すべてのおすすめ
他愛もない小石につまずく

そのたびに

立ちどまり 足元をたしかめる

誰もが、平気でいきすぎる

そんな四角四面では 生きられませんよ 

それとも 私は、

ほんとうに詩 ....
毎週火曜日
下の娘のクラスにボランティアとして入っている

私が話すつたない英語でも
一生懸命に聞いてくれる
小学一年生の瞳には
一点の曇りも宿っていない

恐らくその瞳はまだ
本当 ....
心のなかに埋まっている この磁石が 
引き寄せる

たとえばそれが砂漠に転がっている石ころだろうとも
たとえばそれが海を漂う明日をも知れぬ泡だろうとも
たとえばそれが誰も見向きもしないような ....
残酷なギャングスター

銃口をむけながら

若いふたりと談笑している

こころでは泣いている

目では笑っている

顔では遠く考え込んでいる


みんな帰ってゆく

どこ ....
きらきら
きらきら

流星が夜を駆け抜ける

きらきら
きらきら

願い事を聞く前に消えていく

それは涙の様で

「消えないで」

静寂に包まれた深い闇に
流星は私を一 ....
またささやかな給料日が来て
しばしの間は
生き延びられそうだ

いっそのこと
草間弥生さんにでも出向してもらって
赤い水玉の流通する世界で生きていたい

部屋の隅のワゴンには読めない本 ....
眠い……
最近 眠くて仕方ない

どうしたことだ
やらなければならないことは
山ほどあるのに……

それでも 眠い
眠くて 眠くて 堪らない

朝方の二度寝でこんな夢をみた

 ....
ふりだしはかろやかにはじまる

 雫が落ちてきた
 まどろんだ鼓膜の扉をたたく音
 あれは雨の歌
 いたづらに
 たのしげに
 むてっぽうに
 今日というちっぽけな空洞を響かせる

 ....
自由律俳句つぶやかされている 月光で首くくる蟷螂の女 窮屈さや 自由に非ぬ 気持ちを抱かずに
日々 過ごせている 私は
倖せなのだと 思う

一息 入れれば
自由から 我儘に 翻る
とも 揶揄される角度で 暮らしているのだから

そんな私 ....
冬から葉書が届いた
朝日に輝く美しい手作りのたより

菊の葉の はがきの裏は 秋絵柄

冬のやつ
まだ すぐには遊びに行かないから 安心して待っていなて言っている


しかし 葉書と ....
{引用=
もう その部落は

どこもかしこも 廃屋の群れで

蹴破られた雨戸の おくの闇に

置き去りにされた 悲しみの

諦めらしきものが うごめいていた

秋の透度をました  ....
冬の玄関にはわたしにいちばん近い花を置くたとえば蒲公英

辿り着いた岬に根をおろして君は海をみていたね昨日も今日も

陽だまりを送ってくださいとあなたが言う十一月の蒲公英を送る

今年最後 ....
薔薇のような汗をかいている 同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日 霙と嵐と雷鳴で
十一月の夜が揺さぶっている
手のうちなんざ知れたもので
瞳は渇いたまま空を切る

