夏祭りでもあるのだろうか
浴衣姿がちらほらと
色とりどりの帯が揺れ
電車の中は浮足立つ
みんなには夏が来ているんだね
誰もいない僕の右手側
ほんの一瞬、懐かしい思い出に浸る
...
寝息が聞こえる
私は 未だ許せずにいる
ぼくのぜんぶをさらけだせたひと
ぼくがいちばんやすらかになれたひと
いっしょにおさんぽできなくなったって
仲良しでいるから
いっしょにおさんぽできなくなったって
ぼくがいちばんやすらかになれ ...
なんだかうまくいかないね
もうダメなんじゃないかなって夜の向こう
ひっそりと聴こえてくる雨の音が
全部電子音になって
それが全部メロディーになって
歌声に ...
近所の下町を散歩中で
ありかたが詩のような人を、詩は簡単に超えることはできなくて、あるいは散文ならありかたに近づくのか……でも知らないことでわかることがすきなところであり、散文は知ることで書く部 ...
夢を生きている
何も 無かった
夢を掴むのかもしれない
時の どこかで
その中で
朝、人々の鏡を見ていると
俺の額が割れそうになる
神様が化粧をしているのを見るのと
人々が神に虐殺されているのを見るのとどっちがいい?と
女神が俺の頬を撫でながら聞く
俺 ...
ネットで彼女探し
それは腐りきっていて
4日でだめになる
鯛
死んだ鯛
家庭教師の点数上がらなくてやめたい
おわった
たりない
世界が同時に株安に見舞われている
株が高すぎたからそうなったのだろう
身の丈に引き戻す働きかけか
電気が足りなくなっているのも
身の丈に引き戻す働きかけか
それでは身の丈 ...
原爆投下59周年
奇しくも長崎原爆記念日の午後
福井の美浜原発では2次冷却水循環パイプが破裂し
高温蒸気の直撃を受けた4人の作業員は顔が真白で
体内の水分を瞬時で奪われ炭化よろしく硬直し ...
...
人工湖に仕立てられた
用水池から漏れだしている
名前だけは一人前の川がある
堤防にそよぎはあるものの
せせらぎはない
はぜのかげもない
それでも むかしのおらのよう ...
でんわのくにではきょうもみんながくらしています
くろまるじいさんに
...
{画像=110806230826.jpg}
ホームに止まった電車の窓越しに見える
同じく所在なく立つ隣人を想う
二本の平行した線路上に交わる事なく
二人は未来永劫交差することは無い ...
挽き肉になって朝日にきらきら光るのは
猫の死骸か
それとも恋?
秋の日の朝風をきりながら自転車がゆく
それを見て
ときめいた!
挽き肉になって朝日にきらきら光るのは ...
しくしく
しくしく
彗星が泣きます
太陽からの風に吹かれ
白い髪をなびかせた姿に
人々は怯えました
小さな砂粒に過ぎないのに
何千倍もの姿に拡大され
魔女のように天を駆ける
...
薫風青銅
重なる月
探して
焼き付ける
肌
声
ひとりでにつたう
言の葉
俺は神を殺した。何度も何度もナイフを突き立てて。神はにやっと笑って答える。「こうしてお前に殺されるのも十三度目だ。一度目を覚えているか?」俺は答えた。「ああ、覚えて入るさ・・・一度目は貴様が俺を殺した ...
年に一度の祭りの日。
祖母は
普段は無口な祖父の、上がり調子が
嬉しくてたまらない。
わけもわからず強張る気分を悟られて
現金な顔してるんじゃないよと言われた。
内実を差し引いた上 ...
六十六年まえの今日
セミが朝からの暑気を鳴いていた
あのひかりや
爆風や
炎熱の地獄のなかに
どうしておれはいないのだ
六十六年まえの今日
いまのおれのよ ...
いつも悪魔は優しげに
地下鉄の階段を上がってくる
いつも天使は無関心に
背中だけ見せて寝転んでいる
青い泥のような夕暮れだった
命の汚濁のからくりを
じっと息を殺して見つめていた
い ...
切腹をしたい
全てを終わりにしたい。
苦しみから解放されたい。
でも死ねない悲しさ
どうしてなのだろう
理由がわからない。
もがき苦しんだあの時
その時とは雲泥の差
幸せは、漬 ...
