夜空を聴診する
U・F・O
テキサスの広大な田園が
宇宙のカルテ
+
住所不定の人工衛星
ポップアップトースターみたいな
不思議なかたち
通信する明日の ...
点、で描いた集合には
意識を委ねざるをえない、火災現場の
人間が集合して燃えた挙句の肉のかたまりのごとくに
神経が摩耗し過ぎて
どこにも回路が繋がらない
約束されたはずの眠りは ...
{画像=110612024826.jpg}
日焼けに火照った肌が大理石を求める
君の肌えを求める
つやつやした冷ややかさがぼくを貶める
こころが求めている君の冷たい瞳を凝視めながら
ズブ ...
泥の水しぶきが見えた
遠くで 鴨が日差しと戯れていた
私は持っていたはずの金を無くし
憧れていた 遠い故郷の アメリカへの思いを馳せるばかりだ
今日することは もう 無くした
こ ...
押入れの年月を乱しつつ
奥からあの頃がつまった
プラスチックな衣装ケースを取り出す。
サイドの留めを外し
外気に飛び出た空気を嗅ぐ。
服の折り重なりに手を入れて探り
小さくたたまれた私だっ ...
...
ただいま。
とは言わずに
疲れた。
と言って玄関を開けると
五年ぶりの父は
風呂にでも入れ、と言った。
ただいま。
とは言わずに
なんだお前か。
と言って五年ぶりの兄は
新聞を ...
...
夜中に突然空腹が訪れたからって
何もつけてない食パンをそのまま
もさもさ
温かいスープとか
ミルクの入った珈琲とか
作ってくれるお嫁さんが欲しい
よし、
この流れで
お嫁に ...
あじさいの大きな葉っぱの上
2匹のかたつむりは
雨の中、風に揺れていました
葉っぱから眺めるあじさいは
小さいかたつむり達にとって
巨きな巨きな花でした
かたつむりの目 ...
10日前に言いあった
苦手な上司と声をかけあい
皆で円滑に
お年寄の入浴介助が出来た日
各々は言葉のボールを
互いに投げあい
各々はそれぞれに必要な
お年寄に手を差しの ...
古本の千切れた表紙の裏側に
ぴったりセロハンテープを、貼った。
最近、昔の差し歯が浮いて
すました顔で、隙間に舌をあてていた。
渡る世間を歩いていれば
どうしても出会ってし ...
顔の右が緑で
顔の左が赤い
それからリズミックで
跳ねるように歌ってる
カリビヨンっていう
カリビヨン? 特に知りたくもないんだが
それから
そうしているうちに
歌はどんどん続いていく ...
この年のオールカマーは、昨年のクラシックを賑わせた3強の2角が久々に直接対決するということで、大いに盛り上がった。
片やビワハヤヒデ、前年の菊花賞馬。抜群の成長力で春の3戦を全勝し、春天皇賞でライバ ...
「いただきます。」
そういいながら私は箸を突き立て
食卓にのぼった魚の目の中をじっと見る。
魚はもちろん死んでいて、魚の目には
私がはっきり映っている。
果たして私は
私の中 ...
空腹で目覚めたあなたはラッキー
一週間の脂質、蛋白質がたっぷり溶けた
洗濯機にあるだけパンチュ投げ込んで
南南東に進路を取れ
七時の揺れでグレタ・ガルボのフレームが
吸殻の上に倒されたけどお ...
売れ筋の人生論の本にある
「30代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「20代でやっておくべきこと」がある
「20代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「10代でやっておく ...
真ん中まで跡形もなく
染みこんで侵してしまった
唾液が汗が空想の体液が
見えなくなってしまうまで
ひどくキレイに
ひどくさっぱりと
怪我をしてしまいそうだ
真ん中まで跡形もな ...
水槽をぶん殴る女の子
届きもしない 白百合の揺籃
録音された声が漂う館内
あの子の死んだ声帯
―――わたしの髪は鉛のように重い
――どうかどうか泣かないでいて
―いまから眠る/共犯者で ...
ねえ
理由なんて
なくても良いこともあることを
君に伝えたいんだ
夕暮れの公園で牛が一頭
シーソーに座っている
反対側にトンボがとまる
牛は少し腰を浮かせる
トンボは驚いて
飛び去って行った
しばらくして
男の人がやってくる
牛は腰を浮か ...
