
人々が傘を差して渡っている
僕は素足のまま
どこへ行けばいいか分からない
神様が教えてくれた啓示の道を
ゆっくり辿って家へ帰った
夕方バイト帰りに公園をつっきってたら
何かの鳴き声がした
猫かなんかが捨てられたなと思っていたら
段ボールの中には赤ん坊が一人
ニンゲンだったァ
と少し引いた
紙切れが一枚
何を書く奴が ...
午前二時の欲望の鱗に覆われた美しい女よ、君の心臓で春の星座が死に夏の星座が生まれる、そのガラスの左足からは無垢な昆虫少年が駆け出す、その眼は夜露に沈めた薔薇のきらめき、その背中の湖畔では恋人たちが火星 ... お気に入りのフレーズを使うのがすきなあなた
笑っちゃいけないね みんなそうだね
前髪をいじるみたいに
数ミリを気にする

太陽と水と風を頼りに
私たちはこれから
どこまでゆこう

区 ...
切り花の向日葵は哀しい花盗人め


嗄れ声の学生群れる駅に燕啼く


金魚放つ用水路の臭い夏赫い眩暈


果樹園を抜けると犬が待っている


蜂の巣に水鉄砲放つ幼女かな

...
「僕を愛してください」と少年は言った
それでも母は受け入れなかった
「私を愛してください」と少女が言った
それでも父は受け入れなかった

崩壊寸前の家庭で生まれた二人は
やがて精神を病んで ...
何でもないなら
声をかけないでくれないか!
俺は忙しいんだ!!
ーーきっと そんな気がする 遠くを見た
今日も
... ロックンロールなら














...
パンダの育児放棄
野放しのチビが{ルビ這=は}い{ルビ蹲=つくば}る
人工飼育はよく育ちます

エゴの刷り込み林檎
箱入り娘に丸飲みさせる
うちの子は従順です

叱るを忘れた小さな大人 ...
風の音
波の音
軋む音
観覧車
まだ動いている
頂点まであと少し
潮風わずか
錆ついて
心を肋骨の隅に隠したまま
街を徘徊するのは
あなたたちへのあてつけです

楽譜の中に落書きをして
戸惑うあなたは
滑り落ちたおとを
「ほら、みてごらんよ」
とつまむ
誘導尋問だと ...
だれが落としたんだろう
道のまん中に で〜んと。いきかう車の一台一台を睨み付けてる 生首だ。

欠けた鼻が持ち主を捜索している。
ハジかれた男の頭が、胴体と離れてどこに飛んでいこうが、
今日 ...
ふたたび出逢った
ボクたちは

もはや それは
恋でもなく
愛でもなく
好きでさえない

ただ
人恋しいだけの
惹かれあいだった

だれでもよかったんだ
きっと

過去を ...
左手をテーブルの下に置いたままが癖で
ご飯どきによく注意された。
立膝をついてもいいじゃん。
箸でおかずの上をさ迷ってもいいじゃん。
ぶつぶつ文句を
もごもごしながら
バレないように言った ...
賑やかな桟敷から
夜の鴨川に淡い光が落ちていた
しっかりと握っていたあなたの腕には
かすかな傷跡があった
生まれ故郷の北陸の古都から 
ひとりで背負ってきたものだった
一緒に背 ...
{引用=Mrs.Venus

幸せを呼ぶキリン
上空に 白虹 halo

いつか あなたと見たい
幻月環 現実感

南極の夕暮れ
寂しさも忘れるほど包み込んで
ミセス ヴィーナス
...
  夕暮れ。たとえば
  街のひかりが一時に
  かなわぬ夢をみているような



  夕暮れ。たとえば
  海のむこうの戦場から
  ようやく届いた便りのような



...
白髪が増え
いつの間にかに
年を取った
無理が利かない。

自分のしていた事の
正当性が裏付けられる
間違っていない!
謙虚に、lowliness of mind!

何をしても法 ...
人生楽しもう
笑う角には福来る
苦しんだ分
喜びは大きい

料理はお手の物
庭掃きは日課だ
買い物はお手の物
皿洗いも日課だ

忍耐は必要
妥協は必須
努力は必至
状況は必死 ...
愛が芽生える時
もろい感情
風に吹かれ
傷つきやすい

入れて抜いて
叩いて
慌てずに
愛する

ついて離れて
じらして
互いを大切に
確かめ合う
世界中の人々の
世界中の一軒一軒の
世界中の恋人達や少年少女や男や女や
老人や赤ん坊達が眠っているような
この街の
この今の
この私の夜中だのに
地球上の大陸と島々
地球上の海洋河川湖 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
宝くじSkauka...川柳1*11/6/14 21:31
強がりの国朧月自由詩111/6/14 21:22
カルシウム戦争山上鉄柵自由詩211/6/14 20:22
彼の道徘徊メガネ自由詩211/6/14 19:14
雨にまぎれて…清風三日月自由詩011/6/14 19:08
朝が来ないのなら花形新次自由詩1*11/6/14 19:06
喋る草野春心自由詩5*11/6/14 17:57
一酸化炭素自由詩011/6/14 16:12
家路yamada...自由詩111/6/14 16:03
出会ったねえ田園自由詩311/6/14 15:15
自動記述ぎよ自由詩411/6/14 12:48
整列する花朧月自由詩111/6/14 12:35
金魚を放つ冬野 凪俳句011/6/14 6:30
ねがいごとSEKAI ...自由詩1*11/6/14 3:33
Grateful Days番田 自由詩111/6/14 2:26
ふざけんなって。切れてんのこっちやし、、。TAT短歌011/6/14 2:04
ロックンロールなら自由詩2*11/6/14 2:00
流行subaru...自由詩11*11/6/14 1:53
海が在るどこか秋也自由詩411/6/14 1:32
これは世界へのあてつけでc自由詩5*11/6/14 0:46
メロンのしあわせ草野大悟自由詩3*11/6/14 0:14
吹きぬけた風風音自由詩311/6/14 0:10
対面のテーブル電灯虫自由詩6*11/6/13 23:49
最愛yumeky...自由詩4*11/6/13 23:42
Mrs.Venus (かわいいアナタへ)北大路京介自由詩13*11/6/13 23:41
たとえばの夕暮れ草野春心自由詩211/6/13 23:39
ロートルペポパンプ自由詩1*11/6/13 23:33
王手、飛車取り自由詩4*11/6/13 23:33
バース自由詩1*11/6/13 23:33
連禱salco自由詩9*11/6/13 23:02

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加筆訂正:
上流/……とある蛙[11/6/14 9:50]
伺う(聞く尋ねるの意味)→窺う(密かにすき入るすきを狙う意味)誤りなので訂正
5.4sec.