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左の翼は
羽の一枚一枚がすべて
小さな銀のナイフ
右の翼は
羽の一枚一枚がすべて
紅い薔薇の花びら

その飛行の軌跡は
歪みつづける
あるいはその飛行が
天を歪ませてい ....
僕たちは有限な生を生きるのだけれども
異なった価値観の人生をそれぞれの主観で生きるしか無いのです
だから自分で思い込んでる真実なんてたいしたものじやないのですね
僕は人に無駄と指摘されながらも
 ....
君の目と太陽が重なりあう時
キツイ日差しを和らげる雲は
すぐそこまで駆けつける

君が一人で地を{ルビ這=は}う時
視界を遮る{ルビ朝靄=あさもや}は
一目散に寝床に帰る

君の手が{ ....
寒さがやわらいできた
薄着でそとにでかけたからか 何かあたたかいものがたべたい

季節はくりかえさない
春とわたしたちがよんでいるもの
一度としておなじ春はこなかった

世界にはいままで ....
はぐれてしまった宇宙飛行士は

地球を見つめながら死んでゆくのだろうか

ぼくは誰とはぐれてしまったのだろう

かなたに何を見つめながら死んでゆくのだろう


下唇をすこし噛んだら
 ....
ぽこっ
が欲しくて
イラつくと
えいっ
するけど
大体が
どかっ
もしくは
ぼふっ

なかなか
なかなかである
ぽこっ

えいっ
があっての
ぽこっ

ぽこっ ....
いのちはあの一本の樹と
わたしの間にあります
やわらかく俯くようにあります

夏の庭の青い花が
ゆらゆらと何かを祈っています
太古のことではないこと
だけが確かなことです

大切なの ....
窓辺にやってきた
小鳥が泣く
さも かなしそうに
おまえもひとりなのかい
世界はこんなにも
広いというのに

庭のとまり木で
小鳥が啼く
さも たのしそうに
うたをおぼえたんだね
 ....
人のこころは
おそらく丸い

誰かに
支えられなければ
何処かに
転がっていってしまう

ころころこころ

人のこころは
おそらく丸い

どんなに
縛りつけたところで
 ....
  夕方の台所で
  君を抱きしめた
  つらいことが沢山あったし
  他にどうしようも無くて



  火にかけたアルミ鍋から
  醤油の優しい匂いがただよい
  嗅ぎなれ ....
ささくれだった
心は
ささくれごと
捨てるべし

さもなくば
ささくれは
夜毎の宴で
成長つづけ
わたくしは
ささくれの
奴隷に成り果ててしまうだろう

闇に伸びる金鎖

 ....
あの日アリスが時計ウサギに出会わなかったら?
夢の始まりはいつも最高の偶然に広がる

賢い帽子屋
笑わない猫
うなだれたままのトランプ

ハンプティダンプティはゆで卵だった
夢であると ....
「またあとで」 明日まで
楽しみは 取っておくよ
明日には 明日の日が
素知らぬ顔で 戸惑い招く
楽しかったのは 今ここにいて気づく 今の事しかないんだよ

考えれば いくつも後悔するほど ....
たわい無い事を考えながら

月を見てた



綺麗でね




泣きたい気がしたけど

すぐに乾いてしまうから





うーん・・



 ....
春は来るのだろうか
3月も末になるというのに
天気予報に雪だるまのマーク
しかも まるまる大きな雪だるま

ごうをにやした農夫は
苗を育てるハウスを建てる場所の雪を
除雪機で吹き飛ばした ....
とうきびをかじる
ささやかな甘さが
舌をとらえて
愛撫する
脳神経へと伝わって
それは幸せな記憶になり
藍のリボンがかけられる
目印、として

シナプスは電気信号をおくる
わたしは ....
「こわれた護岸をなおしています」
私にはたしかにそう聞こえる。その男は画家だったので、「こわれたゴーガンをなおしています」だったのかもしれない。アトリエには花瓶にいけられたカサブランカがあった。「ひ ....
{画像=120323010313.jpg}



忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近


ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時

さあさ いらはい いらはいよ
 ....
近頃だせーダッフルコートを
ファミレスで脱いだ娘は今どき見上げたショートボブ
カラーリングもメイクも知らない
つぶらな瞳を見開いたまま
発育を15で停めた18歳のレジスタンスは北風の中
孤立 ....
好きだと 言うべきだったのだろうか
好きでもないのに?

それは僕らを貶めると
そんな乾いた 中身のない言葉を放るのは

愛について 考えるべきだったのだろうか
興味もないのに?

 ....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
消毒薬で洗った
白い部屋は
どこまでも
清潔で よそよそしい

菌という菌は
すべて
死滅し
有機体は私ひとり
お見舞いにもらった
ガーベラが
いつのまにか
造花に変わる
( ....
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ....
 しかし、啓示を受けたのだ。山の彼方へ行くように。地平線へ。





俺という人嫌いは
背中にうっすらとした毛が生え
頭部には後光が輝くよう
髪が一部欠落している。

歩き出し ....
のっけからもう
激しいのなんので
いつも街にやってくる
サーカスのテントが燃えている

さんご礁のように街は
雪と夜で静か
人と噂で秘か
道行く人たちの背中に
ひれがあるけど内緒
 ....
夜が老けていく
空一面の宝石も
絹のベールも
美しく着飾るだけでは
若々しくいられないように

夜が老けていく
ダイヤモンドよりも輝かしく
黒玉よりも深い悲しみ
年を重ねるということ ....
                       120322





uytqkdhuZq94ugt@djr ....___
?
なんか楽しくなったような気がしますね
春になると
 ....
入ってくるものが
多すぎる
出ていくものは
少なすぎる
残ったものは
結晶化し
塩辛い粒となる

時々こうして
泣いてみるのは
心の塩を
涙にまぜて
捨てているからなんだ

 ....
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ....
三角フラスコで
コポコポ
何度も抽出した液を
スポイトで一滴
ポトリと額に垂らしたら

私はぬるりと溶け出して
ぐるぐる機械から絞り出され
滑らかなソフトクリームに
生まれ変わってい ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
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ころころこころ- nonya自由詩23*12-3-24
若さ- 草野春心自由詩13*12-3-24
ささくれ- そらの珊 ...自由詩6*12-3-24
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忘れられた想い出_/_勘太郎川_紅橋付近- beebee自由詩24*12-3-23
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- subaru★自由詩11*12-3-22
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