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おっ 雪
景気は どうだい

見りゃあ分かるだーん
どかーんと絶好調よ


そうだな


まだ まだ


いや今日は もういいと思う


まだ まだあー


 ....
いま、音楽かけてるか?

ちらかってなんかないよ、星空を、ちらかってるなんて言うか?

ほんとうだよ、これはぼくとふたりだけの、ほんとうだよ、

でも、セロファン系のゴミや、キャップや、ま ....
暗黒の宇宙に漂う 青い星
四十六億年前に誕生した 小さな惑星
我らが地球 七十億の人類を乗せている

白い人 黒い人 黄色い人
国も習慣も宗教も違うけれど
みんな地球が育んだ生命なんだ
 ....
戦中・戦後を生き抜いた 
ある詩人が世を去った後 
長い足跡のつらなりと 
ひとすじの道の傍らに 
彼が種を蒔いていった花々が開き始める 

今迄の僕は 
別の場所で夢を求めていたが 
 ....
あみだで負けて お正月に当番の旦那さん
私は初日の出を夢の中で拝み 目を覚ます

御節のレシピを何度も見るが お付き合いで売買
田舎なのかテレビの特別番組が遠い

福袋買いに行こうか 透視 ....
初々しいと言えば
きこえはよいが
あのころの私はとても無知だった

結婚して初めて過ごす夫の実家でのお正月
おせちに「くわい」を炊くという
新種の宝石のような
淡い水色でつやつやの丸い物 ....
季節の車輪を転がしながら

時代の坂道下って降りて

さあ年の終わりと始まりのテープが切られました

あなたの目にはどんな時代が見えますか

世界は灰色にもバラ色にも染まります

 ....
 
世界平和なんて願わなくていい

家内安全、商売繁盛、合格祈願、恋人ができますように、何だっていい

目を見開き、そして願え!



 
窓のすき間から風は吹き 
グラスの筒に包まれた 
ぼやけた蝋燭の灯は 
世を去ったあなたの魂となり
赤々と燃えています 

なにかを囁いているように―
あの日の歌の調べのように―
躍動 ....
フロントガラスの前に広がる 
いちめんの里芋畑で大きい葉群が 
わらわら踊ってる 

ここは、公園の駐車場。 
ベートーヴェンの協奏曲が 
カーラジオから 
生真面目で軽快なヴァイオリン ....
ブラ紐なおす白い手がある ゆっくり湯を沸かし



大きな器に ひとかきの飯を入れ

わずかばかりの具を入れて 雑炊をすする

これで いい
大晦日の朝は これでいい
主婦が三日寝込んだだけで
高く高く それは高く
見事に築き上げられた
お皿の山
洗濯物の山
子供が引っ張り出したガラクタの山
塵・埃・ゴミの山…

実家を離れて初めて知った
美味しい ....
雲を食べ尽くして流星群待つ あなたが望む世界がひとつ
彼氏が望む世界がひとつ

親兄弟とか仲間とか他人とか

でも同じコルクボードに鋲で留められる

百個は許しても一個はあなたのものだ

その一個が

大好 ....
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ....
伊豆高原駅から 
赤沢へとバスに乗り 
日帰り温泉館の4階へと上り 
露天風呂に身を沈めた 
目の前は、いちめんの太平洋 

(あ、雲が崩れて金の鳥に・・・) 
そう思った次の瞬間 
 ....
クリスマス以降
全くやる気が起きなかった
どうにか今日で仕事納め 
やっと時間が心に追いついたのだ


裸婦像みたいな街路樹の肩にカラス


除雪車に削られた白い壁に車を着けて
ふ ....
あの頃よりも綺麗になった君を
呼び止められなかった右手

苦し紛れの甘い褒め言葉に
不覚にも照れてしまった右手

掴み損ねた夢みたいなものを
慌てて誤魔化そうとした右手

振り返 ....
まほろばが うたいはじめるのです
フライパンの中は カタクチイワシの まほろばなのです
心が自然と フライパンに降りてゆき
放物線をえがいて 炒られて対流する香ばしい香りに
うたいはじ ....
水色の瞳に黒が大きい
いつも獲物を狙う 鼻くそ模様をつけた うちの次男

