すべてのおすすめ
くるくる 歪む 表情で
哀しみばかりを 連想しないで 下さいな

きっと 粘土
幾つもの顔は キミの笑顔で 作られる

大切な 笑顔を
何度も 繰り返し 見られるように

おどけてみ ....
大教会の

ステンドグラスが

粉々に割れて

天使が落下してきた

大理石に叩きつけられ

散らばる宝石の上で

息絶える



幼い君はそ ....
心配でふるえてた

寒さのようなふるえだった

ぼくの心配する気持ちは

そのとき受け入れられていた

こころとからだはどうかしている


ふるえながら

ぼくは

射精 ....
人からたまに言われるさ。

「いつも楽しそうですね」

「ちゃんとしててすごいですね」

「きれいにしてて素敵ですね」

・・・etc.



もうちょっと近づいて、よく見てご ....
ほんの小さな子どもだった
たぶん五歳くらいだと思う
私は明確な意思を持って
嘘をついたことがある

――お母さんの背中だった

月が出ていた
星も見える
風はとても冷たい 
凍てつ ....
いつだってたのしかった
かなしかった
ないてばかりだった
いつからだろう
できないことをそのままに

何時だって笑ってる
気付いている
誤魔化してばかり
いつからだろう
生きること ....
阪急電車を初めて見た
宝塚には 未だ 行ったことがない

もしかしたら 一度 通過しているのかな
あの大きな橋は 何て名前だったっけ

一度だけの喧騒を 思い出しながら 呟けば
青い風船 ....
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
さびしくていらいらしていた

失うことから逃げ出したくなっていた

そしてあなたの寝息を思い出していた

ギュッと別れよう

さいごの昼にふさわしいこの星で

乾杯をしながらさよな ....
青い鳥を 眺めてる
倖せは 何処に有るのと 探しても
芽を凝らしても 水が無ければ 見つからず
如雨露 片手に ウロウロ うろろ

ウロロンと 嘆いてみても
倖せの 青い声には 届かない
 ....
雪なんて当たり前だった幼い頃

道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ

一階はすべて雪の壁だったこと

なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで

物流の届かない ....
雪は
ひとひらと数えます

ひら、ひらと
落ちてくる様は
心がなにかを探しているようで

雪を
ひとひらと数えます

ふたひら
みひら
あとはもう数えるのは止めました

あ ....
帰りの電車に揺られながら、頁を開いた 
一冊の本の中にいるドストエフスキーさんが 
(人生は絶望だ・・・)と語ったところで 
僕はぱたん、と本を閉じて、目を瞑る 

物語に描かれた父と幼子を ....
後味の悪い夢を見た
夢で良かった夢を見た

分析結果の探せない夢世界からの遮断
気になる蒲公英の根から 無駄な栄養素を摂取したかのよう

 現実の現状の手がかりにたすきを投げかけたであろう ....
晩飯のおかずを箸で摘み 
炒めたもやしを、食っていた。 

一本の長く萎びたもやしが 
「風」という文字になり 
誰かの顔のように 
皿にへばりついて、僕を見た。  

もしかしたら  ....
何でも 半分こ
笑いながら じゃれ合う子犬を 連想しながら
何処かで眺めた表情を 
思い出している

一つずつ 分け合うことなく 繋いだ糸は
合わせると 強く なるけれども
少し 儚い
 ....
{引用=
悲しみのふきだまり
時の塵が 雪のように
ふりつもった

私の父は、元旦の夜に亡くなりました
四十四歳
心臓のわるい 人でした

長いときの 時のながい あいだ
なぐさめ ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
夜の太陽を照らしてあげる ひかりをみつけたよ

