すべてのおすすめ
もう何も考えずに
後先考えずに
泣き暮らしたい

溢れる涙を抑えることなく
孤独を心底感じたい
痛みを全身で受け止めたい

生きてるって
只、感じたい。
想いがある。

そこに静かに燃えている。


この優しさは

あなたの為に。


この決意は

明日の為に。


それは揺るぎない

希望。

果てなき誓い。
 ....
市の図書館は総合文化センターの一階にある


駐車場から入るとホールがあって催し物の案内や地域の特産品の紹介コーナーとかがあり

そこに地元出土品展の案内の女性が立って二階へと入館者を誘って ....
俺はストーカーよろしく
君にまとわりついているけど
全く振り向いてくれないんだな

言葉のメッキを塗りたくった
俺の虚像の裏側を
君はとっくに見抜いているんだろう
頭がいいからな

 ....
壊れることが許されなければ再構築されることは永遠にない
、だろ、しってるだろ、わかるだろ
循環が進化だと云ったのは、きみだったね
そうか、結局はじめから、

引き留めておきたい気持ちも気持ち ....
まるで自分が 他人みたいだ
マネキンみたいに 温もりがない四肢
片足でポーズをとり続けたせいか 右足首に亀裂が入っている
駅ビルの外向かいに面した デパートのショーウィンドーの中で

丸一日 ....
東京も雨曇り

ただでさえ

灰色の町並み

この街で

いちばん青くて寂しい

そんな場所に

母はいたのだろう


車椅子に乗った

聖人が入場していた

ぼ ....
七枠外して懺悔夜叉。
奇怪な口元を自作する際には
案外、見本はいらなく
割と自発的なものであった。

猫になりかけたコピーキャット。
猫に小判に招き猫
大抵は幸福事項。

気の利いた ....
笑顔って
どこからやってくるんでしょう

大好きな
君といるとき
どこからともなく
やってくる

僕の中の愛から
やってくるんでしょうか

君の中の愛から
やってくるん ....
{画像=120309085636.jpg }
もがく
もがく
泳いでいるつもりなのに
もがいていた

救命ボートもない
 ....
じつと待っていた感情が対象とともにやってきてこころをつくる

こころは波うちまた対象も変化して感情も泡立つ


月夜の魚は狂おしくかつまた慌ただしく波間に飛び散る月の光を追うている

島 ....
くわらるん くわらるん

どこかで誰かが呼んでいるよ

くわらるん くわらるん

どうして探してくれないの

くわらるん くわらるん

いつも一緒にかげぼうし

くわらるん く ....
暖かくなったなあと

ごろりと

ねころぶと

ひんやりつめたい

でもなんだか新しい布団にくるまるようで

このままでいい

桃色の風が

そのうち温めてくれるから

 ....
牛乳パックで作られた船を
大事そうに
肩のあたりまで
右手でそうっとあげ
左手で船を支えながら
夜の闇を
街路灯や玄関ライトをよけ
蛇行しながらコンビニへと入っていく

クレヨンで牛 ....
今日も昨日と同じく
十万年前とも明日とも同じように生まれ出る
われわれ人類の至宝たち
と俗に言われる人類の落し物たち
あるいはユニセフのお荷物たち
我々がそうであったように
成年に達するま ....
新居への、
家具や家電の配送も、
なかなか日程合わせも大変なもので、
どうやら、
妻ともども引っ越すのは、
3月も終わりになりそうな気配だ。
花粉で目がかゆい。
今日は仕事帰りに寄席へ行 ....
春の日差しに桜の蕾

ぼんやりうたた寝



思惑

SF



いつからだろう?