血の繋がりのない拾った子供
アパートの下で必死でアピールしていた 健気な子
頭にコーヒーの染みつけた けれど匂いは獣 ....
書き散らかした
言葉のきれはしを集めて
布団にしていたけれど
とうとう
足の踏み場もないほどになってしまったので
優しく重ねて
クリップで留めておく

クリップが
あなたの詩集だよ、 ....
茶色の液体を溜めている 冬の間
白く染まるわけでもなく 雪が積る

 この冬はコタツは出さない
 丸くなるのは 代わりのマイクロファイバーのチビモーフ
 君サイズ

本物の毛皮身につけて ....
夜の天幕はマグネット
キミが蹴ったつまらない石ころを
引き寄せて
星にすりかえる
朝が来るまで
せめて忘れたふりしてる

自分が永遠に満たされることのない
闇であることを

さみし ....
軍手の布地が手の水分を奪う

支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品

レースの手袋じゃあ無いんだから

指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ


あかぎれの ....
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは関係ありません


佐藤:私の名前は佐藤亜美。この物語の主人公。
   北大路学園に通う17歳の高校3年生。
   これはある日の教室 ....
海まで歩いて五分
日当り良好の 
離れの寝室の
大きな窓辺から
隣の国が見えてくる

そんな気がして
今日は霞がないから
風来坊になって
紙切れのように
軽く飛ばされてみた

 ....
子供が生まれて初めてのクリスマス・イブの朝
旦那がプレゼントは何を用意したか?と訊いたので
「絵本とぬいぐるみ」と答えると
「そんなんじゃ、全然足りない!」と言い放って家を飛び出して行き、
ま ....
ロマンティックが好きである
もう恋をする年ではないけれど
恋をした思い出なら
心のポケットにいっぱい詰まっている

怒りでベッドに
携帯投げつけたことも
男の背中をグーで
思いっきり殴 ....
写真 好きなの? と
未だに 聞かれる

焦らなくって 良いよ
待たなくって 良いよ

長いこと 不動の体勢で
ステキショットを 切り取る

ジレンマの先に 映る
ミラクル チャレ ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まだまだあー- ぎへいじ自由詩14*13-1-2
音楽- 吉岡ペペ ...自由詩413-1-1
【_地球_】- 泡沫恋歌自由詩15*13-1-1
夢の署名_- 服部 剛自由詩10*13-1-1
日常の幕開け- 朝焼彩茜 ...自由詩1513-1-1
くわい- そらの珊 ...自由詩30*13-1-1
2013年_新年に思うこと- ただのみ ...自由詩24*13-1-1
初詣- 殿上 童自由詩19*12-12-31
聖夜_- 服部 剛自由詩312-12-31
みどりの言葉_- 服部 剛自由詩612-12-31
ブラ紐なおす白い手がある- 北大路京 ...自由詩412-12-31
大晦日の朝(こころ)- ぎへいじ自由詩10*12-12-31
私の前にある…- 夏美かを ...自由詩25*12-12-31
雲を食べ尽くして流星群待つ- 北大路京 ...自由詩1012-12-30
百一個の画鋲- 梅昆布茶自由詩1112-12-30
六月の朝と植物- 乾 加津 ...自由詩15*12-12-29
日々の旅人_- 服部 剛自由詩512-12-29
連休熱- ただのみ ...自由詩15*12-12-29
まねきねこ- nonya自由詩20*12-12-29
末広がり- るるりら自由詩18*12-12-29
うちの次男- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-12-29
クリップ- そらの珊 ...自由詩18*12-12-29
それでも清潔なのだ_冬- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-28
マグネット- そらの珊 ...自由詩20*12-12-28
あかぎれ- ぎへいじ自由詩18*12-12-28
女子高- 北大路京 ...自由詩11*12-12-27
海まで歩いて五分- subaru★自由詩21*12-12-27
サンタになんか永遠になれない- 夏美かを ...自由詩14*12-12-27
【_恋に遊ばれて_】- 泡沫恋歌自由詩16*12-12-27
一瞬の煌めき- 藤鈴呼自由詩2*12-12-27

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