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僕たちは立っていた
路上に立ちつくして
いつ訪れるかわからない
僕たちをどこかに
連れていってくれるであろうものを
ひとすら待ちつづけていた
僕たちは整然と列を
乱さずに立っていた
僕 ....
不安は不安として
いつもそこにあった
薬箱の正露丸のように

悪い予兆
紫のカラスが一斉に笑う夢
永遠のレム睡眠

新しい出来事は
新しい傷のはじまり

賑やかなモーメントも
 ....
 
 
身体と言葉の境界に沿って
路面電車が夜を走る
ミルクをつなぐ、世界はまだ
つぶやきをやめない

みんな季節
みんな瞬間
みんな波、その動き
みんないつか
割れていきたい
 ....
グラウンド・ゼロに何が建つのか
私は知らない

おそらく
洒落たショッピングセンターと
御影石のモニュメント

原爆ドームを見上げると
青空が見える

ドームの小ささを
私たちは ....
しっかりとした流れ星は

これまでに三回見たことがある

一回目はランニングしていたときだ

白い光の線がカッと現れて消えた

二回目はあなたと窓辺に見たあれだ

あなたも見たのか ....
新幹線の車窓が

群青の夕景に支配されている

そこにはスーツ姿のぼくが

影のようだ

目線よりしたの建物たちが

ミニチュアのように見える

目線よりしたの建物を

勝 ....
私とあなたのこれからを
たとえるなら広い広い海であり
小さな舟であっても
きっと二人なら渡ってゆける

嵐に巻き込まれ
高波にあおられて
突然の海流に流されても
きっと私たちは離れずに ....
ほんとうの愛は

幸福な着地を

理屈ぬきに

切実に

一瞬のうちに

そう


きのうお尻が赤くて

全体的には白光りした黄色の

流星が夜の一角にあった

 ....
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自由 / フリー でいたい

色々なことに捕らわれていては見失ってしまう

ただ真っ直ぐ向いていたい

でも君は時折ぼくに向かって言う ....
 私の中には時折他人が入ってくる。私が食器を洗っていたとき、気がついたら私は田淵さんだった。田淵さんは私の部屋に勝手に入ってしまったことを申し訳なく思い、靴をはいて部屋の外に出たが、そのとき田淵さんは .... 明日晴れたら

真顔 ダル顏 眠顏

いつも通り

あれよあれよ

一日が終わって

明日は終わってしまう

明日が終われば

また次に期待しよう

そうするうちに
 ....
虫が好きだと、少年のままいられる

手塚治虫の言葉だ

虫にいろんな一字を当て嵌めてみる









まだまだ当て嵌めてみる






 ....
まず
音が出てゆき
次に
色が出ていった

そして
文字が去り
時間が去った

残った
ささやかな温度を
抱きしめて
抱きしめて
眠る

飢えも
渇きも
なかった ....
ある高名な批評家が
まだ若い頃
恩師に言われた

君が君自身のことを思うほど
他人は君のことを
思ってはくれないよ

当り前のようだけれど
これほど人性を的確に
表した言葉があるだ ....
一枚の紙切れほどの価値もない
小さな詩に ありがとうという言葉を
付け加える
小さな詩よ ありがとう
そうすると 小さな詩は少し大きく見えるものだ
小さな詩よ ありがとう
そうすると 小さ ....
目に鮮やかな色たちの
間に間に空のかけらが見えて
深まる秋を吸い込めば
他の誰でもない僕がひとり


ああ こんな燃えるような色をして
今年もまた 瞳の奥に小さな手形を残していくのか
 ....
新横浜で降りたほうが別宅に近い

そう言えばまだ一度しか泊まっていない

辺りはたしか家ばかりだった

今夜すこし散歩でもしてみようか

行きつけの銭湯が見つかるかも知れない

行 ....
この道の終わりは何処にあるのだろう

子供達が手を降って遠ざかってゆくけれど

老いた道化師には風が吹きぬけるだけ


サーカスのテントは既に無く平原には担たんと陽射しが映える


 ....
とけてまっすぐチョコレート

重力まんまのチョコレート

匂いもひかりのことなんです

地球のうらがわ往復します

とけてせつないチョコレート


口をよごしてみたけれど

 ....
バックパックしてた頃の話だ

小屋みたいなバス停だった

そのバス停にはとうとうバスが来なかった

あたりは畑で夜は誰もいなくなった

月明かりで視界は良好だった

平安時代ってこ ....
  まるでこの世の始まりから
  僕を待っていたように
  茶色い床に君の
  十二枚の写真が散らばっている
  秋の風が窓の外で
  穏やかにはためく午後
  僕はグラスに冷たい ....
そばに聞きたくなるだけで

