すべてのおすすめ
 わがままなあなたのReは愛しても
 まだ足りないと盗みいるひと


雨の夜は朝がこないとテレビのなかの猫たち
雨でも散歩はできるよね、と
傍らのちいさな犬はぽつり
おやすみが言えなくな ....
傷ついてるあなたには
なにをいっても無駄で
私の言葉が刃物みたいに
あなたを切ってゆく

拒絶する風が吹き荒れて
それでもしがみついて
言いたくないのにとめられないの

わかって
 ....
目を覚まして こすり合わせる
貧弱なものたちの強い毎日
そんなあなたに ごほうびです 

満月が二つ出た
願ってもいないことだったが
ひとつは自分用に
大きなポイで掬った
知り合いの ....
苦しみに苦しみ
私の求めるものを追求する
“I need your help. ”
“What you need is your happiness or my help? ”

“You  ....
僕のキボウたちが
帰還した
脆弱で
ふわふわと
吹けば飛ぶような

キボウたちは
希望の面をかぶった
苦悩かもしれない
でもそんなことは
もうどうでもいいのだ
キボウたちは
 ....
今日もいつも通り
という自覚もなく

今日もいつも通り
という毎日が過ぎ

今日もいつも通り
私の隣には君がいる


だけど突然

底なし沼にハマるように
記憶に足を ....
路地裏の縁台に腰掛け
はだけた胸元に
団扇で風を送り

茶請けに水羊羹
冷茶を一服口に含み
にんまり、

路地には打ち水がしてあり、
しおれかけた朝顔の鉢が
そこ ここ

遠く ....
武器の形をした島

地球上で最も凶暴な住民、ただしあくまで、潜在的に

ありふれてはいるが、空から見下ろせばその島は太平洋に浮かぶ拳銃にみえる、シリンダーのあたりから山となって人工の針葉樹林が ....
シーラカンス

何処にも居場所が 無いっていうことは
何処へだって 行ってしまえるってことなんだ
どんな風になりたいか 望んでないってことは
どんな風にだって なれてしまうってことなんだ
 ....
NHK{ルビ何某=なにがし}局 午前8時12分
気象予報士 {ルビ大菅=おおすげ}伝次郎はハ
いや、照っている 照っている
月並みな予報を伝える人柄の
実直な紳士感がまばゆいね
気象予報士  ....
一人でトボトボ
道を歩いている
焦点が合わない
ふらふら千鳥足

誰も振り向かない
孤独な一人旅
地球が回る
時間が回る

コバルトブルーの空の下
虚無を感じる
砂粒のように
 ....
人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう

これも運命ってやつなのかな




みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ....
森へ
つづく道は
つめたくて
きもちいいんだ
冬の
シーツみたいに
白くないし
深く
濡れているけど

たとえば
ビリジアンって
色が好きだった
絵の具
 ....
花満ちる丘 風見守る下で
永遠の誓い あなたに囁く

明日が見えなくて
押し潰されそうな日々

自分さえ信じられない
凍てつく心を
そっと抱き締めてくれたね

信じれば 織り成せる ....
{画像=110911183602.jpg}


心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ....
空港のインフォメーションを知らせる音がする

人生はひとつの感傷旅行のようなものだ

ぼくは何処へも行きたくなかった

みんな普通に歩いている

それが羨ましくて淋しかった

ぼく ....
夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ....
暗くなる前から隠れる所を捜した
冷たい風を避けて 二人は草の茂みに潜んだ
ざああ ざああ 荒れ気味の風が林檎畑を走る

強い風に羽があおられて もっと草の奥へと
二人は入り込んだ
夜空 ....
湿度にとらわれた熱量が
肌にまとわりついている

エアコンは嫌いだ
あの冷やりとした
微かにカビ臭い風は
地下の駐車場を思い出す
軟らかにしなだれる
段ボールを思い出す

寝苦しさ ....
妊娠悪阻ということで、
一週間ぶりに病院へ行くと、
点滴は、24時間で、
4本取り替えるらしい。
彼女は、ほとんど、口も聞けないほど衰弱している。


