駅前に無料相談所があった
男の人に相談した
普通の感じがする人だった
無料だった
銀行強盗を終えたきみと待ち合わせて
涼しい喫茶店に入った
二人でチョコのパフェを頼んだ
周り ...
風の音が思い出を誘う夜
必ずあらわれる風景がある
真夏日の続く乾ききった夜
眼下に輝く星を
飽きもせずに眺めていた
神様のイキなはからいか
星は様々な色に輝いていた
星だったか?
...
いつか飛んだ空をおぼえている
風を切ってどこまでも青い玻璃の岸辺
さかしまに映る幾千の森 草 花の密度
いつか鳴いた声をおぼえている
朝靄の彼方から裂けた絹糸のような
あれはなつかしい 切な ...
現代詩フォーラムに投稿を始めて、もうすぐ(あと一ヶ月と少し)一年になります。
なんだろうな、実はずっと自分を語る「随筆」とかそういうの苦手でしょうがなかった時期があって、人のを読むのはいいん ...
鎖につながれたまま
ぼくは海へと落とされた
からだが腐敗していくよりも
錆びついてしまうような、
そんな気配が恐ろしくて
頑なに
ぼくは目を見開いて
泳ぎ去る魚のひれなんかを ...
みんな寝てしまった
ここは薄暗い
煙草の匂いが残っている
三つの茶碗が
シンクで黙っている
ここは薄暗い
ぼくは誰だろう
...
涙だって蒸発する
この暑さのせいで
だれかのせい
自分のせい
そんな繰り返し
夢をみてはいけないなんて
学習してしまう
それがイキルコト
自分がもってない
ものだけに
詳し ...
落ちる
落ちたら上がる
上がってやる
上がっては落ちる
落ちたら死ぬ
死んだら落ちない?
落ちないは死なない
上がってやる
落ちる
上がる
上がってやる
上がってやるは生きている
送り火を焚いて送り出し
お盆の月を越えると
残暑という夏の名残りだけが残った
ご先祖様の供養を
夏の真ん中に置いて兄弟達で
あの頃を懐かしんだ
残暑お見舞いが届い ...
叩きつけるような
全てを絞り出しているかの
言葉、
言葉、
言葉、
言葉に魅入られた者は
言葉で自身を
癒やすのか…
痛い
痛すぎるよ
名前も
顔も知 ...
轢いてしまった
かもしれない
と思って
何度も道を戻る
時間を永遠に
くり返している
女なんて嫌いだった。
ベッドの隅に横たわっていると、
それは、一体何故なんだろうと、
口元に、微笑みがこぼれるーー
野球少年だった頃は、
夢を見ていた、
緑の多い公園の中で、
...
わたしが
きらいなのは
むし
なつにたくさん
でてくるから
むしもわたしが
きらいなのかしら
なつにたくさん
でてくるから
だとしたら
すこしかなしくて ...
こんな自然に囲まれた
景色の良い養老院に
住めるようにしてくれたんだね
うねうねの小道を
両手一杯の手荷物で汗だくの父さんと
ボクの手を引き黙々と歩く母さんの後を
ばあちゃんは
...
わたしたちが
ねむっているうちに
またひとつ
よるがまちを
おとずれました
ねむらずにきょうもまた
よるがまちをおとずれました
わたしたちが
ねむっているうちに
...
ブランコにのろうとした
そのときだった
いちじんのかぜがふいて
ブランコをゆらした
たくさんのこどもたちが
ひとつのかぜになって
はしりぬけたかのように
わたしに ...
白い月を横切る飛行機雲
塩素の匂い
ブラウン管に映る
よく焼けた高校球児
汗をかいたペットボトルの
清涼飲料水
耳を澄ましながらただよい、沈んでいく
午前0時
整合性の海の中で
...
枕の下から ひらりひらり
貴方の写真がベッドの下へ落ちる
忘れなさい 貴女のため
諦めかけた天使の声がする
あの日 私たちは幼くて愛を知った
今日 私たちはその一文字も描けない
...
澄み渡る日、
やわらかい音
ひかり
いつも、いつも
待ってる
こいつの人生ぜんぶを
過去もいまも未来も
ぜんぶそばにいなければならないと思った
となりで女が泣いていた
手をあたためてやりたかった
肩をあたためてやりたかった
...
あなたを抱きたい
あなたの名を呼んで
せつなさを爆発させたい
きのうも
おとといも
精神が恐慌に陥ってゆく
肉が飢餓にひりついている
ぼくはまだ
この世 ...
