5月の朝
空に光は形を成し
僕は空を歩く
足跡は新緑の木々に
萌え初めた木の葉に
閉ざされた瞼のような、そのそよぎに
色を変え、心を留め
未来を孕まず
輝く朝の
今を握りしめ ...
要するに
しっぽ
なんだと思う
ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて
バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として
しっぽ
うっかり落 ...
いろいろあるけど
朝にはドーナツ
わたしの彼は
筋金入りのミルク入り
*こんさい
想像に難くない範囲で
丸々としていく姿に見とれる
絡まったり
時に、何かに潤されたりしながら
どこかの食卓に並ぶ
あんまり嫌われることもないから
それ ...
{引用=
「社会人とは」
「大人とは」
}
それは幼いころの夢だった
それは、つよい、ものだった
それは
{引用=
「SEX」
「化粧」
「男」
}
何を言 ...
例えば上野で乗り換えたとき、目黒あたりまで行くのに山手線で外回りにするか、内回りにするか非常に悩むところである。新宿方面に向かう客層と御徒町などに行く客層は少し違っていて、新宿や池袋はとても賑やか ...
「ああ、やんなっちゃうな」
ある日クラウディは早く着いた塾の窓辺で空を見上げて呟いている
こうやってボウッとしてる間にも着実に迫るそれが虹試験なのだ
そこにどこからともなくぬぼっと現れる紳士
...
公園に暮らす薄汚れたおじさんは
低い木の上にあるベッドで眠る
段ボールや衣類で組み立てた防壁
雨の日にはブルーシートの屋根を敷いて
公園に暮らす薄汚れたおじさんは
一日中ぼんや ...
炊飯ジャー君のタイマーが生き絶えた。
正確に言えば電池切れだ。
そう、あれから5年経った
ウルトラマンだったら速攻で、M78星雲に帰ってるはず。
{引用=あ、まだまだ生きてるよ!}
...
プラスチックに入れられた 三個のタイヤキ。
自転車で しゃかしゃか走るのに一所懸命で
折り重なって 上蓋を圧迫ぎみの危険に気を配れない。
赤くて細い 一本の輪ゴムに運命を託す。
...
お客様 忘れ物でございます。
振り返ると 拗ねた私が席に座っていた。
すいません ありがとうございます。
お礼をいい 私の手を引く。
夕方 電車に乗る。
空いている座席がなかったので ...
足跡を確認します
見慣れない足跡はシカトして
友達の友達マークは確認します
あと君の足跡が
あぁないなーってしゅんとします
不思議
足跡があるだけで
こころが ...
樹と水と夜
波の下の島
森のはざまの道
しじま 明るく
緑の行く末
曇は曇を視る
すぎる狼煙
高く細い声
丸い角が沈み
翳りのなか浮かび
遠い縦 ...
今日もまた
結婚式の終わりを通りすぎた
積み上げたものが崩れぬよう
扉を閉じる
からだのあちこちにある
うなじが熱い
今 ...
眼球の
血管ばかり追っている
あきらめのかたちをかたちに
廻しながら
松江を訪ねて
黒白にくっきり浮かぶ松江城曇り空にはすっくと立てり
訪れしハーンの家に蛙すみ涼しき風が吹きいたりけり
掘割の舟に揺られて風涼し宍道湖よりの水たたう川
掘割の路の ...
1
小糠雨の止む
午前十時の
霧起つ街路では
弱い日光を
全身に溜めた
雨粒が
エレジーとともに
消える
無色透明の中の
一筋の色ガラス
たちの群れ
粒子のように渡 ...
飛行機雲がかかっている
港湾事務所のひび割れた窓の外に
海はすでに手続きを済ませ
気体との区別を曖昧にし始めている
偶然という言葉だけでは
もう生きていけない
...
少女少女少女少女少女
六月の庭には
唇を引き結んでいる
うまくうたえないよ
雨が髪を伝う
少女少女少女少女少女
ぬかるみを爪先立ちで渡る
溺れないように
スカー ...
この先は川でいきどまりのはずなのに…
帰ってゆくオランウータン
帰ってゆくパンダコパンダ
帰ってゆくオットセイ
帰ってゆくコアラ
じてんしゃにのって
はた ...
梅雨前線
低気圧
湿って
じとじと
一日中の雨
太陽光はなく
昼でも
薄暗い北の部屋
聞こえるのは
雨だれの
音ばかり
寒いのに
蒸し暑く
頭を置いた ...
