改札で「じゃあね」の後に一度だけ振り向く君に「惚れてまうやろ」
雨に似たリズムを奏でようとした
人もいるかもしれないと思う
水たまりの波が
不規則に揺れる様をみる
とれないリズムは
私の体内のせいかもしれないし
ただ前進しかしないバスのせいかもしれ ...
視界は既に歪んだ 色彩を受け取れず取りこぼし
雨により続く遮断に 不快な居心地になる
消えていく少し先 音も色も 小さな世界だけが響いている
差している傘を投げればもっと世界は広がる?
俯 ...
風がつよいので
この期に及んで期待している
会えないのはもしかして
風がつよいからでしょう?
落ち着いた笑顔だったね
これ以上の幸せも過去も
いらないんだけど
さあ
もういらないんだけど
ただ単純に君から ...
要は啄む真似なのだ
唇やら首筋やら鎖骨やらに
私の都合のみで捧げる雨のことを
正しく呼ぶ必要はない
同等に返る行為に名前をつけて
例えば、嬉しがるのは子供
...
空が銀杏色をうつすとき
背中たちは惹かれあい
太陽をとぷりと沈めてゆく
今日はようやく毛布をはいだ
叫ぶ間も無く夜があった
握ってほどけぬ拳のように
ぬめりと温んだ夜だった
...
いつものブラックでは淋しげだったから
表情のない顔に何か落としてみたかった
今日は気まぐれで角砂糖一個
ポツン
呟く音が聞こえてくる
ちっちゃな輪っか 中くらいの輪っ ...
玄関が開き 掃除が始まる。
箒がほこりを集め ほこりが塵取に集められる。
年季の入った 赤のプラスチック製の塵取がチラリする。
中学校で使ったのと一緒ですね。
割れ目がないからそのものではない ...
始まりは透明な水だった
安らぎが包み込む世界で
ただ思いのまま泳いでいられた
沢山のものを吸い込んで吐き出して
濁った視界にふと気付かされる
生きるために水を汚していた
...
「踊り続けることだよ」って、そう、いつぞやの懐かしいメッセージ
シンプルな言葉ほど確かに伝えるのは難しいものです
首を360度回転させて
まともに前を向いているみたいに見せるく ...
すべての明かりが消えるなら幸せだろう
あとは目を閉じて
眠りに落ちるだけでいい
だけど明かりを落とせないわけがあるから
俺は
今日の尻尾にしがみつく
眠ってしま ...
体の
もうひとつの機能を知って
不安で
怖く
子供に
戻る
こころから、
こころから、
と
言いながら
愛情は結局
体から出ている
と
気がつく
強 ...
自由になりたい
不自由になりたい
どちらも同じだと思う
コインだって結局コインだ
占いだって全部私のこと
傘をさしていてもずぶぬれになった私は
雨に沿うのをあきらめて
肩にかつぎ ...
...
...
こんなに雨がふっても
それでも空は知らん顔なんだ
雨のすきまをぬって
空へのぼってやりたい
つきぬけた空は
がらんどうの広場なんだろう
だあれもいないかわりに
なんにも響くことはない ...
ノートの中で消えかけている
紫陽花の履歴
錆びた機器類は蓄電されることなく
表面積のすべてが風に接している
人の断面には形容詞が無い
優しさを語ることに対して
まだ臆病 ...
(覚えていること)
くせ毛、喘息持ちの喫煙者で、裾のよごれた(でも長年きちんと手入れのされた)ジーンズ。カメラ、6×6、すこし背中を丸めて歩くくせ。犬のような、かんじ。
ベンチ、チャイ ...
雨に咲く
色の傘
笑む花
泣く花
歩く花
雲とは
笑みつつ見ている
巨きな眼差し
やがて
陽に萎む ...
雨の
花
上空に
咲いた、咲いた
巨きく
透明な手、
地へ向け
咲いた、咲いた
此の雨を
辿りゆきたい
...
だれからも好かれる資格が無いような気がしたので
もう
古文書は読まない
豚の仲間
豚の仲間
軽蔑される
怖いから
焼き終ると
かたちはもうなくなっていた
まだわずかにのこっているだろう
最後の肉を焼こうと
熾火が立ち上がっていて
それはいのちの終りの
かがやきのようにも見えた
(そして、骨だ ...
