すべてのおすすめ
中山外務副大臣がヨルダンのアンマンにいる
だれかに似ている
中山とかいう議員が昔いたっけ
そいつの息子か
これだけ脅迫されて連絡すら取れてないのかよ
ちゃんと働けてるのか ....
サザンの歌詞には
恋こごろとエロごころの歌詞が
ダンディズムと叙情と世情諷刺の歌詞がある
圧倒的なメロディと歌唱がそれを支えている
そして何よりもサザンには時代と淫しない賢さが ....
ゆきのひつじが
はらはらと
いっぴき、にひき
ねむれぬよるに
ふりつもる
はるをまって
....
僕のオペレーティングシステム上では
翻訳されがたい世界や言語
壁伝いに手探りで歩いて行ければ
いつか切れ目にゆきあうだろう
なにかが融合するところまでは歩かなければならない
信号も横 ....
ドラえもん
おまえにスモールライト借りて
あいつらに照射したい
めっちゃくちゃちいさくしてやって
どんだけ死ぬほど歩いたって30センチの刑
そうしてやりたい
風 ....
冬の雨に思い出す
紺とグレーの暗い空
渋滞とテールランプの赤
坂道がストリートを串刺ししている
フィッシュ&チップス食べきれない
島みたいな森みたいなところにある友人宅に ....
かくしてください
さみしさが襲います
昼と夜との狭間から
からだと毛布のすき間から
飲み終えたコーヒーカッ ....
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ....
見たか?
見た見た!
聞いたか?
聞いた聞いた!
それで どう思う?
ま ここは
見なっかったこと
聞かなかったことにして…
毎朝冷たい風に吹かれながら
洗濯物を干すその手は
ひどくかさつき荒れていた
誰よりも早く起き
米を研ぎ、味噌汁をつく ....
はさみこまれた、ひる、そらぞらしいアンバランス、ゆれたえだ、について、まだ、なんのこたえもみつからないはなし、などが、ばらばらと、あかるいみち、はだしであるくあしのうら、にささり、予想天気図の気圧 ....
家が死んだ
広い庭に大きな木のある
昔ながらの家だった
縁側のあった家は壊され
大きな木はどこかへ運ばれた
乾かす洗濯物も ....
骨だけになった 樹の群れは
古い写真の中で 諦めている時計に似て
遅れていく時刻 ついさっきまで耀いていた
枝の露は 跡形もなく消えた
誰かからの便りを 待っている
いつか訪れる ....
.
愛を知って
天使と悪魔の間の子と出会い
生と死の境目を歩い ....
羽根がはえたかと思ったんだ
ダウンジャケットのだったんだけどさ
けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ
公園に若いお母さんと小さな女の子がいた
お母さんはベンチに座ってスマホをいじっている
女の子は傍をちょこまか歩きまわる
女の子がお母さんに話しかけても
お母さんはスマホに夢中で返事をしない ....
シュン! シュン! 飛び去る一瞬一瞬
びょう! びょう! 風吹く一秒二秒
塵 散る 満ちる 青い問い
埋もれ生まれたガリガリ亡者
スン! スン! 寸の間 一分二分
掻き毟る両手につかめはしな ....
灯火管制の都会の底では
光を漁って深海魚が徘徊している
魚卵たちの夢は皆カーキ色をおびて
時折光る虹色の粒は
懐疑が延ばす触手に喰われ
光彩を失う
幼魚は皆同じ方向を見てかたまり
群 ....
あなたのみらいのために祈らせてください
そう語りかける女の瞳は
目の前の現実であるわたくしではなく
どこか遠い国を見ているようでした
ミライは
いつの間にか
ミイラにすり変わってい ....
どこでもドアでお遍路巡り
いつかは捨てなければならないものたち
おもいではすでにどの街にも
棲みついてはいないのだろう
もう昔々あるところにはだれもいない
ものの変化を過去というならば
いいかげんな記憶のなかから ....
お母さんは学生時代の友達の家に遊びにいくと必ず寝込んでしまった。
それはいつも二、三週間続いた。
そうなると私が弟の面倒をみて夕飯や朝ごはんを作るのだった。
私がそれを受け入れればお父さんとその ....
眼を
口を
戸を
窓を
蓋を
缶を
鍵を
扉を
店を
シャッターを
開けまして
部屋が
体が
スケジュールが
空きまして
仕事に
テレビに
恋に
ゲームに
....
折り紙を折るその指先は
あどけなく、いつも湿っている
クレヨンを持つその指先は
つよさを隠しもっている
あした晴れたなら手をつ ....
それから数日間、サエコのことをよく考えていた。
それは彼女が誰に殺されたのかというより俺の喪失についてだった。
サエコはいずれほかの男と結婚するだろう。そう思っていた。だけどそれは俺にとって喪失で ....
三番目の彼女が死んだ。
三番目とは俺の恋愛経験の順番ではない。
なにが三番目かというと、ツートップの次に位置するのがサエコだった。
サエコが死んだことを俺は突然訪問してきた警察から聞いて知った。 ....
雪の降る日に、{ルビ姉=あね}さんは
半年前の忘れ物を取りに来はった。
今朝、思い出しましてなぁ。
そういって、姉さんは
その日傘を抱えて帰りはった。
なんで、こんな日に思い出したん ....
キミが放っておくから
ボクはすっかり錆びちまって
ダッシュボードの上は
白い埃が積もってるけど
ベイべー、雪合戦するほどじゃない
底意地の悪い奴は
どこの世界にもいるのさ
ヤワな雪玉に見 ....
シャッターを切るスピードで
君の世界へおちていく
背中合わせのミラー
同じ色の空
放課後の忘れもの
校庭に長過ぎる影
蝶の羽根の折れる音が する
どっちでもいいさ――右に転ぼうと、左に転
ぼうと、あの娘にフラれようと、はたまた結
ばれようと――全ては運命の掌がふったサイ
コロの数に過ぎないのだから
右にゃあ右の風が吹き…左にゃあ左の ....
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