雲のカーテンがめくれると
まぶしい青が隠れてた
みつけた
いたんだね
いっきにかけあがって抱きしめた
青空はひろい
わたしのすべては青にとける
生まれた生きた生きている
ぜ ...
らくにらくに、
流れ着けば、
海、
流れ着けば。
淵、
風の吹くまま、
眠り続けて、
空、
眠り続けて、
愛、
愛の水たまり ...
スカートを翻して
電車に乗る
制服はわたしを
嵌めこんではくれないし
だからってあなた
放してもくれない
目を伏せて箱の中
景色が流れていく
投げられたくしゃくしゃの
ルーズリ ...
裁判所の待合室から
開港記念館の塔の屋根
クイーンの塔と
港に入った船から愛された目印も
今ではたくさんの灰色のビルディングに埋もれ
往時を偲ぶには上陸して裁判所の前に立つしかない。
...
義父は戦場へ行った。
避難所で生活する人々が
早くいつも通りの生活に戻ることができればと
戦場へ行った。
義母や主人は「もう若くないんだし、何かあったら」と反対したが
「私は、こ ...
私に花の名前を
教えてくれた人はもういない
つんと上を向いて
咲く紫の花の
名前は
似た者同士のどちらか
なぞなぞみたいにして
笑った昨日が
思い出される
まぶしいカキツバタ ...
ことごとく
打ち砕かれて
献身は
土をうるおし
土をながれる
わたしの頬に
砕けた
数粒の雨
ピンクの薔薇が
いっぱい咲く
街角にある
知り人の家
雨上がりの板塀に
枝垂れて
うす桃色にそろった
花が笑っているように
川端の知り人の家
今日は留守 ...
あなたのこと
愛したからって
何にもならないけど
愛してしまったから
愛している
息をしたり
水を飲むように
当たり前のことだから
夕暮れの街角
のぞいた民家の浴室
シャワーを浴びている
見覚えある彼女
あなたが急になぜか
色っぽくなったのは
その胸の膨らみと
関係あるようね
「ぐふふふっ」だったのよ
あなた
...
僕の魂まで土下座させることはできない
まるで人が謝っているかのように見えても
その裏で舌を出して全てをあざ笑っているように
僕の魂まで土下座させることはできない
例え君が僕の首根っこを掴ん ...
23時の目覚め
「気が付きましたか?手術は終わりましたよ!」
オペ室のナースが俺の体を揺すった
体中に宇宙遊泳のようなチューブが施され
夢をショートカットして
俺は昼から夜へ一気に移動した
...
まよなかの
べんじょにいくと
ひとりのおとこが
たっている
べんきになってしまった
ひとりのおとこ
そのおとこに
しょんべんをする
いつからそこに
たって ...
たからじまに
よるがくる
りかしつのすみで
+
たんすのなかで
よりそう
りぼん
+
たくさん
よめば
りすもすむもり
...
誰一人として いない日に
考えないでいる 私は 今日も
ああ 一体 私は 誰だろう
ここで 何をしているのか
本当に 東京は 静かだった
この 言葉すら ないくらいに
静かな 雨が ...
とつぜん日常がなくなって
うろたえたままオロオロと
時間と生活を
やり過ごしてる
物質的な破綻は精神的な覚醒をもたらさないものかと
密かに夢見ながら
なんて格好つけて
実 ...
ヒスノイズ駆け巡る頭蓋骨抱えて朦朧する呆然のミッドナイト、乾燥気味の手の平で触れる顔は、切り刻まれた死体のように味気なくて空洞だ、どうしようもない睡魔を抱えたまま雨が落として行く一 ...
せかいが
めつぼうするといわれたひ
ながとさんがしんだ
けっきょく
せかいはめつぼうしなかった
そのひしんだひといがいは
なぜめつぼうしなかったのだろう
このせかいを ...
あなたの
からだの
どこかにある
おおきな
おおきな
おおきなうみ
ちいさな
ちいさな
いまは
ちいさなぼくだ ...
恋だ って自覚したら
たまらなく楽しくなって
今日は朝からうきうき
うきうき
どきどきするから顔は見ないけど
挨拶が返ってきたりとか
目の端に黒い服が映ったりとか
たまらなく 嬉 ...