「なんか話して」と言うので、
 ....
僕はこの中国の猥雑な街で

現実世界と適合する為のリハビリをしている

語学の勉強をしているのも

体力を回復させるために歩こうとしているのも

いわゆるリハビリに相当するだろう

 ....
まんたもん

もう まんたもん やん ゆうたもん
みやてと まに もに たむいやな
よのやも やのまい ねをめたもん
たんなんね やんとんよ

( ねねねねね 笑 ねねねねね )

 ....
熱がある時に観る
テレビのような現実が
頭の端っこで丸くなって
きれいに瘡蓋になる前に
剥がして/痛がって/泣いている
ぼく、
透明な夜をみあげます
半透明のたましいを宿して
伸びていく木になります

ほしかったものが、なかなか
みたされないから
ほしくないって嘘をつく
あんなもの、いらない  ....
ぽとり



つぶやきをひとつ
落としてきた
苔の生えた出会いのテクニックのように


ぽとり



つぶやきをひとつ
落としてきた
迷子猫のような写真まで貼りつ ....
動物を視観察する

花粉を視観察する

放射性物質を視観察する

自分を視観察する

なぜこんなことになったのか

なぜこんなことをしてしまったのか

動物や花粉や放射性物質や ....
言葉は道具でもあり
ときに
それ以上に
自分を映す鏡

気をつけなさい
いつかそれに支配される

思考の闇はその姿を
言葉を通じて現す

言葉はやがて
行動となり身振りや気配と ....

彼女は晴れの日でも傘を差している
雨を異様に怖がっているのだ
酸性雨を浴びると体が跡形もなく溶けてしまう
という話を子供のころに聞いて以来
ずっと信じているらしい
雨が降り出してから差 ....
からだがなかなか
かわかないので

手当たりしだいに
夜をあつめ
からからのからだを
あたためている

あたためている
そのうちに
いままで使った
うそや悲しみが

いっ ....
何にもない

ただ真っ暗な空が

切り刻まれていた



いつも見あげていたはずなのに

真っ暗すぎて

切り刻まれていることに

気付かなかった



今 ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢猫- たま自由詩27*11-9-14
傷ついた鳥- 朧月自由詩311-9-14
正しい月- 唐草フウ自由詩14*11-9-14
I_need_Love_my_own!- ペポパン ...自由詩2*11-9-14
あしあと- シホ.N自由詩511-9-13
惑いの記憶- COCO自由詩911-9-13
夏の夕暮れ- ……とあ ...自由詩10*11-9-13
メロンアイランド- 乾 加津 ...自由詩8*11-9-13
シーラカンス- itukamitanij ...自由詩511-9-13
気象予報士_大菅伝次郎- salco自由詩6*11-9-12
一人旅- ペポパン ...自由詩5*11-9-12
許されたひと- 恋月 ぴ ...自由詩28+11-9-12
ビリジアン- 水町綜助自由詩16*11-9-12
刻の彩り- 洞野いち ...自由詩611-9-11
朝のsoraと太陽- beebee自由詩24+*11-9-11
空港のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-11
九月階段- 塔野夏子自由詩22*11-9-11
銀河の下で- 砂木自由詩13*11-9-11
月の夜、幻の空(未詩・独白)- プル式自由詩11*11-9-10
ピンクのハートマーク- はだいろ自由詩1511-9-10
僕はかなりちゃんと生きています- ジム・プ ...自由詩2*11-9-10
まんたもん- 乾 加津 ...自由詩9*11-9-10
頭の端っこ磨り減らして- つみき自由詩911-9-10
秋の夜はいつわりを許さない- 橘あまね自由詩1211-9-10
ぽとり- nonya自由詩15*11-9-10
視観察- 吉岡ペペ ...自由詩611-9-10
言葉- 梅昆布茶自由詩511-9-10
彼女らはいずれも澄み切った声をしていた- 吉田ぐん ...自由詩2611-9-10
かわかないからだ- はるな自由詩611-9-10
今日は空が泣いていたから- COCO自由詩611-9-10

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