すべてのおすすめ
ドウダン ツツジの森は小春日和が好き
根元にからみつく風が友達

山ひとつ越えた里はすでに埋もれ

西の山にかかる雪雲
低くはぐれて ひとつ ふたつ


森の中を散策するには

 ....
今宵は 天空の星々の祭典
光年の彼方で 流星たちは 
煌く矢となり 地上に降り注ぐ

宇宙は あまりにも無限で 
人類の知己では 推し量れない
その神秘を 解き明かしたい

いつかあ ....
「吐きたかったら 吐いちゃった方がいいよ。
その方が気分が良くなるからね。
吐くと 体の中の悪いものが一緒に出るんだよ。
だから吐いた方がいいんだよ。

そう、上手に吐けたね!
偉い、偉い ....
優しくできないことを辛く思わないんで欲しいんだ
どうせ人間はいつかは干物だ
乾いた挙句火に焼かれるのだ

誰も僕の替わりをしてくれないことってあたりまえのこと
いつか誰かに会えるってのも素敵 ....
彼女位の年齢の頃 私は 
只管 ハンドルとマイク握ってたな
と 思い出す

彼女は 新しい情報を詰め込んで 世界観に浸る
それは 余裕が有るのかも 知れないな、と思った

私は この場所 ....
  木枯らし( 男の子の言い分 )

いつもの通学路
冷たい木枯らし ふたりの頬を打つ
僕の指先 ポケットで凍えてる

触れようとのばした 僕の掌を
君が冷たく払いのけたから
ポケ ....
明日を待っています
ターンテーブルの上で踊りながら

明日を待っています
レコードの傷は今日を繰り返すけれど

明日を待っています
ダイヤモンドの針を質屋に入れて

明日を待っていま ....
もしも違うなら
君は誰だろう
あの子が探していた人だろうか
居なくなってしまったあの人だろうか
それとも、何かを知るにはあまりにも
大人になりすぎた僕だろうか

君が座った木陰は虹色で
 ....
あなたには
笑わせたい 人は いますか

笑わせたいひと と
笑いあって いますか

笑わせたい はずなのに
泣かせては いませんか

笑いあった そのあとで
にじむ 涙の 話なら ....
とある日に

みんなうまれてきたというのに

今日はとくべつな日だった

それだけで

ほんとにうれしくてやさしくて

めいわくかけてありがとう


もどかしい

まちが ....
犬がワンワン吠えるので外を見たら 月がキレイだった 糸が切れた首飾り

はずむ毬のように真珠たちが転がっていく

この道のむこうに海があることをおまえは何故知っている

宝くじ売り場の横が男の仮住まい

ジングルベルを枕に凍えて眠る
 ....
葱のねっこを捨てずに水に挿しておく

数日のちにその断面からあおい芽が現われて
明日にむかって伸びていく

これは生きている{ルビ証=あかし}
多くのものは要らないという
水と
空気と ....
僕はだれにもあいたくはなかった
きみいがいのだれにも

僕にはうたさえなかった
でもちんもくにもたえきれずに
ことばをさがしていた

絶望なんてぜいたくななやみだった
くうきょよりはま ....
できるなら
現場(そこ)でも祝福の気持ちでいたかった
たとえば
生涯一度の自分の家なら
これに関わるすべての人に
笑顔で労してほしいじゃないか


+ + +


行きの渋滞を避 ....
雪の丘に
さびしさの吐息が あまりに
白いから


夜空の星を 一つだけ
拝借いたしました


忘却というそれを 手にすれば、
私の ちいさな家には、
いれものが みつからないの ....
遊女

太夫という名のあるいは
花魁という名の華があった

ほぼ大名や貴族あるいは富商といった上層の遊びであったらしい

歴史的考証は別にして
要するにスナックのねーちゃんだと思ってい ....
今が 日付を一歩跨いだのか
時が 向かい風のようなのか

昨夜から
     今朝へ
        光が溢れ

新雪積もって白紙に戻り
一文字人文字人間が
寒い眠いと起き出して
 ....
 
あっちゃむいて、ほい! あっちゃむいて、ほい!

たまには向きおうてもええんちゃうん?

こっちゃむいて、ほい!



