動く石ころを
温められるような気がして。
場面の一部には
通りすがりに
志が引っかかることがある。
意中に収まることであるなら
延長されるべき場面とされ
その場に長く止まろうとす ...
湿った土を
裸足で踏んだ
ご覧、雨の忘れ子は
きらきらひかる
柔らかい光は
あの夜を透かして
私までもを見つけた
まだ朝なの
もう、朝だよ
耳をか ...
ふと見上げたソラ
あの日と同じで
だけど違うんだね
変わらない
微笑み一つ。
ゆるやかに増す
幸せ一つ。
昨日と今日と明日と
キミと一緒にソラの下
キミと ...
辛い暗い過去を
君も思い出してごらん?
君が見なかった暗い暗口を
君も振り返ってみよう・・・
あの日、言い出せなかった言葉や・・・・
あの日、夕陽に煌めいていた小石達を・ ...
道に紙が落ちていた
人の名前が書いてあった
知らない名前だった
畳んでポケットにしまった
家に帰って紙を広げた
十分経っても知らない名前だった
ひどく蒸して
退屈な夏だっ ...
火力発電所、はんたーい!
ということは
ピントがズレている
でも、
どのピントから
ずれているんだろう
...
「18歳未満立入禁止」
のボタンを押して、そっと扉に入る
大人は誰一人いない
大人が若返っているのか
大人などはじめから入ってこないのか
大人などはじめから"いなかった" ...
君をもう…
待たせられないと…
思った…
君に理想を…
求め過ぎて…
一歩前に…
踏み出す勇気さえ…
無かった僕は…
大切なものを…
失った
ただ一緒に…
居られるだ ...
朝、6時15分に目を覚まし
冷たい水で、じゃぶじゃぶ顔を洗う
ついでに、寝癖のついた髪を濡らし
ドライヤーで乾かして、整える
コットンのシャツを身につけて
きのう買った、新しいスカートを ...
庭は
しめっている
しずかに
でも
着実に
窓際には
枯れた花が
咲いている
わたしは
濡れた戸を背に
立っている
あなたが
部屋のなかにいるのがみえる
...
食の安全
以前に
ものを食う
ということ自体に
すでにリスクあるんだよ
殺しているわけだから
食肉業者に肉を切り分けてもらい
これは安全ですと
一生を保証されるほど
人間 ...
朝顔のうつむく空にさようなら
虹が美しいのは
雨のあとだから
虹が美しいのは
光の さしこみ
すると
虹に向かう力は
その盾は
どちらさまの
しわざなの?
広島はいつも晴れ
八月六日 ...
題名が長いと
目につきやすいでしょ
それだけよ、それだけ
現にホラッ
あなた、読んでるじゃない
そう、そう
あなたの言う通り
何の意味もないわ
題名ともまったく関係ないし
無駄よ、時 ...
子宮ではなかったという。
母でないものから生まれたということだった。
私たちはかつて男の一部を削られて
この世に生を享けたと
せんせい、ではこの器官は誰の名残りなのですか。
...
?
土砂降りの雨の中
子猫に出会った
フワフワの子猫が
見る影もない姿になって
水たまりに横たわっている
四肢を投げ出して
濡れた毛のかたまりとなって
「ネコちゃん?」
...
古い人体解剖図
の中の男に
愛をささやかれる
姉の腹が膨らんでいく
膨らみはじめて
もう二十年になる
触ると暖かく
耳をあてると
なにかが聞こえる
まるで気球のよう
というわけで
針を用意してある
まず一人が吟味し
一人が定義し
それから一人が名を付け
最後に一人が宣言した
そのようにして
すべてが台無しになってしまった場所で
扇風機が回っていた
...
ないものは見えない
あたしがもっていないものは
はじめから見えないんだ
空は見える
あなたの姿も見える
あなたがそばにいるのも見えるよ
あたし自身は見えないけど
両の腕で
触れ ...
夜遅く女の部屋にゆくと
女の使っているお椀やお皿に
夕ごはんを盛ってくれていた
二十も年下であるのに
玄米ごはんと海老の水餃子をつくってくれていた
まえから誘われていたのを
ぼくは連絡をと ...
海の想いを平面図にすると水平線は出来上がる。音もなく日が昇り日が沈む。超小な姿は大きな船だ。角度は180度。波頭がときおり白い笑顔を見せる。二つの目だけでは平面図の全てを包み込めない ...