秘密だよ
誰にも言っちゃ
ダメだよ
2人だけだよ
貴方にだけは
わかって貰いたい
貴方もわかりたい
味方じゃない。
後戻りできないよ
逆戻りはできないよ
後悔はさせないよ
...
高速を飛ばし
300km
白バイも
追いつけない。
南風を受け
口笛を吹く
カーステを
フルボリューム
君もこれで
スピード狂
命が軽い
死と向き合せ
小刻みにゆれる帽子の主は
彼は
彼も詩をかいているに違いない
(だってまるでわたしみたいなのだもの)
そんな気がして
(不躾であります)少し覗いてみたのです
彼のメガネごしに
しかし ...
電話もメール遠慮して
出さない。
返事も無いまま
毎日を過ごす。
成就したら
思いっ切り泣くだろう
君となら分かり合えると
思う。
神様は全て知っている。
愛だけ愛だけ
信 ...
境界は曖昧だ
進むか 止まるか
迷っている
何時だって
境界は曖昧だ
夏が来て
巨きな足で僕を
やさしく踏みつぶしていった
蟻より小さく
原子よりもっと小さく
僕は
ただの言葉になった
それから南風に運ばれ
...
恋してる人は
ばかみたいに熱がある
直射日光みたいに直視できない
強になってる暖房機みたい
恋してる人は
前線でコトにあたるといいよ
無敵で不敵な
シュプレヒコールで恋人との ...
信号無視するあなたが好き
駆けることもなく悠々と
赤いランプの意味をかき消して
あなたはそんなあなた自身が大好き
私よりも家族よりも誰よりも
孤独の壁はそびえ立ち いつまでも近づけな ...
西暦21XX年
外宇宙へ追いやられたマッドサイエンティスト
長年の研究の成果を駆使して
地球へ復讐する機会を伺っていた
惑星製造機で造り上げた地球そっくりの星
湖の形も島の位置 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕は空を歩く
夜雨
自由詩
6
11/6/3 9:16
まいでぃあ・しっぽ
uminek...
自由詩
14*
11/6/3 7:51
ミルク入り
はるな
自由詩
4
11/6/3 6:50
おやさいについての五品
山中 烏流
自由詩
3*
11/6/3 4:11
一番欲しいもの?金だよ金、それしかいらない。
三上あず
自由詩
5*
11/6/3 3:05
行くあての無い街
番田
自由詩
0
11/6/3 2:54
誘拐かすてえら
渡邉建志
自由詩
3
11/6/3 2:19
公園のベッド
1486 1...
自由詩
2
11/6/3 1:58
強制的寿命
subaru...
自由詩
4*
11/6/3 1:37
一緒に食べよ。
電灯虫
自由詩
5*
11/6/3 0:45
私の視線
〃
自由詩
5*
11/6/3 0:38
足跡のページ
こころゆくま...
自由詩
1
11/6/3 0:02
ひとつ うつろい Ⅴ
木立 悟
自由詩
6
11/6/2 23:30
ノート(迷路 Ⅱ)
〃
自由詩
2
11/6/2 23:29
ノート(迷路)
〃
自由詩
1
11/6/2 23:28
松江を訪ねて
生田 稔
短歌
1*
11/6/2 23:16
なみだ
塩崎みあき
自由詩
6*
11/6/2 22:37
飛行機雲
たもつ
自由詩
2*
11/6/2 22:02
水の器
ミゼット
自由詩
1*
11/6/2 21:55
城址公園の傍らの川沿いの道は通学路なのだった
石川敬大
自由詩
14*
11/6/2 21:27
フリーズ
森の猫
自由詩
10*
11/6/2 20:09
わかってるね
ペポパンプ
自由詩
3*
11/6/2 20:07
ルート68
〃
自由詩
2*
11/6/2 19:58
喫茶店にて
c
自由詩
3*
11/6/2 19:47
恋しちゃったの
ペポパンプ
自由詩
3*
11/6/2 19:42
黄色
徘徊メガネ
自由詩
2
11/6/2 19:16
夏が来て
草野春心
自由詩
4
11/6/2 15:15
恋する発熱塔
朧月
自由詩
4
11/6/2 13:53
信号無視
れもん
自由詩
5*
11/6/2 12:36
クローン帝国の侵略
1486 1...
自由詩
1
11/6/2 10:44
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
4.66sec.