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白骨の風車がくらりと回りきいと短く鳴く音を
追い吹く風の層を縫ってゆく錐揉み状の脊髄の
末端の熱っぽい鋭さから染み込んでくる甘苦い味の
粘付くまろやかな思考感触が忘れられない

蒼黒く鋼 ....
悲しみが止まらない夜
涙をおくる腺がどこかで
切れてしまったようで
泣こうとしても涙が出ない

悲しみだけが
ぶくぶくと腹の底から
湧いてきて
行き場をなくした涙が
身体の隙間を埋め ....
解けない知恵の輪

笑顔で育てた雨雲

陰影を這う蜥蜴

心電図と信号
今朝からの気温
変わらない気がする
私の今日をふとふりかえる

足跡があると
思いたいのも認めて
暮れる空みる

みな帰れよ
それぞれに帰れよ

祈りとかくのもおこがましく
指 ....
タコ焼きやさんは足ぱんぱん

寒い日、雨の日、足ぱんぱん

市役所さんから立ち退き命令

とおりすがりの常連さんたち

ゆるい反対してくれるけれど

タコ焼きやさんは足ぱんぱん
 ....
行方不明のオーパスは
タリーズコーヒーにもスターバックスにも寄ることなく
ファーストクラスで西へ向かう
上空には虹が

 虹という漢字はなぜ虫偏なのだろう
 空から魚やカエルが降るって
 ....
引き潮の方が
こわいんだよね

あの日
つぶやく君の瞳に
夕やみが射す

たとえば
雲が割れて
四次元の
強い力で

そんなふうに
君の心は
全霊の
海の総意だ

引 ....
ツイッターで
熱が出ました
暑気あたり
傍若の海

嗚呼
欲しいのはリアル
ことばでも
停電でもない

ぴったりと
隙間もないくらい
肌とはだ
重ねてたいよ

お叱りとか ....
  朝が降り
  からからと
  ブリキのバケツを揺らすと



  ふいに
  言葉がかなしくなって
  ぼくはきみの舌に
  しずかに鋏をいれた



  泣かな ....
今朝は寒かった
故郷の朝を思い出した

近づいては遠ざかる 除雪車の排気音 タイヤチェーンの音

サカモトさんと うちのとっちゃがやっている 雪かきの音
屋根からの小さな雪崩が サ ....
ぼくは きみの手に 導かれ
太陽に 触れる

太陽が輝いている まだ 何色でもない 
太陽が 沈む ぼくに 
巨大な 火 焔
太陽が 沈む ぼくに

太陽の 中の ぼくの 中で 太 ....
  .
数の世界はその抽象にこそあるのです
具体をいかに豊富に積み込んだ抽象
を構成するかが数を究める者の課題
ここに数とは宇宙を開示する抽象のすべてをいう
  .
それならば詩とは数なの ....
私のかいてるものは
ほんとうに詩だろうか
詩に見せかけたいいわけじゃないだろうか

あのひとが離れていったのも
そのせいじゃないだろうか

昨日地球はまるかったけど
それもほんとうなの ....
牙を剥き出しにして
笑う貴方を

私は恐怖としか
感じてはいない

歪んだアナタを
大切にしたい

穏やかに笑いたい
かなしい

そういったきり
うごかないきみ
ネジがきれたのだと
せんせいがいっていた
ゆるがないじぶん探して

ひとは旅にでる

そうだ、ひとは

だれもがじぶんの人生の

じぶんが主役なのだから


ゆるがないこと

じぶん以外にゆるがされてしまう

じ ....
動ける者に告ぐ
動いてくれる事を

批判する者に問う
今必要な事は何なのかと

この言葉が届けばいい
言ノ葉よ言霊よ
どうか私の気持を運んでおくれ
風にのって
丘の向こうへ

 ....
 ほら横なぐりの
 ぼたん雪のなかを
 回送バスがはしってゆく

 窓を曇らせ
 満員にひしめいた乗客の気配だけを乗せて
 がらんと無人の灯りを点して
 回送バスがはしってゆ ....
転がった寝床は宇宙の底で
手帳の残りページは一桁になった
時代を象る歌手が耳元で泣くのに
チョコレートを食べたあとの罪悪感は
どこにもいかない
銀河は君の傍にいて
僕は一人
多次元座標に ....
だれのものでもない
できた橋を
わたる
生き物には足があるようだ
二本あればわたれるようだ