人が踏みゆく
黒いアスファルトのなかに
埋まっている
埋まっていた
だけど
誰も
拾わない
拾えやしない

だいあもんどなんかより



どこ ....
うっかりすると 本人も見逃しそうな 直立だった
それは闇夜のできごとだった
神技(かみわざ)の域

幾重にも 青天の霹靂が重なった年がつづいた 
ある新月の晩
カワウソが 岩の上 ....
雪の音が
ふわふわり

ねぇ
耳を澄ましてごらん

きっとアナタにも聞こえるよ

ふわふわり
ふわふわり

この地面に落ちて
溶けてゆくのに

ふわふわり
ふわふわり
 ....
リズムをみつけよう
心地よいリズム

ゆっくりと歩もう
自分に合った速度で

いろんな街の匂いを
風が運んでくるから

時々立ち止まっては
立ち位置を確かめる

胸を広げて深呼 ....
あたいはしがないエレベーターガール
箱に入って一日上がったり下がったりしている

こんなんじゃ彼氏だってできやしない

あたいは孤独なエレベーターガール
人件費削減の為に
近々箱を追われ ....
燭台のともしびに羽虫の燃え尽きるように
夕陽を沈ませてはならない

銀色のリングのような月を黙って見送ってはいけないのだ

彼女の涙を数えてはいけない
きっとすぐに溺れてしまうだろうから
 ....
どうして人は、人の不幸を喜ぶのか。



あらそうと、残念そうな顔をしておいて

その実、興味半分に成り行きを知りたがり

ネホリハホリ聞きたがるのか。



そうして、人の不 ....
たとえば
悪意であったなら
オブラートに包んで飲み込む

たとえば
優しさであったなら
丁寧に蒸留したあと
春色のカプセルにして
冬に打ちひしがれた小鳥のために
蒔いておく

た ....
好きはみんな違うから
わたしの好きと
軋むかもしれないけれど


明日行くよ



「隣はごめんです!」
と、叫んだけれど
本心だけど部分だから



だけど
 ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
「ママ!ママぁ!」

真夜中私を激しく呼ぶ声の元に行き
いつも通り右手を差し出すと
大事なお人形を愛でるかのように
それを自分の胸の前でぎゅっと抱き締め
再びすやすやと寝息をたて始める
 ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歪む_表情- 藤鈴呼自由詩2*13-1-16
決別- 多紀自由詩11*13-1-16
こころとからだ- 吉岡ペペ ...自由詩213-1-16
ハリボテ。- 元親 ミ ...自由詩14*13-1-16
【_おんぶ_】- 泡沫恋歌自由詩19*13-1-16
忘手紙- ちて自由詩4*13-1-16
マルーン列車- 藤鈴呼自由詩3*13-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16
あんな健気さで- 吉岡ペペ ...自由詩313-1-16
ウロロン鳥- 藤鈴呼自由詩3*13-1-15
雪の日に- 梅昆布茶自由詩21+13-1-15
ひとひらの雪- そらの珊 ...自由詩1513-1-15
天使の声_- 服部 剛自由詩10*13-1-14
窓口からの声- 朝焼彩茜 ...自由詩413-1-14
風の顔_- 服部 剛自由詩6*13-1-13
マスカラ- 藤鈴呼自由詩4*13-1-13
誕生日- 月乃助自由詩7*13-1-13
砂浜での決断- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-13
夜の太陽を照らしてあげる- 北大路京 ...自由詩313-1-13
雑踏- そらの珊 ...自由詩1213-1-13
書こうとしたことを忘れてしまって- るるりら自由詩10*13-1-13
ふわふわり- 柊 蒼衣自由詩313-1-12
【_リズム_】- 泡沫恋歌自由詩10*13-1-12
エレベーターガールの哀しみと- 梅昆布茶自由詩15*13-1-12
ストレンジデイズ- 梅昆布茶自由詩1013-1-11
本当に密の味がするの?- 元親 ミ ...自由詩6*13-1-11
調剤室で- そらの珊 ...自由詩27*13-1-11
こんにちは- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-1-11
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
使命- 夏美かを ...自由詩20+*13-1-10

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