君のところに行く理由は
君が思っているほど
ロマンティックなもんじゃない
この際ロマンティックかどうかは関係ないんだよ!
なんてことは言わないよ
君が思っている以上に
僕はロマンテ ...
あれから、
彼女に、会っていないのは、
土曜日は、用事があるらしかったから、
落語に行って来なよ、と言われて、
ぼくは大手町の落語会へ行ってきた。
きのう、
電話をしたのに、
つながらず ...
唄うもの
唄われるもの
輪をなし
浮かんでいるだけの
此処
犬の夢
維管束の音
電子たちの
青い鬱
在れ
...
{引用=
さみしい 砂浜
月光に 横たえて
浮かび上がる
やわらかな肢体
(とてもキレイな
、ひと。)
呼吸が、
止まるほど
...
箍を外すとほうていがへいていしましたが霊気でぬれそぼりました
、箍を外すとらららん星団がシャチのあいだをながれていきまし
た、箍を外すとすでにありづかの収益構造ができあがっていま
した、箍を外す ...
アツクなりきれない太陽も
そろそろ落ち着いて
そんなわけだから戻っても
もういいんじゃないかな
どきどき ばんばん 暴れ出し
駈け出してきたんだろ
吐き出す息も敵にみえて
苦しかった ...
川の流れは清冽
岩に激突した飛沫の中
一服の涼を見るが
飛翔する山鳥
容姿は狡猾で
空腹を満たそうと
水中の魚群を窺う
山猫もまた、
山鳥を捕獲しようと
首擡(もた)げ見上げ ...
その
ながい煙突は
をんなのまるい腕のやうで
その
やはらかい踊場は
灰色の砂糖のやうだった
あたしは
去年の今ごろも
この路をひとりでとおっ ...
知らない町
知らない公園
知らない老紳士
どこも同じように雨が降るから
誰も他人になんてなれない
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
星に願いを
かいぶつ
自由詩
4
11/6/12 2:55
いきもの、が、騒ぐから
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
11/6/12 2:51
薔薇 / 陽の当たる暗闇で
beebee
自由詩
12
11/6/12 2:45
dvdを返した日
番田
自由詩
2
11/6/12 2:13
夜の夏
電灯虫
自由詩
11*
11/6/12 1:20
或る朝目覚めると、ゴキブリはグレゴール・ザムザに成っていた。
TAT
自由詩
3*
11/6/12 1:04
家族
かいぶつ
自由詩
10+
11/6/12 1:01
とあるプロ
TAT
短歌
0*
11/6/12 0:49
i want you
鳴海
自由詩
2*
11/6/12 0:32
梅雨の花見
服部 剛
自由詩
3
11/6/11 23:59
労働ノ涙
〃
自由詩
3
11/6/11 23:55
夢の文房具屋
〃
自由詩
1
11/6/11 23:43
右が緑で
オイタル
自由詩
2*
11/6/11 23:42
「名」馬列伝(21) トミシノポルンガ
角田寿星
散文(批評...
1
11/6/11 23:41
いただきます、ごちそうさま物語。
吉澤 未来
自由詩
2
11/6/11 23:28
今日の運勢
salco
自由詩
6*
11/6/11 23:22
影踏み遊び
yumeky...
自由詩
6*
11/6/11 23:14
きれいさっぱり
竜門勇気
自由詩
1
11/6/11 23:12
夏の水葬館
ayano
自由詩
8
11/6/11 22:32
繋ぐ
瑠音
携帯写真+...
3
11/6/11 22:15
夕暮れシーソー
たもつ
自由詩
9
11/6/11 22:00
2099年
花形新次
自由詩
1
11/6/11 20:08
会えない女
はだいろ
自由詩
5
11/6/11 19:51
芝生
草野春心
自由詩
4
11/6/11 18:24
空遊海月
村上 和
自由詩
4
11/6/11 17:15
モニュメント・エックス (生体反応の設計)
乾 加津也
自由詩
22*
11/6/11 16:12
夕焼けをむかえに
朧月
自由詩
5
11/6/11 16:10
上流
……とある蛙
自由詩
11*
11/6/11 13:47
すてきな建築
甲斐マイク
自由詩
5*
11/6/11 12:28
自転車日和
瑠音
携帯写真+...
3
11/6/11 12:26
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
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3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
4.99sec.