勝手に仕打ちを勘ぐったり

心にもあることで憎みだす

それが嫌でケイタイを開く


きみの写真を見つめる

ぜんぶ思い出している

自分で切なご ....
今年も庭の柿がたくさん採れたから
喜ぶ顔思い浮かべて
孫のところに送ろうと思うの
若い頃のあなたは
荷造りが上手だったわね
どんな大きな荷物でも
まるで手品のように紐をかけた
でも、今は ....
こんなにも焦がれた
秋の黄や茜や擦れた緑は
「それらに不必要な色なんだ」と
中学の頃 化学の教師が親切そうな顔で言っていたのを何故だか思い出していた

あんなにも愛でていた色は
命の光彩で ....
猫を撫でたあとで
優しさは書かない

返信を待ち焦がれても
淋しさは書かない

軍鶏鍋を食ったからといって
美味しさは書かない

マニュアルをなぞったつもりで
愚かしさは書かな ....
残されたものは 揺すられて
うわついた笑いが みすぼらしい
陰リの横に陽を積むように
水面をくぐって 
目を開いてみたけれど

うつむく頼りなげな草見上げて のばす
わずかに出た指に重な ....
隣でだれかが死んでも

予定通りに旅は続いてゆく

人生は旅なのだ

人生はやはり旅なのか

悲しみに傷ついていいのは

たぶん旅びとの俺だけさ


あの時あなたのなかに入っ ....
気持ちいっぱいあるよ

ぜんぶ愛しい気持ちだよ

そうなりたかった気持ちだよ

そうなりたかった気持ちなんだよ


みんななんかのものまねしてる

気持ちかなんかもものまねしてる ....
旗を介して
風を視る

枝葉を介して
風を聴く

人の心を視るならば
何を介せば良いのだろう

人の心を聴くならば
何を介せば良いのだろう


船を介して
海を描く ....
ペットボトルで汽笛を

「ボォーボォーボボッ」と

鳴らして街を走る

電信柱は少しずつ地中に沈んでいき

麒麟の首がにょきにょき生えてくる

色とりどりの紙飛行機が

空から ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
壁画- 岡部淳太 ...自由詩1511-11-27
ブルーザーブロディ_カムズ_アライヴ- 花形新次自由詩2*11-11-27
罫線- たもつ自由詩911-11-27
グラウンド・ゼロ- umineko自由詩17*11-11-27
三回目の流れ星- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-11-27
群青の夕景- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-11-27
蜃気楼の魚- 三条麗菜自由詩6*11-11-27
ほんとうの愛- 吉岡ペペ ...自由詩1+11-11-26
不埒な野心家でいたい- beebee自由詩23*11-11-26
他人- 葉leaf自由詩6+*11-11-26
明日のオマージュ- 短角牛自由詩211-11-26
虫が好きだと- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-11-26
ふるえて- はるな自由詩411-11-25
酔っぱらって何が悪いんだ、金曜日だろ- 花形新次自由詩5*11-11-25
小さな詩に_ありがとう。- 吉澤 未 ...自由詩311-11-25
もみじ- 八布自由詩311-11-25
今夜の散歩- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-11-25
道化師- 梅昆布茶自由詩211-11-25
チョコレート- 吉岡ペペ ...自由詩411-11-25
エジプトの木- 吉岡ペペ ...自由詩411-11-25
レンズ- 草野春心自由詩21*11-11-24
心にもあること- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-24
柿の木のある家- 西天 龍自由詩411-11-24
理想は崩れ去る運命- 徘徊メガ ...自由詩4*11-11-23
嘘っぱち- nonya自由詩25*11-11-23
- 砂木自由詩9*11-11-23
旅をするひと- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-23
気持ち- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-23
心仲人- 千波 一 ...自由詩3*11-11-22
深夜の徘徊ポランスキー- 灰泥軽茶自由詩511-11-22

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