橘に
誓う
この
想い
橘に
祈る
この
想い
橘に
小人の国
軽快で軽い
繊細で小さい
スプーンも小さい
仲間でひっそりと
生きてゆく
喧嘩もせずに
仲良く過ごす
皆働き者
マリア様に
お祈りをする。
そんな生活もいいかも ...
悲しいワルツ
悲劇の出来事
愛するものを
失う絶望感だ
甘い愛の歌
手に手添え
正しく生き
憎悪持たず
お祭りの日
全てが変る
楽しく嬉し
生きる意味
奈々子さんが亡くなった。交通事故死らしい。
奈々子さんは、人懐っこく暖かい笑顔が印象的な清楚系の美人さんだった。
彼女は兄の友人で、私が最も好意を抱いていた女性であっただけに
彼女の死は ...
海の生き物と話す
ヘモグロビンの傘を差して
今日は関節の痛い日です
海底を転がるまあるい心電図と
ぜんまい仕掛けで動き出す言葉
僕は夏至行きのバスで吸った息を
今、吐き出してる ...
遠くを過ぎていく船
雲の波紋
今日も川岸で一人
友達のいない私は
一人なのだと思った
誰もいない
遠い街で
私は喫茶店でエッチな小説を読んでいた
誰かが 私のことを待ってい ...
あそこを
触れば
ビクッと
反応する
さすがディックの
素晴らしさ
「あそこ」
「なあんだい」
パンツ弾ける
あなたは若い
ペロッと
舐めれば
ムクッと
答える
テクニ ...
頬を殴ったのに
許された
私も母に似て
生きていくのか
殴られた男が
私の肩を抱く
力強く
殴った頬は赤く腫れ
力強く
私の体が腫れる
まだ生まれてもいない腹の中で
小さかっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏
まさたか
自由詩
0
11/8/7 4:30
隔たり
青井とり
自由詩
1
11/8/7 4:02
仲良しでいるから
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/8/7 2:09
『あめもよう』
木製金属
自由詩
1
11/8/7 1:25
ルーシーとワールズエンドまでの旅
植田心也
自由詩
0
11/8/7 1:15
忘れた日の詩
番田
自由詩
0
11/8/7 1:09
饗宴の朝
yamada...
自由詩
1
11/8/7 0:37
おわった
6
自由詩
0
11/8/7 0:32
世界同時株安
吉岡ペペロ
自由詩
0
11/8/7 0:12
周年
salco
自由詩
2*
11/8/6 23:47
ぼくは花火大会なんか大きらいです
TAT
短歌
3
11/8/6 23:37
寄り縋る片蔭(八)
信天翁
自由詩
2
11/8/6 23:32
みんなの童話 『ぴりりとるるる』 だい1わ
TAT
自由詩
3
11/8/6 23:12
隣に立つ異世界の住人へ / 夏はやっぱり不思議話
beebee
自由詩
20*
11/8/6 23:09
猫の死骸
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/8/6 22:56
彗星
三条麗菜
自由詩
3*
11/8/6 22:49
紡錘
杳
自由詩
0
11/8/6 22:29
来歴
yamada...
散文(批評...
1
11/8/6 22:26
現金な笑顔
yuugao
自由詩
2*
11/8/6 22:25
六十六年まえの今日
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/8/6 22:13
いつも悪魔は優しげに
〃
携帯写真+...
3
11/8/6 22:12
幸せと裏腹に
ペポパンプ
自由詩
3*
11/8/6 20:34
橘
りり
自由詩
1*
11/8/6 20:34
ドワーフ
ペポパンプ
自由詩
3*
11/8/6 20:33
フェスティバル
〃
自由詩
3*
11/8/6 20:33
幽霊に花束を
北大路京介
自由詩
18*
11/8/6 19:48
夏至行きのバス
たもつ
自由詩
2
11/8/6 18:37
淡い唇の幻
番田
自由詩
2
11/8/6 18:23
あそこはデカイ
花形新次
自由詩
2*
11/8/6 18:22
畏怖
長押 新
自由詩
1*
11/8/6 18:16
3435
3436
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3438
3439
3440
3441
3442
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3460
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3471
3472
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3474
3475
6.87sec.