幻の建築の下で、給仕人等は白い手袋を
はめる。幻の建築は夕陽に染まり、地面
に怪しい影を伸ばす彼等が白い手袋で持
つ一つの銀盆にのるリボンを結んだ七面
鳥が焼けた黒い姿で、一声啼いた(その ...
夜中の2時に携帯に
メールが届く
その後眠れなくなる。
注意すべきか迷う。
私を苦しめる。
次の日は眠い
友達がランチ
奢ってくれた
重き荷を背負って
行くが如し
焦るべか ...
おじいちゃんが
よければそれで良い。
おじいちゃん好きだったけど
仕方がない。
怨んではいない
平静を保ち
苦しみを噛み締める。
おじいちゃんが幸せなら
それでいい
パワハラ ...
地面の上で
濡れているパンの耳を拾った
食べたりはしなかった
隣に 湿った草が生えていただけで
木立の隙間に見え隠れする山なみが
雨を伝って雲の香りを運んでくる
したしたと滴る 路地の ...
アトリエで
鳥と歌う
リスと笑う
鉛筆に泣く
+
飽きてしまった
飛ぶことにも
理屈をつけることにも
襟を汚したまま
+
空いているところ ...
君の言葉には温度が無い
そう言ったところで返事もない
返事が無いならただの屍
どんな気持ちでそれを言ったのか
そんな事言うつもりじゃなかったのか
気持ちが無くても言えてしまう恐怖 ...
ひまなもんで
プラトニックラブとは何であるか
つらつら考えてみた
肉欲を離れた精神的な恋愛である
とすれば例えばネットで知り合い
相手を見たこともないような恋愛は
プラトニックラッヴな ...
とある清潔な会社のオフィスである。わたしの指はパソコンに向かってなめらかにキーボードを打ち続けている。それに応えるようにして、キーの一つひとつが軽やかな音を放っており、静かなオ ...
トイレットペーパーで尻をふく
路上ではやらない
ビデオデッキのなかではやらない
あとは鈴木先生にまかせて
トイレに行っていろいろ出す
貧しい公園の貧しいベンチで
貧しい僕らが座っていて
コーヒーをひと缶
分け合って飲んで
だけど、愛だけはあるから
寂しくはないよ
お金が入ったら
二人で公営の団地に住もう
そこには ...
あのコの笑顔
アンドロメダから望遠鏡で眺めているよ
彼女はぼくがこの宇宙にいることも知らないけれど
じいちゃんぱあ
ぱあでいいのさ
硬く握りしめたぐうに勝つから
ばあちゃんチョキチョキかにあるき
ぼけて手も
麻痺して手も
じゃんけんぐ〜と
誰もが
はらへる
つゆはれま
ピースがゆ ...
{画像=110604155503.jpg}
ヒヨコの足首を二つの指で掴む
飛ぶように羽を振り
尻を振り
首を振り
嘴を振り
黒い止め穴のような眼から溶剤の涙を幾筋も流した
幼い黄 ...
その4.詩人さんの生い立ちにも迫る
☆☆
061小さな頃は一言でいうとどんなダースベイダーでした?
062今までのダースベイダーはいかがなものですか?
063憤るダースベイダー ...
とぼけた顔で写る、家族写真の度
食卓には痛み止めばかりが並び
学生はいない
当たり前に
不親切な人の群れは総じて新宿方面に流れるから
指差し確認の習得は必須条件だった
肌の ...
私の祭りに行きたい
私の祭りは花火のかわりに梅干しを打ち上げる
ひゅーん ちゅっぱ ちゅっぱ
私の祭りに行きたい
私の祭りは神輿のかわりに老婆の尻をつまむ
つまんで ひ ...
引っ掻き傷のような雨に
ふやけていく街の輪郭を
見ているようで見ていない
雨のまにまに
彼女の打算
蒸留水のような嘘が
グラスのふちを伝うのを
見ていないようで見てしまう
雨の ...
歩かなあかんと思ってきたけど
歩きたいって思えたらいいな
立ち止まってもかまへんな
うずくまったら
だいじょうぶか?と
きいてくれる人もおるねんな
おんなじ背中があったなら
一緒 ...
歓びの光を食べて
すくすく笑う
痛みの雨を呑んで
それでも笑う
初めは小さな種だった
それがだんだん根を張って
それがだんだん茎を伸ばし ...
昨日と今日 その間に突然刻まれた割れ目
いつも通りの景色 全てに影が落とされたよう
明日になれば何事もなく一日が始まると思っていたけど
どうやら単純に解決する問題ではないみたいだ
世界 ...
