すべてのおすすめ
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花咲爺さんの様に
空から幸せをバラまいていると
時々人の心が透けて見える
下心だの
偽善だの
何だの、かんだの

最近の神様は疲れ気味
雲 ....
ところで
我々は何をすべきなのか
なぜ図書館が涙を流しているのか
うまい奴はたくさんいたが
非の打ち所が頭には入ってこない。
などと奇妙な唇が呟く。

さては
眼前の靄を凝視する
な ....
公園よこのカーブした細い坂道

ぼくは一人で歩いていた

綿毛を取って喜んでいた

黒い音で鳥が啼いていた

光とは白だと教えていた

綿毛がぼくの友達だった

あなたと歩いた ....
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
ああ、あの秋の中にある春の園の公園の中に
俺をそっと一人にしておいてほしい

彼女たちを俺の周りで
永遠に遊ばせておいてほしい

彼女たちを絶対かつ
永遠に大人にしないでほしい

人 ....
{引用=祝婚歌2}

ラブを書く
2文字か4文字

ラブを飲む
ただの森永ラブ

ラブを食べる
痩せて肥える

ラブを着用に及ぶ
ブラの逆さま

ラブを歌う
他人が作った ....
海のなか
鉄の手は結びあい
夜を吹く森のそば
街に灯は無く
山は燃え



褪せた冬をゆく瞳
橋から橋へ雨は渡る
枝が照らす道を
海へ海へ下りる


嵐が野 ....
羽織ったパーカーでは少し寒い
不作法だった自販機も
夜を抜けて可愛らしい
ここは、灰色のまち
ありがとう

ありがとう

散らばったお米を一か所に集める

花弁をお米に見立てて菊という文字にはそんな意味がある

そして菊の花言葉は高潔、清浄、真の愛だ

散らばってしまった愛 ....
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた

これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。

君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ....
電気でできた僕らは

吐き気と目眩の海の中で

青白い体を横たえて

血を吐き

その血を夢に透かしてみては

奇麗だとうなずく

そして

波しぶきを散りばめた街の

 ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
 ....
やさしい光の数々は レントの風に乗って
流れていきます
どこへ向かうのか 知ることはできないけれど
きっと幸福があると推測するので
ぼくはこの身を任せて 光と一緒に
流れていこうと ....
敷き詰めた地雷
踏まないように爪先立ちで歩く君

だけども小指が当たってしまって
凄まじい音と共に
私の心に闇が迫る

“ごめん、ごめん”と焦る声
熱くなる目頭
笑いたいのに、笑 ....
高速の事故渋滞のせいで下道も混んでいた

何台かが裏道に抜けてゆくのに付いていった

そしたら知らないふとい道に出た

駅前のように店が沢山あってマンションが並んでいた

なんで今まで ....


抜けるような
青いうしろめたさを



ぽっかり浮かんだ
白い嘘でなぞって



可憐な
ピンクのあてどなさを



みずみずしい
緑のお節介が抱き ....
枯れてしまった微笑み
風も光もない瞳
その手を握ろう 暖めよう

何もなくても 側にいる
なにかあったら その肩に手を置くよ

君と私のいる場所の
次元すら異なってしまったとしても
 ....
昨夜から彼女の心臓の音が聞こえない。

もしかしたら、彼女の心臓は消えてしまったのかもしれない。
大きな爆発音の後から彼女のパルスは消えてしまっていた。

私は人間の腐った肉に喰らいついて、 ....
夕暮れに
帰りたいような
帰りたくないような

大人の顔で過ぎてゆく
あれはどこ行きの電車なのだろう

オレンジ色のバスの灯に
すいよせられて明日へ行く

斜めの頂点
十二時の山 ....
いま、立方体の中で手足を折り曲げている
きっちり蓋を閉めて 一分の隙もないように
それでもはみ出しまう「私」が漏れ出て
側面を綴りながら、ゆっくり滴っていく


