{ルビ涯=はて}を{ルビ悟=し}っている靴はさいわいである 禁煙を始めた

2週間前に…
禁煙を誓った時は…

出来るかな?
イライラするかな?

と考えたが…
始めてみれば…
何てことはなかった

結局は…
やるかやらないか
気持 ...
朝早くのまだ太陽が有頂天でない時刻に、New zealandの片田舎の都会。裏路地の階段の下に住んでいる少年、足の裏が靴の底よりかたいのよ、サンダルを盗んでいったらいいんだ。虹色に騒がれた名画のよ ... 説明して
今すぐに
わたしに
女の子のわたしに
それをする必要があったのかどうか

でも

説明なんてしないで
理由なんて持たないで
女のわたしに
説明なんて
しないで
...
今朝秋や鏡に映す沈黙を





ふと覚める鳥のあいさつ今朝の秋
  言いたかったのですか
  ほんとうに
  どうしても
  そんなにきつく
  血がでるくらいきつく
  くちびるを噛みしめてまで



  ほんとうに言いたかったのですか ...
夜、は
首筋からこぼれ落ちて
かすかに甘い蜜のにおいを
隠している

命令に逆らいたい鳥たちが
もうじきそれに気づくだろう

囲いはすでに
万全なのだ



風がかく ...
それから、わたしたちは
たわいもない話をした
例えば
太陽熱の行方であったり
入道雲の裏側についてだったり
陽炎みたいな
曖昧な、話ばかり選んで


窓から顔は出さない
直線的に切 ...
朝早く
日の暗いうちに電話が鳴り響く
母さんからだった。

朝の4時過ぎに
兄貴が息を引き取ったと
着信履歴には
妹と母の履歴が続き
留守電にはメッセージが
残ってもいた

動揺 ...
君と私の
お弁当2人分

昨晩のチーズコロッケと
愛情を添えて

早朝から頑張る君を
今日も見送る

同じモノを食べて
同じモノを感じて

私は幸せだよ♪

もうすぐ同じ家に
帰れるかな

その手は
...
昨日A君と久し振りに会った
少し立ち話をして電車どおりの角で別れた
そう言えばB君から残暑見舞いがきていた
彼岸花の絵模様だけだったが

A君とB君とも
長い間行き来が途絶えていたから
...
{画像=110812064713.jpg}




           不純結晶さ
           おれたちは


       ただ座っているだけで汗を出す
       ...
サイトでは

見たくない情報を

フィルターでブロックできる

いちばんのブロックは

忘れることか

憎みきることか

嫌悪することか

大きな愛になることなのか

...
冷水を飲み干し
今夜も
こんがらがった
青い糸だけの
世界を想像する
おまえはまただ
胡座のかきかたを
間違えて
さいしょから
骨のありかを
確認しだす
忘れてしまった
香りと ...
夏の夜がひとつずつ明け
きょうもまた
薄ら笑いで迎えた

なにが可笑しいのか
闇雲に過去を
終わらせてみたい
と思った

断ち切るには
じゅうぶんに
必死の顔つきだが
ことばと ...
俺自身にとってはパウルクレーの絵ですらどうだっていいことだ。彼の絵を参照するのなら、マレービッチを拝んでいた方がより懸命である。シャガールだとか、ルノワールは嫌いだった。ミロもルオーもイラストレー ... 一昨日の夜更け
妹から電話が入る

21時に危篤状態になったよ

これからなら行けないよ

素っ気無く答えた

今日になって夕方に
車を飛ばした

ゼロゼロと絡まる痰い
酸素 ...
かつて、
さよならをしたこと
あいしているよ

それはむかし
わたしがにんげんらしかったころ

いまはある

いまがある
 息を止めて苦しくなって初めて生きていることが実感できる、みたいなのを描いたら一日置いて思っている以上に近いところに本物の死が笑っていることに気がついた。本物、っていうと偽物がいる気がしてアスファルト ... 恋とはそうだ