ZEROになってしまった
プラスじゃないけれど
マイナスでもない
また始めるための 目盛りZERO
雑音を無にして 始点を裸足で立つ
他人の物差しは要らない
1目盛り1目盛り 心を打つ ...
何千回か言ったくらいで
何万回か重ねたくらいで
軽くなったりするものか
頑張って
おー頑張って
頑張って
頑張って頑張って
頑張って
なんになるのか
わかんないから
仕事からかえって
なんにもない俺は思うよ
俺に必要のないものがたくさんあるん ...
{引用=
三段目の階段の
配線を繋ぎ換えているんだ
そのままいるんだ
今はその、あ、あ、あ、
よろりときたらそいつでおしまいだ
おしまいだ
派手に崩して
縦の周りに並べて死ね
...
君はまだ魂の不思議に気付いていない
それに気付けば 君の目の前のドアは
きっと大きく開かれる
君がその先を歩めば
そこは即ち「道」となる
空の手より零れ落ちた藍の寂寞、
浮ついた命の棲む雪の園の、
白磁を染め行く。
全ての音を吸込む黒髪、
一たびの謀叛に掻き毟り、
君の腕を拒む。
あけいろの影さす時、
冷めかけた誘 ...
哀しくなるほど綺麗な鏡の中から
君の揺れた感情が流れて来るよ
切ないくらいに普通な君の声を聞いて
ただいつか見た痛みを
忘れていたいだけ
寝苦しい夜の中
電灯の下
悲しみを流す君を抱 ...
夕暮れの名残を街の灯りが飲みこんで
一斉に路面を照らすヘッドライトは起床の景色を思わせる
これから、のひとたちがにわかに活気づいて
ここまで、のひとたちがアイフォンを眺めながらバスを待っ ...
期待できそうなバンドの数がめっきり減っている。少なくともロックを趣向したバンドが出てこなくては、チャート自体がはっきりしないものだ。近頃面白いものが無くなった。漫画も、哲学を訴える作品の数が少な過 ...
わたしの名前は 今井麻依(いまいまい)
人事異動でやってきた 戸田貞人(とださだと)さんとの出会いは
月並みだけど運命としか言いようがなかった
嵐の日々も 酷暑の日々も 秋霜の日々も
仮に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鳥の霊
服部 剛
自由詩
0
11/6/4 20:26
フーガとトッカータ
ペポパンプ
自由詩
2*
11/6/4 20:26
たいした事じゃない
〃
自由詩
3*
11/6/4 20:26
春おばさんに
オイタル
自由詩
3*
11/6/4 20:19
アトリエ
たもつ
自由詩
4*
11/6/4 18:15
屍
1486 1...
自由詩
0
11/6/4 17:59
愛 ÷ 欲望
シャドウ ウ...
自由詩
3
11/6/4 17:39
アワー・オフィス
リンネ
自由詩
3
11/6/4 17:25
トイレ
秒
自由詩
0
11/6/4 17:07
不滅
真山義一郎
自由詩
25
11/6/4 16:24
片想い
ぎよ
自由詩
2
11/6/4 16:18
い(く)つものほほえみ
阿ト理恵
自由詩
6*
11/6/4 16:09
変容する熱の色の研究 / 自我の絞殺(考察)
beebee
自由詩
7
11/6/4 15:53
ベイダー卿のご意見は‥
jebeaf...
自由詩
0
11/6/4 15:39
夏の日のポートレイト
山中 烏流
自由詩
3*
11/6/4 12:46
私の祭り
八男(はちお...
自由詩
3
11/6/4 11:58
まにまに
nonya
自由詩
16*
11/6/4 11:42
ぼちぼちいこか
朧月
自由詩
6
11/6/4 9:56
ことの花
草野春心
自由詩
5*
11/6/4 9:50
世界の終わり
1486 1...
自由詩
2
11/6/4 8:37
ZERO
subaru...
自由詩
6*
11/6/4 8:10
何千回,何万回
RW
自由詩
0
11/6/4 8:01
ゴドー・パーク
竜門勇気
自由詩
0
11/6/4 6:25
朝っぱらからわかばを一服(よろっときたらそいつでおしまいだ)
〃
自由詩
0
11/6/4 5:52
「道」
yamada...
自由詩
2
11/6/4 5:05
初心
nick
自由詩
2*
11/6/4 4:03
愛しさの殺人
智鶴
自由詩
0
11/6/4 3:44
Long Shot
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
11/6/4 2:39
六本木の交差点で考えたこと
番田
自由詩
1
11/6/4 1:37
マリッジブルー
yumeky...
自由詩
2*
11/6/4 1:32
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
4.4sec.