 
ひとつ ひとつの
哀しみと

ひとつ ひとつの
喜びを

透明の結晶にして

華のように
星のように

この躯に降り注げ

言葉にならないコトバを
小さく折り畳んで
胸の ....
雪が降るね
私の中に
あなたの窓に
世界に

信じるのは簡単
みんな私を
通り抜けて
世界は

雪が
地表に舞い降りて
アスファルト
地下に抜ける

もう
キミは雪では ....
夜空に
ひとつ 輝く星に
私は望む

ずっと
そのままでいて、と

叶えられるはずも無いのに
そんな事など知っているのに

星が消えていくこと 寂しくて

私は
また願いを紡 ....
地震で死ぬために生まれて来た訳ではない

そんな気がする

地震から助かるために生まれて来た訳ではない

そんな気がする

そんな気がする、それが一等たいせつに思えた

こんな夜は ....
中村勘三郎が死んだ

勘九郎のイメージがぼくには強かった

ハッと驚いたようなとぼけたような目と口を思い出す

そばにいると誰もが惹かれた男ぶり、人間ぶりだったと言う

ぼくがそうなる ....
さようなら

かわいいひとよ

さようなら

さようなら。





あたたかな

秋の昼下がり。





日の光あふれる窓際は
 ....
手のひらを
空が ざわざわしている

手袋の上に舞い降りて
うっ、雪達は しまった まずいと むずむず

気が付いた

この肌に触れれば 飛べない水滴
水っぽい冷汗ならいいのですが
 ....
空から落ちてくるものたちで
世界が成り立つとしたならば

わたしたちはみな一部なのだ

遠い昔
かたわれを探し歩いた
海に続くこの道に
冷たい魂が落ちてくる
やっと逢えたと思ったら
 ....
前略 神社の境内のながい石畳の階段を歩いて きずきました
わたくし カドウ域フェチなのでございます
鳥はイキモノの可動域を知らせてくれる 
「愛(う)い奴 もちと 近こうよれ」と おもうほ ....
己が一番美しい時に
化粧を覚えた少女は
素の顔を誰にも見せぬまま
女となり
老女となり
やがて
横たわる冷たい屍となる

その顔に
再び恭しく施される
化の粧

唇に置かれた紅 ....
彼はどちらかといえば
常識的な犬であった

子犬の時代には無邪気さがそのまま
天衣無縫な彼らしさとして愛された

けれど訓練士によって人間の基準を
与えられた代わりに彼は常識的な成犬にな ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散歩道- ぎへいじ自由詩19*12-12-14
【_流星群_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-12-14
吐く- 夏美かを ...自由詩24*12-12-14
槇原みたいには歌えないが- 梅昆布茶自由詩15*12-12-14
しあわせな_キセキ- 藤鈴呼自由詩3*12-12-14
【_木枯らし_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-12-13
明日を待ちながら- そらの珊 ...自由詩10*12-12-13
梢の記憶と杏色- 智鶴自由詩112-12-13
笑わせたい人- 藤鈴呼自由詩11*12-12-12
とある日に- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-12
犬がワンワン吠えるので外を見たら_月がキレイだった- 北大路京 ...自由詩312-12-12
仮住まい/師走の街角で信号待ちをしている- そらの珊 ...自由詩9*12-12-12
- そらの珊 ...自由詩14*12-12-12
あいびき- 梅昆布茶自由詩1312-12-12
基礎に埋めたぜんまい- 乾 加津 ...自由詩19*12-12-11
星どろぼう- 月乃助自由詩13*12-12-11
遊女- 梅昆布茶自由詩812-12-10
人間詩- ただのみ ...自由詩19*12-12-9
あっちゃむいて、ほい!- 殿上 童自由詩20*12-12-9
【_結晶_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-12-9
ゆきんこ- umineko自由詩15*12-12-9
ひとつの星- 柊 蒼衣自由詩312-12-9
そんな気がする- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-8
中村勘三郎を思い浮かべる- 吉岡ペペ ...自由詩412-12-8
窓辺のシクラメン。- 元親 ミ ...自由詩312-12-8
雪と手袋- ぎへいじ自由詩14*12-12-8
はつゆき- そらの珊 ...自由詩1512-12-8
稼働域フェチ- るるりら自由詩19*12-12-8
化の粧- 夏美かを ...自由詩22*12-12-8
自殺志願の犬- 梅昆布茶自由詩812-12-7

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