いままでどおりなら
唄い酒場のような居場所があり
(どこか)わたってきたところ ....
嘆こう
いつか早朝のラジオで聴いたんだ
「前半しっかりと絶望すること。
 それが復活や飛躍への、ステップになるのです」
私たちの脳は生きるために
絶望と絶頂を繰り返す

友だちが教えてく ....
闇夜の日本から
急いで脱出するんだ
とにかく
一刻も早く
自分の国へと
横目で見ている
おいらはあくびの顔で
アホの愚かさと
デマの恐さを感じる
んー、どうぞさよなら
んー、とっと ....
 
 
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた


 ....
大きくなったら
なんでも食べるヒトになります
ヒトを守れるヒトになります

揺れる怪獣にも
流れる水にも
勝てる大きなヒトになります

ごめんね
間に合わなくって
だけどこれからも ....
ぼくをなんて呼ぶ
ぼくをなんて呼ぶ
かなしいと呼ぶ
うれしいと呼ぶ

ぼくを嫌いになってくれていいよ、なんて
ぜったいに言わない
思ってもないこと言うなんてダサい
大事なところでう ....
泥沼 
暗い泥の中 うずくまる 
わたくしの想いは 気泡になって
ゆっくりと のろのろと 浮き上がる
底のない 沼から ゆっくりと 浮上する
ドロドロの水圧に 耐えられるように 螺旋に
 ....
涙の筋 渇ききるまで隣に居て
赤いブランコ 後ろ向きの君
軋む金具を見やる
明日に僕等を描くのはもうやめよう
笑いあった毎日に寄り添わず
二人の距離 さめてゆくだけなら
引きとめはしないか ....
小さな傷には小さなばんそうこうを
大きな傷には大きなばんそうこうを
深い傷には情けないほど無力だけれど
ポケットに入れておいても邪魔にはならないはずさ
自分に使ってもいいさ
誰かにあげてもい ....
街が見えた
そんな気がした
今日も何も見えない
私は どこに 立っていたのだろう
時計の中で 確かめた
そこにあるのは 全てが幻
だけど 正しいものは いつも否定されてきた
テレビを ....
午後、
いきものの焼けるにおい、
かなしい出来事のように、
くつ紐がほどけ、
まちがいをただすように、
は、結ばれなかった、
海鳥なのか、
サイレンはあおく、
句点を打つように、
銃 ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
焔洋_/_****'04- 小野 一 ...自由詩5*11-3-22
戻り涙- 木屋 亞 ...自由詩1*11-3-22
イメージ- 自由詩3*11-3-21
夕暮れ- 朧月自由詩411-3-21
きみのメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-21
じぇっとえすけいぷ- 佐和自由詩211-3-21
引き潮- umineko自由詩3*11-3-21
肌みいろ- umineko自由詩3*11-3-21
- 草野春心自由詩4*11-3-21
北の町_/_****年不明- 小野 一 ...自由詩5*11-3-20
月と太陽と夜に_/_****'02- 小野 一 ...自由詩4*11-3-20
覚え書き- Giton自由詩3*11-3-20
にせもの- 朧月自由詩4*11-3-20
シュークリーム- 夜恋自由詩111-3-20
ねじしき- 國朗自由詩411-3-19
ゆるがないこと- 吉岡ペペ ...自由詩211-3-19
動ける者に告ぐ- 詩月自由詩1*11-3-19
それでも回送バスははしってゆく- 石川敬大自由詩16*11-3-19
眠れない夜の下で世界と僕は- 向 奨吾自由詩411-3-19
わたる- 乾 加津 ...自由詩10*11-3-19
嘆く背に桜前線の風が吹くように- たちばな ...自由詩19*11-3-19
闇夜の日本から- 花形新次自由詩1*11-3-19
Ou_est_ma_agneau- 雛鳥むく自由詩1311-3-19
負けないように- 朧月自由詩2*11-3-18
星のなまえ- ゆうと自由詩111-3-18
言二葉_/_****'04- 小野 一 ...自由詩5*11-3-18
お元気で- モリー自由詩4*11-3-18
- 茶釜自由詩4*11-3-18
毎日- 番田 自由詩211-3-18
- mugi自由詩6*11-3-18

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