結構長い








異次元のマイガール


シン ....
五つの突起付きの二次元には
無垢な黄身色のクレヨン。
手の届かない保育室の大宇宙。
工作は、いつだって大人の仕事(業)。
流浪のカラシ色には
シリアスをとことん脱色したあとの
ハッピーエン ....
なんとなく。どうしてかわからないけれど。そういうあいまいなもので覆われたわたしは、同時に卑屈の池に放り込まれる。どうせどうせどうせどうせどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーせって(わたしにはわ ....   フローリングから
  朽木のような背骨が生え
  天井を突き破ったのが
  つい先日のこと



  割れ目から
  微かにのぞく青いもの
  青空と呼ぶには
  少し ....
闇夜の風景の中
自分が生まれて初めて見た月光は
生家の隣の空き地に聳える
土手の上の屋敷の樹々
梢の葉の茂る隙間から
サーチライトのように照らされた
幼い自分の心臓を鷲掴みにす ....
壱=「以下にして空白を埋めようか等と考えている」

雲のないその日、たまたまペリカンの集団が飛来したのよ
かわいそうに、塗り直したばかりの白壁に小さな足跡をつけたのは野良猫ではなかったの
 ....
うららかな日でございました

春まだ浅い
やわらかな陽光が
鏡のような海の面を
無数にきらめいていく
穏やかな日和に
お嬢様は嫁がれていかれました
でも
その胸中はいかばかりか
真 ....
むかしあるところに不思議な植物があった
あるひとの ゆびのおとが ぱちんとなったとき
その植物は ビールになった
その不思議に人々は笑い 手をとりあって 酔いしれた

むかしあるとこ ....
いつも風上に身をおいて
あなたは、だいじょうぶですか
と問う ぼく
気高いきみでいてくれといわれた日
そうありたいといちばん願っていたのは

たやすい
いやいや 余裕ですよ

航海し ....
{引用=数刻のとびらをひらく
  しろい手をたどる

まざりあう木々を
  まどろみをいくつものかわせみを

はね広げているね
  そこに降り立っているね

なみだに生まれてくるこず ....
いきあたりばったりに
集まった記憶のおもちゃ箱
きょうも両手で漁ってみるが

失せものばかりが鮮やかに
輝き失せぬ幻である

誰がもちこんだのか、モダンなデザイン 花札の
母の少女時代 ....
月を{ルビ齧=かじ}る
空に凍てつく月光を
画鋲を摘み取るように
指の合間にひょいと挟んで
口の中に含む

すると世界が暗くなり
おまえの喉は冷たく燃える
噛み砕いた光は 食道を這い下 ....
息子と向き合って生きていくこと
誰にも頼らずずっとやってきた
知らないうちに様々な人の思いやりを受けているとも
気がつかずに
ただひとりきりで育てていると思っていた
息子は私がひとりで育 ....
{画像=120307093809.jpg }
        それは
         ほろ苦い
          春の味

      ふきのとうとタラの芽は天ぷらに
    ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泣き暮らしたい- れもん自由詩2*12-3-10
愛がある(改訂)- 永乃ゆち自由詩1*12-3-10
古代の器- 梅昆布茶自由詩6+12-3-10
無様- まーつん自由詩4*12-3-9
だれかの高周波音- 佐伯黒子自由詩412-3-9
気楽- まーつん自由詩5*12-3-9
果てしない憂鬱- 吉岡ペペ ...自由詩412-3-9
可視光線の闇- yuugao自由詩212-3-9
笑顔- ジュリエ ...自由詩212-3-9
夜の海- そらの珊 ...自由詩7*12-3-9
お魚の夜- 梅昆布茶自由詩812-3-9
ナキゴエ- 灰泥軽茶自由詩3*12-3-9
春は桃色草原の冷たさ- 灰泥軽茶自由詩4*12-3-9
深夜の汽船- 灰泥軽茶自由詩5*12-3-9
七十億- salco自由詩7*12-3-9
遊ぼう、朝が来るまで- はだいろ自由詩6+12-3-8
面影- 自由詩5*12-3-8
☆に願いを- yuugao自由詩112-3-8
ただよう- c自由詩112-3-8
背骨- 草野春心自由詩8*12-3-8
月光- ……とあ ...自由詩22*12-3-8
3×六=?- アラガイ ...自由詩4*12-3-8
なのりそ- そらの珊 ...自由詩11*12-3-8
ゆびのおと- るるりら自由詩13*12-3-8
航海していた- 佐伯黒子自由詩2*12-3-8
波紋- 理来自由詩9*12-3-8
失せもの出ず- 木原東子自由詩18*12-3-7
月をかじる男- まーつん自由詩9*12-3-7
ひとり- 桜 歩美自由詩4*12-3-7
春の味- そらの珊 ...自由詩412-3-7

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