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恐怖の大王まだですか なくむしわらうむし

えんえんあはは

なくむしわらうむし

えんえんあはは

なくむしわらうむし


すこしはぐれたこころは

あなたの声で

ほぐれたりおちついたり
 ....
赤茶けた空疎なかたまり

そこに

黄緑がきらきらしている

さくら

散った張ったのさくら花

そこに

青葉や無常や青葉や無情


アホでもちゃんと仕事できる仕組みを ....
生まれる前から苦節 戦争くらい止めてやんよ バイだって構わないさ

僕はその人間に興味があるんだもの

道徳律を弄んでいるうちには

真実はどこかへ消し飛んでしまうかもしれないんだ


僕は僕でありその根拠は

唯一無二の ....
中学生のころ

幸福という映画を観にいった

当時映画といえば二本立てで

アモーレの鐘というのが同時上映だった

あのころぼくはさびしかった

じぶんを置いてきぼりにして

 ....
 まさぐる天の 青色の時


そらが、青いって誰がきめたのさ
海も 僕らの春も青いという


 この世のすべてを網羅する
 辞書は、こんなにも重いのに
 そらの プリズムのあらゆる小 ....
先生が僕を卑怯者と呼んだ
その名前はおでこに貼りついて
やがて
僕の皮膚になった

月日が過ぎて
周りが誰も気づかなくても
僕の耳には
先生の声が時々聞こえた

先生 僕は先生のよ ....
声がする
崖っぷちに
かろうじて
爪を立て
呼んでいる
誰かを
よるじゅう
求めている
雨に打たれて
傘も持たない
家もない
母もない
優しい思い出も持たない
痩せた猫が
 ....
金色の色白の少年が微笑んで

長い指の手を決然と合わせて

不動のこころで合掌していた

離れなかった

ぼくは世界中の

うまくゆかない蹉跌のひとびとが

うまくゆくようにと ....
泣いてるのかよ

なにが悲しいんだよ

取るに足らないことじゃないのかよ

いくらでもあるだろ

そんな話

きっといっときのことなんだから


幸福より永遠が

ぼくに ....
ワイシャツにネクタイを猥褻なネクタイと聞き間違えた枯茨 こうも囚われにんげんは

ひとの道よりたいせつな

経道なんかを踏みはずす

ごめんよ尊きかたがたよ

なめるなおいらの人生よ


取るに足らないことなどに


こうも囚わ ....
朝の近くで
鳥はそうそう、何ごともなかったように
空の下 奏でている
わやくちゃになった己こころ
沈めたいともがきつつ
ただ座っている
朝が近づく

やっと明ける不安からのかいほう ....
駅前の連絡通路では南米のバンドが花祭りを歌いながら民族楽器

ケーナとかを売っている

大宮は今日もサンセットFMNAC5でグルーブする街並みは

ソフマップのあるアルシェビルから発信され ....
 
混沌とした水が透けるとき

言葉を釣り上げる喜びといったら


あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ



 
私を置いて幸せになっていく 体力なくて三途の川渡れないでいる 密談の海を冷酷にすすんでいた

感情の海に難破船がゆれていた

黒雲がわれ光の束がさしている

嵐のあとの静けさは自由だった


終わりが始まる

裏切りと

切実が連環する ....
春の嵐が吹き飛ばす

取るに足らないことなどを

春の嵐が吹き飛ばす


明るい緑そよがせる

薄いひかりが雨粒たちが

明るい緑そよがせる

もいちどはぐくむ霊能が

 ....
作っても作っても作れない

愛しても愛しても愛せない

中途半端な極道は哭くことさえ許されていない

言葉だけがすくいだった

孤独の淵から這い上がる力をくれたんだ

遠くにある星 ....
老夫婦が
買い物袋を提げて
楽しそうに歩いて行く

幸せは案外地味な装いで
まだ冷たい風の中
首を竦めて待っているのかもしれない

知らん顔して
何度も通り過ぎて行った
それは自分 ....
雪が僅かに消え残った海岸に
揺れているのは去年のススキだ
長く厳しい冬の間
雪に埋もれて立ち続けていた
ススキはいつ倒れるのだろう
既に枯れているのに
命の抜けた穂を振って
いつまで風に ....
るる、と呼べば
りら、と響く

それは歌

スノードロップが
白い鈴を鳴らしている

水仙が
黄色い笛を吹いている

{引用=合唱団の申し込みは
春色のポストへ出してください
 ....
今年はじめて モンシロチョウを見た
まだ畑には雪がかなり積もっていて
道路や地面で アスファルトや地面が
見える所はあるけれど 花は咲いていない

蜜はまだないよ
ひらひらと 春めいた陽射 ....
晴れた眼差し
明るい歯並び
踵の擦り減った靴が喜んでいる
コンビニまでの三百歩の散歩

晴れた声色
明るい口答え
言葉はうっすらとシュガーコートされて
許容範囲が拳二つぶん広がる
 ....
どれだけ平坦に
見えるにしたって
そこを行く人しか
見えないでこぼこ

景色に気を捕られ
段差に躓き
段差に気を捕られ
余裕をなくして

何が大切なのか
見失いそうになる

 ....
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている よくしゃべる男優がキライ
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恐怖の大王まだですか- 北大路京 ...自由詩413-4-11
- 吉岡ペペ ...自由詩213-4-10
青葉や無常- 吉岡ペペ ...自由詩113-4-10
生まれる前から苦節- 北大路京 ...自由詩513-4-10
戦争くらい止めてやんよ- 北大路京 ...自由詩513-4-10
ヘテロだってホモだって- 梅昆布茶自由詩813-4-10
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-10
- 月乃助自由詩7*13-4-9
ルピナス- Lucy自由詩27*13-4-9
痩せた猫- そらの珊 ...自由詩21*13-4-9
離れなかった- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-8
ホームシック- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-8
ワイシャツにネクタイを猥褻なネクタイと聞き間違えた枯茨- 北大路京 ...自由詩113-4-8
取るに足らないことなどに- 吉岡ペペ ...自由詩213-4-8
朝の近く- 唐草フウ自由詩14*13-4-8
大宮サンセット- 梅昆布茶自由詩713-4-7
やめられそうにないよ- 殿上 童自由詩26*13-4-7
私を置いて幸せになっていく- 北大路京 ...自由詩213-4-7
体力なくて三途の川渡れないでいる- 北大路京 ...自由詩8*13-4-7
難破船- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-7
春の嵐- 吉岡ペペ ...自由詩2+13-4-7
自然に- 梅昆布茶自由詩813-4-7
気になる季節- ただのみ ...自由詩17*13-4-6
春のススキ- Lucy自由詩16*13-4-6
るるりらイズム- そらの珊 ...自由詩16*13-4-6
どりーむ- 砂木自由詩16*13-4-6
清明_(せいめい)- nonya自由詩16*13-4-6
でこぼこ道- カルメン ...自由詩213-4-6
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている- 北大路京 ...自由詩1813-4-6
よくしゃべる男優がキライ- 北大路京 ...自由詩213-4-6

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