宇宙の実相

そのカラクリの

甘美なものまね


わたくし以外の魂に固着した肉を

わたくしのように感じる

それはひとつのテキスト

わたくしのように ...
あんなに死んでほしかったのに

死んでしまうような気がしたら慌てていた

いくつものこころが渦まいていた

ぼくは死にたくなっていた

お釈迦さまがひらかれた悟りを

ぼくもひらけそうな気がしている
...
14時の白昼夢に
ひっきりなしにおとずれる一期一会たちを
欲ばりな身体がぜんぶ受け入れようとして
はちきれて
あふれていくものを追いかける
追いつけないのはわかっているけど
手をのばす
...
久しぶりに実家でゆっくり過ごし 
今は亡き祖母の和室に坐り 
夕暮れの{ルビ蜩=ひぐらし}の音を聴いている 

掛け軸には富山の姪っ子の 
書き初め「広いうみ」が 
悠々とクーラーの風に揺 ...
手をあわせていたときだろうか

ホテルにいきたいと言ったときだろうか

それともずっとそうだったのだろうか


手をあわせて並んですわってお喋りをした

ホテルにいきたかった

...
のどかなメルヘン

手帳のちいさな文字

優勝は ツ

砂場のウルトラマン

中学生のころのクレープ

妹の拾ってきた猫、その前での誓い

ベランダから現れるお母さん

放課後の掃除のじかん

あだな ...
せみが
ものをいっている

ぎえ
ぎいぎぎぎい

いったい
どんないみなのだ

いみをしって
どうするというのだ
せみのことばには
あいうえおも
かきくけこもありません

さしすせそも
たちつてとさえ
いみはありません

ただ、ぎぎぎとか
ぎゃっぎゃっとか
なきながらとびながら
...
夢の中に美人女優が現れたので 
ふら〜りと吸い寄せられていったら 
ぱっと姿が消えて、目が覚めた。  

隣には、妻が小さい{ルビ鼾=いびき}をかいていた。 

起き上がって、ソファに腰を ...
まよいのもりで
まよったまよった

まよってすぐに
わかったわかった

もりなんて
なかったんだ

まようことも
なかったんだ

ここにはまだまだ
なにもない
...
ためらうことはワルイコトじゃない
そう言い聞かせる
未然の指に

震えない人なんているだろうか
どんな時も決定させることは
こわくなくてはならない

どんなスイッチも押す三秒前は
記 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
もっぷ自由詩711/8/12 17:51
理想と目標清風三日月自由詩211/8/12 16:54
1872年 足の裏長押 新自由詩2*11/8/12 14:57
説明してはるな自由詩211/8/12 14:55
今朝の秋(立秋)こしごえ俳句011/8/12 14:49
くちびる草野春心自由詩4*11/8/12 13:03
漆黒千波 一也自由詩3*11/8/12 11:33
休息あ。自由詩6*11/8/12 10:19
巨星、落つ板谷みきょう自由詩011/8/12 9:49
二人分ちゃんこ携帯写真+...111/8/12 9:19
初秋の頃に花キリン自由詩1*11/8/12 8:27
純粋さの定義 / 渇きと純化の関係beebee自由詩1511/8/12 6:54
大きな愛吉岡ペペロ自由詩211/8/12 5:06
ウロング・サマー (2)DNA自由詩211/8/12 4:01
ウロング・サマー (1)自由詩111/8/12 4:00
私の関心事番田 自由詩011/8/12 3:04
板谷基雄の危篤板谷みきょう自由詩1*11/8/12 2:47
象潟自由詩211/8/12 2:44
デートは延期になりました。士狼(銀)自由詩211/8/12 0:18
恋とはそうだ吉岡ペペロ自由詩111/8/11 23:59
あんなに死んでほしかったのに携帯写真+...011/8/11 23:46
35℃あまね自由詩811/8/11 23:45
夕焼けの詩 服部 剛自由詩311/8/11 23:36
現精吉岡ペペロ自由詩111/8/11 23:25
メルヘン携帯写真+...411/8/11 23:24
蝉の言い訳小川 葉自由詩211/8/11 23:17
蝉の言葉自由詩211/8/11 23:12
妻の寝顔 服部 剛自由詩511/8/11 23:11
まよいのもり小川 葉自由詩011/8/11 23:10
スイッチ朧月自由詩111/8/11 23:05

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