すべてのおすすめ
フォークで肉を、刺す。
スプーンで米を、掬う。

皿に盛られた
ガーリックステーキライスを
凡そ10分で、たいらげる。

皿の上に残された、尖ったフォークを
包むように重なる、楕円のス ....
あなたに縁するすべてのひとが

思うとおりの仕草や言葉で

やさしく温かく包まれていたなら

あなたの敵討ちをしたいだなんて

ドンキホーテみたいなこと

世界に誓わずにすんだのだ ....
  たましいだけに
  なったものたちが
  幾千もの
  透明な指になって
  舟に乗り
  たどりついた
  砂丘の上に
  さざなみのような
  じゅもんを描いてゆく

祈り ....
                  140306

ただの変態だよ!
(;gdwgd@d@zifuoue9)
歴史的事実にはならないよ
コレクション作家が来ていないもの
700万円のソフト ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り

誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ

更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ

突然
マグカップの持ち手が&#25445 ....
I live.
Now, I am me.
I want to be honest at any time.
I do not lose me.
I look, listen, and sm ....
デルフィニウムの花に一枚不具あり、咲く 雨を轢く車の音が
電話の呼び出し音の行間に
打ち寄せてくる

湿り気を帯びたルーチンワークは
未だ真綿に包まれた意識の中

縋りつくように盗み見る
スマホには温度の無い文字列と
 ....
晴れでも
雨でも
ころころころがす

かど取れて
かなは
ようよう丸くなる

わずらうことなく
かなは
ふくふく育つ

カナころがし
という
虫がいる
真実を叫ぶ口に口内炎 アンネの日記がやぶられる

それを世間は心配している

死んだらどうなるのだろう

それをぼくは心配している


日記を勝手に読まれても

平気になってしまうのだろうか

日 ....
祈るような開花

ひと花ふた花

祈るような開花

つらいトンネルを

つかの間でも

さ迷い出られたら

ひかりの妖精が

ひと精ふた精

ひかりの妖精が


 ....
灰になって
二酸化炭素になって
NOxになって
SOxになって
PM2.5や
温暖化や
酸性雨に
荷担するくらいなら
土の中でミミズの餌になりたい
命の糧としてこの土に戻りたい
土 ....
1号車に乗っているあなたを
僕は追いかけることができなかった
すぐにホームは終わって
ホームの端っこで呆然と見送るしかなかった

もしあなたが16号車に乗っていたら
息が切れて走れなくなる ....
鳥の羽根が

片方だけ大きくなって墜落

もつれながら

羽根はまだ互いを罵りあっている

足だけがあがいたが

もはや空には戻れなかった
せめて檀れいくらいに可愛かったら
手をつなごう、とあなたにお願いできるんだろうな
せめて檀れいくらいに可愛かったら
振り向きざまにウィンクをしても決まるんだろうな
せめて檀れいくらいに可愛かっ ....
手近な男とくっついちゃって
あたしもヤキがまわったかなあと
それが照れ隠しなのは
彼女の顔を見たらわかる

手近な言葉
ありふれた言葉
黒板消しで拭くたびに
私の屋根に白いチョークの粉 ....
 目ざめのワルツ(ショパンのワルツに合わせ}

目覚めれば清き
朝は明けて
窓の外には陽がさして
急いで階段おりてゆき
妻は目覚めずうたたねて

僕がパンとコーヒーを
準備して待つ食 ....
三月になったらアイツが帰ってきた
どんなにこっそりと帰ってきても
私の鼻はおまえを嗅ぎつける

ハークション!

うわっ 花粉が飛んでる
しかもPM2.5と黄砂という
チャイナの友 ....
地中深く眠る鉱石を
掘り出して
パカッと割ったら
紫色の透明な石が詰まっていた

その美しい紫の石は
小さく小さく刻まれて
首飾りや指輪に加工されて
世界中の女性たちを飾っている

 ....
 