時間(とき)のせせらぎにきらめく切なさ
伝えきれない想いを乗せ 彼岸のあなたへ流れてゆく
闇を散らしたのは一輪の紅の花
空が明ける様に あなたのひとひらが心に触れ
わたしを救ったの
...
大きな木には、神様が住んでいる。と、
子どもの耳が憶えている。
木肌に、耳をつけて、
神様の声をきく。
そうやって一度だけ、
神様の声を、聞いたことがある。
言葉はわからない。ただ、
水 ...
守りたいのはただ一つ
君の笑顔、だよ
悲しみも喜びも分け合って
一緒に歩いていこう
明けない夜はないから
安心してね
君が闇に紛れてしまっても
絶対僕が見つるよ
強くなくていい ...
違ったばかりの現実の
まだ塞がらないきず
やたらとぶっつけたくなる
せめてのムシャクシャが
どっか頭の中通り抜けて痛みを残す
どっかの誰かが通り抜ける
昼前の繁華街に
ナイフだけで武 ...
風林火山のごとく
誰にも知られず家を飛び出したわたしたちは
しばらくおびえながら暮らし
酷暑の陽炎 むしばまれつつ
いまに至っている
洗濯もの 干してたら綿毛の種がとまる ふわり ...
猫のいる角曲がる
冷たいバス一台
靴履いて踊る
カード屋の店主
寝転んだまま
樹林は日曜日
歯ぎしりを忘れて
ずっと待っていた
壁の入ったビン
3つだけもらった
赤い流体
...
半分だけ寝ぼけて
ぶらぶら生きてるうちに
何もかも嘘だらけに見えてきちまったのさ
時々いい気分で信じてた嘘が
だんだん姿を見せなくなったんだ
でもよー
誰かは信じてなきゃ
くたび ...
蛍光色の空を
眺める
鳥の目も
蛍光色で
そこからしみだした色が
鳥の身体を伝い
なんだかいろんなものを
蛍光色に染め上げる
鳥はあわてて
蛍光色をついばむけれど
色とともに崩 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はぶられみちで
yuugao
自由詩
7*
11/8/5 20:45
存在の事実
青井とり
自由詩
1
11/8/5 20:38
シアワセ
涼深
自由詩
4
11/8/5 20:33
太陽
yamada...
自由詩
1
11/8/5 20:25
紙の夏
たもつ
自由詩
9
11/8/5 19:55
原発について
馬野ミキ
自由詩
6
11/8/5 18:37
"B", is the capital ...
ピッピ
自由詩
4
11/8/5 18:07
自分勝手
清風三日月
自由詩
0
11/8/5 17:28
朝
うめバア
自由詩
1
11/8/5 15:21
致死量の幸福
はるな
自由詩
4
11/8/5 15:18
食の安全
馬野ミキ
自由詩
1
11/8/5 14:42
朝顔
こしごえ
俳句
1*
11/8/5 14:33
虹に向かう力
るるりら
自由詩
16*
11/8/5 13:39
AV女優について語るとき僕の前が膨らんでいること
花形新次
自由詩
3*
11/8/5 13:16
歯形
とろり
自由詩
6
11/8/5 13:06
雨の日に、2号線で
wako
自由詩
3
11/8/5 11:23
秘密
春日線香
自由詩
2
11/8/5 10:15
妊娠
〃
自由詩
3
11/8/5 10:15
台無し
草野春心
自由詩
1
11/8/5 9:31
両腕を翼にかえて
朧月
自由詩
3
11/8/5 8:30
新しい女のへや
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/8/5 7:49
水平線
花キリン
自由詩
2
11/8/5 6:59
時間(とき)のせせらぎ
洞野いちる
自由詩
4
11/8/5 6:35
神様の声
yo-yo
自由詩
5*
11/8/5 6:27
受容
洞野いちる
自由詩
1
11/8/5 6:23
遅い春
竜門勇気
自由詩
1
11/8/5 5:53
回顧夏
唐草フウ
自由詩
6*
11/8/5 4:41
憐憫バニー
竜門勇気
自由詩
4
11/8/5 3:20
マッドウォッチ スタースケール
〃
自由詩
2
11/8/5 3:09
原色の太陽
一般詩人-
自由詩
1*
11/8/5 1:49
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
6.08sec.