毎日は平和です幸せですとりたててやるべきことも無く平凡です
起床時に布団を畳むことが面倒なので、昨日からベッドの購入を検討しています
重くのしかかる頭で考えることといえば
...
生きるとは呼吸、そして死は眠りだ。
エマージェンシー、イマージェンシー、イマジネーション。突如音のない世界に放り込まれ、治まらない耳鳴りに首に心臓が上がってきたかのような動悸がする。
...
普通の日常あいうえお
おっきなおっきながぎぐげご
ぜんぶ流したざじずぜぞ
なんども爆発ばびぶべぼ
めに見えなくてさしすせそ
みんな大変ぱぴぷぺぽ
どこかおかしいらり ...
今や女衒のピーターパンは
ティンカーベルの元彼で
...
花柄のパンツを履いたあなたなら祈ってくれるような気がして
枕には顔などないということを証明するため眠る民族
クレイジー・ソウルならコーラ割りだよね「ね」って言ってくれるだけ ...
立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる
買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ...
ニューヨーク近代美術館の地下ギャラリーに、「ウォーホルの雪だるま」はあった。
その雪だるまが彼の手によって作成されたのは、1965年のことだ。
僕がそれを見たのは大学を卒業した年の春の ...
山が燃えております
勢子が駆けております
楽しいばかりで得た物は帰り道におきます
あんたなんと思いよ
私の運ぶものよ
稗粟を炊いて帰り道で食べます
病が流行っております
人も死ん ...
闘うまえの 夜は こわい
こころも からだも
ブルブルふるえて
ねむれない
ねむれないまま
夜があける
朝日をながめる
トイレにいく
レタスとチーズをたべる
ガムをかむ
流 ...
毎日がメリーゴーランド
毎日がジェットコースター
毎日がゴーカート
毎日が観覧車
作り笑いが上手な
孤独な道化師
お化け屋敷は
ダイの苦手
オイシイ話には
上手く乗れるのが
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空のカーテン
朧月
自由詩
3
11/5/24 15:01
古淵
di.di.
自由詩
0
11/5/24 14:21
河口
yuko
自由詩
2
11/5/24 12:54
横浜の風景に思う
……とある蛙
自由詩
7*
11/5/24 12:38
義父は戦場へ行った
壺内モモ子
自由詩
2
11/5/24 11:43
紫の花
朧月
自由詩
1
11/5/24 10:31
献身
日紫由
自由詩
0
11/5/24 10:26
薔薇の咲く家
生田 稔
自由詩
6
11/5/24 10:02
水を飲む
はるな
自由詩
4
11/5/24 8:52
のぞき
花形新次
自由詩
1*
11/5/24 7:29
「魂」の土下座
yamada...
自由詩
2
11/5/24 5:06
23時のトラック競技
subaru...
自由詩
7*
11/5/24 4:36
便所
小川 葉
自由詩
4
11/5/24 3:35
便りがないのはよい便り
〃
自由詩
3*
11/5/24 1:52
五月に降ってきた雨
番田
自由詩
1
11/5/24 1:42
日々恋々
シャドウ ウ...
自由詩
2*
11/5/24 1:42
朽ちた世界に降り積もる渇いた灰のささやかな音
ホロウ・シカ...
自由詩
0
11/5/24 0:53
世界滅亡の日
小川 葉
自由詩
1
11/5/24 0:32
くじら
草野春心
自由詩
7*
11/5/24 0:18
恋 初期
はるこ
自由詩
1
11/5/23 23:25
ハッピーダイアリー
山中 烏流
自由詩
5*
11/5/23 23:00
チアノーゼ
士狼(銀)
自由詩
1
11/5/23 22:57
あいうえおのうた
赤澤るろる
自由詩
2
11/5/23 22:47
墨と硯と一角目
TAT
自由詩
2
11/5/23 22:25
水深
nenrik...
短歌
1
11/5/23 22:06
数えるひと
恋月 ぴの
自由詩
23*
11/5/23 21:55
ウォーホルの雪だるま
「Y」
散文(批評...
2*
11/5/23 21:29
忘れ物
トキハ スス...
自由詩
7*
11/5/23 21:00
ボクシングの夜
草野大悟
自由詩
3*
11/5/23 20:50
回る回る時計は回る
ペポパンプ
自由詩
5*
11/5/23 20:22
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
5.1sec.