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テラス越しの涼しい風が私に知らせる初秋の朝。
こんな朝の友はモーツァルトにかぎる。
まろやかなホルンの音も、鋭角でありながら優しげな存在感を示すフルートの音も
煌びやかで明るいピアノの音も、 ....
そう、彼女は遥か遠い北国からやって来た。ボブ・ディランの名曲にのせて。
彼女の国では今でも夏に雪が降ると言っていた。
僕はその言葉を本気で信じていたんだ。
彼女が嘘をつくなんて夢にも思わなか ....
理念や法則や未来のために戦っている

戦争をしている

誰も救うことのできない戦争をしている


優しさは

勝利なき戦いに挑む者たちだけが

身につけられる

そのことを
 ....
胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う 健康的で
建設的な
夜は呼ばない


更ける夜
かわる日付
めくられるもの


闇のカーテン
とばりがふわり
くぐる星くず


夜明け前
こぼれる月と
日のき ....
気分ではない 体の疲れが此処に響く 気分ではない

怠けて課題を溜めるという頑固な菌が まだ繁殖してくる 雨の日だからか

気分ではない であれば 脇役か裏方か台本を一章くらい破くか してみる ....
ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
天使の絵をくれた
女の子は
七年たって
三度堕胎を経験している
嫌いな子の
上履きをなげすてたあの子は
ふたり目の女の子を妊娠している
あかい眼鏡をかけていたあの子とか
いつも違う ....
夏の陽ざしは、いらだちの

Fucking hot 


モーツアルトの楽の音は、
それを和らげる
 そして 冷たいcokeと ひときれの青いパイ


すべては 「文明」 の、ほど ....
原色の風景が
真夏の陽光に
溶ける午後

愛の幻想に
溺れる男は
実像を求めて
海に潜る

捕らえた肉体の
乳房は溶けて
流れ去る

時を
遡行する男の
前をゆく実像は
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
研磨し精練し鋭利にしなければ

他人には刺さらない

意識を覆す致命傷を与えられる様に

研磨し精練し鋭利にしなければ
 
子供があるひ
自分と世界がわかってしまって
踊りだすように

わからないのだ
死が
ひとしくわたしたちを
迎えて

こころではなく
むきだしの神経が
都市の隙間を覆う

いっ ....
消化腺のすみ
縁側のみすぼらしい光
「わたしがここにいる」という額縁
唾液は光を溶かす

 わたしがここにいることを
 わかってほしいとねがうけれど
 それはみなおなじで

そんな文 ....
拡散する
薄く透明に広がって止まない 大地は世界は 逗留するには狭すぎるから

陽光は優しく乾いた匂い 風の中に見えるもの それを慈しんで生きてゆきたい

心は風 すべての物の中に 僕は生き ....
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている ぎぶあっぷ あいえぬじー

もうこの世とはおさらばだ

いい加減、飽き飽きしてきた


ぎぶあっぷ あいえぬじー

10年ちょっとしか生きてないくせに

分かった気になっている
 ....
遠足だろうか。
赤白帽を被った小さな子供たちが公園ではしゃいでいる。
日曜日の山下公園は多くの人達で賑わっている。
一つだけ空いていたベンチに腰掛けて私は一人それを見ている。

私はどん ....
☆がだが☆

作:蛾

【ともだちの感想】だからなに?(`□´)┘



☆しだし☆

作:味の素

【ともだちの感想】子だし、思だし死だし私だし糸だし詩だし…だしぃーって、くさってないで、ちゃんとだ ....
【鏡像段階】


生後6ヶ月から18ヶ月の時期に
生きる
鏡に映った自己とまとまりを欠いた身体感覚の
緊張関係を
わたしは生きただろうか


鏡に映る外側のわたしと
ひとつとぜん ....
東には青色の竜
南には赤色の鳥
西には白色の虎
北には黒色の亀

そして
中央には黄色の麒麟

日本橋の
中央には翼を持った麒麟が
鎮座している

かつては
五街道の起点 ....
み●●●
●ず●●
●●か●
●●●ら

    うまれた
    るふらん
    みずから
    浮上する

         レ●●●            ....
暫く雨が続いた後
三日くらい梅雨晴れが続き
また雨が降り始める
その繰り返しでジメジメする

梅雨晴れの日を狙って花火する
乾燥した風が吹いて心地良い

昔とは違って
花火の種類が多 ....
ひかり

ワイシャツが透き通る

暑い夏

湿気が熱を孕んでいる

だから

日向も日影も暑いのだ


でも未来がくれば

ひかりに熱がなくなって

湿気もなくなって ....
プールをつくった
朝 手をどろどろにして
四角く つめたい プールをつくった

君を浮かべる想像をする
想像のなかで
君は元気に死んでいる
紫よく着てるからドム女って呼ばれてるんじゃないみたい ばいばい

さよなら

またあした。


けんかした日のかえりみち。

道端につぶれた{ルビ木通=あけび}

避けるようにとおります

ふんでしまったらさあ大変

靴の ....
真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
人は必ず
先人の犠牲
弱者の犠牲
多くのものの犠牲
その元で生かされている

人は往々にして

日常に埋没してしまう
はらりと剥がれ落ちてしまう
見失ってしまう
怠惰な自分に気付 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モーツァルトの朝- ヒヤシン ...自由詩9*13-8-26
北国の彼女- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-26
勝利なき戦い- 吉岡ペペ ...自由詩513-8-26
胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う- 北大路京 ...自由詩313-8-26
末期的な夜- シホ.N自由詩213-8-25
気分ではない+- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-25
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
日曜日の雨- はるな自由詩713-8-25
Hot_coke- 月乃助自由詩7*13-8-25
欲望- イナエ自由詩8*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
YAMANBAかっ!- 徘徊メガ ...自由詩5*13-8-25
神経の子- 佐藤伊織自由詩613-8-25
しょうかせん- 佐藤伊織自由詩213-8-25
拡散する- 梅昆布茶自由詩1813-8-25
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
探さないでください- 川上凌自由詩113-8-24
ささやかな想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-8-24
じゃれ・あ・ら・Mode(回語編) - 阿ト理恵自由詩4*13-8-24
鏡像段階- はなもと ...自由詩413-8-24
麒麟- nonya自由詩23*13-8-24
浮くと思っていた- るるりら自由詩13*13-8-24
六月の花火- 夏川ゆう自由詩213-8-24
暑い夏- 吉岡ペペ ...自由詩1513-8-24
プール- はるな自由詩213-8-24
紫よく着てるからドム女って呼ばれてるんじゃないみたい- 北大路京 ...自由詩113-8-23
あけび- 川上凌自由詩613-8-23
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
花を添える- 小川麻由 ...自由詩5*13-8-23

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