シジン、と名乗っているうち ....
育てる
花を育てる

愛しい我が子を抱くように

育てる
花を育てる

我が子の明日を夢見るように




よく見かけるひと

花電車の通う線路脇で季節の花を育てるひと ....
午後の大きな顔が公道の真ん中を通ってずんずんこちらに迫ってくる。何の躊躇も無いその目の色は鳶色だ。逃げ出すことも無く同じ方向に歩きだす。その顔は側面から夕日を受け端正な顔が陰を作って歪み出した。夕日は .... ずいぶんと長く走ってきた
満月がようやく山の端にかかるのに
まだ夜が明ける気配はない

そういえば
後席でにぎやかだった
家族はどこへ行ったんだろう
愛しい顔がどうしても思い出せない
 ....
つき立てたスプーンは
さながら銀嶺

氷寒は、あまい
あまくて
ぬくい


だれかの失くした王冠と
つとめてしずかな
舌鼓


ありふれた脱ぎ捨て方で
癒しのすべが
 ....
血液という海に守られている

骨という外壁に守られている



わかっていながら、



あたしはその中で平気で紛争を起こします

それを片や、狂気沙汰に批判します
 ....
 
 
紙を飛行機にして
窓から飛ばす
しばらくして
砂漠に不時着する
近くでは
砂場と間違えて迷い込んだ男の子が
砂遊びをしている
こんなに集めたよ
振り返って
砂でいっぱいに ....
浄まってゆく

それに身を任せている

この十年となえていた名前が

さいきん出てこないんだ


きょうさ

なん時ごろ元気だったんだろう

だれとも喋らずに天井を見ているよ ....
{画像=111016151903.jpg}



迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ

途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ

 ....
二階から目薬ってホントに無理なのかしらね
その前に やった人がいるんだとしたら
そいつはかなりのバカ者なんじゃないかと思うわ
いや いい意味でだけどね

棚からぼたもちっていうけど
そんな ....
世界がゼリーだ
わたしはゼリーじゃない
世界がゼリーだ

さんさんなな拍子のリズムで
みんなそうやって生きているなら
それはゼリーだ

帽子を被れ
わたしを視線からかくせ
見えない ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸せの神様が- wako自由詩311-10-19
とどのつまり- ……とあ ...自由詩811-10-19
10月の少年- 吉岡ペペ ...自由詩511-10-19
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
患っている- 一 二自由詩4*11-10-19
無登録商標- salco自由詩6*11-10-19
黙礼- 木立 悟自由詩311-10-18
青年- さひ自由詩211-10-18
10月の花- 吉岡ペペ ...自由詩311-10-18
にちにち草- ペポパン ...自由詩8*11-10-18
白いクジラ- 空中分解自由詩3*11-10-18
陽だまり_2011- たま自由詩37*11-10-18
きみの名は- 橘あまね自由詩2111-10-18
お互い様なふたり- 三奈自由詩1311-10-17
知らないふとい道- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-17
陳腐- nonya自由詩24*11-10-17
白い歌- 凪 ちひ ...自由詩311-10-17
頭垂れるくらげ- 青いくら ...自由詩211-10-17
十二時の山- 朧月自由詩311-10-17
立方体- 渡 ひろ ...自由詩30+*11-10-17
育てるひと- 恋月 ぴ ...自由詩3011-10-17
顔_初級編- ……とあ ...自由詩6*11-10-17
通行止- 西天 龍自由詩211-10-17
モンブラン- 千波 一 ...自由詩7*11-10-16
机上での自己解剖- faik自由詩5*11-10-16
不時着- たもつ自由詩811-10-16
こんなものを失った- 吉岡ペペ ...自由詩511-10-16
迷子_/_寄り添ってきた想いへ- beebee自由詩20*11-10-16
Forget-me-not- 涙(ルイ ...自由詩211-10-16
ゼリーならなんだ- ブロッコ ...自由詩611-10-15

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