買い物袋を下げて
君が坂道を登ってくるのが見えたら
僕は窓をあけて
そろそろ君のこころを狙撃する準備をはじめるのだ
値引のシールのついたおかずばっかりでごめんね
君はそういって笑 ...
祈りとは
自然やこころや
ひとや脳を
コントロールするためのものではない
祈りとは
それら森羅万象がものまねしている ? に
同化してゆくことなのだ
そこに粛々と向かってゆくためのものな ...
「長崎の被爆者、被災地にエール」
一時、コカコーラ社のCMで流れていたフレーズが頭をよぎる
「ものを奪う人より、献血をする人の方が多い」
「未来の可能性を信じる理由はたくさんある ...
東南アジアの音楽がこころの闇を奏でている
こころの闇なんか信じない
そううそぶいていたシンゴのこころにねっとりと熱い音楽が流れていた
こころの光を信じていたかった
鏡にうつった ...
{引用=スパゲティー讃仰フェスティバル参加謹呈}
1
長いスパゲティーを食べた
まっすぐ、まっつぐ、どこまでも
スパゲティーというより、
スパゲティ―――――――――――――――――― ...
いろいろなことがあって、一度死んだような気持ちになったりしていたのだけれど、ようやく墜落するような気持ちの落ちも一段落ついてきた昨今。ずいぶんいろんな意味で空っぽになってしまった。空っぽには、何か詰め ...
あらゆる存在は
たましいのものまねをしていたのだ
たましいは永遠だ
目に見えるものに
永遠のものまねをさせて
たましいの存在を教えるだなんて
まわりくどすぎやしないか
あなたをうしない ...
見上げた曇天(そら)から
幾つもの雫が舞い落ちる
ぽつり ぽつり 雨音が地を黒く染めるように
僕もあなたを想う涙で濡れている
雨は汚れた町を洗い流し
明けた空は希望を運んでくるという
...
鯨は賢いから
殺してはいけないのだと
海の向こうでは騒ぎが続いている
賢くないわたしは
きっと殺されてしまうから
その前に沈んでしまおう
深く、深く
肺が潰れてしまうところまで
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水槽の下で
たもつ
自由詩
3
11/8/10 18:22
風の吹く夜
wako
自由詩
1*
11/8/10 17:07
夏鳥へ
石瀬琳々
自由詩
7*
11/8/10 13:50
自分を語るということ
塩崎みあき
散文(批評...
11*
11/8/10 13:01
ブルー、もしくはブルー
千波 一也
自由詩
4*
11/8/10 11:56
吸殻
草野春心
自由詩
2*
11/8/10 9:36
ほしいものは永遠
朧月
自由詩
2
11/8/10 8:26
落ちる
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/8/10 7:37
赤トンボ
花キリン
自由詩
2*
11/8/10 6:27
言葉が痛い
森の猫
自由詩
9*
11/8/10 3:55
事故
春日線香
自由詩
2
11/8/10 3:03
野球に女
番田
自由詩
0
11/8/10 2:45
わたしがきらいなわたしがだいすき
小川 葉
自由詩
3*
11/8/10 1:29
あの時は気付けなかった思い出
板谷みきょう
自由詩
1*
11/8/10 1:00
よる
小川 葉
自由詩
3
11/8/10 0:45
ブランコ
〃
自由詩
5
11/8/10 0:38
とりあえず生中
ガマパックン
自由詩
1
11/8/10 0:28
ベッドの下
アヤメ
自由詩
1
11/8/10 0:23
昼間
杳
自由詩
2
11/8/10 0:23
髪の匂い
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/8/10 0:19
抱きたい
〃
自由詩
0
11/8/9 23:51
窓から見える明日
梅昆布茶
自由詩
2
11/8/9 23:31
祈り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
11/8/9 23:31
僕達が未来を信じる理由はたくさんある
ガマパックン
散文(批評...
0*
11/8/9 23:27
音のない洞窟
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/8/9 23:20
スパゲティー
salco
自由詩
6*
11/8/9 22:50
詩で遊ぶ
はなもとあお
散文(批評...
6*
11/8/9 22:33
宇宙のからくり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
11/8/9 22:17
雨と感情(こころ)
洞野いちる
自由詩
6
11/8/9 22:10
24時に自殺する鯨
士狼(銀)
自由詩
12*
11/8/9 22:04
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
加筆訂正:
きれいなしょんべん
/
水町綜助
[11/8/9 22:04]
つづりまちがっちったぁ
5.11sec.