雨が僕を降っていく
人々の通りの中を
歩いていく僕の肩を
雨は容赦なく叩きつけ
"地獄"という名の天国を見せてくれる

雨が容赦なく叩いていく
僕の肩に・・・僕の ...
ひとにとって
飲み食いは、必要であり快楽でもある。
と書きだして、交合は必要であり快楽でもある、とちらっと思った。
それはともかく、
旨いものほど、あっという間に喉を過ぎるのはどうして ...
なぜ詩なのか



面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて つい
甘ったるい言葉を咀嚼してしまった

<優しさ>の優しくないアクや
& ...
蝶ちょに話しかけたり
ヌガーの包みを集めたりする
きれいなものがすきで
両うでに花束を彫り込んでいた
茶色いひとみは遠くがみえない
さみしいが口ぐせで
不思議に肌は湿ってた
朝と晩と ...
風が途切れ
銀は降り
野に鉱の手を
描きつづけている


冬の雨の指
砂と水滴
夜の右を
ついてくる光


階段は消えかけ
空を指し
夕暮れの匂いが
...
あなたが
うとうとしはじめたのを
向かいのシートで
見ていました
とても疲れているんだと
僕は思って見ていました
鎌倉駅を過ぎたころ
周りに人はいなくなって
僕と二人になりました

...
私の子供に生まれてきてくれて本当にありがとう

君の存在は私がここに生きた証となり

そして君は私のことをこんなにもこんなにも

幸せな気持ちでいっぱいにしてくれ

そして愛してくれ
...
誰も知らない物語

みんなが笑ってた話で ひとり笑えなかったこと
みんなが馬鹿にした話を ひとり聴き込んでたこと
くだらないって 誰も信じなかった話を
今でも信じて ひとり旅に出た

名 ...
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ 
絹で編まれた 綺麗なレースが 開かれていく。
アーチを描いて 向こう側に消えていく。
北半球から南半球ま ...
幸せにしてやる
なんて失礼だよね
そんなこというから
雨だってどしゃぶるよね

幸せってなんだろって
考えようとしたのに
叩きつけられてくる
雨に興味がわいた

人が人がの列に
...
ぼくの言葉が
発した時から
ぼくの元から
たくましく
しっかりと
旅立っていって
たくさんの人たちと
心の交流があって
すっかり
内面を磨き上げられて
結果
ぼくと再会し ...
私の物語のなかで
私はきみを幸せにしたいのに
物語はそうならず
きみもそうならない
ペットボトル栽培の並んだ
彼女の菜園を見つめる
二匹の猫が
僕の気配に、耳を動かした

機械式の右手を上げて
敵意がないことを示す
猫はこちらを見ていない
夏の予行演習

あと10 ...
朝のテーブルに
残されているあなたの心
さみしかったんだねって
気づくのがなんで今なの

いない人の空気を
かみしめて曇り朝
コーヒーにむかって素直になったって遅い

言葉にいわせる ...
深夜1:59


繁華街では


子供を乗せたママチャリが

私の目の前を横切る



異様な光景





突然連絡のきた元彼は



2次会の会場から
...
おさけもたばこも
やめられなくて

だらしないと
ひとはいうけれど

わたしとおなじ
いきかたをしてみなさい

できなければ
さりなさい
 
 
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう

ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ

おかねはひとが
いきるためのどうぐ

そのちから ...
迂闊に触れてしまえば今にも砕け散りそうな眺めを1470回
薄くなった頭皮のその奥からぼんやりと嗅ぎ取りながら淡々と
身に染み渡る様をうれしく思い消える灯のその時を痩せ細った
偽りの存在が眼下に広 ...
私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた 
何かを探し求めて 生きてきた 
私は 過ぎていく季節の中にいた 
そして きっと 私は どこまでも歩いた 
このは ...
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか

・・・・


眠れるように 君に おやすみを

眠れるように ...
かさかさと
衣擦れの音
速まって
堪え切れずに
死を君にやる
もう付き合って十二年か
お前のイイとこも悪いとこも
朝まで語れる

え?それは私の台詞だって?
そりゃあ お互い様だ

最初の頃は 錆止めだ!ワックスがけだ!と
お前に気を使ってたっけ ...
中度の神経疾患に冒されて海を目指す







...
今日は夜がいつもより
地面に近いね
きっと人に用がある
そう思うんだ

夜だってひとりじゃさみしい時も
あるよね そう思って
この重いくろに耐えている

いつも気づかないことに
気 ...
ーー咲き誇れ 君のままーー  「花ちゃんはリスかっ!」より


咲き誇れ 君のままで
言葉よりも高く ずっと
詩の花のままでいて 君は咲け
この世を大きな空にして天空に
君の樹よ 咲き誇 ...
つかまえれるものなら

つかまえてごらん

ほんとに すきなら

ほんとに だきたいのなら

つかまえてごらんよ

あたしという かぜ を

うちゅうがうまれる ずっとまえから ...
ぱんぱんになった子ねずみを三十か四十集めて家中でレースをしたい
なだらかな丘にそよぐささやかな草原を剃り落としたい
甘やかなミルクを二週間あつめて煮詰めて飲み干したい
扉のおくにある柔ら ...
ここに子猫の首がある………


どうせ君には
私の言葉は
わからないだらう
なんにもわからない
でもわかったフリをする
そうやって 人は大人になる
大人になった フリをする

でも だれも わかっちゃいない

初めて大人のフリをして
大人のフリをした人に認 ...
  ああ、愛することは
  とても難しいな
  つまらないことで
  笑うのも泣くのも
  馬鹿には出来ないな



  ねえ、僕はうまく
  僕をやれているかな
  つま ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕の肩に、雨がyamada...自由詩111/5/22 20:13
必要と快楽シャドウ ウ...自由詩2*11/5/22 18:31
詩なのかnonya自由詩19*11/5/22 18:24
少女趣味はるな自由詩111/5/22 17:20
ひとつ うつろい Ⅲ木立 悟自由詩311/5/22 17:12
横須賀線物語花形新次自由詩3*11/5/22 16:33
生まれかわっても君に逢いたい桜 歩美自由詩1*11/5/22 16:00
誰も知らない物語itukam...自由詩111/5/22 14:38
ベビースター電灯虫自由詩4*11/5/22 12:31
雨はどこからふるの朧月自由詩411/5/22 9:47
ぼくの言葉が寒雪自由詩211/5/22 9:23
how do you knowmizuno...自由詩111/5/22 8:40
切り取った夏自由詩311/5/22 8:29
朝のテーブル朧月自由詩111/5/22 7:52
同窓会 未練くゆら自由詩111/5/22 5:14
無人島小川 葉自由詩211/5/22 4:37
比叡山焼き討ち自由詩311/5/22 4:14
平行大木円盤自由詩111/5/22 3:40
紫色のブドウ畑の中を番田 自由詩211/5/22 2:04
眠れるように 君に おやすみを北大路京介自由詩11*11/5/22 0:28
ジョンズタウンTAT短歌1*11/5/22 0:22
空色の自転車subaru...自由詩7*11/5/22 0:20
美しく燃えろ彼の寺TAT自由詩2*11/5/21 23:40
あいにきた夜朧月自由詩511/5/21 23:00
大空にyamada...自由詩111/5/21 22:53
かぜのひと草野大悟自由詩2*11/5/21 22:14
あるいは五十に届くかどうかのはるな自由詩311/5/21 21:20
片思ひ三州生桑自由詩211/5/21 21:02
フリSeia自由詩211/5/21 20:48
つまらないことで草野春心自由詩5*11/5/21 20:30

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