今だけを見て生きていると
未来に笑われてしまうから
今だけを見て生きようとすると
過去を泣かせてしまうから
明後日の話をしようよ
今より少しだけ先の話を
雨の止み間に
雀は求愛のダンスを踊る
雄はたたんだ羽と尾羽を震わせ
ぴいぴい鳴いて
切実に請い願う
しかし雌は植木鉢の中の草の実を
ついばむばかり
興味がないよ ...
逝きたいと思った あなたのもとへ
生きたいと思った あなたの分まで
ほんとうに
いろいろなものが
はなれていってしまいました
なにもかわらぬわたしをのこして
そしてそれは
あなたも
たくさんのひとたちも
これからいきるあしたにとっても ...
唇から漏れる言葉が
形をつかまえて
寝転がる
君の膝に蝶
やわらかな微笑み
昼下り
鐘をつく羊
小さな手足
頬色のよくなった
曇り空
明日と言っては涙する
優しい君
秘 ...
夢は いつも 風
時は いつも 色
風は いつも 吹く
声は いつも 一つ
君は 今日も 他人
君は 今日も 他人だった
一人の 道は 長い
一人の 道は 永遠
一人の 道は 続く
一人の 道は 郷 ...
数式を考えました
関数定数がいくつか登場するので先に彼らを紹介します。
米(まい)は一つの原子が取り得る一秒ごとの状態の変化の数を示す定数です。
次に米が複数含まれる系を 握飯(あくはん)と ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君を見送るうた
あまね
短歌
3
11/5/30 11:44
虹待ちのバス停
朧月
自由詩
4
11/5/30 10:26
まっ!
大祐
自由詩
0
11/5/30 8:56
いいわけ
はるな
自由詩
2
11/5/30 7:52
生き甲斐を探しに帰ろう
di.di.
自由詩
0
11/5/30 6:21
めまい
山中 烏流
自由詩
2*
11/5/30 5:14
融和
ユウヒナ
自由詩
2
11/5/30 3:07
珈琲
subaru...
自由詩
4*
11/5/30 2:16
そんな素敵さ
電灯虫
自由詩
5*
11/5/30 1:47
水槽
1486 1...
自由詩
1
11/5/30 1:00
ダンス・ダンス・ダンス・ダンス・ダンス
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
11/5/30 0:53
すべての明かりが消えるなら幸せだろう
〃
自由詩
5*
11/5/30 0:26
play
紺
自由詩
6
11/5/30 0:23
待ちぼうけ
朧月
自由詩
1
11/5/29 23:11
スー・フォールズ
TAT
短歌
1*
11/5/29 23:06
泥は賎民ののみもの我々はそれを沸かしてから飲めと教わった
〃
自由詩
3*
11/5/29 22:53
雨の広場
朧月
自由詩
4
11/5/29 22:31
追憶、の
たもつ
自由詩
7
11/5/29 22:03
追悼
はるな
自由詩
2
11/5/29 21:07
雨に咲く
草野春心
自由詩
3*
11/5/29 20:52
雨が咲く
〃
自由詩
2*
11/5/29 20:50
キャラウェイ
6
自由詩
2
11/5/29 20:30
遺骨
岡部淳太郎
自由詩
8*
11/5/29 20:06
day after tomorrow
1486 1...
自由詩
1
11/5/29 19:26
更新
蒲生万寿
自由詩
4*
11/5/29 18:45
いきたい。
そらの とこ
自由詩
2
11/5/29 17:43
あいしていると
寿
自由詩
3*
11/5/29 17:28
ぽろん、ぽろ
ふるる
自由詩
6*
11/5/29 17:07
ためらわない、迷わない
番田
携帯写真+...
1
11/5/29 16:03
アンチノミー
竜門勇気
散文(批評...
0
11/5/29 15:42
3444
3445
3446
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3448
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3450
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3457
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3460
3461
3462
3463
3464
3465
3466
3467
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
5.36sec.