初雪が覆った小さな棺
添い寝をしたくてもできなかった
小さな棺がゆらゆらと
時の浪間を ....
僕らの見上げる空には

いつでも、どこに行っても

電線がはりめぐらされていて

そうしてそれは

離れてしまった、僕とキミとを

いまもどこかでつないでいる

そ ....
夢や希望がないと
生きられない
どんなに苦しくても
ご褒美があれば生きられる。

どんなに大変でも
人の笑顔を思えば
生きられる。
支えてくれる人が
いれば生きられる。

勇気と ....
舞い上がるな
舞い踊るな

花よ 蝶よと
天塩に育てて

真綿の風呂に
そっと 浮かべた

桜色の 笑顔
揺れる 戸惑い

眠気の中で
真実を 探す

モノクロの心を
 ....
アクセルを開ける
しだいに風景がうしろに遠のいてゆく

風だけの世界だ
僕はすべてから解放されている

一瞬彼女の指を想う
届かない距離にある白さ

ただ優しい仕種で
微笑んで欲し ....
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
心細さも

雨があがるように

風に雲がうごいてゆくように

ぼくはほんとうにひとりなんだよ

あなたもほんとうにひとりなんだ


感じる

感じるってやつは

時空を簡 ....
ぼくは誰の遺志でいかされているのだろう
ふとおもったのだが

生物の基本原理は摂食と生殖
僕だって変わらない

人生や愛に聖書が無いように
僕たちは風に翻るのだ

遠く越冬する鳥たち ....
日常の何でもない場面の空間に 
ふと、穴があくことがあり 
光の手が(こちらへおいで)と 
私を招いて、呼びかける 

瞳の色が失せた時も 
その手を見ると 
心臓はめらめら燃えて 
 ....
泣きたくなると
勝手にやって来て

何をしに来たのか
ひとりで本を読んでいたり
携帯をいじったりしている



「飯作れ」

言う訳でもないから

わたしも
 ....
木箱の扉は
下辺が蝶番で、上からゆっくり開き
外に倒れてスロープになる


岸壁づたいに太い蔦
滑車一本で昇降できる
ロッジ部屋のような
木箱のつくり


+ + +


 ....
私を傷つけたあの人は
結局私の人生にとって
大切な人じゃなかった

3年かかって
やっとそのことに気づいた

仮に今 あなたが
誰かに傷つけられたと思っているとしたら
あなたにはもっ ....
日々の重労働のせいもあるが
最近は夜も歯をくいばって 寝ている
寝ても覚めても 最後は気合いだ元気を出せと
くいしばる
もう奥歯はボロボロ

陽水さんのあの名曲で元気になるぞ

パ ....
届かない手紙を書いた
誰のためでもない 自分のために
朝起きると雨が降っていたら
ただそれだけで
心が浮力を失くしてしまう
{引用=
お元気ですか?
今日はあなたの嫌いな雨になりました
 ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「レモネ‐ド」- 月乃助自由詩5*12-11-21
50の瞳の輝き- 夏美かを ...自由詩17*12-11-21
磁石- そらの珊 ...自由詩21*12-11-21
寝場所- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-21
流星- 柊 蒼衣自由詩4*12-11-20
弥生会計- 梅昆布茶自由詩612-11-20
【_夢判断_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-11-20
雨粒- そらの珊 ...自由詩1212-11-20
自由律俳句つぶやかされている- 北大路京 ...自由詩612-11-20
月光で首くくる蟷螂の女- 北大路京 ...自由詩512-11-20
揶揄される角度- 藤鈴呼自由詩4*12-11-20
秋絵柄- ぎへいじ自由詩10*12-11-19
753- 月乃助自由詩7*12-11-19
わたしバックします- たま自由詩20*12-11-19
薔薇のような汗をかいている- 北大路京 ...自由詩712-11-19
_同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日- 北大路京 ...自由詩6*12-11-19
正気の沙汰- ただのみ ...自由詩20*12-11-18
無造作に引かれた空の線。- 元親 ミ ...自由詩312-11-18
夢や希望がないと生きられない- ペポパン ...自由詩10*12-11-18
真綿の風呂- 藤鈴呼自由詩1*12-11-18
風と美術館- 梅昆布茶自由詩1312-11-18
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
心細さ- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-17
ゆだねるもの- 梅昆布茶自由詩1012-11-17
呼びかけ- 服部 剛自由詩612-11-17
泣きたくなると- 鵜飼千代 ...自由詩13*12-11-17
木箱と旅先の少年_(夢喰植物)- 乾 加津 ...自由詩12*12-11-17
エール- 夏美かを ...自由詩15*12-11-17
パロディ♪奥歯が無い- ぎへいじ自由詩7*12-11-17
【_——できなかった人へ_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-11-17

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