空をいくど見上げてきたことか

お天道さまが恋しくて

春まできっと見上げる、恋しくて


 
雛祭り 病に倒れし 
義母の手に 笑った雛と 
雛あられ じゃべれぬ義母の
瞳には 涙の中に
笑う雛 照れて歌う
我が娘 リズムにあわせる
まばたきは 義母の涙を
押し流し 滲んで笑う  ....
女の幸せ
玉の輿
祖母から母へと受け継がれ
夢に描くは昔も今も
宮廷貴族のおこしいれ

こしもと 従者も引き連れて
合奏酒肴の花の饗宴
長持ち牛車
嫁入り道具も豪華絢爛

十二単 ....
/
俺は問題をつくらなければならない。
冬が白く武装するから
何回でも潰して
問題をつくり続けなきゃなんねーの。
氷が溶けて季節が死ぬ
ひとつの色が死んでなくなる。
滑る階段で開封する遺 ....
陽気な緻密

タフなフロンティア

ゴンに嫉妬

きみの切実


自信ないようなこと言われると

つらかった悲しかった

合格できたら自信つくんかな

へんなこと、ないか ....
雛人形は海を渡らない

「今日は雛祭りよ」
「雛祭りってなあに?」

童話を聞かせるように
雛祭りの話を聞かせる

「ふ〜ん」
それはまるで 
おとぎ話よりも遠い世界のお祭りごと
 ....
この言葉が何より先にでて
そのあとに即興でなにかを投げて
返ってくるなにかをみる


余韻を残すことなく消える


あとで語られないように
いま要るだけの言葉が
あなたのすべてであ ....
裁判所の窓から望む

冬の日比谷公園は
昔日の面影そのままに
冬枯れした杜の透き間
レンガ色した公会堂の屋根部分が
遠望できる

公会堂の長い影は
公園の小径を覆い
所々に前夜の白 ....
レンアイの卵


広陵な田園に聳える高枝に レンアイの卵は産み落とされる
おさない心ほど 枝の先にあるものを見つけてしまう
大人たちは  森が隠しているレンアイの卵のことを知ろうともしない
 ....
暖かな春に胸が高鳴り
暖かな春に希望を見る

それはささやかなれど
生きる為の小さな期待

小さな期待は春と共に
躍動し息吹を謳歌する

先に見える期待は希望
小さな希望に近づいた ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フォークとスプーン- 服部 剛自由詩5+14-3-6
5歳のころ考えていたこと- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-6
ゴーストライト- そらの珊 ...自由詩9*14-3-6
- あおば自由詩3*14-3-6
自覚- Lucy自由詩14*14-3-6
I_continue_to_live_in_the_stat ...- ichirou自由詩1*14-3-6
白斑- フユナ自由詩4*14-3-5
冷たい雨- nonya自由詩21*14-3-5
かなころがし- そらの珊 ...自由詩11*14-3-5
真実を叫ぶ口に口内炎- 北大路京 ...自由詩1014-3-4
アンネの日記- 吉岡ペペ ...自由詩214-3-4
クララのしあわせ- 吉岡ペペ ...自由詩114-3-4
土葬志願- ichirou自由詩8*14-3-4
1号車の思いなし- ichirou自由詩5*14-3-4
墜落- フユナ自由詩5*14-3-4
せめて檀れいくらいに可愛かったら- 伊織自由詩4+*14-3-4
春という字【詩人サークル群青三月の課題「春」への提出作品】- そらの珊 ...自由詩17+*14-3-4
めざめのワルツ- 生田 稔自由詩314-3-4
【_帰ってきたアイツ_】- 泡沫恋歌自由詩8*14-3-4
【_アメジスト_】- 泡沫恋歌自由詩8+*14-3-4
恋しくて- 殿上 童自由詩14+*14-3-3
折り紙の雛- ichirou自由詩3+*14-3-3
アンチ雛祭り- Lucy自由詩9+*14-3-3
(先生十生徒)x京都÷現代詩=PINK- 左屋百色自由詩9+*14-3-3
へんなこと、ない- 吉岡ペペ ...自由詩3+14-3-3
雛人形は海を渡らない- 夏美かを ...自由詩19+*14-3-3
通りすがりの- 深水遊脚自由詩7+*14-3-3
日比谷公園- ……とあ ...自由詩10+*14-3-3
レンアイの卵- るるりら自由詩12+*14-3-3
暖かな春に・・・- tamami自由詩514-3-2

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